古本を買って読んだのだが、日進月歩で進化していく文房具関係の本はやっぱり出たときに買って読まないと情報が古すぎてあまり役には立たないなと思った。
モレスキンじゃなくてモールスキンといわれてた頃に初版が出た本。そのくらい古い。
親しみがこもっていて上からでない丁寧な文体だが、時々「ここに書いたことをこういうふうにとらえないでください」とか「自分は◯◯な人間じゃないので」みたいに突然突き放すような表現がときどき出てくるので違和感あり。
文房具の楽しさは伝えたいけど自分の名を冠して「◯◯式」とか「◯◯流」とかいう形で広まってほしくない、なぜならここで書いたことも絶対ではないし今後覆る可能性も大いにあるから、ということを言いたいのだろうが、
失礼ながら文章はあまりお上手ではないのかなと思った。
ノートの分冊のコツなどあまり時代や流行に関係なく役に立つ情報もあったので読んで損したとは思わないが。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
文房具を楽しく使う ノート・手帳篇 (ハヤカワ文庫 NF 362) 文庫 – 2010/1/30
和田 哲哉
(著)
- 本の長さ215ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2010/1/30
- ISBN-104150503621
- ISBN-13978-4150503628
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2010/1/30)
- 発売日 : 2010/1/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 215ページ
- ISBN-10 : 4150503621
- ISBN-13 : 978-4150503628
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,084,543位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 502位ハヤカワ文庫 NF
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年3月2日に日本でレビュー済み
文房具を楽しく使うというタイトルにひかれて気軽な気持ちで手に取りました。ノート、手帳の使い方も書いてありますが文房具自体の解説も沢山あります。☆マイナスひとつなのは文房具自体にあまり関心がないためです。文房具にこんな見方があるのだと読むのはとても楽しかったです。
2010年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者である和田さんの「文房具が好きやーっ!」ということが良く分かる一冊。
職場で配給されるボールペンやコピーミスした用紙を1/4にで切り取ってクリップ留めしたメモでも同じ役割を果たすことができます。
でも、それではあまりにも味気ない。ロディアのようなブロックメモを机に置いている人を見ると、ほぉーっと思ってしまいます。手になじむブロックメモやノートをどう使いこなすか……和田さんの使い方を押しつけすぎないのも好印象。
「楽しく使う」という趣旨にあった一冊です。
職場で配給されるボールペンやコピーミスした用紙を1/4にで切り取ってクリップ留めしたメモでも同じ役割を果たすことができます。
でも、それではあまりにも味気ない。ロディアのようなブロックメモを机に置いている人を見ると、ほぉーっと思ってしまいます。手になじむブロックメモやノートをどう使いこなすか……和田さんの使い方を押しつけすぎないのも好印象。
「楽しく使う」という趣旨にあった一冊です。
2010年1月28日に日本でレビュー済み
5年ほど前に単行本として出た本。当時まだ、モレスキンもクォ・ヴァディスも見たことがなかった私にノート・手帳フェチの道を歩ませた本が文庫化された。
内容は、単行本と多少変わっているけど、基本的には、ロディアのようなブロックメモから始まり、ノート、手帳の種類や使い方のコツなどがまとめられている。今読んでも、とっても参考になる。
特に多ノート派を自称する著者の考えには私も賛成。機能的には1冊の100円ノートでまかなえるかもしれないが、それでは、この豊かな文房具の世界を楽しむことはできない。効率だけでなく、そういった「遊び」の部分が創造的な仕事を生むのだ(と言い訳しておこう)。
また、文庫化に当たって、スマートフォンやネットブックへの記述が増えたような気がする(確かめてはいないが)。著者が言うように、情報を収集・整理するツールを「ノート」と定義するなら、まさに、デジタル・アナログの使い分けを考えながら、仕事をしていくという私の信念にも合致している。
とっても楽しめた本だった。
ちなみに、私の「ノート環境」は次のとおり。
アナログ
ブロックメモ ロディア(あるいは同じサイズのものをいろいろ試してる)
ノート
アイディア用(考えを発散させるようなとき) trystramsの"STATIONARY HACKS!"コラボレーションのノート
マインドマップ用 ニーモシネ(A4無地)
母艦用(後々まで残しておきたい情報や記録) MOLESKIN
手帳
ほぼ日手帳カズン
デジタル
モバイルPC VAIO X
スマートフォン 初代W-ZERO3
故障中だけど、WILLCOM D4
うーん、ノートがいっぱいで幸せ。
内容は、単行本と多少変わっているけど、基本的には、ロディアのようなブロックメモから始まり、ノート、手帳の種類や使い方のコツなどがまとめられている。今読んでも、とっても参考になる。
特に多ノート派を自称する著者の考えには私も賛成。機能的には1冊の100円ノートでまかなえるかもしれないが、それでは、この豊かな文房具の世界を楽しむことはできない。効率だけでなく、そういった「遊び」の部分が創造的な仕事を生むのだ(と言い訳しておこう)。
また、文庫化に当たって、スマートフォンやネットブックへの記述が増えたような気がする(確かめてはいないが)。著者が言うように、情報を収集・整理するツールを「ノート」と定義するなら、まさに、デジタル・アナログの使い分けを考えながら、仕事をしていくという私の信念にも合致している。
とっても楽しめた本だった。
ちなみに、私の「ノート環境」は次のとおり。
アナログ
ブロックメモ ロディア(あるいは同じサイズのものをいろいろ試してる)
ノート
アイディア用(考えを発散させるようなとき) trystramsの"STATIONARY HACKS!"コラボレーションのノート
マインドマップ用 ニーモシネ(A4無地)
母艦用(後々まで残しておきたい情報や記録) MOLESKIN
手帳
ほぼ日手帳カズン
デジタル
モバイルPC VAIO X
スマートフォン 初代W-ZERO3
故障中だけど、WILLCOM D4
うーん、ノートがいっぱいで幸せ。
2011年1月12日に日本でレビュー済み
2004年に出た単行本の文庫化。けっこう改訂されているようである。
著者はインターネット上で文房具のサイトを開いている人物。さまざまな文房具を紹介するとともに、その「使いこなし」を提言しつづけているという。
本書でも、ノートや手帳をどう使うかに重点が置かれている。バインダー式(不要な紙は捨てられる)と綴じたタイプ(時系列をそのまま保存できる)の使い分け、パソコンとの協調の仕方、何冊ものノートを目的別に使い分けることなど、いろいろとアイデアが打ち出されていて面白い。著者自身が使い込むなかで編み出された方法論であり、けっこう「使える」のではないか。
全体としては、文房具への愛に満ちた本であり、そのマニアックな書き方、入れ込む姿が読みどころだろう。しかし、ビジネスマンを対象とした実用的な本でもあり、そのあたりのバランスが上手く取れていないようにも感じた。
姉妹編に「筆記具篇」がある。
著者はインターネット上で文房具のサイトを開いている人物。さまざまな文房具を紹介するとともに、その「使いこなし」を提言しつづけているという。
本書でも、ノートや手帳をどう使うかに重点が置かれている。バインダー式(不要な紙は捨てられる)と綴じたタイプ(時系列をそのまま保存できる)の使い分け、パソコンとの協調の仕方、何冊ものノートを目的別に使い分けることなど、いろいろとアイデアが打ち出されていて面白い。著者自身が使い込むなかで編み出された方法論であり、けっこう「使える」のではないか。
全体としては、文房具への愛に満ちた本であり、そのマニアックな書き方、入れ込む姿が読みどころだろう。しかし、ビジネスマンを対象とした実用的な本でもあり、そのあたりのバランスが上手く取れていないようにも感じた。
姉妹編に「筆記具篇」がある。