今回の巻では聖が先生への想いへの決着をつけ、
奏の過去がメインで描かれています。
人に必要とされることで生きる重みを感じるとしたら
不必要だ、とレッテルを貼られてしまう自分は「要らないの」?
優秀でなければいけない、期待に応えなければいけない、
過剰な期待に押しつぶされる感覚が正直重いな、と思う巻でした。
全巻を通して必要とされるって、どういうことなのかな、と感じる作品だと思います。
誰かに必要とされないと、存在意義を見出せない時は
人間誰しもあるものかもしれない。
でも誰かに必要とされないと立てない自分の弱さにも気が付いてるような
作品になっているんじゃないかな、とも思います。
それが同情か愛情か、これから描かれていくのかなぁ。
そんな期待をこめて★5をつけました。

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星は歌う 7 (花とゆめCOMICS) コミック – 2010/1/19
高屋 奈月
(著)
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2010/1/19
- ISBN-104592186079
- ISBN-13978-4592186076
登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2010/1/19)
- 発売日 : 2010/1/19
- 言語 : 日本語
- コミック : 187ページ
- ISBN-10 : 4592186079
- ISBN-13 : 978-4592186076
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年2月22日に日本でレビュー済み
頑張った人。
頑張って、頑張って、疲れ果ててしまった人。
千広はそういう人でした。そして奏もまた、疲れてしまった人でした。
『こわい』という感情。
何かを『こわい』と思ってしまう心。
そして、『こわい』事に負けてしまう、自分。
誰もが経験したことがあるだろう、恐怖、敗北、挫折そして…失望。
そういったものがどれほど心を弱らせていくか、痛いほどリアルに描かれています。
こういうことを正面から真摯に向き合っていく高屋先生は、本当に凄いです。
弱った心を癒していくのはなんでしょう?
恐怖や絶望を和らげてくれるのは誰でしょう?
その一つの答が、この「星は歌う」という漫画に描かれています。
どうぞ。一度は手に取って読んでみてください。
頑張って、頑張って、疲れ果ててしまった人。
千広はそういう人でした。そして奏もまた、疲れてしまった人でした。
『こわい』という感情。
何かを『こわい』と思ってしまう心。
そして、『こわい』事に負けてしまう、自分。
誰もが経験したことがあるだろう、恐怖、敗北、挫折そして…失望。
そういったものがどれほど心を弱らせていくか、痛いほどリアルに描かれています。
こういうことを正面から真摯に向き合っていく高屋先生は、本当に凄いです。
弱った心を癒していくのはなんでしょう?
恐怖や絶望を和らげてくれるのは誰でしょう?
その一つの答が、この「星は歌う」という漫画に描かれています。
どうぞ。一度は手に取って読んでみてください。
2010年5月7日に日本でレビュー済み
頑張ることも大事だし、諦めず努力することも大切ですが、それが限界にきて倒れてしまう人もいるのですね。
ほんの少し、休む時間を与えたり、疲れを癒してあげる人がいたりすれば、心を病んだりしなくてすんだかもしれません。
今回は奏さんの挫折と再生への物語でもありましたね。
にしても、サクヤと奏さん恋人同士みたいで、もうこの2人がくっつけば良いのに、なんて思ってしまいました。
千広は結局、逃げて癒されて強くなって、再び桜に戻るのでは?なんて…。
ほんの少し、休む時間を与えたり、疲れを癒してあげる人がいたりすれば、心を病んだりしなくてすんだかもしれません。
今回は奏さんの挫折と再生への物語でもありましたね。
にしても、サクヤと奏さん恋人同士みたいで、もうこの2人がくっつけば良いのに、なんて思ってしまいました。
千広は結局、逃げて癒されて強くなって、再び桜に戻るのでは?なんて…。
2010年1月27日に日本でレビュー済み
サクと奏がメインの巻です。
奏の生い立ちに関しては、自分自身と被る部分もあり胸が傷みました。
期待に応えられない自分への失望や劣等感、周囲に対する罪悪感とギャップ。こういった描写を赤裸々に描くのが上手な作家さんだと思います。
自分を許してあげるということは本当に難しいことですね。
あの二人はお互いの存在によって救われているんだなと思いました。
奏の生い立ちに関しては、自分自身と被る部分もあり胸が傷みました。
期待に応えられない自分への失望や劣等感、周囲に対する罪悪感とギャップ。こういった描写を赤裸々に描くのが上手な作家さんだと思います。
自分を許してあげるということは本当に難しいことですね。
あの二人はお互いの存在によって救われているんだなと思いました。
2010年1月26日に日本でレビュー済み
全巻まででホカンのメンバーの話はまとまった感があり、ひとつの区切りといっていいと思います。今回の巻では、奏の話がメインで描かれています。サクヤたちには大きな動きはなく、停滞といった感じです。しかし、サクヤと奏の関係については1巻からなんとなくという感じでしか描かれていなかったので重要なストーリーではあると思います。暖かい気持ちで読めました。
2010年1月27日に日本でレビュー済み
奏とサクの間には誰も入れないほどの強すぎる絆があるという事を今回の巻で強く感じました。