単純にサイモン・ベイカーの出演作を観たくて購入。
マリーアントワネットやフランス革命等に詳しいわけではなく、宮廷モノやドレスが好きなわけでもないので、実際にあった『首飾り事件』をもとに脚色したドラマとして楽しんだ。
宮廷内の淡い色合いに浮きまくるジャンヌの真っ赤なドレスなど考え抜かれた演出はこの後起こる王室の悲劇と、家名と屋敷を取り戻すというジャンヌの強い思いの対比を表現している。
とにかく最初は鼻持ちならないレトー(サイモン・ベイカー)がジャンヌを愛することで変わっていく様が良かった。愛人ではあるが夫よりもジャンヌを大切に思っている。サイモン・ベイカーは古風な顔立ちだからこういうの似合う。すごく素敵だった。
サイモン・ベイカーファンなら必見。特典の「未公開シーン」の派手なアクションも併せて観る価値アリです(結構危険なアクションもやっていて、カットされたのが残念)。