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五輪書 (講談社学術文庫) 文庫 – 1986/5/6
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一切の甘えを切り捨て、ひたすら剣の道に生きた絶対不敗の武芸者宮本武蔵。武蔵は、「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」る何10年にも亙る烈しい朝鍛夕錬の稽古と自らの生命懸けの体験を通して「万理一空」の兵法の極意を究め、その真髄を『五輪書』に遺した。
本書は、二天一流の達人宮本武蔵の兵法の奥儀や人生観を知りたいと思う人々のために、『五輪書』の原文に現代語訳と解説、さらに「兵法35箇条」「独行道」を付した。
【目次】
1 はしがき
2 「五輪書」を読むにあたって
3 地之巻
4 水之巻
5 火之巻
6 風之巻
7 空之巻
8 兵法35箇条
9 独行道
本書は、二天一流の達人宮本武蔵の兵法の奥儀や人生観を知りたいと思う人々のために、『五輪書』の原文に現代語訳と解説、さらに「兵法35箇条」「独行道」を付した。
【目次】
1 はしがき
2 「五輪書」を読むにあたって
3 地之巻
4 水之巻
5 火之巻
6 風之巻
7 空之巻
8 兵法35箇条
9 独行道
- ISBN-104061587358
- ISBN-13978-4061587359
- 出版社講談社
- 発売日1986/5/6
- 言語日本語
- 寸法10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- 本の長さ264ページ
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商品の説明
著者について
1927年神奈川県生まれ。東京陸軍幼年学校、陸軍予科士官学校を経て、駒沢大学仏教学部卒業。東京大学大学院博士課程修了。東京大学教授を経て、現在東京大学名誉教授、愛知学院大学教授。文学博士。専攻は中国仏教史・華厳教学。学士院賞受賞。天道流合気道5段。著書に『中国仏教史』『仏陀の観たもの』『禅とはなにか』『八宗綱要』『天台思想入門』『華厳の思想』『般若心経講話』『中国の禅』などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1986/5/6)
- 発売日 : 1986/5/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 264ページ
- ISBN-10 : 4061587358
- ISBN-13 : 978-4061587359
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 117,677位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 392位講談社学術文庫
- - 3,383位スポーツ (本)
- - 9,471位エンターテイメント (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫画「バガボンド」を読んでいくうちに興味がでてきたので
今回購入しました
現代語訳と解説されているようなので読みやすくわかりやすかった
今回購入しました
現代語訳と解説されているようなので読みやすくわかりやすかった
2022年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直あまり興味がなくスルーしてました。
電子版なら場所も取らないので試しに購入
思ったより面白くて参考に出来る考え方も多かったです。
電子版なら場所も取らないので試しに購入
思ったより面白くて参考に出来る考え方も多かったです。
2020年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原文は飛ばし、訳文と付記のみ読了。
思っていたよりも、とっつきにく本ではなかった。肝心要のことを述べた後、その実践手法については詳らかには述べていない。
近道はないということであろう。
宮本武蔵は、生き方に関して厳しい。
圧倒的な自律。
兵法のために、家族も持たず、財産も持たない。
徹底して欲と執着を無くす努力をした。
剣の道に生き抜いた宮本武蔵。
果たして、この生き方は幸せだったのだろうか?
私は宮本武蔵に憧れがある。
何に憧れているのか?
それは「プロ意識」である。
理想を掲げ、そこにたどり着いている。
しかし、心に引っかかるものがある。
「そこまでしたくない。そんな我慢ばかりの同じような人生はごめんだ。」
なぜ、そこまで剣の道を突き詰めることができたのか?すべてを捨ててまで剣の道に挑んだのか?
それは強さへの熱望だったのだと思う。
「最強」という「夢」を追いかけていたと言っても良いかもしれない。
私は岡本太郎を尊敬している。
彼の言葉にこういう趣旨のものがある。
「人間における成功とは、夢にどこまで挑めたか、努力できたかで決まる」
宮本武蔵にとっての「夢」は「最強」であったに違いない。
「宮本武蔵と同じ人生を歩みたいから?」
と言われるとそうは思えない。
しかし、「夢」に対して犠牲を払う、自分を律する、という意味で有れば、同じように生きたい。
何がなんでもやり抜いて、理想の境地を目指すことができれば、与えられた命を使い切ったと言えるのではないだろうか。
これを私は「プロ意識」と感じ、憧れている。
細かい話で言えば、姿勢の作り方、表情の作り方は大きく参考になった。試してみると、表情が引き締まり凛とした印象へ変わった。
今までの表情が緩み切ったものに感じられた。これまでの人生、背も低くぞんざいに扱われがちでなんとかならぬものかと思案していたのだが、思わぬところで救われた。
空手をライフワークとしているので、敵との具体的な対峙法も生かせる。
武蔵の「プロ意識」は全てに通ずる。
私のやりたいことへ「プロ意識」を当てはめ、武蔵で有ればどのように考え、行動するだろうか?と問うて、挑み、努力を全うしていきたい。
手元に置き、何度も読み返していく価値のある書物だと思う。
思っていたよりも、とっつきにく本ではなかった。肝心要のことを述べた後、その実践手法については詳らかには述べていない。
近道はないということであろう。
宮本武蔵は、生き方に関して厳しい。
圧倒的な自律。
兵法のために、家族も持たず、財産も持たない。
徹底して欲と執着を無くす努力をした。
剣の道に生き抜いた宮本武蔵。
果たして、この生き方は幸せだったのだろうか?
私は宮本武蔵に憧れがある。
何に憧れているのか?
それは「プロ意識」である。
理想を掲げ、そこにたどり着いている。
しかし、心に引っかかるものがある。
「そこまでしたくない。そんな我慢ばかりの同じような人生はごめんだ。」
なぜ、そこまで剣の道を突き詰めることができたのか?すべてを捨ててまで剣の道に挑んだのか?
それは強さへの熱望だったのだと思う。
「最強」という「夢」を追いかけていたと言っても良いかもしれない。
私は岡本太郎を尊敬している。
彼の言葉にこういう趣旨のものがある。
「人間における成功とは、夢にどこまで挑めたか、努力できたかで決まる」
宮本武蔵にとっての「夢」は「最強」であったに違いない。
「宮本武蔵と同じ人生を歩みたいから?」
と言われるとそうは思えない。
しかし、「夢」に対して犠牲を払う、自分を律する、という意味で有れば、同じように生きたい。
何がなんでもやり抜いて、理想の境地を目指すことができれば、与えられた命を使い切ったと言えるのではないだろうか。
これを私は「プロ意識」と感じ、憧れている。
細かい話で言えば、姿勢の作り方、表情の作り方は大きく参考になった。試してみると、表情が引き締まり凛とした印象へ変わった。
今までの表情が緩み切ったものに感じられた。これまでの人生、背も低くぞんざいに扱われがちでなんとかならぬものかと思案していたのだが、思わぬところで救われた。
空手をライフワークとしているので、敵との具体的な対峙法も生かせる。
武蔵の「プロ意識」は全てに通ずる。
私のやりたいことへ「プロ意識」を当てはめ、武蔵で有ればどのように考え、行動するだろうか?と問うて、挑み、努力を全うしていきたい。
手元に置き、何度も読み返していく価値のある書物だと思う。
2022年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
理解出来ないですが、この本の中には生きていく指針が書いてあります
特に宮本武蔵好きは読むべし
特に宮本武蔵好きは読むべし
2020年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
武蔵は13歳から29歳の時の佐々木小次郎まで60余度の強敵と言われた人物と勝負し、すべて勝っている。その後、兵法の道理を得ようと朝鍛夕錬を続けながら、絵画、彫刻、書の道を追及して行き、60歳の時この書を書いている。そして、武士たる者のための剣の道を書いたものだとし、単なる剣術の指南書ではないと武蔵は書いている。
内容は、「地之巻」「水之巻」「火之巻」「風之巻」「空之巻」になっており、「地之巻」が「道」たる重要なことが書いてある。まず、「剣は人を殺すという事であり、そのことが本質であり、それを離れてはならない」という趣旨を明確にしている。「また、それ以外のものではない」ともいう。つまり、武蔵の時代は武士であり、刀で敵を殺すという事が最大求められていることであるから、彼は剣の道を究めようとした。そこには自分の死のことはないし、常に勝つ以外のことはない。まして、それで威張ったり、道場を開いて金儲けをしようという事など一切入りようがない。今でいえば、自分に与えられた難しい任務、大変な問題に対して死をかけて、全力で取り組む、その適切な方法や技を見出し身に着ける、そして、任務を果たし、問題を解決するという事であろうか。そのために、鍛錬鍛錬の連続と実際の戦いで、あらゆる状況に立ち向かい、そのためには、意識せず自在に心技体が反応し、自然に適切な解を見出し、勝利するという事を説いているように感じた。特に、宮大工の棟梁のように大きな建造物をこしらえるためのあらゆる知識と経験から来る叡智と技術と決断力を特に他の例として尊敬し、自分と同視しているようである。そして、そのためには毎日毎日、それ以下の巻で書かれていることの積み重ねによって、それが意識せず、適切に瞬時に判断し行動できるようになると説いているように感じる。
ただし、この訳者の訳と途中途中に解説が入っているが、あまりよくないと感じた。それでの評価をしている。
内容は、「地之巻」「水之巻」「火之巻」「風之巻」「空之巻」になっており、「地之巻」が「道」たる重要なことが書いてある。まず、「剣は人を殺すという事であり、そのことが本質であり、それを離れてはならない」という趣旨を明確にしている。「また、それ以外のものではない」ともいう。つまり、武蔵の時代は武士であり、刀で敵を殺すという事が最大求められていることであるから、彼は剣の道を究めようとした。そこには自分の死のことはないし、常に勝つ以外のことはない。まして、それで威張ったり、道場を開いて金儲けをしようという事など一切入りようがない。今でいえば、自分に与えられた難しい任務、大変な問題に対して死をかけて、全力で取り組む、その適切な方法や技を見出し身に着ける、そして、任務を果たし、問題を解決するという事であろうか。そのために、鍛錬鍛錬の連続と実際の戦いで、あらゆる状況に立ち向かい、そのためには、意識せず自在に心技体が反応し、自然に適切な解を見出し、勝利するという事を説いているように感じた。特に、宮大工の棟梁のように大きな建造物をこしらえるためのあらゆる知識と経験から来る叡智と技術と決断力を特に他の例として尊敬し、自分と同視しているようである。そして、そのためには毎日毎日、それ以下の巻で書かれていることの積み重ねによって、それが意識せず、適切に瞬時に判断し行動できるようになると説いているように感じる。
ただし、この訳者の訳と途中途中に解説が入っているが、あまりよくないと感じた。それでの評価をしている。
2017年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
剣術の表層のテクニカルではなく、
心理面の記述に重きがなされているため、
応用分野が広いとレビュアーは感じました。
米国でウォールストリートの証券マンたちが、
”The Book of Five Rings”:『五輪の書』をこぞって買ってブームになった理由が
本書を読んでわかる気がしました。
Investing:「投資」も、のるかそるかの勝負ですので。
心理面の記述に重きがなされているため、
応用分野が広いとレビュアーは感じました。
米国でウォールストリートの証券マンたちが、
”The Book of Five Rings”:『五輪の書』をこぞって買ってブームになった理由が
本書を読んでわかる気がしました。
Investing:「投資」も、のるかそるかの勝負ですので。