岩波文庫、久保勉訳「アテナイ人諸君、諸君が…」
講談社学術文庫、三嶋輝夫訳「アテナイ人諸君、皆さんが…」
光文社古典新訳文庫、納富信留訳「アテナイの皆さん、皆さんが…」
この他にもたくさんの日本語翻訳があります。
ギリシア語原文と照らし合わせて読み比べるのもまた一興です。
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ソクラテスの弁明・クリトン (講談社学術文庫) 文庫 – 1998/2/10
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昏迷深まる現代への贈りもの
今こそ、ソクラテスを。
待望の《新訳》登場。
不敬神の罪に問われた法廷で死刑を恐れず所信を貫き、老友クリトンを説得して脱獄計画を思い止まらせるソクラテス。「よく生きる」ことを基底に、宗教性と哲学的懐疑、不知の自覚と知、個人と国家と国法等の普遍的問題を提起した表題2作に加え、クセノポンの「ソクラテスの弁明」も併載。各々に懇切な訳註と解題を付し、多角的な視点からソクラテスの実像に迫る。新訳を得ていま甦る古典中の古典。
「いちばん大事にしなければならないのは生きることではなくて、よく生きることだ」──(「クリトン」より)
今こそ、ソクラテスを。
待望の《新訳》登場。
不敬神の罪に問われた法廷で死刑を恐れず所信を貫き、老友クリトンを説得して脱獄計画を思い止まらせるソクラテス。「よく生きる」ことを基底に、宗教性と哲学的懐疑、不知の自覚と知、個人と国家と国法等の普遍的問題を提起した表題2作に加え、クセノポンの「ソクラテスの弁明」も併載。各々に懇切な訳註と解題を付し、多角的な視点からソクラテスの実像に迫る。新訳を得ていま甦る古典中の古典。
「いちばん大事にしなければならないのは生きることではなくて、よく生きることだ」──(「クリトン」より)
- ISBN-104061593161
- ISBN-13978-4061593169
- 出版社講談社
- 発売日1998/2/10
- 言語日本語
- 寸法10.8 x 1.1 x 14.8 cm
- 本の長さ236ページ
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商品の説明
著者について
【三嶋輝夫】
1949年東京生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。東京大学大学院人文科学科研究科博士課程修了。青山学院大学文学部教授。著者に『市民のための倫理学』、訳書にプラトン『ラケス』(講談社学術文庫)などがある。
【田中享英】
1937年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。北海道大学文学部教授。論文に「ソクラテスの正義とわれわれの幸福」などがある。
1949年東京生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。東京大学大学院人文科学科研究科博士課程修了。青山学院大学文学部教授。著者に『市民のための倫理学』、訳書にプラトン『ラケス』(講談社学術文庫)などがある。
【田中享英】
1937年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。北海道大学文学部教授。論文に「ソクラテスの正義とわれわれの幸福」などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1998/2/10)
- 発売日 : 1998/2/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 236ページ
- ISBN-10 : 4061593161
- ISBN-13 : 978-4061593169
- 寸法 : 10.8 x 1.1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 271,689位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 126位その他の西洋思想関連書籍
- - 153位古代・中世・ルネサンスの思想
- - 474位西洋哲学入門
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、プラトンの有名な著書「ソクラテスの弁明」、「クリトン」と、同じくソクラテスの弟子であるクセノポンが描く「ソクラテスの弁明」を参考資料として掲載。3作品とも、それぞれの全訳・訳注・解題の構成でできている。
クセノポンの作品を掲載することで、「プラトンとは別の視点からもソクラテスを眺めることができるようになり、いわば立体的で人間的なソクラテス像が見えてくる」という訳者の意図による。
プラトンの「ソクラテスの弁明」は、「若者を堕落させ、また国家が崇めるところの神を崇めずに別の新奇な神格を崇めることによって不正を犯している」として訴えられたソクラテスが、法廷で行なう弁明を記録する形になっている。
起訴内容に対する本人からの反論の後、有罪か無罪かを決める一回目の投票が行われ、僅差で有罪となり、次に量刑のための二回目の投票が行われ死刑が確定するという流れ。裁判の過程で行われる被告人弁論が「ソクラテスの弁明」であり、その中に有名な「無知の知」などのエピソードが記されている。
「クリトン」は、脱獄を進めるために面会に来た友人クリトンとソクラテスとの、牢獄の中での会話を描く。しようと思えばできる脱獄をせず刑に服するソクラテスの思考・心情を描く。
ソクラテスは弁明の冒頭で、「空中の事柄に思索を巡らす者であるとともに地下の事柄全般を探求しつくし、さらには劣った議論を優勢にする者」と噂されていることで「神々を崇めもしない」とみなされる空気が市民の間にできていることは、この裁判の真の告発者であるアニュトス一派以上に恐ろしい、と語る。
相手が空気では裁判の場に引き出すことも反駁することもできず、「止むを得ずだれも答える者のいない状態で、ひたすら影と戦うようにして弁明しなければならない」からだという。(古代ギリシャの時代でも『「空気」の研究』(山本七平、文春文庫)の中で語られる裁判と同じことがあるのだと、妙なところで感心)
「空中の事柄 ・・・・・ 地下の事柄全般を探求する」とは、ミレトスのタレスに始まる自然哲学のことを指す。自然哲学をする者は、一般的に無神論者とみなされており、ギリシャ神話の世界である当時のアテナイでは異端とみられた。
また「劣った議論を優勢にする者」とは、事柄の真偽・善悪よりも議論に勝つことだけを目的とする弁論術を操るソフィストを指し、その危険性が懸念されていた。
真の告発者であるアニュトスは、ペロポネソス戦争敗戦後、恐怖政治でアテネを支配する独裁政権(三十人革命委員)を倒した民主派の有力者である。
アテネを裏切り敗戦の一因を作ったアルキビアデスや、独裁政権の中心人物であったクリティアスなどが弟子であったことから、危険人物を教育する反民主派の黒幕としてソクラテスのことを見る向きもあったようであり、さらに無神論者やソフィストと見られる空気もある中での弁明、という背景を知って読むと、哲学書には全く縁のない自分でも読み通せる。
本書については、「ギリシア人の物語 2 民主制の成熟と崩壊」(塩野七生著、新潮社)を読む中で登場する人間としてのソクラテスに興味を持ち手に取った次第。
「ソクラテスの弁明」の全訳は85頁、「クリトン」の全訳は39頁と分量は少ない。平易な言葉で記載されており、難しい哲学書というイメージではなく、裁判における被告側の口頭陳述という感じである。「英雄伝 2」(プルタルコス著、京都大学学術出版社)の「アルキビアデス」にもソクラテスが登場するので、合わせてお薦めする。
クセノポンの作品を掲載することで、「プラトンとは別の視点からもソクラテスを眺めることができるようになり、いわば立体的で人間的なソクラテス像が見えてくる」という訳者の意図による。
プラトンの「ソクラテスの弁明」は、「若者を堕落させ、また国家が崇めるところの神を崇めずに別の新奇な神格を崇めることによって不正を犯している」として訴えられたソクラテスが、法廷で行なう弁明を記録する形になっている。
起訴内容に対する本人からの反論の後、有罪か無罪かを決める一回目の投票が行われ、僅差で有罪となり、次に量刑のための二回目の投票が行われ死刑が確定するという流れ。裁判の過程で行われる被告人弁論が「ソクラテスの弁明」であり、その中に有名な「無知の知」などのエピソードが記されている。
「クリトン」は、脱獄を進めるために面会に来た友人クリトンとソクラテスとの、牢獄の中での会話を描く。しようと思えばできる脱獄をせず刑に服するソクラテスの思考・心情を描く。
ソクラテスは弁明の冒頭で、「空中の事柄に思索を巡らす者であるとともに地下の事柄全般を探求しつくし、さらには劣った議論を優勢にする者」と噂されていることで「神々を崇めもしない」とみなされる空気が市民の間にできていることは、この裁判の真の告発者であるアニュトス一派以上に恐ろしい、と語る。
相手が空気では裁判の場に引き出すことも反駁することもできず、「止むを得ずだれも答える者のいない状態で、ひたすら影と戦うようにして弁明しなければならない」からだという。(古代ギリシャの時代でも『「空気」の研究』(山本七平、文春文庫)の中で語られる裁判と同じことがあるのだと、妙なところで感心)
「空中の事柄 ・・・・・ 地下の事柄全般を探求する」とは、ミレトスのタレスに始まる自然哲学のことを指す。自然哲学をする者は、一般的に無神論者とみなされており、ギリシャ神話の世界である当時のアテナイでは異端とみられた。
また「劣った議論を優勢にする者」とは、事柄の真偽・善悪よりも議論に勝つことだけを目的とする弁論術を操るソフィストを指し、その危険性が懸念されていた。
真の告発者であるアニュトスは、ペロポネソス戦争敗戦後、恐怖政治でアテネを支配する独裁政権(三十人革命委員)を倒した民主派の有力者である。
アテネを裏切り敗戦の一因を作ったアルキビアデスや、独裁政権の中心人物であったクリティアスなどが弟子であったことから、危険人物を教育する反民主派の黒幕としてソクラテスのことを見る向きもあったようであり、さらに無神論者やソフィストと見られる空気もある中での弁明、という背景を知って読むと、哲学書には全く縁のない自分でも読み通せる。
本書については、「ギリシア人の物語 2 民主制の成熟と崩壊」(塩野七生著、新潮社)を読む中で登場する人間としてのソクラテスに興味を持ち手に取った次第。
「ソクラテスの弁明」の全訳は85頁、「クリトン」の全訳は39頁と分量は少ない。平易な言葉で記載されており、難しい哲学書というイメージではなく、裁判における被告側の口頭陳述という感じである。「英雄伝 2」(プルタルコス著、京都大学学術出版社)の「アルキビアデス」にもソクラテスが登場するので、合わせてお薦めする。
2018年2月12日に日本でレビュー済み
不朽の名作であることは言うまでもありません。
2500年近く前の人々の生身の会話を知ることができるという点だけをとっても他に類のない貴重な資料です。
ただ、ソクラテスの弁明については翻訳がこなれているとは言い難いです。ギリシャ語原典と照らし合わせながら読む人のために、あえて原文の構造を崩さずに訳しているのかと思えば、訳者あとがきを読むと「原文の文法的構造を忠実に表現することにのみ意を用いることはせず(つまりギリシャ語原典を読む人の参考書にするつもりはなく)、むしろ日本語を読んで結果的に原文の正確な意味が伝わるように努めた」とあります。
しかし、例えば36-37ページの
「何だって、メレトス。きみはまだその年頃でいながら、こんなに年をとったぼくよりもそんなに知恵があるというのかね。悪い人間は自分たちの最も親しいものにいつでも何か悪いことをするのに対して、善い人間は善いことをするものだということを君は知っているのに、ぼくの方はあまりにも無知なものだからつぎのことさえ知らないというほどにね。つまり、付き合っている者のうちのだれかをぼくが邪悪なものにする時には、その者から何か悪い目にあわされるような真似をしているのであって、結果的に、そのそれほどの不利益をもたらすことを、きみの主張によれば故意に行なっていることになるということさえわからないほどにね。(25d-e)」という箇所を読んで、意味がわかる人はほとんどいないのではないでしょうか。学生が講義で訳すのであればまだしも、お金を払ってまで「〜だからつぎのことさえ知らないというほどにね」などという原文に引っ張られすぎた訳は読みたくないです。こういった訳はこの本に限らず翻訳書一般でよく見かけるので、この本だけを批判しているわけではないですが、このような訳が普通に採用されてしまうことが読者からの敬遠を助長しているのではないでしょうか。
ちなみに件の箇所は、
「何だって、メレトス。君はまだその年でいて、悪人は親友に対して絶えず悪行をはたらき、善人は(親友に対して絶えず)善行を施すということを知っているのに、君よりずっと年上の私が、仲間うちの者を悪人にすればその者が私に悪行をはたらく恐れがあることも知らず、わざとそのような不正をはたらくほど愚かだと言うのか。君はそんなにも私より賢明な人間だとでも言うのかね。」とでも訳せば良いのではないでしょうか。
意味が全くとれないような箇所は少ないですが、同書の翻訳は他にもたくさんあるのですから、もう少しクオリティを高めてほしかったです。
2500年近く前の人々の生身の会話を知ることができるという点だけをとっても他に類のない貴重な資料です。
ただ、ソクラテスの弁明については翻訳がこなれているとは言い難いです。ギリシャ語原典と照らし合わせながら読む人のために、あえて原文の構造を崩さずに訳しているのかと思えば、訳者あとがきを読むと「原文の文法的構造を忠実に表現することにのみ意を用いることはせず(つまりギリシャ語原典を読む人の参考書にするつもりはなく)、むしろ日本語を読んで結果的に原文の正確な意味が伝わるように努めた」とあります。
しかし、例えば36-37ページの
「何だって、メレトス。きみはまだその年頃でいながら、こんなに年をとったぼくよりもそんなに知恵があるというのかね。悪い人間は自分たちの最も親しいものにいつでも何か悪いことをするのに対して、善い人間は善いことをするものだということを君は知っているのに、ぼくの方はあまりにも無知なものだからつぎのことさえ知らないというほどにね。つまり、付き合っている者のうちのだれかをぼくが邪悪なものにする時には、その者から何か悪い目にあわされるような真似をしているのであって、結果的に、そのそれほどの不利益をもたらすことを、きみの主張によれば故意に行なっていることになるということさえわからないほどにね。(25d-e)」という箇所を読んで、意味がわかる人はほとんどいないのではないでしょうか。学生が講義で訳すのであればまだしも、お金を払ってまで「〜だからつぎのことさえ知らないというほどにね」などという原文に引っ張られすぎた訳は読みたくないです。こういった訳はこの本に限らず翻訳書一般でよく見かけるので、この本だけを批判しているわけではないですが、このような訳が普通に採用されてしまうことが読者からの敬遠を助長しているのではないでしょうか。
ちなみに件の箇所は、
「何だって、メレトス。君はまだその年でいて、悪人は親友に対して絶えず悪行をはたらき、善人は(親友に対して絶えず)善行を施すということを知っているのに、君よりずっと年上の私が、仲間うちの者を悪人にすればその者が私に悪行をはたらく恐れがあることも知らず、わざとそのような不正をはたらくほど愚かだと言うのか。君はそんなにも私より賢明な人間だとでも言うのかね。」とでも訳せば良いのではないでしょうか。
意味が全くとれないような箇所は少ないですが、同書の翻訳は他にもたくさんあるのですから、もう少しクオリティを高めてほしかったです。
2018年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ読んでいませんが、タイトル通りに私もなれるのか期待しつつ読んでいきます。
2018年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
某タレントさんのおすすめで購入しましたが
私には難しい本でした。
私には難しい本でした。
2010年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「無知の知」ぐらいしか知らなかったのですが、
紀元前というはるか昔の人間であるソクラテスの知性に
本書を通して触れることができました。
本編にたいする様々な解釈・研究がなされていて、
突っ込みどころも沢山あるようですが、
2千年以上の時間に耐え抜いて残ってきた古典です。
時代背景・状況は違えど、正義・国家とは何か?
という問題に苦悩する人間に対していつの時代も
心打つもの・考えさえるものがあると感じることができました。
紀元前というはるか昔の人間であるソクラテスの知性に
本書を通して触れることができました。
本編にたいする様々な解釈・研究がなされていて、
突っ込みどころも沢山あるようですが、
2千年以上の時間に耐え抜いて残ってきた古典です。
時代背景・状況は違えど、正義・国家とは何か?
という問題に苦悩する人間に対していつの時代も
心打つもの・考えさえるものがあると感じることができました。
2018年8月26日に日本でレビュー済み
プラトンによる「ソクラテスの弁明」「クリトン」と参考としてクセノポンの「ソクラテスの弁明」を収録。
それぞれについて全訳、訳注、解題の構成となっています。
「ソクラテスの弁明」は神を冒涜したとして告発された裁判での、ソクラテス自身の弁明を描いたもので
告発者も出てきますが、基本ソクラテスの一人語りに近いです。
「クリトン」は処刑が迫る中、脱獄・亡命を薦める友人クリトンとソクラテスの対話になります。
有名なデルポイの神託「ソクラテスより賢いものはいない」から知らないことの自覚「無知の知」に至るまでの経緯、
彼独特の対話方法など、高校倫理で習ったエピソードがしっかり収められていて興味深く読めました。
死後の世界に対する無知についても語っていたのは知らなかったので、独特の死生観が垣間見えたのも良かったです。
また「クリトン」で語られる内容は国家と社会の契約という、一種の社会契約論になっているのが驚きでした。
ページ数はそれほど無く、よく言えばコンパクトにソクラテスの人柄が詰まっていますが、悪く言えば薄い本です。
ただソクラテスは対話の人で著作を残さなかった人なので、彼の考えに直接的に触れられるのは貴重なんだろうなと思います。
それぞれについて全訳、訳注、解題の構成となっています。
「ソクラテスの弁明」は神を冒涜したとして告発された裁判での、ソクラテス自身の弁明を描いたもので
告発者も出てきますが、基本ソクラテスの一人語りに近いです。
「クリトン」は処刑が迫る中、脱獄・亡命を薦める友人クリトンとソクラテスの対話になります。
有名なデルポイの神託「ソクラテスより賢いものはいない」から知らないことの自覚「無知の知」に至るまでの経緯、
彼独特の対話方法など、高校倫理で習ったエピソードがしっかり収められていて興味深く読めました。
死後の世界に対する無知についても語っていたのは知らなかったので、独特の死生観が垣間見えたのも良かったです。
また「クリトン」で語られる内容は国家と社会の契約という、一種の社会契約論になっているのが驚きでした。
ページ数はそれほど無く、よく言えばコンパクトにソクラテスの人柄が詰まっていますが、悪く言えば薄い本です。
ただソクラテスは対話の人で著作を残さなかった人なので、彼の考えに直接的に触れられるのは貴重なんだろうなと思います。
2012年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編だがソクラテスの考え方、生き方が凝縮されており、興味深く面白い。
読み進める内に、紀元前のギリシャの様子が頭に浮かんでくる。
頭の中で当時のやりとりを映像化してしまう。
何時の時代も人は悩み、考え、自分の生き方を求めている。
人間って一体どこから生まれ、何を目的に生きるのかを改めて考えさせられる。
哲学って面白い!
読み進める内に、紀元前のギリシャの様子が頭に浮かんでくる。
頭の中で当時のやりとりを映像化してしまう。
何時の時代も人は悩み、考え、自分の生き方を求めている。
人間って一体どこから生まれ、何を目的に生きるのかを改めて考えさせられる。
哲学って面白い!