この本を読み、まず頭に浮かんだ言葉は
マイクロソフト社のビル・ゲイツが言った
「泳げないものは溺れろ(Swim or Sink )」
というフレーズ。
この言葉をはじめて聴いたとき衝撃を受け
社内で共有しようと、ある会合で話したところ
ドン引きされた思い出がある。
浪花節的な風潮を好む日本の企業人にとっては
受け入れ難かったのであろう。
本書は、そんな「浪花節サラリーマン」や
「スーパーポジティブ能天気企業人」に対する
明快なアンチテーゼである。
8000m級の山に無酸素登頂をすることは
我々の想像を遥かに凌駕する厳しさである。
厳しい世界を生き残って来た者の言う
甘えを許さぬ論調は非常に説得力がある。
そもそも、この本は
「一歩を越える勇気」を購入したとき
たまたま、Amazonで本書の評価が好評だったため
ついでに読み始めただけであった。
両方とも、似たような経験をつんだアルピニストが書いた本なので
似たり寄ったりの内容じゃないかと思っていたのだが・・・
本書は、かなりストイックな感じだ。
我々ビジネスマンにとっては
ハードな考え方をズバリと提示している本書のほうが
より得る物は大きいと感じます。
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生き残る技術 無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意 (講談社+α新書) 新書 – 2009/12/22
小西 浩文
(著)
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購入オプションとあわせ買い
最初は、一介の登山家である私に、そうした・ビジネス戦士・のみなさんを満足させられるような「答え」を示すことができるだろうかと不安だったが、講演を通じてさまざまな人と出会って話をするうち、みなさんが悩み苦しんでいる問題は、私が八〇〇〇メートル峰の無酸素登頂を通じて乗り越えようとしている「困難」と、本質的に非常に似ているということに気付いた。昨年あたりから、「百年に一度の大不況」と呼ばれて、日本人の誰もが厳しい現実と戦っている。その一方で、苦しい現実に絶望し、残念ながら自らの手で命を絶ってしまう人も増えている。(略)幾度となく、「死の地帯」に足を踏み入れて生還した自分の経験が、こうした世の中でお役に立つことはないのか―― (「はじめに」より)
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/12/22
- 寸法12.2 x 1.2 x 18.3 cm
- ISBN-104062726297
- ISBN-13978-4062726290
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商品の説明
著者について
小西 浩文
こにし・ひろふみ―1962年、石川県に生まれる。登山家。15歳で登山を始め、1982年、20歳で中国の8000メートル峰・シシャパンマに無酸素登頂。1997年には日本人最多となる「8000メートル峰6座無酸素登頂」を記録。現在、世界8000メートル峰全14座無酸素登頂を目指して活動中。映画『植村直己物語』に出演、映画『ミッドナイトイーグル』では山岳アドバイザーを務める。
こにし・ひろふみ―1962年、石川県に生まれる。登山家。15歳で登山を始め、1982年、20歳で中国の8000メートル峰・シシャパンマに無酸素登頂。1997年には日本人最多となる「8000メートル峰6座無酸素登頂」を記録。現在、世界8000メートル峰全14座無酸素登頂を目指して活動中。映画『植村直己物語』に出演、映画『ミッドナイトイーグル』では山岳アドバイザーを務める。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/12/22)
- 発売日 : 2009/12/22
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4062726297
- ISBN-13 : 978-4062726290
- 寸法 : 12.2 x 1.2 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 302,922位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 379位講談社+α新書
- - 2,427位哲学 (本)
- - 3,747位その他の思想・社会の本
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は、日本人最多となる「8000メートル峰6座無酸素登頂」を記録した登山家の小西浩文さん。登山とビジネスは同じで、生き残るためには心の持ち方が大切だと説く。
石川さんはその経験から、「人間は困難がないと成長できない」(16ページ)という。そして、「自らの成長のため、限界を超えようと決意したら、自分の『欲』を肯定して原動力にすべき」(21ページ)と説く。このとき、「限界を超えるためには、夢に『執着』するのではなく、夢に『集中』すべき」(22ページ)ともいう。執着と集中の違いについては、本書を読み進めていくと理解できるようになる。
また、「山において『もう無理だ』などとさっさと諦めてしまえば、間違いなく死んでしまう。同じように、実社会でも変わらない」(39ページ)。これはよく言われることだ。石川さんは「ここで重要なのは『無理』と『無謀』の見極め。『できない無理』を避けて、『できる無理』に力を注ぐという判断力」(45ページ)とコメントする。そして、「心のすき」を作らないようにする方法を説明してくれる。
次に「限界を超える組織」作りの説明になる。限界を超える組織とは、たとえば特殊部隊のように「同じ目的と覚悟を持った組織」(104ページ)と定義する。こうした組織を作るには「人選がすべて」(112ページ)と述べる。
シビアなことだが、こうした組織には能力のあるものを採用し、ランク付けを行い、場合によっては切り捨てることも必要だという。ビジネスで言えば何らかのプロジェクトチームに相当しよう。OJTではないのだから当然のことかもしれない。
こうしたチームを率いるリーダーになるには、「常日頃からどんなことにでも『本気』で取り組むように心がける」(173ページ)必要があるという。そして、「絶対にやってはいけないのが『手を抜く』習慣をつけるということだ」(174ページ)という。
だがしかし、石川さんも「企業戦士」(106ページ)という言葉を使っているように、本書に書かれていることを常に実行できるのは「5パーセント」(157ページ)のビジネスマンだけだと思う。とてもではないが、手を抜く習慣がついている私にはできない(苦笑)。また、仲間を切り捨てて進んでいけるような冷徹さも持ち合わせていない。
こんな私は、人生の大部分は欲をかくこと無く生活すべきだろう。ただ、人生の5%くらいは、本書に書かれている本気モードで仕事をしてみた方がいいのかもしれないと感じた次第である。
石川さんはその経験から、「人間は困難がないと成長できない」(16ページ)という。そして、「自らの成長のため、限界を超えようと決意したら、自分の『欲』を肯定して原動力にすべき」(21ページ)と説く。このとき、「限界を超えるためには、夢に『執着』するのではなく、夢に『集中』すべき」(22ページ)ともいう。執着と集中の違いについては、本書を読み進めていくと理解できるようになる。
また、「山において『もう無理だ』などとさっさと諦めてしまえば、間違いなく死んでしまう。同じように、実社会でも変わらない」(39ページ)。これはよく言われることだ。石川さんは「ここで重要なのは『無理』と『無謀』の見極め。『できない無理』を避けて、『できる無理』に力を注ぐという判断力」(45ページ)とコメントする。そして、「心のすき」を作らないようにする方法を説明してくれる。
次に「限界を超える組織」作りの説明になる。限界を超える組織とは、たとえば特殊部隊のように「同じ目的と覚悟を持った組織」(104ページ)と定義する。こうした組織を作るには「人選がすべて」(112ページ)と述べる。
シビアなことだが、こうした組織には能力のあるものを採用し、ランク付けを行い、場合によっては切り捨てることも必要だという。ビジネスで言えば何らかのプロジェクトチームに相当しよう。OJTではないのだから当然のことかもしれない。
こうしたチームを率いるリーダーになるには、「常日頃からどんなことにでも『本気』で取り組むように心がける」(173ページ)必要があるという。そして、「絶対にやってはいけないのが『手を抜く』習慣をつけるということだ」(174ページ)という。
だがしかし、石川さんも「企業戦士」(106ページ)という言葉を使っているように、本書に書かれていることを常に実行できるのは「5パーセント」(157ページ)のビジネスマンだけだと思う。とてもではないが、手を抜く習慣がついている私にはできない(苦笑)。また、仲間を切り捨てて進んでいけるような冷徹さも持ち合わせていない。
こんな私は、人生の大部分は欲をかくこと無く生活すべきだろう。ただ、人生の5%くらいは、本書に書かれている本気モードで仕事をしてみた方がいいのかもしれないと感じた次第である。
2010年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どこでも開いて数ページ読めば、一気に引きこまれてしまうだろう。
息をもつかせぬ壮絶な世界最高峰での経験と、ビジネスや恋愛への比喩を絶妙に織りなして、
「心の限界を超えるにはどうしたらいいか」
「困難な状況を生き抜くにはどうしたらよいか?」
「そもそもなぜ、困難や限界に向かっていく必要があるのか?」
をわかりやすく解説している。
けっして登山の本ではなく、人生の山を越える本、人生を生き抜くための本、と言っていい。
やる気が持てない人、
やる気はあるけど、どうしていいかわからない人、
今、がんばっている人、
壁にぶち当たって、くじけそうな人、
今、自分の人生を生きているすべての人に、一押しの一冊。
息をもつかせぬ壮絶な世界最高峰での経験と、ビジネスや恋愛への比喩を絶妙に織りなして、
「心の限界を超えるにはどうしたらいいか」
「困難な状況を生き抜くにはどうしたらよいか?」
「そもそもなぜ、困難や限界に向かっていく必要があるのか?」
をわかりやすく解説している。
けっして登山の本ではなく、人生の山を越える本、人生を生き抜くための本、と言っていい。
やる気が持てない人、
やる気はあるけど、どうしていいかわからない人、
今、がんばっている人、
壁にぶち当たって、くじけそうな人、
今、自分の人生を生きているすべての人に、一押しの一冊。
2016年2月3日に日本でレビュー済み
★自分の目標をどこに置くのか?
起業しようとしている、もしくはビジネス
で成功したいと思っているあなたへ。
目標をどこに置いているのだろうか?
トップを目指す、ナンバーワンになる
様々な思いを浮かべていると思うが、
果たしてそれでいいのか。
著者の登山の際の目標は、山頂までいく
のはもちろんのこと、無事に下山して
戻ってくるところまでにしているようだ。
普通だったら、頂上まで登れれば
いいのではないかと考えがちだが、
実は降りるときに落とし穴があるとの
こと。
山では一瞬の気の緩みがたちまち事故に
つながるようで、ビジネスでも同じことが
いえるのではないかと思う。
つまり、一つの山を超えたらさらに
次のことを見据えながらビジネスをして
いかないといけないと、たちまち
トラブルに見舞われる。
絶えず進歩していかないといけないと
この本から学ぶことができた。
★捨てる勇気も必要
登山というのは絶えず自分との闘い。
仲間という存在はありがたいところも
あるが、困難な場合は捨てる勇気も
必要。
自分が下した結論は、自分で守るしか
ない。
相手が輪を乱すのであれば、私情を
挟まず捨てないといけない。
これもビジネスには必要なこと。
ビジネスはシビアな世界。
仲間内で始めても、なあなあでいくと
あとで亀裂が生じてしまう。
シビアにやっていかないと事業に失敗
することもある。
反省をすることも大事であると
書かれているが、成長していくために
様々な経験を積む必要がある。
捨てる勇気というのも大事なのかと
感じた
★まとめ
私がこの本を読んで率直に感じたのは、
起業と登山って似ているということ。
自分との闘いの中で、どう決断するのか、
その一瞬の決断が生死を分ける。
そのためにも日々の積み重ね、鍛錬は
非常に大事なものだと感じた。
仲間を失う悲しみ、登頂できなかった
苦しい時、そして無事頂上までたどり着き
帰宅出来た時の喜び。
登山の喜怒哀楽がそのまま起業にも
ピッタリ一致するところにこの本の
面白さはあった。
読み物としても面白かったが
自分のやっているビジネスに当てはめると
さらにおもしろく読むことができた。
これから起業される方にはぜひこの本を
読んでいただきたい。
起業しようとしている、もしくはビジネス
で成功したいと思っているあなたへ。
目標をどこに置いているのだろうか?
トップを目指す、ナンバーワンになる
様々な思いを浮かべていると思うが、
果たしてそれでいいのか。
著者の登山の際の目標は、山頂までいく
のはもちろんのこと、無事に下山して
戻ってくるところまでにしているようだ。
普通だったら、頂上まで登れれば
いいのではないかと考えがちだが、
実は降りるときに落とし穴があるとの
こと。
山では一瞬の気の緩みがたちまち事故に
つながるようで、ビジネスでも同じことが
いえるのではないかと思う。
つまり、一つの山を超えたらさらに
次のことを見据えながらビジネスをして
いかないといけないと、たちまち
トラブルに見舞われる。
絶えず進歩していかないといけないと
この本から学ぶことができた。
★捨てる勇気も必要
登山というのは絶えず自分との闘い。
仲間という存在はありがたいところも
あるが、困難な場合は捨てる勇気も
必要。
自分が下した結論は、自分で守るしか
ない。
相手が輪を乱すのであれば、私情を
挟まず捨てないといけない。
これもビジネスには必要なこと。
ビジネスはシビアな世界。
仲間内で始めても、なあなあでいくと
あとで亀裂が生じてしまう。
シビアにやっていかないと事業に失敗
することもある。
反省をすることも大事であると
書かれているが、成長していくために
様々な経験を積む必要がある。
捨てる勇気というのも大事なのかと
感じた
★まとめ
私がこの本を読んで率直に感じたのは、
起業と登山って似ているということ。
自分との闘いの中で、どう決断するのか、
その一瞬の決断が生死を分ける。
そのためにも日々の積み重ね、鍛錬は
非常に大事なものだと感じた。
仲間を失う悲しみ、登頂できなかった
苦しい時、そして無事頂上までたどり着き
帰宅出来た時の喜び。
登山の喜怒哀楽がそのまま起業にも
ピッタリ一致するところにこの本の
面白さはあった。
読み物としても面白かったが
自分のやっているビジネスに当てはめると
さらにおもしろく読むことができた。
これから起業される方にはぜひこの本を
読んでいただきたい。
2010年12月12日に日本でレビュー済み
登頂の限界に挑む、小西氏の哲学が語られている。
登頂という分野が普段の生活から程遠く感じるのだが、
登頂することによって起こる出来事、人間ドラマが非常に実社会の出来事とリンクしている。
常に限界を求めて行動している人の言動や行動はすぐに分かる。
逆に自分自身の限界を決めつけ、行動しない理由を探している人もすぐに分かる。
経験をフルに活かし、さらに高みを目指す人。
経験によって防衛本能が働き、行動を躊躇する人。
経験することによって新たな見識が手に入るのだが、
その見識を生かすかどうかは本人の気持ちによって大きく変わる。
いずれにせよ、消極的な気持ちで行動している人は生産性のある結果をほとんど残さない。
さらにこのような人とチームワークを組むことはどの世界でも危険極まりない。
そう考えると、組織においても登頂においても、人選というのは非常に重要である。
自分自身の命綱を預けることができる仲間こそが本当の仲間であり、戦友である。
最後に、本書を読むことによって改めて心が引き締まった。
日頃から限界を超えるための準備をしているからこそ挑戦できる。
日頃から準備をしていない人間の挑戦はいずれ無謀であり、
登頂の世界では命を落としかねない。
実社会では、どのような後悔が待っているのか考えたうえで
日頃からとレーニングをしていくべきではないだろうか!
登頂という分野が普段の生活から程遠く感じるのだが、
登頂することによって起こる出来事、人間ドラマが非常に実社会の出来事とリンクしている。
常に限界を求めて行動している人の言動や行動はすぐに分かる。
逆に自分自身の限界を決めつけ、行動しない理由を探している人もすぐに分かる。
経験をフルに活かし、さらに高みを目指す人。
経験によって防衛本能が働き、行動を躊躇する人。
経験することによって新たな見識が手に入るのだが、
その見識を生かすかどうかは本人の気持ちによって大きく変わる。
いずれにせよ、消極的な気持ちで行動している人は生産性のある結果をほとんど残さない。
さらにこのような人とチームワークを組むことはどの世界でも危険極まりない。
そう考えると、組織においても登頂においても、人選というのは非常に重要である。
自分自身の命綱を預けることができる仲間こそが本当の仲間であり、戦友である。
最後に、本書を読むことによって改めて心が引き締まった。
日頃から限界を超えるための準備をしているからこそ挑戦できる。
日頃から準備をしていない人間の挑戦はいずれ無謀であり、
登頂の世界では命を落としかねない。
実社会では、どのような後悔が待っているのか考えたうえで
日頃からとレーニングをしていくべきではないだろうか!
2010年11月12日に日本でレビュー済み
たまたま友達が貸してくれて、引き寄せられるように
一気に読んでしまった本。(こんな人がいるというのも
全く知りませんでした。)
心の管理方法について、心理学や自己啓発などとは
一見全くかけ離れた登山家がアドバイスをくれます。
(一流の)スポーツ選手などの特殊な人向けではなく、
どちらかと言えば組織や会社で働く人、一般向け。
例え中学生が読んだとしても、自分のお尻に火がつく
ような感覚を覚えるかもしれません。
それほど、刺激的であり、色々と参考になります。
自分の限界をこえるためには?
心を鍛えるためには?
確かに少し極論といわれるかもしれませんが…
「挑戦」という言葉が、自分の中のどこかに
引っかかっているような人には、自己啓発やコーチング
ばかりではなく、究極まで現実と対峙してきた人が
語ることに一度耳を傾けてみるのも悪くないはず。
読みやすく、面白く、刺激的で、おすすめ。
一気に読んでしまった本。(こんな人がいるというのも
全く知りませんでした。)
心の管理方法について、心理学や自己啓発などとは
一見全くかけ離れた登山家がアドバイスをくれます。
(一流の)スポーツ選手などの特殊な人向けではなく、
どちらかと言えば組織や会社で働く人、一般向け。
例え中学生が読んだとしても、自分のお尻に火がつく
ような感覚を覚えるかもしれません。
それほど、刺激的であり、色々と参考になります。
自分の限界をこえるためには?
心を鍛えるためには?
確かに少し極論といわれるかもしれませんが…
「挑戦」という言葉が、自分の中のどこかに
引っかかっているような人には、自己啓発やコーチング
ばかりではなく、究極まで現実と対峙してきた人が
語ることに一度耳を傾けてみるのも悪くないはず。
読みやすく、面白く、刺激的で、おすすめ。