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ハイパーインフレの悪夢: ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する 単行本 – 2011/5/25
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破綻の前触れから末路までを生々しく描き出した迫真の記録。
「ドイツの経験は反面教師として役に立つはずです」池上彰
「政治と経済の混乱がお互いを増幅しあう姿は昔話とは思えない」滝田洋一
「歴史が『生き抜く術』を教えてくれる」藤巻健史
紙幣を刷ることで危機を脱せると信じた国の末路――
今から100年前、第一次世界大戦に敗北したドイツは、政府の財政支出をまかなうため、大量の国債を発行した。通貨安で輸出がさかんになって、企業はうるおい、失業率は低下、株式市場も活性化するが、やがて深刻な物価高騰が庶民の生活を襲う。失業と破産が増え、モラルが失われ、ありとあらゆる対立が噴出するなかで、ひとびとはどう行動し、社会がどう崩壊していったのか。財政破綻国の過去が警告する、この国の「明日」。
《目次》
通貨への信頼が失われると何が起きるか 解説・池上 彰
2010年版の刊行に寄せて
序章
第1章 金を鉄に
第2章 喜びなき街
第3章 突きつけられた請求書
第4章 10億呆け
第5章 ハイパーインフレへの突入
第6章 1922年夏
第7章 ハプスブルクの遺産
第8章 秋の紙幣乱発
第9章 ルール紛争
第10章 1923年夏
第11章 ハーフェンシュタイン
第12章 奈落の底
第13章 シャハト
第14章 失業率の増大
第15章 あらわになった傷跡
終章
参考文献
謝辞
訳者あとがき
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2011/5/25
- 寸法19.7 x 14.2 x 2.55 cm
- ISBN-104105062719
- ISBN-13978-4105062712
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商品の説明
著者からのコメント
本書の原著"When Money Dies: The Nightmare of the Weimar Hyper-Inflation"は、1975年にイギリスで刊行され、その後、しばらく絶版になっていたが、2010年、ある噂をきっかけに復刊された。その噂とは、「オマハの賢人」と称される世界的に著名な投資家ウォーレン・バフェット氏が、オランダの金融業界の友人にこの本を「必読書」として推薦したというものだった。ブログやウェブサイトでこの話が広まった結果、古本市場で同書の価格はいっきに上昇し、最高で1600ポンド(日本円にするとおよそ21万円)の値が付いたという。そこで版元はこの需要に応えるため、ペーパーバックでこの本を復刊させた。2010年7月11日、イギリスの有力紙テレグラフでこの一件が報じられると、復刊されたペーパーバックはさらに注目を集め、たちまち英アマゾンの売り上げランキングで18位に入ったという。ニュース専門放送局CNBCの7月14日の報道によると、当のバフェット氏自身はこの本のことは「知らない」と述べて、推薦の事実を否定しているようなので、噂の真偽のほどは定かでないが、本はその後も好評で、35年ぶりに出版される運びになった。
さてその内容だが、有名な1923年のドイツのハイパーインフレ----紙幣の価値が1兆分の1にまで下がった結果、手押し車に山のように紙幣を積んでいかなくては買い物ができなくなったというあのインフレだ。誰もが一度は歴史の教科書などでその写真を目にしているだろう----をあらためて丹念に振り返ったのが、本書だ。1920年代になぜドイツで空前絶後のインフレが発生したのか、それはどういう経過をたどり、どう終息し、どういう結果をもたらしたのか、そしてそこから現代のわれわれは何を学ぶべきかが、本書では探られている。
とりわけ読みごたえがあるのは、インフレが昂進していった当時のようすを描いている部分だ。1923年のハイパーインフレは突然起こったわけではなく、1914年に始まり18年にドイツの敗戦で終わる第一次大戦の頃から、じわじわと進んでいったインフレの最終的な結果だった。そのあいだにドイツの社会がインフレによってどう変容したかが、当時の日記や、同時代人の証言や、各種の記録などをもとに、さながらルポルタージュのように克明に描き出されている。(以下略)
出版社からのコメント
先進各国も、景気刺激策、周辺諸国救済のため国債を濫発し、
紙幣を刷りまくっている。
このまま進めば、我々をどのような事態が待ち構えているのか。
海外で非常に高い評価を受けている、
未来を見通すための歴史ノンフィクション。
レビュー
さてその内容だが、有名な1923年のドイツのハイパーインフレ----紙幣の価値が1兆分の1にまで下がった結果、手押し車に山のように紙幣を積んでいかなくては買い物ができなくなったというあのインフレだ。誰もが一度は歴史の教科書などでその写真を目にしているだろう----をあらためて丹念に振り返ったのが、本書だ。1920年代になぜドイツで空前絶後のインフレが発生したのか、それはどういう経過をたどり、どう終息し、どういう結果をもたらしたのか、そしてそこから現代のわれわれは何を学ぶべきかが、本書では探られている。
とりわけ読みごたえがあるのは、インフレが昂進していった当時のようすを描いている部分だ。1923年のハイパーインフレは突然起こったわけではなく、1914年に始まり18年にドイツの敗戦で終わる第一次大戦の頃から、じわじわと進んでいったインフレの最終的な結果だった。そのあいだにドイツの社会がインフレによってどう変容したかが、当時の日記や、同時代人の証言や、各種の記録などをもとに、さながらルポルタージュのように克明に描き出されている。(以下略)
著者について
イートン校からケンブリッジ大学に進み歴史学を修めたのち、
ジャーナリストに。ザ・タイムズ紙などで健筆をふるった。
また、欧州統合に深くかかわり、英外務省の特別顧問、
欧州議会の議員を務めた。
本書の舞台は第一次世界大戦後のドイツ。
紙幣の濫発により通貨の価値が下落し、
誘発されたハイパーインフレによって社会が崩壊していく過程は、今でも貴重な教訓として引き合いに出される。
その発生から終息に至るまでを、当時の日記や同時代人の証言、
外交資料などを駆使して生々しく描きだした本書は、
欧米で数多くの高い評価を受けている。
About this Title
長らくデフレに悩まされてきた日本で、にわかにハイパーインフレへの懸念が口にされるようになりました。1日単位、場合によっては数時間単位で物価が上昇する、猛烈なインフレのことです。
きっかけは東日本大震災でした。その復興費用をどう捻出するかで、与党から「国債の日銀引き受け」を求める声が出ました。政府の国債発行残高が天文学的数字になっている以上、新規の国債発行は苦しい。だから「日銀に直接買い取らせればいい」というのです。
これに反対する日銀や論者たちは、「国債の日銀引き受けはインフレの引き金になる。もしハイパーインフレになったら取り返しがつかない」と指摘します。その論拠のひとつが、この本で扱っているドイツの経験です。
1920年代のドイツでハイパーインフレが燃え上がった時、人々がどのように行動し、社会がどのように崩壊していったかを、著者は冷静な筆致で辿っています。(以下略)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2011/5/25)
- 発売日 : 2011/5/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4105062719
- ISBN-13 : 978-4105062712
- 寸法 : 19.7 x 14.2 x 2.55 cm
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著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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その場合、ポイントをあげるとするなら、3つ。
1。インフレというのは、じわじわやってきて、じわじわ終わる。つまり長期戦だということを理解する良書である。
ドイツのインフレが始まり、ハイパーインフレとなり、収束するまで10年。
数年で終わるものではないということが理解でき、どのような現実が起こりうるのか、実体経済、株式含めて理解できる。
2。長期戦だからこそ、対策していない者には長期の苦しみを味わうことになる。一方で、対策しているものでも我慢強さが必要になる。個人でできることは何か? 初期のインフレが忍び寄ってきている段階で、着々と対応策を実行すべし。
多くの民、政府含めてインフレを理解せずに、お金を刷りまくった結果の末路が書いてある。
しかも10年間、国民が苦しんでいることもレポとして残されている。
ハイパーインフレ最中、どんな資産(人間関係、物質面含む)を残すべきか、考える一助となる。
何より、人々の心がここまで荒むのか・・・ということも痛いほど伝わってくるだろう。
3。インフレという時代でも、チャンスはある。それを掴んで大金を稼ぐものもいる。要は、不況でも大恐慌でも、それをチャンスとして掴めるかどうか、だけ。
この本の素晴らしいところは、不況というか絶望と思えるような状況でも、チャンスを掴む人がいたということも記していることだ。
現在に置き換える必要はあるが、どんな手段を用いたら、自分は人間として心身ともに豊かに生きられるのか。幸せに生きられるのか。それを理解できると思うし、チャンスを掴むことはできる。
ハイパーインフレの実情を最も語っている部分がある。
ハイパーインフレの最中には、家族の銀器よりも1キロのじゃがいものほうが、
グランドピアノより豚の脇腹肉の方が一部の人にとっては価値があった。
家族の中に売春婦がいる方が、赤ん坊の亡骸があるよりもよかった。
餓死するより盗むほうがマシだった。
名誉より暖房の方が心地よく、民主主義より衣類の方が不可欠で、
自由よりも食べ物の方が必要とされていたのだ。
この文章に何か引っ掛かるものがある方は、ぜひ読んでみてはどうだろうか。
あなたの愛する家族を守るヒントが、先人たちの検証記録とともに
載せられているのだから。
それなのにアベノミクスで大量の通貨量にしてしまった。もう戻れない。金利上昇を防ぐのに円を増刷し続けることになる。
多くの数字が示されるが、マルクとポンドの為替レートが出てくるが、所々でドルとの比較になり、一貫して理解するには首をひねった。筋を通すには、何をベースに比較するのか示して欲しかった。特に重要なのは失業率と思うが、その点も不十分だった。紙幣の印刷が大量かつ頻繁に行なわれたとしているが、それをインフレと言うことは解るが、紙幣の印刷は市中にただばらまいたのではないのだから、何に使ったのかを明確に示す必要がある。物価の高騰で千円札の需要がなくなれば、当然に1万円札の需要が増える。もっと物価が高騰すれば(例えば100倍や1000倍)、それまでの紙幣は使えないから、10万円札や100万円札の印刷が必要になる。これは通貨の入れ替えに過ぎない。もし、失業対策のための財政出動ならば、単に紙幣を増刷したというのは、最初からインフレ悪を説明するという意図があったと言うだけのことになる。紙幣の発行には、その一方に使い道がある。その点で説明が散漫だった。
何よりもハイパーインフレの多くが戦争と関係していることを見落としてはならない。この本を読んでいてもそのことは解るが、著者は必ずしもそうとはとらえていない。読み方を変えると大変に参考になるとも言える。戦争以外でもハイパーインフレの事例はあるが、それも事例毎に原因は異なっている。ハイパーインフレを財政均衡論に結びつけるという常識に基づいた内容であるが、読者は著者につられることなく、そこに展開されている事例の中身に目を向けることが必要だ。インフレを理解するための一事例を取り上げた本として読むなら参考になると言える。
未来起こることの頭の体操としても必読の書
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