
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ブラックペアン1988(下) (講談社文庫) 文庫 – 2009/12/15
海堂 尊
(著)
医師たちの果て無き闘いと熱い思いを描く。
食道癌の手術で特製器具「スナイプ」が誤作動し、大出血が起こる。
封じ込められた過去が浮かび上がってきたのだった。
「チーム・バチスタ」シリーズ、文庫化。
食道癌の手術で特製器具「スナイプ」が誤作動し、大出血が起こる。
封じ込められた過去が浮かび上がってきたのだった。
「チーム・バチスタ」シリーズ、文庫化。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/12/15
- ISBN-104062765268
- ISBN-13978-4062765268
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/12/15)
- 発売日 : 2009/12/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4062765268
- ISBN-13 : 978-4062765268
- Amazon 売れ筋ランキング: - 589,893位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,513位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1961年千葉県生まれ。医学博士。
第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)にて2006年デビュー。
著書に『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』『ジェネラル・ルージュの伝説』『イノセント・ゲリラの祝祭』、医師の立場から書いた『トリセツ・カラダ カラダ地図を描こう』(以上宝島社)、『極北クレイマー』(朝日新聞出版)、『マドンナ・ヴェルデ』(新潮社)他、多数。『死因不明社会』(講談社)で、第3回科学ジャーナリスト賞受賞。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品そのものの躍動感は素晴らしい。一気に読ませる作品に久し振りに出会った。おまけに「チームバチスタの栄光」の登場人物の来し方を覗き見る楽しさもあり、読了感も爽やかである。楽しみながら医療制度の抱える問題に思いを馳せることになるのは、この作者のいつもの手腕であろう。いや面白かった。
2016年7月8日に日本でレビュー済み
佐伯、高階、渡海の戦いが物語の盛り上がりですが、1年生医師の主人公・世良が成長していく過程も楽しめます。(主人公なので、そちらがメインかも(笑))
シリーズ三部作での世良の成長も見どころですが、思いもよらない展開も!ぜひ、前作読んでほしいです。
そして、海堂尊の本は、全てつな買っているので、全部読むとなおたのしめるとおもいます。
最後の最後に、題名の謎が!
シリーズ三部作での世良の成長も見どころですが、思いもよらない展開も!ぜひ、前作読んでほしいです。
そして、海堂尊の本は、全てつな買っているので、全部読むとなおたのしめるとおもいます。
最後の最後に、題名の謎が!
2022年1月29日に日本でレビュー済み
過去の真相とエンディングへの畳みかけは、展開が早く、あっという間に駆け抜ける感じで終わる。述語なども並んでいるのに医療小説なのにしっかりと引き込まれていて、すっかり楽しまされてしまいました。
2010年6月18日に日本でレビュー済み
クールな表紙が気に入って購入しました。
私は他にも海堂さんの作品をいくつか読んだことがありますが、
比較的当たり外れの多い作家さんだという印象を持っています。
言い換えれば、作品によって明確なテーマ性があって雰囲気が
全く異なるということです。(だから批判ではなく称賛です)
その観点で言うなら、本作は(私個人にとって)当たりでした。
理由をいくつか列挙します。
・メインの教授、講師、医局員三人が非常に魅力的で、単なる
医療ドラマに留まらないエンターテイメント性を感じる。
・他の方がレビューで書かれているように、ミステリー要素は
さほど高くないものの、それは上巻の引きが絶妙なためだと
思われる。(著者の出世作がミステリ仕立てだったのもある)
ただ、確かに二分冊にする必要は感じない。物語も連続的。
・医療専門家が説法口調で説明するのではなく、あくまで現場
の人間たちの会話として、専門用語を自然に物語の中で使用
している。私は医療知識ゼロですが、十分楽しめました。
・目を引く印象的なタイトルが、納得の形で物語の終焉を飾る。
この小説の題名は、これでしかありえない。
以上です。繰り返しますが、私個人にとっては"当たり"でした。
私は著者の作品ではチームバチスタ、ジェネラルルージュ、辺り
が好きです。購入の参考になれば幸いです。
私は他にも海堂さんの作品をいくつか読んだことがありますが、
比較的当たり外れの多い作家さんだという印象を持っています。
言い換えれば、作品によって明確なテーマ性があって雰囲気が
全く異なるということです。(だから批判ではなく称賛です)
その観点で言うなら、本作は(私個人にとって)当たりでした。
理由をいくつか列挙します。
・メインの教授、講師、医局員三人が非常に魅力的で、単なる
医療ドラマに留まらないエンターテイメント性を感じる。
・他の方がレビューで書かれているように、ミステリー要素は
さほど高くないものの、それは上巻の引きが絶妙なためだと
思われる。(著者の出世作がミステリ仕立てだったのもある)
ただ、確かに二分冊にする必要は感じない。物語も連続的。
・医療専門家が説法口調で説明するのではなく、あくまで現場
の人間たちの会話として、専門用語を自然に物語の中で使用
している。私は医療知識ゼロですが、十分楽しめました。
・目を引く印象的なタイトルが、納得の形で物語の終焉を飾る。
この小説の題名は、これでしかありえない。
以上です。繰り返しますが、私個人にとっては"当たり"でした。
私は著者の作品ではチームバチスタ、ジェネラルルージュ、辺り
が好きです。購入の参考になれば幸いです。
2011年7月10日に日本でレビュー済み
上下に分かれていますが、それぞれが薄いので、分けなくても良かったのでは・・・と思います。(商売上手です)
内容のほうですが、非常に楽しめました。
研修医・世良が主人公となり、外科手術の外回り、助手など経験を経て成長を見せる作品。
講師として登場する高階、
看護師の藤原、猫田、花房、
医学生、速水、島津、田口、
「チームバチスタの栄光」シリーズでの主要人物の彼らの若き日が読めるので、前作(時系列では後になりますが)を読んでいると、より楽しめます。
大学病院内での権力争い、患者へのがん告知、医師として患者の命を助けるという強いハート、
読んでよかったと思える作品でした。
読み終えて、本作の主要登場人物である、世良、渡海のその後が気になりました。
内容のほうですが、非常に楽しめました。
研修医・世良が主人公となり、外科手術の外回り、助手など経験を経て成長を見せる作品。
講師として登場する高階、
看護師の藤原、猫田、花房、
医学生、速水、島津、田口、
「チームバチスタの栄光」シリーズでの主要人物の彼らの若き日が読めるので、前作(時系列では後になりますが)を読んでいると、より楽しめます。
大学病院内での権力争い、患者へのがん告知、医師として患者の命を助けるという強いハート、
読んでよかったと思える作品でした。
読み終えて、本作の主要登場人物である、世良、渡海のその後が気になりました。
2010年9月15日に日本でレビュー済み
とっても面白かった。上巻では、大きな事件らしいことはほとんど怒らず、登場人物たちの紹介と主人公である研修医、世良の医師としての成長ぶりを描くにとどまっていたけど、この下巻では、ストーリーは急展開する。
ネタバレになるので、詳しくは書けないけれど、この題名、「ブラックペアン」の由来に絡む大事件が起き、医局の外科医たちの奮闘が描かれる。
基本的に登場する外科医たちは癖のある個性的な人物ばかりだけど、皆、善人ばかりなのが、ちょっとリアリティに欠けるかもしれないけれど、患者の生命を守る医師たちの熱い思いには、素直に感動する。
『チーム・バチスタの栄光』の映画化されたときに出演していた吉川晃司と作者の対談があとがき代わりについているけど、これはおまけ。
この小説の続編、『ブレイブメス1990』も出版されたので、ぜひ、読んでみたい。
でも、ちょっと一言。どうして、この薄さで上下巻に分ける必要があったのだろう?不思議だ。1冊にして、値段を下げてくれればいいのに...
それだけが不満かな。
ネタバレになるので、詳しくは書けないけれど、この題名、「ブラックペアン」の由来に絡む大事件が起き、医局の外科医たちの奮闘が描かれる。
基本的に登場する外科医たちは癖のある個性的な人物ばかりだけど、皆、善人ばかりなのが、ちょっとリアリティに欠けるかもしれないけれど、患者の生命を守る医師たちの熱い思いには、素直に感動する。
『チーム・バチスタの栄光』の映画化されたときに出演していた吉川晃司と作者の対談があとがき代わりについているけど、これはおまけ。
この小説の続編、『ブレイブメス1990』も出版されたので、ぜひ、読んでみたい。
でも、ちょっと一言。どうして、この薄さで上下巻に分ける必要があったのだろう?不思議だ。1冊にして、値段を下げてくれればいいのに...
それだけが不満かな。
2010年1月5日に日本でレビュー済み
まず、ミステリーではありません。
一応、栄光に包まれた教授と新任の優秀な講師、凄腕の万年ヒラ医局員という
対立軸が設けられていますが、結末はまぁ予想通り。
田口先生や、ジェネラル・ルージュの速水先生、花房看護師、
それに藤原さんや猫田看護師の若い日を描いた青春小説です。
シリーズでよく語られる田口先生が手術で血を見て卒倒するエピソードも描かれています。
まぁ、『ジェネラル・ルージュ』未読の方は楽しめないかもしれません。
「IVHって知ってるか?」とか食道吻合器を使うべきかという議論とか
時代を彷彿させる記述も楽しいです。
ただ、大きな活字でこの薄さなのに分冊にするのはヒドイ、ということで星一つ減点です。
一応、栄光に包まれた教授と新任の優秀な講師、凄腕の万年ヒラ医局員という
対立軸が設けられていますが、結末はまぁ予想通り。
田口先生や、ジェネラル・ルージュの速水先生、花房看護師、
それに藤原さんや猫田看護師の若い日を描いた青春小説です。
シリーズでよく語られる田口先生が手術で血を見て卒倒するエピソードも描かれています。
まぁ、『ジェネラル・ルージュ』未読の方は楽しめないかもしれません。
「IVHって知ってるか?」とか食道吻合器を使うべきかという議論とか
時代を彷彿させる記述も楽しいです。
ただ、大きな活字でこの薄さなのに分冊にするのはヒドイ、ということで星一つ減点です。
2010年3月14日に日本でレビュー済み
ラストでブラックペアンが重要な意味を持ってくる。
やっぱりミステリー色はない。ストーリーはシンプル。
しかし医療の専門用語がたくさんちりばめられているのに、気にならないスピード感は抜群。著者のバチスタシリーズでは最も早く読み切ってしまった。
病院の現実を描いた著者らしい作品だったと思う。
やはり気になったのが文庫で上下巻だったこと。このページ数なら一巻分でいいのでは。
やっぱりミステリー色はない。ストーリーはシンプル。
しかし医療の専門用語がたくさんちりばめられているのに、気にならないスピード感は抜群。著者のバチスタシリーズでは最も早く読み切ってしまった。
病院の現実を描いた著者らしい作品だったと思う。
やはり気になったのが文庫で上下巻だったこと。このページ数なら一巻分でいいのでは。