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迷宮遡行 (新潮文庫) 文庫 – 2000/10/30

3.6 5つ星のうち3.6 40個の評価

平凡な日常が裂ける――。突然、愛する妻・絢子が失踪した。置き手紙ひとつを残して。理由が分からない。失業中の迫水は、途切れそうな手がかりをたどり、妻の行方を追う。彼の前に立ちふさがる、暴力団組員。妻はどうして、姿を消したのか? いや、そもそも妻は何者だったのか? 絡み合う糸が、闇の迷宮をかたちづくる。『烙印』をもとに書き下ろされた、本格ミステリーの最新傑作。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2000/10/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/10/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 380ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 410149911X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101499116
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 40個の評価

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貫井 徳郎
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
嫁に頼まれて購入。
満足してました。
2012年1月15日に日本でレビュー済み
珍しく、ゆるいというか「のほほん」とした人が主人公で、
前半は「のほほん」全開で事件の割には緊張感があまりなく、
ちょっとイライラしたりもしましたが、最後が、、、、
今までの「のほほん」を黒い塗りつぶすオチ。。。

今思い出しても後味が悪い。。。
2009年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
愚行録、慟哭、プリズム、崩れる、迷宮遡行と、貫井作品を一気に読みましたが、
始めに読んだ2作品のインパクトが強かったため、どんどんクオリティが下がっていくという
印象は否めませんでした。

主人公迫水の軽妙な語り口やテンポのいいストーリー展開で、どんどんページが進みます。
迫水その他登場人物は、少々ベタベタな感じはするものの、好感が持てるキャラクタ造形です。
が、やはり貫井作品共通の違和感であるセリフの硬さがたまに目に付きます。

それと、面白いんだけど、展開の一つ一つにほんの少しの力みが感じられ、トータルでの
プロットの強引さに繋がってしまったように思えます。
オチも「・・・えっ?」って感じですし。

貫井俊郎という方は、恐らく自分の文章にすごく誇りと責任感を持っておられるんだと思います。
その分、ご自身の作品に対するコメントが多すぎて、そこに興醒めを感じてしまいます。
行間から作者の狙い、喩えるなら荒い鼻息を感じてしまって、ストーリーに没頭できないんですよね。
お気に入り作家を探している途上なのですが、残念ながら貫井氏は違ったようです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年6月8日に日本でレビュー済み
 これを読むと貫井徳郎か、と思わせるわけだが。シナリオにおいてのトリックというのは解説でも書かれているが面白いわけだが。今回も読めなかった。
 深いなあ。どこまで行くのかと思ったんだが終盤でようやく伏線がつながり始めた。最終的な面白味は本当に終盤にあるわけだが。
 語り手おれ、である迫水が本作では獅子奮迅している。最終的には命をも省みなくなっているわけで妻より友人を大切に捕らえてしまうところは人間味も感じた。同じ場面に立ってみればそりゃそうだろう。あとは度胸があるかどうかな訳だが。
 自身2作目である烙印を元に書き下ろされたのが本作だがあらすじを見ていると全く違う。烙印では迫水の妻が投身自殺ということになっている。そうなれば本作の場合は全く別のものになるわけかと思うと烙印もそれ相応に面白いんだろうなあ。
 本作は「光と影の誘惑」に収録の「二十四話の目撃者」のタッチに似るところがある。だからといって全く読めないわけでもなんでもなく面白いんだこれは。ラストも十分に余韻を残してくれた。そこは貫井らしい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年8月6日に日本でレビュー済み
貫井徳郎の作品の特長は濃厚さ濃密さにあると思います。文章も重く、ストリーも重く、読んだあとにうわっとなる。それが貫井徳郎だと思います。

しかし、本作品は軽いです。ライトノベルくらい軽いです。ユーモアミステリーみたいな感じです。初期の作品のようですが、昭和の昔、大量生産されていたユーモアミステリーテイストです。セリフもつまらないです。貫井徳郎の作品を期待して買うとがっかりします。

作品としては、それなりにおもしろいです。貫井徳郎の作品と思わなければ楽しめます。三流ミステリーですね。でも、主人公が軽薄なのでイライラします。読後感はなんじゃそりゃです。ヤクザがたくさんでてくるのも、大沢在昌先生かよと突っ込みたくなります。
2002年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
氏のデビュー作「慟哭」を読んでいたく心動かされた私はこの寡作の作家の作品を少しずつ読んでいくことにしている。今回は前回とはうって変わって軽い読み口であるし、あっと驚くトリックもない。しかしどうも読後感は似ている。「失われたもの」に対する哀切な思いがいっしょなのだ。
妻が失踪する。彼女を探して行くうちに、いかに彼女を大切に思っていたのか主人公は思い知らされるし、いかに彼女を知らなかったのか知らされるのである。なかなかしんみりとする読後感であった。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年5月5日に日本でレビュー済み
 本書は、作家の2冊目の著書である「烙印」をもとに書かれたものです。
 私は最初「烙印」を読んでいたのですが、どうしても文章が頭に入ってこずなかなか先に進めない。主人公の姿がつかみにくく、物語に集中出来なかったのです。
 しかし、この「迷宮遡行」は「烙印」が下地ではあるものの、全く新しい息吹が吹き込まれ、活き活きとしたものとなっています。同じ作家が書いたものなの?と、驚くほどです。
 「烙印」と「迷宮遡行」を読み比べてみるのも、面白いかもしれませんよ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年3月10日に日本でレビュー済み
「慟哭」で一気に魅入られ、まとめて購入してしまった。
「慟哭」との余りの違いにちょっと唖然としてが。
しかし考えてみたら、あの「慟哭」の路線でずーっといかれたらそれもそれで疲れたかなぁ。

コミカルな感じで、一男性がリストラされ女房に逃げられ、と始まって。。。
何か潜む予感が徐々に高かまっていく。
いつの間にか、「新宿鮫」的な暴力の世界が見えてくる。ま、そこまできつくはないし、どこ
か最後までコミカルな部分を残してくれているので馳星周的なやり切れなさはない。
だから、何と言うか安心して最後まで読めます。

ネタばらしになるからこれ以上は書きませんが、最終的な判断はいろいろ人によって分かれる
でしょう。
ただ、繰り返しですが、「慟哭」のままでは4番バッターが並ぶようで疲れる、と見るか、寡
作でいいからいつも全力で来て欲しいとみるか。前者なら買いだし、後者ならヤメてよ、ですね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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