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普及版 モリー先生との火曜日 単行本(ソフトカバー) – 2004/11/21
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購入オプションとあわせ買い
スポーツコラムニストとして活躍するミッチ・アルボムは、偶然テレビで大学時代の恩師の姿を見かける。モリー先生は、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。16年ぶりの再会。モリーは幸せそうだった。動かなくなった体で人とふれあうことを楽しんでいる。「憐れむより、君が抱えている問題を話してくれないか」モリーは、ミッチに毎週火曜日をくれた。死の床で行われる授業に教科書はない。テーマは「人生の意味」について。
・ミッチ・アルボム
・版型:四六判
・総ページ数:208
・ISBNコード:9784140810071
・出版年月日:2004/11/20
・ミッチ・アルボム
・版型:四六判
・総ページ数:208
・ISBNコード:9784140810071
・出版年月日:2004/11/20
- ISBN-109784140810071
- ISBN-13978-4140810071
- 出版社NHK出版
- 発売日2004/11/21
- 言語日本語
- 本の長さ203ページ
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登録情報
- ASIN : 4140810076
- 出版社 : NHK出版 (2004/11/21)
- 発売日 : 2004/11/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 203ページ
- ISBN-10 : 9784140810071
- ISBN-13 : 978-4140810071
- Amazon 売れ筋ランキング: - 63,086位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 365位英米文学研究
- - 13,617位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ALSを罹患したモリーとその生徒ミッチが心から触れ合う優しい物語。人は皆「死ぬ」ことを恐れ、未知のものと考えているが、モリーは自分の死に近づくにつれ、死後の話をする。「死」とは何か、人生を全うするにはどうすれば良いのか、何を目標にして人生のゴールテープを切るべきか、様々な事象も加えられながら記されている。
2023年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
哲学書ほど詳細ではないが、様々なものの考え方を見直すきっかけになるような本だった。
2022年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつの間にか私の本棚に仕舞われていた本書籍。厳密にはいつ買ったのか忘れていた訳だが、購入履歴を遡るとどうも10年前。普段本など読まない私が高校を卒業した段階で購入したようだ。
読書が珍しかった青い私は、当時自分の心に刺さったであろう文章に線を引いてあった。
なるほど。線を引く文章に私の未熟さと世間知らず差を垣間見た。
月日が流れ、医療の道に進み、結婚して、子供ができて、大切な家族や友との今生の別れを経験してきた。
独立開業を目の前に忙殺されていた心に雨水のように染み込んでくる言葉の数々。
きっと10年前の私はこの本を読んでも涙を流す事はなかっただろう。
心が疲れた時。また読み返そう。
読書が珍しかった青い私は、当時自分の心に刺さったであろう文章に線を引いてあった。
なるほど。線を引く文章に私の未熟さと世間知らず差を垣間見た。
月日が流れ、医療の道に進み、結婚して、子供ができて、大切な家族や友との今生の別れを経験してきた。
独立開業を目の前に忙殺されていた心に雨水のように染み込んでくる言葉の数々。
きっと10年前の私はこの本を読んでも涙を流す事はなかっただろう。
心が疲れた時。また読み返そう。
2020年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1998年(原書刊行翌年)に本書が邦訳された頃、私は、死やdeath educationにけっこう関心を持っていたのだが、どういう訳か、本書は読まなかった。
当時、著者のアルボムとほぼ同年齢だった私が、約四半世紀がたち、今や「モリー先生」の年齢の方が近くなっていることにまず驚く。当時読んでいたら、その頃の読後感と今の読後感を比べられるのだが。
「モリ―先生」の言葉もさることながら、それを聴いたアルボムの行動や価値観が変容していくこと、さらにはその背景にある「モリー先生」へのアルボムの敬愛の念が、本書をベストセラーたらしめたのかなと思う。
だが、数多く出版されている闘病記の中の、死にゆく人と周囲の人の対話等と比べて、本書が出色かどうかは疑問の余地がある。
「訳者あとがき」が蛇足。
当時、著者のアルボムとほぼ同年齢だった私が、約四半世紀がたち、今や「モリー先生」の年齢の方が近くなっていることにまず驚く。当時読んでいたら、その頃の読後感と今の読後感を比べられるのだが。
「モリ―先生」の言葉もさることながら、それを聴いたアルボムの行動や価値観が変容していくこと、さらにはその背景にある「モリー先生」へのアルボムの敬愛の念が、本書をベストセラーたらしめたのかなと思う。
だが、数多く出版されている闘病記の中の、死にゆく人と周囲の人の対話等と比べて、本書が出色かどうかは疑問の余地がある。
「訳者あとがき」が蛇足。
2013年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作からが、私の基本スタンスなのですが、この作品は映画からになりました。
映画も良かったですが、原作は、その何倍も心に染みました。
以前、「チャリング・クロス街84番地」という本と映画に触れ、アン・バンクロフト演じるヘレーンが書物に線を引いたり書き込みをしたりする姿を観て、いつしか私もその真似をするようになりました。
でも、この本は絶対無理!!!
何故なら、線を引かない箇所の方が少なくなってしまうからです。
きっと読む時々、自分が置かれている環境によって、一番感動する箇所は都度異なると思いますが、今回、私が共感した文は、「人間誰しも人生の教師が必要なんだ」「愛は、自分のことと同じようにほかの人の立場を気にかけるものなんだ」。そして、訳者があとがきで引用した曾野綾子氏の一文「愛せない相手に対しても敵に対しても、理性によって愛しているのと同じように行動せよと命じる……それだけがむしろ本当の愛……という思想さえある」でした。
この本を読みながら、いろんなことが、いろんな人が、いろんな言葉が頭をよぎりました。
宮本輝の「錦繍」の一文「生きていることと、死んでいることとは、もしかしたら同じことかもしれない」。
Steve Jobs (スティーブ・ジョブズ)の“If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?”
「(もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?)」
この本には、たくさんの愛が詰まっています。そして、モリー先生が「心」に問い掛けてきます。
どんな世代の人にも、一度は読んでほしい一冊です。
2013年の終わり、良書に出会えたことにただただ感謝、感謝です。
映画も良かったですが、原作は、その何倍も心に染みました。
以前、「チャリング・クロス街84番地」という本と映画に触れ、アン・バンクロフト演じるヘレーンが書物に線を引いたり書き込みをしたりする姿を観て、いつしか私もその真似をするようになりました。
でも、この本は絶対無理!!!
何故なら、線を引かない箇所の方が少なくなってしまうからです。
きっと読む時々、自分が置かれている環境によって、一番感動する箇所は都度異なると思いますが、今回、私が共感した文は、「人間誰しも人生の教師が必要なんだ」「愛は、自分のことと同じようにほかの人の立場を気にかけるものなんだ」。そして、訳者があとがきで引用した曾野綾子氏の一文「愛せない相手に対しても敵に対しても、理性によって愛しているのと同じように行動せよと命じる……それだけがむしろ本当の愛……という思想さえある」でした。
この本を読みながら、いろんなことが、いろんな人が、いろんな言葉が頭をよぎりました。
宮本輝の「錦繍」の一文「生きていることと、死んでいることとは、もしかしたら同じことかもしれない」。
Steve Jobs (スティーブ・ジョブズ)の“If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?”
「(もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?)」
この本には、たくさんの愛が詰まっています。そして、モリー先生が「心」に問い掛けてきます。
どんな世代の人にも、一度は読んでほしい一冊です。
2013年の終わり、良書に出会えたことにただただ感謝、感謝です。
2020年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人に勧められて購入しました
読みやすくて感動しました
手元において読み返したくなる書物です
読みやすくて感動しました
手元において読み返したくなる書物です
2014年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【要点】
1:夢破れてお金稼ぎに専念していた僕がたまたま見たテレビに写っていたのはALSと闘病をしている大学時代の恩師の先生だった
2:いてもたってもいられず、ぼくは恩師の元へ会いに行った
3:会いに行った先でぼくは先生から最後の授業を受けることになった。その授業の内容は愛について、死について、社会についてなど多岐にわたった。死を実感した先生から語られる最後の授業をまとめたのがこの1冊
大量に押し寄せる情報を考えるまもなく処理し、一日一日が過ぎていく中でたまに立ち止まって自分の身の回りを見つめ直すことには大きな意味がある。
年の瀬になり、今年一年を振り返ると何か意志を持って生きてきたというよりは目の前のことを捌いてきただけなんじゃないかと思う年はないだろうか。自分にとっては今年、2014年がそんな年であるような気がする。
目の前のことを捌いてきただけだと思える年だからこそ、その中で得たもの、触れ合った人たち、目の当たりにすることを避けてきたことを今一度考えてみることも大切なんだろう。
ましてや、死を目の前にしたら人生を振り返ることになる。そんな時に自分について、大切な人について語れる自分でありたいとこの本を読むと思うのです。
この本は死を目の前にした大学教授が残した名言集でも、厳しい闘病生活を日記にしたものでもなく、先生になるしか選択肢がなかった教授が実りのあった人生とその人生で触れ合ってきた大切な人たちのことを思い出す日記のようなもの。
その中で時の流れに急かされている読み手たちの歩いてきた道をふと見るように促してくれる。ちょっとだけ立ち止まって休憩したいあなたに。
【キーワード】
恩師の生涯最後の授業は、週に一回先生の自宅で行われた
ALSにかかった大学時代の恩師から毎週火曜日に最後の授業を受けた
【引用】
もうじき死ぬとはいっても、私のまわりには愛してくれる人、心配してくれる人がたくさんいる。世の中にそう言える人がどれだけいるか?
アメリカではO・J・シンプソン裁判がクライマックスを迎え、誰も彼も昼食そっちのけで成り行きを見守っている。残りはビデオにとっておいて夜見ようというありさま。O・J・シンプソンは知り合いではない。事件の関係者は誰も知り合いではない。にもかかわらず、みなこの赤の他人のドラマに日夜うつつを抜かしている。 この前訪ねたときにモリーが言ったことを思い出した。「われわれのこの文化は人びとに満ち足りた気持ちを与えない。文化がろくな役に立たないんなら、そんなものいらないと言えるだけの強さを持たないといけない」
「人生でいちばん大事なことは、愛をどうやって外に出すか、どうやって中に受け入れるか、その方法を学ぶことだよ」
「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる」
「他人頼りを楽しむことにしたのさ。今では、誰かが横向きにねかせてくれたり、ただれないように尻にクリームをすりこんだりしてくれるときには、楽しいなと思う。額を拭いたり、脚をマッサージしてくれるときも、うれしくてうれしくて。目をつぶって、味わいつくすっていう感じさ。それがまたよくよく知っていたことのような気がする。
「ほんとうのところ、私自身の中にすべての年齢がまじり合っているんだよ。三歳の自分、五歳の自分、三十七歳の自分、五十歳の自分ていうように。そのすべてを経験して、どんなものだかよくわかっている。子どもであるのが適当な場合には、喜んで子どもになるし、思慮深い老人であるのがいい場合には、喜んでそうなる。何にだってなれるんだ! 私は今のこの年までのどんな年齢でもある。わかるかい?」 ぼくはうなずいた。 「今の君の年代をうらやましがってなんていられないよ――前に自分がそうだったんだから」
「私は結婚についてこういうことを学んだ。結婚ていうのは、テストされるんだよ。自分がどういう人間か、相手がどういう人間か、適応できるかできないか、それを見つけるのが結婚だ」
「価値観の中でも最大のものはね、ミッチ」 はあ。 「自分の結婚が大事なものだという信念さ」
「死ぬ前に自分を許せ。それから人を許せ」
「死で人生は終わる、つながりは終わらない」
もっと心を開くこと、マスメディアなどを通じて流される価値観にとらわれないこと、愛する人が話をしているときには、聞けるのはこれが最後のつもりで注意を払うことを教えたい。
【手に入れたきっかけ】
パートナーに薦められて
1:夢破れてお金稼ぎに専念していた僕がたまたま見たテレビに写っていたのはALSと闘病をしている大学時代の恩師の先生だった
2:いてもたってもいられず、ぼくは恩師の元へ会いに行った
3:会いに行った先でぼくは先生から最後の授業を受けることになった。その授業の内容は愛について、死について、社会についてなど多岐にわたった。死を実感した先生から語られる最後の授業をまとめたのがこの1冊
大量に押し寄せる情報を考えるまもなく処理し、一日一日が過ぎていく中でたまに立ち止まって自分の身の回りを見つめ直すことには大きな意味がある。
年の瀬になり、今年一年を振り返ると何か意志を持って生きてきたというよりは目の前のことを捌いてきただけなんじゃないかと思う年はないだろうか。自分にとっては今年、2014年がそんな年であるような気がする。
目の前のことを捌いてきただけだと思える年だからこそ、その中で得たもの、触れ合った人たち、目の当たりにすることを避けてきたことを今一度考えてみることも大切なんだろう。
ましてや、死を目の前にしたら人生を振り返ることになる。そんな時に自分について、大切な人について語れる自分でありたいとこの本を読むと思うのです。
この本は死を目の前にした大学教授が残した名言集でも、厳しい闘病生活を日記にしたものでもなく、先生になるしか選択肢がなかった教授が実りのあった人生とその人生で触れ合ってきた大切な人たちのことを思い出す日記のようなもの。
その中で時の流れに急かされている読み手たちの歩いてきた道をふと見るように促してくれる。ちょっとだけ立ち止まって休憩したいあなたに。
【キーワード】
恩師の生涯最後の授業は、週に一回先生の自宅で行われた
ALSにかかった大学時代の恩師から毎週火曜日に最後の授業を受けた
【引用】
もうじき死ぬとはいっても、私のまわりには愛してくれる人、心配してくれる人がたくさんいる。世の中にそう言える人がどれだけいるか?
アメリカではO・J・シンプソン裁判がクライマックスを迎え、誰も彼も昼食そっちのけで成り行きを見守っている。残りはビデオにとっておいて夜見ようというありさま。O・J・シンプソンは知り合いではない。事件の関係者は誰も知り合いではない。にもかかわらず、みなこの赤の他人のドラマに日夜うつつを抜かしている。 この前訪ねたときにモリーが言ったことを思い出した。「われわれのこの文化は人びとに満ち足りた気持ちを与えない。文化がろくな役に立たないんなら、そんなものいらないと言えるだけの強さを持たないといけない」
「人生でいちばん大事なことは、愛をどうやって外に出すか、どうやって中に受け入れるか、その方法を学ぶことだよ」
「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる」
「他人頼りを楽しむことにしたのさ。今では、誰かが横向きにねかせてくれたり、ただれないように尻にクリームをすりこんだりしてくれるときには、楽しいなと思う。額を拭いたり、脚をマッサージしてくれるときも、うれしくてうれしくて。目をつぶって、味わいつくすっていう感じさ。それがまたよくよく知っていたことのような気がする。
「ほんとうのところ、私自身の中にすべての年齢がまじり合っているんだよ。三歳の自分、五歳の自分、三十七歳の自分、五十歳の自分ていうように。そのすべてを経験して、どんなものだかよくわかっている。子どもであるのが適当な場合には、喜んで子どもになるし、思慮深い老人であるのがいい場合には、喜んでそうなる。何にだってなれるんだ! 私は今のこの年までのどんな年齢でもある。わかるかい?」 ぼくはうなずいた。 「今の君の年代をうらやましがってなんていられないよ――前に自分がそうだったんだから」
「私は結婚についてこういうことを学んだ。結婚ていうのは、テストされるんだよ。自分がどういう人間か、相手がどういう人間か、適応できるかできないか、それを見つけるのが結婚だ」
「価値観の中でも最大のものはね、ミッチ」 はあ。 「自分の結婚が大事なものだという信念さ」
「死ぬ前に自分を許せ。それから人を許せ」
「死で人生は終わる、つながりは終わらない」
もっと心を開くこと、マスメディアなどを通じて流される価値観にとらわれないこと、愛する人が話をしているときには、聞けるのはこれが最後のつもりで注意を払うことを教えたい。
【手に入れたきっかけ】
パートナーに薦められて
2020年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
金銭主義、コロナ渦、長らく殺伐とした人との関係に慣れてきていたようで、この本で泣くまで心が乾いていたことに気付きませんでした。
色々なことを学ばせていただきました。
色々なことを学ばせていただきました。