自殺未遂による後遺症で余命7日間と診断されたベロニカ。
残された時間で彼女の心境は変化して行きます。
生きたい。両親と本音で話したい。海に行きたい。・・・etc
日本人の寿命平均はおよそ80歳
今30歳だととすると残り50年、18250日、438000時間、
人間何時死ぬか分かりません。毎日、呼吸をする度に死に近づいています。
死ぬ時に素晴らしい人生だったと言えるよう
毎日を大切に生きようと思います。
映画を見て印象深かったセリフを残しておきます。
「たとえ非論理的でも皆が信じればそれが現実、当たり前となる」
「本物の私として生きるのを自分に対して許す。
本物の私とは、ありのままの自分であり、人に作られた自分ではない。」
現実という型に自分をはめ込み、それが自分だと無理矢理納得している。
そして、それが「当たり前と思い込み」知らない間に心を蝕んでいる。
「あたりまえ」と言われているものは、当たり前過ぎで考えないことが多いですが
何事に対しても疑問を持ち、考えることが大切なのだなと改めて気づかされました。
哲学・宗教的で考えさせられる映画でした。
結構シリアスな内容なので一人で見た方がこの世界に入り込めるかと思います。