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「ひきこもり国家」日本: なぜ日本はグローバル化の波に乗り遅れたのか (宝島社新書 238) 新書 – 2007/6/1
なぜ世界中で日本ブームが起きているのか?
なぜiPhoneの発売は世界から大きく遅れをとるのか?
グローバル化する世界では、世界がものすごいスピードで動いている。
それなのに日本はただただ「まったり」して「ひきこもって」いるだけ。
今やスローライフとかロハスとか言ってる場合じゃない!
まったりしてる間に世界は激変しているのだ!
本書では、7つの知っておくべき基本キーワードを軸に
高城剛氏が独自の視点から未来予想を展開する。
これからの時代を生き抜くためのヒントが詰まった1冊。
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104796658483
- ISBN-13978-4796658485
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商品の説明
著者について
ディア・クリエイターとして活躍。
六本木ヒルズのCMやルイヴィトンのアニメーションなどの映像や、ナイキ・エア
マックス、ソニーAIBOなど話題の商品の立ち上げを数多く手がける。
現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般に
渡って活躍。情報家電メーカーから金融まで、あらゆる業種業態をクライアント
に持つ。
また、総務省情報通信審議会専門委員や、近年の沖縄ブームをはじめ、数多くの
国家プロジェクトの総合プロデューサーとして活躍し、東映アニメーションな
ど、数十社の顧問を務める。
自身も数多くのメディアに登場し、パナソニック、ヴォーダフォン、ヴァージ
ン・アトランティックなどの広告に出演。
近年はDJとしても国際的に活躍し、近作は2005年英国ベストトラック「Most
Pre-cious Love/Blaze」のリミックスをNYのKingStSoundからリリース。
著書に「デジタル日本人」(講談社刊)他。
この6月に、待望の新刊「ひきこもり国家」日本(宝島社新書)がついに発売。
著者について

1964年8月18日東京都葛飾区柴又生まれ。
日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超
えて横断的に活動。Louis Vuitton、SONYをはじめとする100本を超えるCMやミュージ
ックビデオ、連ドラなどの監督およびプロデュースを務めながら、自身も数多くのメディ
アに登場し、NIKE、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトラン
ティックなどの広告に出演。東映アニメーション社外取締役や総務省情報通信審議会専門
委員などを歴任後、2008年より拠点を欧州へ移す。
著書に『世界はすでに破綻しているのか?』『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?』『分断
した世界』『2049 日本がEUに加盟する日』(集英社)、『不老超寿』(講談社)、『2035年の世
界』(PHP研究所)、『50mm』(晋遊舎ムック)、『GREEN RUSH』『333 ULTRA DETOX』『green
bean to bar CHOCOLATE 世界で一番おいしいチョコレートの作り方』『BETTER
TOMORROW』『BIO HACKING』(NEXTRAVELER BOOKS)、『高城式健康術55』『いままで
起きたこと、これから起きること。』(光文社新書)など累計100万部を超える作家として
も活躍し、Amazon KDPアワードを受賞した。また、DJとして「BlazeFeat. Barbara
Tucker - Most Precious Love」のリミックスがUK dance chartにランクインし、イビサ
にある世界最大のクラ「Privilege」にて、年間レギュラーDJを務める。現在、コミュニケ
ーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。2020年に
プロデュースした初のドキュメンタリー映画『THE TASTE OF NATURE』が、PRPL Fork
FoodFilm Foto Fest長編ドキュメンタリー最優秀賞受賞。芥川龍之介「報恩記」を原作に
全編キューバで8K撮影した『ガヨとカルマンテスの日々』(2022年公開)が、初の長編映
画監督作品となる。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本にある言葉はそれを裏付ける要素が幾つか述べられており、
個人がグローバル化すべきと切に訴えている。
個人のグローバル化という打ち出しは「フラット化する世界」と同じだが、
高城剛ならではの視点がおもしろい。
個人的に格差社会の章が非常に興味深かった。
現在日本では格差の問題があらゆるメディアで話題となっているが、
そんな問題よりも、そもそも日本が格差の底辺にいることが問題だということ。
これは日本の格差が世界一深刻であるかもしれないということだろうか。
「フラット化する世界」がデジタルのジャンルから世界を述べたならば、
こちらは社会から日本(世界)を述べた本なのではないだろうか。
気持ちがすっとする心地よい本でした。
著者が多方面で活躍しているのは認めるが、もう少し基礎的知識を得たほうがいいのでは?最近有名人ならデータに基づかず何を書いても許されるみたいな新書が増えていることを憂えます。各国の高官・著名人だけと付き合って世界はこうだといわれてもね。
序文で日本が一番右端にくる世界地図を引っ張り出してきて
著者が世界における日本の存在感はこの程度だと
いまさらながらに声高に熱く語っているのにまずふいてしまった。
直接経済・金融にかかわっていなくても
誰しもが世界経済の動向の影響を受けることを
わかりやすくノリのいい文章で教えてくれているが、
グローバリゼーションを絶対視するありがちな見解に終始しているのが残念。
日本に関しても国の借金1000兆円とか不安をあおるありがちなマイナス情報しか語っていないが、
せっかく経済の素人である著者が語るのだから
的外れでもいいからもっと別の側面からいろいろな意見を述べてもよかったのでは。
日本国民の個人金融資産は約1500兆円あるといわれてますし。
なんか専門外なのにこんなにも勉強しました、ほめて、ほめてという態度が見えて興ざめ。
これでは沢尻さんはたぶらかせても他の人は無理でしょう。
著者自身が日本が経済大国じゃなくなっちゃう、やばい!
という大国幻想にとらわれている感じがするが、
北欧などのように別に日本という国が大国でなくなっても
個人の所得があがって一人ひとりが幸せになればいいのだから、
もっと暴論を語ってもよかったのではないかと思います。
とりあえず最近の世界経済の中における日本の立ち位置を
外から見た視点でざっくり知るには読みやすいしいいのではないでしょうか。
この本を読もう。
世界で通用するスキルを身につけよう(簡単ではないよ)。
財産を守る術をもとう。
世界を旅しよう。
新しい仕事を始めよう。
「日本はどんだけ××だ↓」と
さまざまな切り口から現実を突きつけられました。
漠然とわかってはいても論理立てて
認識できてなかったこと(環境問題は経済問題、とか)から、
そうなんだって驚きの事実まで。
色々なジャンルを取り扱っている割には、
専門知識がなくても読みやすい文章。
いまの日本を知るにはもってこいの1冊という印象です。
目の前にチャンスがあるのにそれに気がつかないで
見逃してしまう人は少なくない。
グローバリゼーションによって、目の前に広がる世界が
圧倒的に広くなり、チャンスはそこら中に落ちている。らしい。
チャンスは目の前にある。らしいので、
僕はそれに気づく目を養う必要があるようです。
読む価値ありです。
高城 剛氏の本は面白い。
特に環境問題に注視している内容は納得してしまった。
が、しかしこの本の趣旨はいったいなんなのだろう。
一見、日本の将来を憂い、現在の日本に生きる若者に向け、まっとに「世界を見よ」「現実を受け止めよ」「未来に備えよ」と主張しているように思える。
だがしかし、実はいかんともし難いほど現実味に乏しい。
ナショナリズムとは言わないが、自分の住む地域が衰亡しそうだからと、はたしてどれだけの人が安全そうな地域に越したり、海外に移住したりするのだろうか。
また氏のビジョンを忠実に実行する若者が多数生まれ、その潮流が現実的なものとなったとき、果たして日本はよい方向へ向かうのだろうか。
否、氏のイメージする最悪の事態へ邁進してゆくのではないだろうか。
なぜなら、その方が、実行した若者にとって有益だからである。
氏のようなエンターティメントを語れる人物が、経済や世界の大局を発信するのは、非常に有意義なことだと思う。それが個人的な感覚の発信だとしても。
ただ、例えわずかでも、その影響を受けた若者が「人の役に立つ」ビジョンから乖離し、利己主義に走るよう扇動するのは、いかがなものかと思わざるをえない。
日本だけではない海外を拠点に活躍してきた著者達が感じていた漠然とした不安を、専門ではない経済を周囲の人々と学び考えたのが本書なので、この本にそこまでの期待はすべきではない。
ただ、日本国内での平和ボケは、かなり危険な兆候だと思うので、ひとまず専門外の人が書いたこの本から入るのはいいのではなでしょうか。