注意:ネタばれが少々あります。
バキよりこちら派の1人です。
今回は主人公(のハズ)の丹波文七が、まるで卑劣漢みたいに描かれていてナイスです。
武術家は正義の味方などではない事がよく分かりました(文七だけか)。
まるで範馬勇次郎のように、試合を終えたばかりの選手たちを食い荒らす文七は、確実にアンフェア野郎ですが、この手の挙動不審野郎が次に何をやらかすのか逆に期待してしまうのがまたオツ。
「黒」の魅力が増した文七は確実に魅力的です。
んでもって、愛弟子を足蹴にされても動じぬばかりか、不敵にもそんな鬼畜・文七をサラッとリスペクトしてのけるグレート巽は、明らかにダークヒーロー的に役者が上。
もはや誰にも感情移入できなくなった板垣・餓狼伝ワールド。
久々に堪能させていただきました(まあ不満点があるとすれば、プロレスラーの扱いが最近ヒドくね?とかはありますが)。
それにしても鞍馬ヒコイチ。あんなに弱かったっけ?

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餓狼伝(24) (イブニングKC) コミック – 2009/11/20
強さのみを追い求める孤高の格闘家、丹波文七。強い者と闘い、倒すことで、彼は己の強さを確かめていくのだった──。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/11/20
- ISBN-104063522873
- ISBN-13978-4063522877
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商品の説明
著者について
板垣恵介
1957年北海道出身。高校卒業後、自衛隊など様々な職業を経て、89年に『メイキャッパー』で漫画家デビュー。以後、戦いと強い男を求めて作画に打ち込む。コミックスに『メイキャッパー』『グラップラー刃牙』『バキ』『範馬刃牙』(秋田書店)、『餓狼伝』(夢枕獏原作/講談社)などがある。著書に『板垣恵介の格闘士列伝』『板垣恵介の激闘達人烈伝』(徳間書店)がある。
夢枕獏
1951年神奈川県出身。77年、SF文芸誌『奇想天外』にて「カエルの死」でデビュー。89年「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞、98年「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。「餓狼伝」「魔獣狩り」「キマイラ」「陰陽師」シリーズなどで人気を博す。著書多数。趣味である格闘技観戦、釣り、写真に関連した著作も数多い。
1957年北海道出身。高校卒業後、自衛隊など様々な職業を経て、89年に『メイキャッパー』で漫画家デビュー。以後、戦いと強い男を求めて作画に打ち込む。コミックスに『メイキャッパー』『グラップラー刃牙』『バキ』『範馬刃牙』(秋田書店)、『餓狼伝』(夢枕獏原作/講談社)などがある。著書に『板垣恵介の格闘士列伝』『板垣恵介の激闘達人烈伝』(徳間書店)がある。
夢枕獏
1951年神奈川県出身。77年、SF文芸誌『奇想天外』にて「カエルの死」でデビュー。89年「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞、98年「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。「餓狼伝」「魔獣狩り」「キマイラ」「陰陽師」シリーズなどで人気を博す。著書多数。趣味である格闘技観戦、釣り、写真に関連した著作も数多い。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
チェスの達人に、将棋の達人が唐突に将棋で勝負を挑んで
「所詮貴様は将棋では二流だ」とか言いつつ、相手を圧倒して調子にのってる奴
とでも例えればわかりやすいでしょうか。
この巻の丹波文七はそんな男です。
「所詮貴様は将棋では二流だ」とか言いつつ、相手を圧倒して調子にのってる奴
とでも例えればわかりやすいでしょうか。
この巻の丹波文七はそんな男です。
2009年12月16日に日本でレビュー済み
素晴らしいキャラを「路上の現実」の理論で潰していく路線に「どうなんだろう?」と首をかしげていました。
しかし、今回のテレンス・リーが素人にボコボコにされた事件を見て「やっぱりそういうものなのか!」と納得しました。
路上万歳!
しかし、今回のテレンス・リーが素人にボコボコにされた事件を見て「やっぱりそういうものなのか!」と納得しました。
路上万歳!
2009年11月23日に日本でレビュー済み
強い奴の次は強い奴。その強い奴の次は更に強い奴。
そして最終的には星をも壊さんばかりの強い奴の戦いに。
ジャンプ特有のバトル漫画が陥る袋小路である、パワー
インフレがまさに餓狼伝でも展開中。
強い奴は人間を超えた超人に昇華し、超人以外はかませ
犬か解説役状態。まさに今回の丹波の強さは超人。
作者は弱くとも強い人間を描きたいのだろうか?全てに
完璧な1億パワーの超人の戦いを描きたいのだろうか?
まあ、後者なんだろうね・・・
既に展開がグダグダになっているが、今後もそうなる
可能性が高く、読んでいて不快になってきた。
そして最終的には星をも壊さんばかりの強い奴の戦いに。
ジャンプ特有のバトル漫画が陥る袋小路である、パワー
インフレがまさに餓狼伝でも展開中。
強い奴は人間を超えた超人に昇華し、超人以外はかませ
犬か解説役状態。まさに今回の丹波の強さは超人。
作者は弱くとも強い人間を描きたいのだろうか?全てに
完璧な1億パワーの超人の戦いを描きたいのだろうか?
まあ、後者なんだろうね・・・
既に展開がグダグダになっているが、今後もそうなる
可能性が高く、読んでいて不快になってきた。
2010年2月10日に日本でレビュー済み
刃牙と並行して読むと、ネタが被ってるというか、既視感がアリアリなのがこの漫画の悩み所ですね。
三人のプロレスラー攻撃は刃牙囚人編のマウスを彷彿とさせます。
噛みつきの弱点なんかは以前勇次郎がジャックに指摘したやつですしね。
僕は板垣さんの作品が好きだからいいですけど、どちらかに絞って読まないとガッカリする事が多いかもしれません。
キャラのコスチュームの手抜きぶり、使い回し具合もエゲツねぇ〜と思わさせられる時が。
勝負がヒートアップしてきたらもう気にならなくなりますけどね。
三人のプロレスラー攻撃は刃牙囚人編のマウスを彷彿とさせます。
噛みつきの弱点なんかは以前勇次郎がジャックに指摘したやつですしね。
僕は板垣さんの作品が好きだからいいですけど、どちらかに絞って読まないとガッカリする事が多いかもしれません。
キャラのコスチュームの手抜きぶり、使い回し具合もエゲツねぇ〜と思わさせられる時が。
勝負がヒートアップしてきたらもう気にならなくなりますけどね。
2009年11月21日に日本でレビュー済み
なかなかストーリーが進まなくなってきたのも、お約束。
それはさておき、”強い”ってなんなんだろうね。
物語の中で巽のいっている、殺しあうことを前提とした技術の事ではない気がするんですよ。
相互理解を前提としてないって、寂しすぎるじゃないですか。
戦いの果てに何を見つけるんだろう。
それはさておき、”強い”ってなんなんだろうね。
物語の中で巽のいっている、殺しあうことを前提とした技術の事ではない気がするんですよ。
相互理解を前提としてないって、寂しすぎるじゃないですか。
戦いの果てに何を見つけるんだろう。
2009年12月1日に日本でレビュー済み
私の知りうる他の格闘マンガよりかは格段に面白いかと。
原作ファンからはすこぶる不評のようですが、続きが読みたくなる作品には変わりません。
主人公ながら長期に渡り日陰に甘んじていた丹波の活躍が見れるだけでも充分楽しめました。
私は今も昔も板垣版餓狼伝大好きです。
原作ファンからはすこぶる不評のようですが、続きが読みたくなる作品には変わりません。
主人公ながら長期に渡り日陰に甘んじていた丹波の活躍が見れるだけでも充分楽しめました。
私は今も昔も板垣版餓狼伝大好きです。
2013年12月6日に日本でレビュー済み
トーナメント出場選手の強烈過ぎる個性のキャラのせいで丹波文七の存在感が
薄れまくった末に彼らへの言いがかり的な殴りこみに
巽の送った噛ませ犬刺客プロレスラー3人との野死合での主人公は強いんだよとの主張。
平凡な主人公の救済措置的な意味合いに終始した内容と感じました。
正直、マンガ版を読んだ限りは巽や象山がなぜそこまで文七を高く買っているのか
次巻25巻まで読んでも理解できないまま唐突に終わってしまいました。
久我さんの試合だけは見てみたかったな。
薄れまくった末に彼らへの言いがかり的な殴りこみに
巽の送った噛ませ犬刺客プロレスラー3人との野死合での主人公は強いんだよとの主張。
平凡な主人公の救済措置的な意味合いに終始した内容と感じました。
正直、マンガ版を読んだ限りは巽や象山がなぜそこまで文七を高く買っているのか
次巻25巻まで読んでも理解できないまま唐突に終わってしまいました。
久我さんの試合だけは見てみたかったな。