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不毛地帯(二) (新潮文庫) 文庫 – 2009/3/17
山崎 豊子
(著)
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商社マンとして生き抜くことを宿命と感じるようになった壹岐は、防衛庁の次期戦闘機選定に伴う商社、メーカーの熾烈な受注合戦に巻き込まれる。国防のため、真に優れた機を採用させようと奔走するが、背後には次期総裁選をめぐる暗闘が横たわっていた。壹岐は政界や防衛庁内の利害が複雑に絡み合う「黒い商戦」で水際立った手腕を発揮する。しかし、その代償もまた大きかった。
- 本の長さ592ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/3/17
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101104417
- ISBN-13978-4101104416
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2009/3/17)
- 発売日 : 2009/3/17
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 592ページ
- ISBN-10 : 4101104417
- ISBN-13 : 978-4101104416
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 106,825位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1924(大正13)年、大阪市生れ。京都女子大学国文科卒。
毎日新聞大阪本社学芸部に勤務。当時、学芸部副部長であった井上靖のもとで記者としての訓練を受ける。勤務のかたわら小説を書きはじめ、1957(昭和32)年に『暖簾』を刊行。翌年、『花のれん』により直木賞を受賞。新聞社を退社して作家生活に入る。
1963(昭和38)年より連載をはじめた『白い巨塔』は鋭い社会性で話題を呼んだ。『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』の戦争三部作の後、大作『沈まぬ太陽』を発表。1991(平成3)年、菊池寛賞受賞。2009(平成21)年には最新長編小説『運命の人』を刊行。同年10月より、「山崎豊子 自作を語る」シリーズ全三巻、『作家の使命 私の戦後』『大阪づくし 私の産声』『小説ほど面白いものはない』を刊行。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
相場とか外貨稼ぎとか戦後の復興期の経済活動は、無から始まっただけに当たるとでかい。
壹岐は繊維で稼ぐのかと思ったら、何のことはない戦闘機の売り込みで旧陸軍のコネを
使うことになる。元陸軍参謀だから頭は良い。どんな相場を張るのかと楽しみにしてたのに。
しかし、沈まぬ太陽でも感じたけど、山崎豊子って言う作家は、女松本清張ダネ。
壹岐は繊維で稼ぐのかと思ったら、何のことはない戦闘機の売り込みで旧陸軍のコネを
使うことになる。元陸軍参謀だから頭は良い。どんな相場を張るのかと楽しみにしてたのに。
しかし、沈まぬ太陽でも感じたけど、山崎豊子って言う作家は、女松本清張ダネ。
2015年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代ではあまり感じられなくなった経済観のダイナミクスと上昇感に、戦争の人の心に残る爪跡の対比が秀逸です。
2014年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
往年の山崎豊子さんの力作ですね。週刊誌に連載され大好評を博した作品です。ご覧下さい。
2020年10月14日に日本でレビュー済み
第二巻では、大門社長のアメリカ随行をする壹岐が、大門と里井のお膳立てによって、近畿商事が自衛隊に売りこもうとする戦闘機を見学する。
そこで、かつての戦友川又と出会い、日本の国防のために、近畿商事が売りこむラッキードの戦闘機が必要だ、ということで、
これまで揺れていた壹岐の心は決まり、ほぼ決まりかけていた、東京商事の推すグラントのスーパードラゴンを追い落とすことを決意。
ただ、当然、汚い仕事もするわけで、陰に陽に壹岐は活躍する。
影の仕事は小出に任せることに。
そんなわけで、前半部は近畿商事=壹岐vs東京商事=鮫島という、戦闘機納入をめぐるバトルがあります。
後半では、中東戦争をめぐって、短期終結を予想する壹岐vs長期化すると考える鮫島のバトル。
しかし、近畿商事は一枚岩になれず、辛うじて勝利したものの、里井の妨害さえなければ、もっと利益があげれたはずだった。
壹岐の心の中では、里井の追放を考えはじめるのだった…。
しかし、壹岐の人脈の濃さというか、それが無気味さをかもしだしていますね。
小出としたら、確かに腹立つわなぁ。
本人は手を汚さずに、影で動くわけですからね。その汚れ役は、小出に押し付けるわけですよ。
第二巻は、壹岐のダークさというか、いやらしさを描いているように思えます。
ただ、物語は壹岐寄りなので、「あくまで正義の壹岐が、やむをえず悪に手を染める」という描き方なのですが、
でも、どうしても、僕には壹岐はダーティさしか感じられません。
里井と壹岐のバトルも、同じ会社でありながら、メンツだとか因習だとかで、一枚岩になり切れないもどかしさというか、
仲間内で足の引っ張り合いがあるところが、いかにも「日本」だと感じますね。
日本人って、出る杭は打つというか、そういういやらしさがあるけど、そういうのもうまく描いていると思いました。
ちょっと気になったところがあるのですが、大門社長の随行でアメリカに行くのですが、
その時に、壹岐のホテルの部屋に、高級娼婦がやってくるんですよ。
大門社長の「粋な計らい」ってヤツですか?
「壹岐」だけに「粋」ってか。(笑)
高級売春婦がするりと真っ裸になるのを見ながら、壹岐が、「オレも随分甘く見られたもんだ」とか、大門には惹かれていたけど、心は許せねえな、と思う…というところで、場面が切りかわってしまうんですよね(76㌻)。
あのさ、これ、壹岐は高級娼婦を抱いたんですかね?
「据え膳食わぬは」とも言いますし、陸軍士官学校あがりなわけですから、
「うぬっ!日本男児のウタマロを総特攻させん!!出撃!!」
となったのでしょうか。「スタッフで美味しくいただいた」のでしょうか。
あるいは、「シベリア抑留された負け犬なので…」
と、高級娼婦を帰したのでしょうか?
どっちなのか、すげー気になるんですけど、そこは山崎先生、描かないんだ…と思ってしまいました。
そこで、かつての戦友川又と出会い、日本の国防のために、近畿商事が売りこむラッキードの戦闘機が必要だ、ということで、
これまで揺れていた壹岐の心は決まり、ほぼ決まりかけていた、東京商事の推すグラントのスーパードラゴンを追い落とすことを決意。
ただ、当然、汚い仕事もするわけで、陰に陽に壹岐は活躍する。
影の仕事は小出に任せることに。
そんなわけで、前半部は近畿商事=壹岐vs東京商事=鮫島という、戦闘機納入をめぐるバトルがあります。
後半では、中東戦争をめぐって、短期終結を予想する壹岐vs長期化すると考える鮫島のバトル。
しかし、近畿商事は一枚岩になれず、辛うじて勝利したものの、里井の妨害さえなければ、もっと利益があげれたはずだった。
壹岐の心の中では、里井の追放を考えはじめるのだった…。
しかし、壹岐の人脈の濃さというか、それが無気味さをかもしだしていますね。
小出としたら、確かに腹立つわなぁ。
本人は手を汚さずに、影で動くわけですからね。その汚れ役は、小出に押し付けるわけですよ。
第二巻は、壹岐のダークさというか、いやらしさを描いているように思えます。
ただ、物語は壹岐寄りなので、「あくまで正義の壹岐が、やむをえず悪に手を染める」という描き方なのですが、
でも、どうしても、僕には壹岐はダーティさしか感じられません。
里井と壹岐のバトルも、同じ会社でありながら、メンツだとか因習だとかで、一枚岩になり切れないもどかしさというか、
仲間内で足の引っ張り合いがあるところが、いかにも「日本」だと感じますね。
日本人って、出る杭は打つというか、そういういやらしさがあるけど、そういうのもうまく描いていると思いました。
ちょっと気になったところがあるのですが、大門社長の随行でアメリカに行くのですが、
その時に、壹岐のホテルの部屋に、高級娼婦がやってくるんですよ。
大門社長の「粋な計らい」ってヤツですか?
「壹岐」だけに「粋」ってか。(笑)
高級売春婦がするりと真っ裸になるのを見ながら、壹岐が、「オレも随分甘く見られたもんだ」とか、大門には惹かれていたけど、心は許せねえな、と思う…というところで、場面が切りかわってしまうんですよね(76㌻)。
あのさ、これ、壹岐は高級娼婦を抱いたんですかね?
「据え膳食わぬは」とも言いますし、陸軍士官学校あがりなわけですから、
「うぬっ!日本男児のウタマロを総特攻させん!!出撃!!」
となったのでしょうか。「スタッフで美味しくいただいた」のでしょうか。
あるいは、「シベリア抑留された負け犬なので…」
と、高級娼婦を帰したのでしょうか?
どっちなのか、すげー気になるんですけど、そこは山崎先生、描かないんだ…と思ってしまいました。
2014年7月16日に日本でレビュー済み
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作者の社会を見つめ、とらえる力に圧倒されます。彼女の作品が支持を受ける理由でしょう
2017年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
壱岐が航空機の受注を任されて、軍事には携わりたくないという気持ちに苦しみながらも他商社と戦って行くところが描かれている。後半は受注競争から数年後、壱岐が常務にまで上りつめてそこから中東の船舶獲得での戦いを描いている。
どちらも1巻から変わらず展開が読めず、終始ハラハラ出来た。さらに主人公の感情の機微を描き切っており、読みながら感情移入してしまった。私は商社の業務理解の一巻として読んだが、商社がなぜあれほど忙しく、どれくらいの規模の仕事をしているのかを理解できた。そのため商社がどんな仕事をしたいのか知りたい方々にはオススメである。
非常に完成度が高く面白かったが、星をあえて1つ引いた理由が2つある。
1つ目は物語とは関係ないが、構成の問題である。基本的に航空機合戦が大半を占めて最後に数年後の話が少しあるイメージである。そのため読み終わった後に不完全燃焼感が残り、次巻が読みたいというより物足りないという気持ちが勝った。
2つ目は途中主人公の知り合いが自殺するシーンがあるが、あまりにも生々し過ぎて夢に出てきたことである。確かにリアルな描写は山崎豊子の持ち味かもしれないが、あそこまで表現する必要があったのかは甚だ疑問である。
だが全体を通して非常に満足の行く小説だった。1巻を読まなくても十分理解できる内容なので、2巻から読みたいという方にも勧められる。
どちらも1巻から変わらず展開が読めず、終始ハラハラ出来た。さらに主人公の感情の機微を描き切っており、読みながら感情移入してしまった。私は商社の業務理解の一巻として読んだが、商社がなぜあれほど忙しく、どれくらいの規模の仕事をしているのかを理解できた。そのため商社がどんな仕事をしたいのか知りたい方々にはオススメである。
非常に完成度が高く面白かったが、星をあえて1つ引いた理由が2つある。
1つ目は物語とは関係ないが、構成の問題である。基本的に航空機合戦が大半を占めて最後に数年後の話が少しあるイメージである。そのため読み終わった後に不完全燃焼感が残り、次巻が読みたいというより物足りないという気持ちが勝った。
2つ目は途中主人公の知り合いが自殺するシーンがあるが、あまりにも生々し過ぎて夢に出てきたことである。確かにリアルな描写は山崎豊子の持ち味かもしれないが、あそこまで表現する必要があったのかは甚だ疑問である。
だが全体を通して非常に満足の行く小説だった。1巻を読まなくても十分理解できる内容なので、2巻から読みたいという方にも勧められる。
2014年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな力量のある作品をかける作家はそうそうお目にかかれないなと思いながら、読みました。残念です。もっと長生きしてたくさんの本を書いて欲しかったです。