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コンサルタントの「現場力」 どんな仕事にも役立つ! プロのマインド&スキル (PHPビジネス新書 11) 新書 – 2006/8/19
野口 吉昭
(著)
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購入オプションとあわせ買い
コンサルタントの使っている「ツール」に関しては、勉強したことがあるという人も多いだろう。だが、当のコンサルタントがツールをそのまま、現場で使っているわけではない。
できるコンサルタントは、「自分のツールを作る」。実はその「現場でのノウハウ」こそが一流と二流を分けているのだ。
本書はその「コンサルタントの現場ノウハウ」を、一般のビジネスパーソンが使えるように解説したものである。ロジカルシンキングの様々なフレームワークやオプション思考、ゼロベース思考などの「現場での使い方」。そして、相手の心をつかむ方法や納得を引き出す伝え方など、あらゆる現場で使えるプロならではのノウハウ・ドゥハウを説く。
知識だけでない、本当に結果を出したいビジネスマン必携の一冊。
できるコンサルタントは、「自分のツールを作る」。実はその「現場でのノウハウ」こそが一流と二流を分けているのだ。
本書はその「コンサルタントの現場ノウハウ」を、一般のビジネスパーソンが使えるように解説したものである。ロジカルシンキングの様々なフレームワークやオプション思考、ゼロベース思考などの「現場での使い方」。そして、相手の心をつかむ方法や納得を引き出す伝え方など、あらゆる現場で使えるプロならではのノウハウ・ドゥハウを説く。
知識だけでない、本当に結果を出したいビジネスマン必携の一冊。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2006/8/19
- ISBN-104569654088
- ISBN-13978-4569654089
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2006/8/19)
- 発売日 : 2006/8/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4569654088
- ISBN-13 : 978-4569654089
- Amazon 売れ筋ランキング: - 594,949位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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株式会社HRインスティテュート(HRInstitute)代表。横浜国立大学工学部大学院工学研究科修了後、建築設計事務所、コンサルティングファーム を経て、37歳のときにHRインスティテュートを創業。現在、中京大学総合政策学部・経済学部講師、NPO法人「師範塾」副理事長、FMヨコハマの番組 「Yokohama Social Cafe」のDJもつとめる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『38歳からの棚おろし コンサルタントのリセット仕事力』(ISBN-10:4023308471)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月1日に日本でレビュー済み
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業務遂行に伴う自己啓発用として購入、プロジェクト推進していく上で、お客様のニーズを把握する為のヒントとなっている。
2009年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リサーチは、コンサルタントへの登竜門!
本書では、少人数で組織を動かすコンサルタントの力が、皆さんの
現場でも必要になっていることを説くとともに、その方法論が紹介
されています。
仕事で営業前調査や業界研究などを手掛ける私にとって、以下の点
が役に立ちました。特に、準備・段取りの大切さですね。
・情報収集・リサーチ・調査は準備が肝心。
「どこにどんな情報があるかをどう見つけてくるか?」
→現場へ行く前にやるべきことをやろうと期するものがあります。
ただ、これらは無目的にやると際限がなくなるものです。
このため、仮説をしっかり立てて行うこと、質問の力を上げて
仮説検証できることで、効果的・効率的に進められるよう努力
しましょう。
・コンサルタントの著者が、リサーチから始まる「コンテンツ・
コンサルティング」から顧客と一緒にプロジェクトを進める
「プロセス・コンサルティング」に変わっていると認めながらも
リサーチの重要性を説いている点が励みになりました。
本書では、少人数で組織を動かすコンサルタントの力が、皆さんの
現場でも必要になっていることを説くとともに、その方法論が紹介
されています。
仕事で営業前調査や業界研究などを手掛ける私にとって、以下の点
が役に立ちました。特に、準備・段取りの大切さですね。
・情報収集・リサーチ・調査は準備が肝心。
「どこにどんな情報があるかをどう見つけてくるか?」
→現場へ行く前にやるべきことをやろうと期するものがあります。
ただ、これらは無目的にやると際限がなくなるものです。
このため、仮説をしっかり立てて行うこと、質問の力を上げて
仮説検証できることで、効果的・効率的に進められるよう努力
しましょう。
・コンサルタントの著者が、リサーチから始まる「コンテンツ・
コンサルティング」から顧客と一緒にプロジェクトを進める
「プロセス・コンサルティング」に変わっていると認めながらも
リサーチの重要性を説いている点が励みになりました。
2007年4月9日に日本でレビュー済み
コンサルタントの具体的な仕事内容を知りたいと思い、この本を購入したのですが、どうやら私の勘違いだったようです。
この本には、コンサルタントでもある筆者の仕事観、人生観、哲学が延々と書き綴られています。
コンサルタントというと、論理的な思考が求められると思っていましたが、この筆者の挙げるコンサルタントの資質とは、「使命感、ポジティブな発想、誠実さ」など、人間味のあるものです。
筆者は、論理的思考を強調した、従来のありがちなコンサル本へのアンチテーゼとして、この本を書いたのかもしれませんが、逆にそれが期待はずれになっています。
「一流のコンサルタントは、現場力、人間力、思考力、実践力が必要!」と要約できますが、読んだ側の感想としては、「だから何?」という印象が強く残ります。
そもそも、そのような資質は、コンサルでなくとも求められますし、それを具体的に読者がどう生かせばいいかには触れられていません。
そして、この筆者はコンサルタントでもあるので、文体も論理的かと思いきや、非常に感情的で曖昧です。
例えば、「右脳と左脳のバランスがとれている人が優れたコンサルタントで、うまくバランスがとれている時、右脳が左脳をバーッと飲み込んでいる感じがする。」
このような表現が本編の随所に見られます。その結果、主張の根拠が曖昧になり、説得力を感じませんでした。
結局、自己啓発本によくある、人生論に落ち着いてしまっています。
コンサルタントのおっちゃんの人生哲学を聞きたい人は購入してもいいかもしれません。
この本には、コンサルタントでもある筆者の仕事観、人生観、哲学が延々と書き綴られています。
コンサルタントというと、論理的な思考が求められると思っていましたが、この筆者の挙げるコンサルタントの資質とは、「使命感、ポジティブな発想、誠実さ」など、人間味のあるものです。
筆者は、論理的思考を強調した、従来のありがちなコンサル本へのアンチテーゼとして、この本を書いたのかもしれませんが、逆にそれが期待はずれになっています。
「一流のコンサルタントは、現場力、人間力、思考力、実践力が必要!」と要約できますが、読んだ側の感想としては、「だから何?」という印象が強く残ります。
そもそも、そのような資質は、コンサルでなくとも求められますし、それを具体的に読者がどう生かせばいいかには触れられていません。
そして、この筆者はコンサルタントでもあるので、文体も論理的かと思いきや、非常に感情的で曖昧です。
例えば、「右脳と左脳のバランスがとれている人が優れたコンサルタントで、うまくバランスがとれている時、右脳が左脳をバーッと飲み込んでいる感じがする。」
このような表現が本編の随所に見られます。その結果、主張の根拠が曖昧になり、説得力を感じませんでした。
結局、自己啓発本によくある、人生論に落ち着いてしまっています。
コンサルタントのおっちゃんの人生哲学を聞きたい人は購入してもいいかもしれません。
2007年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第5章(終章)に集約される、著者の現場力というモノが「笑いを起こる場をつくる」という雑感に、私も笑いを引き起こされました。全体として読み物としての価値は充分。個々の考え方を新書版に合わせて、整理して解説してくれているところは、好感を持って読ませていただきました。私もその何分の一かは実践できるように精進したい!という気になりました。
2006年10月5日に日本でレビュー済み
野口氏の書籍は数多く読ませていただいたが、
この本は仕事上で役立つだけでなく、
読み物としても非常に面白いです。
コンサルノウハウに登場する「フレームワーク」を
ただ解説するだけではなく、具体にどう活用しそれがどうなのか
まで書かれています。
近年外資系コンサルの仕事術はよく見かけますが、
こちらは純日本型コンサルの本ということで、
読み比べてみるのも面白いかもしれません。
タイトルにもある「現場」というキーワードが頻繁に登場しますが、
これにより「リアリティ」が伝わってきます。
結論としては現場に勝るものなしといったところでしょうか。
この本は仕事上で役立つだけでなく、
読み物としても非常に面白いです。
コンサルノウハウに登場する「フレームワーク」を
ただ解説するだけではなく、具体にどう活用しそれがどうなのか
まで書かれています。
近年外資系コンサルの仕事術はよく見かけますが、
こちらは純日本型コンサルの本ということで、
読み比べてみるのも面白いかもしれません。
タイトルにもある「現場」というキーワードが頻繁に登場しますが、
これにより「リアリティ」が伝わってきます。
結論としては現場に勝るものなしといったところでしょうか。
2007年4月1日に日本でレビュー済み
ここ数年、コンサルタントという仕事が注目されるようになってから、
その仕事術も注目されるようになりました。
それらは各種のフレームワーク(SWOT、3C、PPM)であったり、ロジカルシンキング、
ロジックツリー、マトリックスであったり、多くの書籍も出ています。
本書では、こうしたツールについての紹介はおさらい程度に、
実際の「現場」において優秀なコンサルタントが持つマインドやスキルについて紹介しています。
コンサルタントの現場力とは『事実からの経験の蓄積』と『改善、進化への思い』を前提にした、
顧客に近い「仕組む力(ロジカルシンキング)」と
「仕掛ける力(コンセプト思考)」のバランスのサイクルであると著者は言います。
実際コンサルタントが現場で、これらの力をどう身につけ活用しているのかを、
その仕事を分析しながら抽出しています。コンサルタントの仕事を流れにそって、
大きく3つに分類し、それぞれに求められる力を「人間力」「思考力」「実践力」としています。
それぞれは、さらに2つ、そこからさらに3つの要素に分解され、それぞれの要素がなぜ必要で、
どう活用されるのかを説明されており、分かりやすい。
「思考力」においては、一時期のロジカルシンキングブームも落ち着き、
コンセプト思考という考え方も徐々に広まってきましたが、
コンサルにとって、ロジカルシンキングは必要条件であり、
デキるコンサルにとっては、このコンセプト思考が非常に重要になってきます。
もちろん、クライアントとのヒアリングや組織を動かしていくにあたっての「人間力」「実践力」もコンサルに限らず重要です。
文章の流れが、コンサルの仕事の流れに沿っており、コンサルタントの仕事を理解するうえでも役に立つでしょう。
それぞれの能力の必要性は書かれていますが、鍛え方についての詳細には触れられていないので、
この中で自身に足りない要素を鍛えていく方法を考えるには、良いと思います。
それぞれの項目で本が1冊書けるくらい深いものなので、本書だけでは浅いですが、
体系的に考えるうえでは有用だと思います。
その仕事術も注目されるようになりました。
それらは各種のフレームワーク(SWOT、3C、PPM)であったり、ロジカルシンキング、
ロジックツリー、マトリックスであったり、多くの書籍も出ています。
本書では、こうしたツールについての紹介はおさらい程度に、
実際の「現場」において優秀なコンサルタントが持つマインドやスキルについて紹介しています。
コンサルタントの現場力とは『事実からの経験の蓄積』と『改善、進化への思い』を前提にした、
顧客に近い「仕組む力(ロジカルシンキング)」と
「仕掛ける力(コンセプト思考)」のバランスのサイクルであると著者は言います。
実際コンサルタントが現場で、これらの力をどう身につけ活用しているのかを、
その仕事を分析しながら抽出しています。コンサルタントの仕事を流れにそって、
大きく3つに分類し、それぞれに求められる力を「人間力」「思考力」「実践力」としています。
それぞれは、さらに2つ、そこからさらに3つの要素に分解され、それぞれの要素がなぜ必要で、
どう活用されるのかを説明されており、分かりやすい。
「思考力」においては、一時期のロジカルシンキングブームも落ち着き、
コンセプト思考という考え方も徐々に広まってきましたが、
コンサルにとって、ロジカルシンキングは必要条件であり、
デキるコンサルにとっては、このコンセプト思考が非常に重要になってきます。
もちろん、クライアントとのヒアリングや組織を動かしていくにあたっての「人間力」「実践力」もコンサルに限らず重要です。
文章の流れが、コンサルの仕事の流れに沿っており、コンサルタントの仕事を理解するうえでも役に立つでしょう。
それぞれの能力の必要性は書かれていますが、鍛え方についての詳細には触れられていないので、
この中で自身に足りない要素を鍛えていく方法を考えるには、良いと思います。
それぞれの項目で本が1冊書けるくらい深いものなので、本書だけでは浅いですが、
体系的に考えるうえでは有用だと思います。
2009年2月7日に日本でレビュー済み
私は通常あまり、コンサルタントと称する人の書いた本は読まない。大前研一、高橋俊介、トミ・ピーターズなどといったマッキンゼー出身者は例外である。なぜ彼らが例外かというと、思考が深く、間違いなく彼らにしか書けない内容というところまでのレベルの高さがあるからだ。どこかで聞いたことあるよこれっていう感じが全くない。
そういうわけではあるが、今回は新書本ということもあり、軽く読むには良いかなとか思いながら、手に取ってみた。
この著者によれば、現場力=仕組む力(=論理的思考)×仕掛ける力(=コンセプト思考)のバランスによるもの。これは今後、どのビジネスマンにも必須で求められる基本スキルだということだ。そのこと自体当たり前(できる、できないはともかくとして)ではないかと思うのですがね。そういう意味では、本書には何か画期的な記述なんかがあるわけではないのです。
では、この本の優れているところはどこ??というと、誰でも頭では分かっていること、「今さら言われなくたってねぇ」という「一見当たり前」のことを、「当り前」で処理せずきちんと言語化、視覚化しているというところだろう。さすが、キャリアの長いコンサルタントだとは思う。「頭では分かっていること」、「今さら言われなくたってね」という程度のヒトって、間違いなく、それらを言語化できないし、他人にも説明できないと思いますから。
仕組む力(=論理的思考)×仕掛ける力(=コンセプト思考)を軸に、さまざまなスキルと経験で周囲をうまく引き込みながら成功に導くには、具体的にどういうにう力を身につけるのか。この本の続編を読みたいところだ。
それについての私なりの答えは、組織、プロジェクト全体を統括するという俯瞰的な視野に立ち「自分にとっての当たり前」=「やるべきこと」をしっかりと言語化し、視覚化し、地味に確実にこなしていくしかないというものだ。皆様はいかがですか。
そういうわけではあるが、今回は新書本ということもあり、軽く読むには良いかなとか思いながら、手に取ってみた。
この著者によれば、現場力=仕組む力(=論理的思考)×仕掛ける力(=コンセプト思考)のバランスによるもの。これは今後、どのビジネスマンにも必須で求められる基本スキルだということだ。そのこと自体当たり前(できる、できないはともかくとして)ではないかと思うのですがね。そういう意味では、本書には何か画期的な記述なんかがあるわけではないのです。
では、この本の優れているところはどこ??というと、誰でも頭では分かっていること、「今さら言われなくたってねぇ」という「一見当たり前」のことを、「当り前」で処理せずきちんと言語化、視覚化しているというところだろう。さすが、キャリアの長いコンサルタントだとは思う。「頭では分かっていること」、「今さら言われなくたってね」という程度のヒトって、間違いなく、それらを言語化できないし、他人にも説明できないと思いますから。
仕組む力(=論理的思考)×仕掛ける力(=コンセプト思考)を軸に、さまざまなスキルと経験で周囲をうまく引き込みながら成功に導くには、具体的にどういうにう力を身につけるのか。この本の続編を読みたいところだ。
それについての私なりの答えは、組織、プロジェクト全体を統括するという俯瞰的な視野に立ち「自分にとっての当たり前」=「やるべきこと」をしっかりと言語化し、視覚化し、地味に確実にこなしていくしかないというものだ。皆様はいかがですか。
2007年3月29日に日本でレビュー済み
口八丁のコンサルタントたちの分かった風な“机上の論理”本が多い中、これはいけます!「コンサルタントに必要な資質」=「企業経営に必要な要素」。すなわち、コンサルタントに求められる資質や心構えを、経営者やあるいは経営ブレーンセクションの管理者が身につけ行動すれば、“コンサルタント要らず”になる訳です。この本は、企業の実態に入り込んで改善を実現する「プロセスコンサルタント」の「論理」「思考」「行動」を、分かりやすく具体的に開示してくれています。コンサルタントを目指す人、経営や管理でお悩みの社長さん、管理部門で頭をかかえている企業役職者の方々、とりあえず読んでみることをお勧めします。意外に軽く読めて、得るもの多く、きっと役に立つことと思います。私は常にカバンに入れて、部分部分を読み返し役立てています。