著者が主宰する人気ブログ「松藤民輔の部屋」の会員ですけど、たしかに本書とブログは内容が全然違いますね。
本書の読み所は、どうして著者がアメリカ発世界恐慌が来るとマーキングしていたか、すべてをその部分にフォーカスして読み進めると面白いことに気づくと思います。
行き過ぎの金融資本主義。賞味期限切れの金融工学。手を換え品を換え、懲りずに繰り出される金融商品。結果として覇権の移動・基軸通貨の転換=世界経済の大転換。60年に1回遭遇できるかどうかの大チャンス到来・・・重要なことは勝つべきポジションで待ちかまえること。どうすればいいか? 『マネーの未来・・・』と合わせて読むことをお勧めします。

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わが友、恐慌 これから日本と日本人の時代が訪れる8つの理由 単行本(ソフトカバー) – 2008/7/31
松藤 民輔
(著)
恐慌こそ人生を大逆転させる最高のチャンス 億万長者になるには、恐慌を友とせよ。2億円の年収を捨て、金鉱山経営の道へ。2000億円相当の金を保有するに至った自身の歩みを通して語る「成功の条件」!
- 本の長さ226ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/7/31
- ISBN-104062148811
- ISBN-13978-4062148818
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/7/31)
- 発売日 : 2008/7/31
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 226ページ
- ISBN-10 : 4062148811
- ISBN-13 : 978-4062148818
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,675,832位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,246位ビジネス・経済ノンフィクション
- - 57,195位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1955年、福岡県に生まれる。株式会社ジパング・ホールディングス代表取締役会長。明治大学卒業後、日興證券、メリルリンチ、ソロモン・ブラザーズを経 て、日本のバブル崩壊を読み切り、投資の主役は「ペーパーマネー(株式、債券)」から「ゴールド(金現物)」の時代に移ると予見し、1995年に株式会社 ジパングを設立。2005年にアメリカ・ネバダ州の金鉱山を買収。2010年1月、株式会社プライムと合併し、株式会社ジパング・ホールディングス設立 (JASDAQ上場)に伴い、代表取締役会長に就任(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『2011年ユーロ大炎上! 日本経済復活の始まり』(ISBN-10:4062165821)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年4月17日に日本でレビュー済み
証券会社の営業マンであったため、本文もそれなりにご立派な内容。
しかしながら証券会社を辞めてからの著者が、成功をすることはなく、彼の経営する会社の投資家は損害を被るばかり。デタラメなプロフィール(・・自身の歩みを通して語る、凡人からの億万長者への道。)で読者を釣るのはやめた方がよい。大笑いです。
しかしながら証券会社を辞めてからの著者が、成功をすることはなく、彼の経営する会社の投資家は損害を被るばかり。デタラメなプロフィール(・・自身の歩みを通して語る、凡人からの億万長者への道。)で読者を釣るのはやめた方がよい。大笑いです。
2008年8月17日に日本でレビュー済み
松藤民輔氏のブログを書籍化した一冊。
したがって、雑記的なものが多く、構成もお粗末。「まえがき」すらない。
氏のファンならば、氏の側面についても記述されている部分があり興味深い一冊であろう。
なかなか面白い。しかし、純粋な投資目的の方は、氏のほかの書籍を当たるのが無難である。
したがって、雑記的なものが多く、構成もお粗末。「まえがき」すらない。
氏のファンならば、氏の側面についても記述されている部分があり興味深い一冊であろう。
なかなか面白い。しかし、純粋な投資目的の方は、氏のほかの書籍を当たるのが無難である。
2011年5月4日に日本でレビュー済み
【書名】わが友、恐慌
著者 松藤民輔
【目的】
・相場の仕組みを知りたい。
・次に何がくるのか?洞察力を養いたい。
・本書で学んだことをあらゆる場面で活用したい。
【結論】
・歴史、哲学を知ることが重要。
・チャートは長期的に見たとき手助けをしてくれる。何故そのような動きをしたのか?歴史を知ることが重要。
・世界は大衆化する。そう思う。但し、著者が何故ここまで日本に対して楽観視できるの分からない。
・日本の良さを理解することは大切。但し、本当に本書で語られるほど自由な国なのか?世襲制になっていないか?
自由、平等だったのは戦後から数十年、空白の時間だったからではないのか?
・3M。真似る、学ぶ、待つ。 心掛けて。
・銅のバブル、暴落。歴史の転換点。
・銀値上がり=インフレ傾向。 金値上がり=デフレ傾向。
【感想】
・消化しなければ役に立たない本。少なくとも私にとっては大変刺激的な本だった。
・今何を求められているか?心を考える習慣を付けて。本当に流れはエコなのか?
著者 松藤民輔
【目的】
・相場の仕組みを知りたい。
・次に何がくるのか?洞察力を養いたい。
・本書で学んだことをあらゆる場面で活用したい。
【結論】
・歴史、哲学を知ることが重要。
・チャートは長期的に見たとき手助けをしてくれる。何故そのような動きをしたのか?歴史を知ることが重要。
・世界は大衆化する。そう思う。但し、著者が何故ここまで日本に対して楽観視できるの分からない。
・日本の良さを理解することは大切。但し、本当に本書で語られるほど自由な国なのか?世襲制になっていないか?
自由、平等だったのは戦後から数十年、空白の時間だったからではないのか?
・3M。真似る、学ぶ、待つ。 心掛けて。
・銅のバブル、暴落。歴史の転換点。
・銀値上がり=インフレ傾向。 金値上がり=デフレ傾向。
【感想】
・消化しなければ役に立たない本。少なくとも私にとっては大変刺激的な本だった。
・今何を求められているか?心を考える習慣を付けて。本当に流れはエコなのか?
2008年11月22日に日本でレビュー済み
本人の過去を振り返るという視点を使って、これから起こるべきことを推察する
歴史に学ぶというスタンスが前面に出ていて好感が持てます。
思わせぶりな文章などまどろっこしい表現がなく、ストレートに日本のこれから・
そして何が起こっていくのかを読者に訴えている、そんな本です。
歴史に学ぶというスタンスが前面に出ていて好感が持てます。
思わせぶりな文章などまどろっこしい表現がなく、ストレートに日本のこれから・
そして何が起こっていくのかを読者に訴えている、そんな本です。
2008年8月14日に日本でレビュー済み
今までのブログに書かれた記事を1冊の本にまとめ上げたといった感じの本でした。
著者のブログを読まれた方なら分かると思いますが、随筆的でちょっと難解だったりします。
ただ、この本を読んで、
* 恐慌が起こるだろう
* 金価格が上昇するだろう
* 日本は技術力によりうまく生き残っていけるだろう
ということだけはなんとなく分かりました。
現在著者のブログは有料ブログになっているため見ることができませんが、どのように今の世の中を見ているのか、垣間見ることができたのでよかったです。
一応投資の本ですが、先にも書いたように随筆的なため、そこから投資に役立ちそうな情報をすくい上げるのは難しいと思います。松藤さんの著書を初めて読むのでしたら、「終わりの始まり」三部作を読まれるのがよいかと思います。
著者のブログを読まれた方なら分かると思いますが、随筆的でちょっと難解だったりします。
ただ、この本を読んで、
* 恐慌が起こるだろう
* 金価格が上昇するだろう
* 日本は技術力によりうまく生き残っていけるだろう
ということだけはなんとなく分かりました。
現在著者のブログは有料ブログになっているため見ることができませんが、どのように今の世の中を見ているのか、垣間見ることができたのでよかったです。
一応投資の本ですが、先にも書いたように随筆的なため、そこから投資に役立ちそうな情報をすくい上げるのは難しいと思います。松藤さんの著書を初めて読むのでしたら、「終わりの始まり」三部作を読まれるのがよいかと思います。
2009年8月28日に日本でレビュー済み
投資家経験が長くなると、一般社会では「よくない出来事」とされているものが起きても、自分は儲かるので嬉しくて仕方がないとつい言ってしまう人がいる。気持ちは理解できるが、このような価値観はあまり人前では・・・。そこに気が付いていないのがイタイ。エッセイに近く投資の本とは言い難い。
2008年10月10日に日本でレビュー済み
歴史上のデータを基に現況の経済を精緻に分析する、ここ最近の松藤氏の著作とは趣を異にし、それらでも披露された知見をベースとして、氏の(人生|相場|世界)観を織り交ぜながら、やがて来るであろう日本の未来を、史実への肯定的な目配せをしながら謳い上げる。
日本国内に居るだけでは到底気付く事のない日本(人)の美点の称揚が嘘臭くないのは、マーケットという現実とチャートという歴史的事実の蓄積に真摯に向かい合ってきた著者ならでは。
今現在進行している恐慌を、不可避な畏怖の対象としてではなく、歴史的パラダイムの変革と捉え、肯定的に再把握する。
ライトな読後感が残る快作。
日本国内に居るだけでは到底気付く事のない日本(人)の美点の称揚が嘘臭くないのは、マーケットという現実とチャートという歴史的事実の蓄積に真摯に向かい合ってきた著者ならでは。
今現在進行している恐慌を、不可避な畏怖の対象としてではなく、歴史的パラダイムの変革と捉え、肯定的に再把握する。
ライトな読後感が残る快作。