ほめることを人間関係の最強の武器であるとこの本ははじまる。
ほめることがどうして最強といえるのかの根拠は一切書いてない。
どうほめたら良いかのヒントがたくさん書いてあるだけ。
人を動かす人間を目指す本が多い中、
むずかしい理屈でなくかんたんなお世辞で感情を動かすことで
人を動かすことを目標としているのが特徴。
基本的にお世辞のヒント集なので
8割は知っていることだが2割は知らなかったことが書いてあった。
たとえば、
おや、と思わせるような言葉をホメよ、
と書いてあり難しく感じるがこのあとで
ほめる内容はあまり関係ない、
仲間はずれにしないだけでほめてるのと同じだ、
と難しいことはなにもないのだとフォローしているヒントもある。
読んでいるうちにお世辞を言うのがそんなに難しくなく感じられてきた。
また、
本の内容よりも編集者をほめてるから自分は本を書けるのだ、
と暴露している部分もあり、納得した。
どのヒントも著者が様々な心理学の論文を
一般人に分かりやすく噛み砕いて説明しているので根拠があり説得力がある。
一つ一つのヒントは2〜3ページにまとめてある。
参考文献も本の巻末についているので
さらに深堀りしたい人は原書に当たっても良いのではないか。
お世辞を言いたいけど言うのにとまどっている人は
この本を読めばお世辞を言うのに抵抗がなくなるので
さっと目を通すのは悪くないだろう。

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人はホメ技で180度変わる 単行本 – 2009/10/1
内藤 誼人
(著)
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2009/10/1
- ISBN-104344017455
- ISBN-13978-4344017450
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2009/10/1)
- 発売日 : 2009/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4344017455
- ISBN-13 : 978-4344017450
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,648,651位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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心理学者。有限会社アンギルド代表。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。ビジネス心理学の第一人者として、実践的な心理学の応用に力を注いでいる。自然を愛するナチュラリスト。どんな女性にもやさしいラディカル・フェミニスト(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『人は暗示で9割動く!』(ISBN-10:4479303057)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
2グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年4月17日に日本でレビュー済み
2009年12月19日に日本でレビュー済み
「白雪姫にでてくる「魔法の鏡」は、「王妃(継母)さまが、一番おきれいです」
とおべっかを言うべきであった。そうすれば、白雪姫は、毒りんごを
食べさせられるハメにはならなかったからである。」という「例え話」が印象深い。
豊富な心理学実験結果(残念ながらその大半が米国のものだが)をベースに
ホメた方が良い結果が得られることを訴える本である。
・子供は、(なんでもいいから)ホメられてから勉強した方が、
明らかに記憶力が向上する
・リトルリーグのコーチを鬼コーチとホメコーチに分類すると
ホメ・コーチチームの方が勝率が高い など、根拠には事欠かない。
お世辞じゃないんですけどね、といいながら、印象的なホメ言葉を
かけ続けることで、関係を良くするとともに、相手も徐々に変化してくるのだ。
「怒るよりも褒めて教えろ!」、「〜をするな、ではなくて、〜をしよう、と伝える」
といった。実践で使えるアドバイスもたくさん見つかる。
蛇足ですが、カバーのデザインは、もう少し、落ち着いた感じの方がよかったのでは
ないでしょうか。
とおべっかを言うべきであった。そうすれば、白雪姫は、毒りんごを
食べさせられるハメにはならなかったからである。」という「例え話」が印象深い。
豊富な心理学実験結果(残念ながらその大半が米国のものだが)をベースに
ホメた方が良い結果が得られることを訴える本である。
・子供は、(なんでもいいから)ホメられてから勉強した方が、
明らかに記憶力が向上する
・リトルリーグのコーチを鬼コーチとホメコーチに分類すると
ホメ・コーチチームの方が勝率が高い など、根拠には事欠かない。
お世辞じゃないんですけどね、といいながら、印象的なホメ言葉を
かけ続けることで、関係を良くするとともに、相手も徐々に変化してくるのだ。
「怒るよりも褒めて教えろ!」、「〜をするな、ではなくて、〜をしよう、と伝える」
といった。実践で使えるアドバイスもたくさん見つかる。
蛇足ですが、カバーのデザインは、もう少し、落ち着いた感じの方がよかったのでは
ないでしょうか。