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理論劇画 マルクス資本論 単行本 – 2009/4/1
- ISBN-104780302579
- ISBN-13978-4780302578
- 出版社かもがわ出版
- 発売日2009/4/1
- 言語日本語
- 本の長さ191ページ
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登録情報
- 出版社 : かもがわ出版 (2009/4/1)
- 発売日 : 2009/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 191ページ
- ISBN-10 : 4780302579
- ISBN-13 : 978-4780302578
- Amazon 売れ筋ランキング: - 725,001位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
1957年北海道札幌市生まれ。立命館大学産業社会学部中退、同2部経済学部卒、京都大学大学院経済学研究科後期博士課程修了。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。マルクスの経済・社会理論を背景に、経済、政治、ジェンダー、歴史「慰安婦」、原発・エネルギー問題などを論ずる。憲法が輝く兵庫県政をつくる会代表幹事、全国革新懇代表世話人など各種市民運動にも積極的に参加。ゼミ生等と毎年「慰安婦」被害者がくらす韓国「ナヌムの家」を訪れ、最近では原発被災地ふくしまにも(ゼミでの出版物は「石川康宏ゼミナール」のページに)。ブログは「はげしく学び はげしく遊ぶ(石川研究室)http://walumono.typepad.jp/」。著書に『橋下「維新の会」がやりたいこと』(新日本出版社)、『マルクスのかじり方』(新日本出版社)、『若者よ、マルクスを読もう』(内田樹氏との共著、かもがわ出版)、『憲法が輝く兵庫県政へ 2009年兵庫県知事選挙の記録』(日本機関紙出版センター)、『輝いてはたらきたいアナタへ』(ゼミ編著、冬弓舎)、『女子大生と学ぼう「慰安婦」問題』(ゼミ編著、日本機関紙出版センター)、『覇権なき世界を求めて』(新日本出版社)、『現代を探究する経済学』(新日本出版社)などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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今後はもう少し詳しい本で知識を深めていくつもりです。
「途方もない-というのは、きっとこういう作業をいうのだ。「資本論」を、今ここに劇画しょうなどとは・・・。」その後の言葉も謙虚であり、後輩への期待はおおきい。
そのご、この本ができた。構成したのは紙屋高雪さん。そして、今ここに私たちの前にある。
うらやましく思う。
私たちの少年、青年時代にはかような書はなかった。
「理論劇画」という新しいジャンルを原作者はつくったのだ。
マルクスがこんなにも身近に感じられる本ははじめてだ。
マルクスがいつも登場しはなしかけてくれるのだ。資本主義社会の根本理論を。
そして、彼の家族のこと、エンゲルスとの友情。そして、貧困の果て64歳で死去した彼のこと。
劇画がここまで踏み込み私たちに資本の根本理論と社会の見方をおしえてくれるとは。
感動。ここから出発する人たちはしあわせである。
我らの青年時代は、原書からはじめていたのであり、学習会をもっていたのだ。
原作者のあとがきには我らへの期待が率直に書かれている。
「―せめて貴兄だけは、そこから更に一歩を踏み出され。混沌たる現代文学の空に、大きく飛翔(ひしょう)されんことを切に祈るのみである。では、読者諸兄の明日の健康と、ガラス細工の如き精神の砦の堅持を願って乾杯!!」
それにしてもすごい書が1982年には完成していたのだ。再構成され出版されたこの書に出会う諸氏の幸せをおもう。
さぁ、出発しよう。現代の社会の秘密を解き明かし、それから解放される道を!
この本は(というか半分以上マンガ)「資本論」についてさわりの部分だけわかりやすく解説してくれてます。2時間で読み終わりました。この本から得たことは、現代の派遣切りやワーキングプアなどの深刻な社会問題を考えるときに「資本論」はとても役に立ちそうだということです。しかしいかんせん内容が薄いので、得られる知識自体はたいしたことありません。
ただ、この本の中で「特に第1部8章だけでも読む価値がある。いきなりここを読んでもよい」と書いてあったので実際に読んでみました。「労働日」という章なのですが、主に産業革命後のイギリスの様々な職種においていかに労働者が悲惨な酷使をされてきたか、そして8時間労働を勝ち取るまでの資本との闘いが書かれています。特に子供(6歳から!)の労働条件の悲惨さには驚きました。マルクスが7章までで定義してきた多くの経済用語がほとんど出てきませんし、確かにここだけ読んでも全く問題ありません。岩波文庫で第2巻に収められています。
「資本論」自体には挑戦できなくても、せめてこの本程度の知識は今の若者全員が持っていてもいいんじゃないでしょうか?別にこの本を読んだからといって社会主義思想になるわけでもなんでもありません(笑) でも19世紀から20世紀前半にかけての悲惨な労働実態と今の日本の雇用情勢・・・すごく似ている気がしますので、これからこのような思想がまた台頭してきても全く不思議ではないと思いますよ。