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金融の本領 単行本 – 2012/6/27
澤上篤人
(著)
41年の金融人生から導き出された「金融の本質」とは。投資に最も必要なイマジネーションと合理性をいかにして会得したのか。庶民派金融の第一人者による痛快無比な金融論。
- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社中央経済社
- 発売日2012/6/27
- ISBN-104502698105
- ISBN-13978-4502698101
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商品の説明
著者について
スイスキャピタルインターナショナルを経てピクテジャパン代表を務め、99年にさわかみ投信を設立。純資産2,400億、顧客は11万人を超える。日本の長期運用のパイオニア。著書に『やっぱり! インフレがやって来る』(明日香出版)『5年後の日本をいま買う長期投資』(産経新聞)『長期投資で日本は蘇る』(PHP)等多数。
登録情報
- 出版社 : 中央経済社 (2012/6/27)
- 発売日 : 2012/6/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 207ページ
- ISBN-10 : 4502698105
- ISBN-13 : 978-4502698101
- Amazon 売れ筋ランキング: - 536,416位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,229位一般・投資読み物 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
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13グローバルレーティング
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イメージ付きのレビュー

5 星
エピソードを楽しみながら金融の現代史がわかる
澤上氏の名前と顔くらいは知っていたが、こんなに華麗な経歴を持つ方だったとは。松下電器から飛び込みでスイスの投資運用会社に入り、山一證券、プライベート・バンキングの日本代表を経てさわかみファンドを立ち上げる。語学はラジオ講座でマスターしたというから驚き。いわゆる、今求められているグローバル人材の走りみたいな人なんですね。それにしても、41年もの間金融業界を見てきた男の言葉には説得力がある。「お金をまわす」ということを、個人としても考えてみるべきなのだろうと思った。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
澤上さんは投資の世界で日本を代表する有名人で、その主張は「投資をするなら長期投資に限る」という一点張りです。長期投資といっても最初にどんと買って何年も置いておくのではなく、定額を長期にわたって買い増すという積立てこそ投資の王道だという立場です。なぜなら一本調子に相場が上昇し続けるという理論上でしかありえない状況を除けばそれが最も手堅く投資効果を得る方法だから、というものです。
この主張は私も経験的に同感なのですが、澤上さんはそれをやって成功したという程度のことで実践していたのではなく、信じられないような量の研究と(実践というより)実戦で理論も経験も身に付けた上での主張だったのだと初めて知りました。
澤上さんのポリシーを知らないで読むと、「長期投資教」の教祖か?と思うほどの愚直な主張は少しくどく感じるかもしれません。澤上さんの名前は知っているけれど経歴は知らないという人の方が驚きは大きいと思います。
しかし投信会社を立ち上げるにあたり、大蔵省や同業者からの度重なるいやがらせまがいの仕打ちに敢然と立ち向かう姿は読み物としても楽しめると思います。『海賊とよばれた男』で描かれた出光興産の社長の姿と通じるものを感じました。難しい用語が出てくることもなく、楽しい居酒屋談義のように読める一冊です。
この主張は私も経験的に同感なのですが、澤上さんはそれをやって成功したという程度のことで実践していたのではなく、信じられないような量の研究と(実践というより)実戦で理論も経験も身に付けた上での主張だったのだと初めて知りました。
澤上さんのポリシーを知らないで読むと、「長期投資教」の教祖か?と思うほどの愚直な主張は少しくどく感じるかもしれません。澤上さんの名前は知っているけれど経歴は知らないという人の方が驚きは大きいと思います。
しかし投信会社を立ち上げるにあたり、大蔵省や同業者からの度重なるいやがらせまがいの仕打ちに敢然と立ち向かう姿は読み物としても楽しめると思います。『海賊とよばれた男』で描かれた出光興産の社長の姿と通じるものを感じました。難しい用語が出てくることもなく、楽しい居酒屋談義のように読める一冊です。
2013年9月9日に日本でレビュー済み
沢山の本を出している著者なので、特に長期投信の重要性を語る後半あたりは他の本と被りがでているように思う点で、星は一つ削った。
ただ、若き日の金融業界デビューの話、旧大蔵省や日系金融機関のボンクラ振りの被害にあう起業直後の話など、前半は面白かった。また、インデックス投信は株価が全体的に上昇する時代のみに有効な荒っぽい投資の仕方だと批判しているのも、一般的な投資本の「常識」に反していて興味深い。
さて、ここで問題です。本書で著者が褒めちぎっている居酒屋チェーンというのは一体どちらでしょう。
ただ、若き日の金融業界デビューの話、旧大蔵省や日系金融機関のボンクラ振りの被害にあう起業直後の話など、前半は面白かった。また、インデックス投信は株価が全体的に上昇する時代のみに有効な荒っぽい投資の仕方だと批判しているのも、一般的な投資本の「常識」に反していて興味深い。
さて、ここで問題です。本書で著者が褒めちぎっている居酒屋チェーンというのは一体どちらでしょう。
2016年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さわかみファンドの経営理念と長期投資の考え方について述べてあり、投資のあり方について非常に有用でした。
2016年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
澤上会長の半生が描かれているのがとても興味深いです。本物の投資に触れるにはよい作品だと思います。
2012年7月9日に日本でレビュー済み
「日本のウォーレン・バフェット」の異名をとる、
さわかみファンド総帥による、力のこもった一冊。
やたら高給を取るウォール街の金融マンに対する批判も、
情理をかねそなえていて、溜飲が下がる思い。
だが、本書の読みどころは、何と言っても第一章の
自叙伝インタビューだろう。
どん底の貧乏暮らしから、刻苦精励、世界的なキャリアと
視座をもつファンドマネージャーへと駆け上がった澤上さんの
とんでもない人間力と「根っこのやさしさ」を垣間見ることができる。
独立系ファンドのパイオニアとして、
大蔵省や銀行や税務署からガンガン叩かれる
エピソードも、読みごたえ充分。
類まれなひとりの金融マンによる、一種の人生論としても読める。
たいへん感銘深い一冊である。
さわかみファンド総帥による、力のこもった一冊。
やたら高給を取るウォール街の金融マンに対する批判も、
情理をかねそなえていて、溜飲が下がる思い。
だが、本書の読みどころは、何と言っても第一章の
自叙伝インタビューだろう。
どん底の貧乏暮らしから、刻苦精励、世界的なキャリアと
視座をもつファンドマネージャーへと駆け上がった澤上さんの
とんでもない人間力と「根っこのやさしさ」を垣間見ることができる。
独立系ファンドのパイオニアとして、
大蔵省や銀行や税務署からガンガン叩かれる
エピソードも、読みごたえ充分。
類まれなひとりの金融マンによる、一種の人生論としても読める。
たいへん感銘深い一冊である。
2012年11月5日に日本でレビュー済み
優秀な投資実績を残しているだけでなく、その長期投資スタンスに
多くの人が共感しファンとなる「さわかみファンド」。
その創始者が語る「金融の本領」がこの一冊。
いままであまり語られることのなかった著者の経歴が、冒頭の
インタビューで明らかになる。伝説のファンドマネージャーとは
まさに著者のこと。投資の賢人と呼びたい。
欧米の投資銀行で成功した日本人は数多いが、基本的に欧米礼賛、
効率性を重んじ、市場の隙を突き金を儲ける。強欲であることを
否定しない。しかし、著者は、そうではない。高額な報酬も要求しないし、
世界を良くする企業を育てることを投資哲学としている。
株式の持ち合いがなくなった日本は、これから新しい時代を迎える(らしい)。
バブルに踊った古い人も、バブルを知らない若い人も、この本で、
自分の投資哲学をきれいに洗った方が良いのではないだろうか。
多くの人が共感しファンとなる「さわかみファンド」。
その創始者が語る「金融の本領」がこの一冊。
いままであまり語られることのなかった著者の経歴が、冒頭の
インタビューで明らかになる。伝説のファンドマネージャーとは
まさに著者のこと。投資の賢人と呼びたい。
欧米の投資銀行で成功した日本人は数多いが、基本的に欧米礼賛、
効率性を重んじ、市場の隙を突き金を儲ける。強欲であることを
否定しない。しかし、著者は、そうではない。高額な報酬も要求しないし、
世界を良くする企業を育てることを投資哲学としている。
株式の持ち合いがなくなった日本は、これから新しい時代を迎える(らしい)。
バブルに踊った古い人も、バブルを知らない若い人も、この本で、
自分の投資哲学をきれいに洗った方が良いのではないだろうか。
2012年7月10日に日本でレビュー済み
新聞や雑誌でお名前を見かけたことはあったが、正直、ちょっと得体の知れない人物というイメージがあった。
しかし、第1章を読むと、自分なりにモノを見る力を持っている、きちんと仕事をしてきた人なんだというのがわかる。なぜリーマンショックを引き起こした金融バブルが生まれ、そして崩壊したかなど、金融万能時代の終わりが来たことを実体験に基づいてわかりやすく説明している。今、ウォール街をはじめ金融業界は不信の目で見られているが、お金が経済活動の血液の役割を果たしているのは否定しようもない事実。要はその力をいかに制御し、使いこなすか、だ。長期投資をしていれば安心、とは思えないが、澤上氏の考え方には賛同できる。
しかし、第1章を読むと、自分なりにモノを見る力を持っている、きちんと仕事をしてきた人なんだというのがわかる。なぜリーマンショックを引き起こした金融バブルが生まれ、そして崩壊したかなど、金融万能時代の終わりが来たことを実体験に基づいてわかりやすく説明している。今、ウォール街をはじめ金融業界は不信の目で見られているが、お金が経済活動の血液の役割を果たしているのは否定しようもない事実。要はその力をいかに制御し、使いこなすか、だ。長期投資をしていれば安心、とは思えないが、澤上氏の考え方には賛同できる。