大学のレポートを書くのに児童虐待に関する本を探していました。
評価が良いので買うことに決めました。
確かにみなさんの言うように、現場を知っている人にしか書けない鋭い内容を感じました。
年代的にやや古い部分もありますが、古いからこそ、児童虐待に対する当時の政府の取り組みや背景がよくわかります。
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児童虐待: 現場からの提言 (岩波新書 新赤版 1030) 新書 – 2006/8/18
川崎 二三彦
(著)
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- ISBN-10400431030X
- ISBN-13978-4004310303
- 出版社岩波書店
- 発売日2006/8/18
- 言語日本語
- 本の長さ228ページ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年8月5日に日本でレビュー済み
人手欠乏、法の不備等の要因と、現場の異常性が乱れ気味のトピックで概説される。栃木二男児殺人に触れた点は評価。
2023年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本における社会制度の「児童虐待」対応の歩みを様々な事例と共に紹介する。
児童虐待は勿論、昔からあり、昔も逮捕される親はいた。
しかし、具体的な法制度は不備であり、固まってきたのは戦後の話である。
何故、親は子供を虐待するのか?理由は様々であり一様に当て嵌められるものではないものの、「しつけ」と「虐待」の区別は曖昧な部分が多く、法規制をするにも明確な基準を設けるのは難しかったようだ。
こういった状況で最前線で子供たちを救出するケースワーカーたちは常に親たちに脅迫されたり暴力を受ける危険に怯えながら対処しなければならない。
しかし、対処する側も外国ならば長期に専門的な教育を受けた人材が当たっているのに対し、日本は「資格要件が緩い」という点で、専門外の経歴の人間がある日突然、異動で子供たちに対処するケースが多々ある。しかも保護する施設の場所が少なく、一人の子供に割けるスペースも狭い。ケースワーカーも経験がある程度ものをいう世界なのにすぐに異動でいなくなってしまったりすると親や子供たちと築いていた信頼関係がリセットされてしまう場合もある。当然に過酷な業務故に離職者も後を絶たない。人間だけたくさん補充すればいいという問題でもないということだ。
国や地方公共団体からのバックアップに難があるのに、何かあると国民からの突き上げは凄まじく、2,000年代以降でも保護ができずに殺されてしまった事例もある。
虐待が昔より増えたのは、家族の結び付きが昔に比して弱くなっていること。さらにバブル崩壊以降の日本経済が活力が弱くなっていることと賃金の下落で親に余裕がなくなってきていることなどの複合的な要因ある模様だ。日本経済が回復し、多くの労働者の賃金が上昇すればそれに歩調を合わせて虐待の件数自体はある程度は減少すると見られているが、それは一朝一夕には難しい。
今は外国の制度も参考にして、現場の最前線に働く人たちの権限を拡大する、法整備を固める、資金や設備的な受け皿を増やす後手的な対応を実施していくしかあるまい。
基本は「子供は実親の元で育つ」がやはり一番の幸せだろう。
それが叶わないという喪失感が子供の将来に大きな影を落とすのであるから。
児童虐待は勿論、昔からあり、昔も逮捕される親はいた。
しかし、具体的な法制度は不備であり、固まってきたのは戦後の話である。
何故、親は子供を虐待するのか?理由は様々であり一様に当て嵌められるものではないものの、「しつけ」と「虐待」の区別は曖昧な部分が多く、法規制をするにも明確な基準を設けるのは難しかったようだ。
こういった状況で最前線で子供たちを救出するケースワーカーたちは常に親たちに脅迫されたり暴力を受ける危険に怯えながら対処しなければならない。
しかし、対処する側も外国ならば長期に専門的な教育を受けた人材が当たっているのに対し、日本は「資格要件が緩い」という点で、専門外の経歴の人間がある日突然、異動で子供たちに対処するケースが多々ある。しかも保護する施設の場所が少なく、一人の子供に割けるスペースも狭い。ケースワーカーも経験がある程度ものをいう世界なのにすぐに異動でいなくなってしまったりすると親や子供たちと築いていた信頼関係がリセットされてしまう場合もある。当然に過酷な業務故に離職者も後を絶たない。人間だけたくさん補充すればいいという問題でもないということだ。
国や地方公共団体からのバックアップに難があるのに、何かあると国民からの突き上げは凄まじく、2,000年代以降でも保護ができずに殺されてしまった事例もある。
虐待が昔より増えたのは、家族の結び付きが昔に比して弱くなっていること。さらにバブル崩壊以降の日本経済が活力が弱くなっていることと賃金の下落で親に余裕がなくなってきていることなどの複合的な要因ある模様だ。日本経済が回復し、多くの労働者の賃金が上昇すればそれに歩調を合わせて虐待の件数自体はある程度は減少すると見られているが、それは一朝一夕には難しい。
今は外国の制度も参考にして、現場の最前線に働く人たちの権限を拡大する、法整備を固める、資金や設備的な受け皿を増やす後手的な対応を実施していくしかあるまい。
基本は「子供は実親の元で育つ」がやはり一番の幸せだろう。
それが叶わないという喪失感が子供の将来に大きな影を落とすのであるから。
2013年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
事例が多く,一つ一つが衝撃的です。知らなかったことがたくさんあり,知らなければならないと感じました。
2011年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の児童福祉を一手に引受けている児童相談所。
一行政機関が対峙する親と子の権利の問題を判断しなければならない現状。
権利の対立には必ず司法機関の介入が必要であることをわかりやすく説明している。
社会問題化した児童虐待による死亡ニュースは、マスコミを通じて児童相談所のあり方が問われているが、それ以前に法整備、体制を整備することが必要だ。
この本は児童相談所の内情と児童福祉法や児童虐待防止法についての変遷についても、丁寧に説明されている。
一行政機関が対峙する親と子の権利の問題を判断しなければならない現状。
権利の対立には必ず司法機関の介入が必要であることをわかりやすく説明している。
社会問題化した児童虐待による死亡ニュースは、マスコミを通じて児童相談所のあり方が問われているが、それ以前に法整備、体制を整備することが必要だ。
この本は児童相談所の内情と児童福祉法や児童虐待防止法についての変遷についても、丁寧に説明されている。
2016年1月19日に日本でレビュー済み
現場からの視点に貫かれた迫力ある1冊といった感じでしょうか。
即ち、著者が現場で日々生起する児童虐待の実態を詳細に分析し、
関係者らに提言する形をとった書物なので、
ことのほか反響は大きいでしょう。
現今問題となっている幼児または嬰児への虐待または過剰結果的殺害は、
通常の人権意識をはるかに凌駕した、あってはならないことに属する事柄でしょう。
結局、通常の育ち(貧困を除く)をしてくれば、そうした行為には倫理的に及びえないでしょうし、
そうした行為に本能的に手を染めてしまわざるをえない若い親たち自身が育った環境がさらに悪かった、
ともいえましょう。教育論というよりもむしろ、家庭環境論に付されるべき事柄であって、
例えば、外国人問題とも関係しますが、このほどK市河川敷で発生した殺人事件でも、
主犯格の少年(当時18)は、家庭環境が劣悪で、とても通常の教育等で手に負える状態ではなかったのです。
こうしたことが実際によく起こっていることじたい、非常に嘆かわしいのですが、
一級刑法犯罪が戦後一時期を除き減少傾向を示す中で、詐欺やこうした陰湿犯罪はむしろ増徴を示している点も踏まえ、
少年法の厳罰化や、児童福祉的観点に即した迅速な対応などは、
児童虐待の実態とも相俟って、家庭論にも敷衍されるものでしょう。
本書は、この点、長年児童福祉行政に携わってきた著者みずからが、
その過酷な実情と解析データを併せ、問題の明白な本質を分析、検討したものです。
このことは、延いてはコミュニティの存立構造にもかかわるもので、
また一方で人権の帰属論や、生命の自由な可処分権と当事者意識の問題、
あるいは親子の家族論的位置づけ論にもつながる論点を構成します。
こうした行為が形式面のみで、成年刑法犯の構成要件該当性を充足することは言うを待たず、
まったく酌量の余地はありません。
そうした法的意義づけのもとで、書かれている本書なので、
やはり一定の説得力はあるかに思え、とくに関係者には丁寧なご一読をおすすめします。
また、いたずらなセンセーションよりも冷静な判断、対応が必要になりましょう。
即ち、著者が現場で日々生起する児童虐待の実態を詳細に分析し、
関係者らに提言する形をとった書物なので、
ことのほか反響は大きいでしょう。
現今問題となっている幼児または嬰児への虐待または過剰結果的殺害は、
通常の人権意識をはるかに凌駕した、あってはならないことに属する事柄でしょう。
結局、通常の育ち(貧困を除く)をしてくれば、そうした行為には倫理的に及びえないでしょうし、
そうした行為に本能的に手を染めてしまわざるをえない若い親たち自身が育った環境がさらに悪かった、
ともいえましょう。教育論というよりもむしろ、家庭環境論に付されるべき事柄であって、
例えば、外国人問題とも関係しますが、このほどK市河川敷で発生した殺人事件でも、
主犯格の少年(当時18)は、家庭環境が劣悪で、とても通常の教育等で手に負える状態ではなかったのです。
こうしたことが実際によく起こっていることじたい、非常に嘆かわしいのですが、
一級刑法犯罪が戦後一時期を除き減少傾向を示す中で、詐欺やこうした陰湿犯罪はむしろ増徴を示している点も踏まえ、
少年法の厳罰化や、児童福祉的観点に即した迅速な対応などは、
児童虐待の実態とも相俟って、家庭論にも敷衍されるものでしょう。
本書は、この点、長年児童福祉行政に携わってきた著者みずからが、
その過酷な実情と解析データを併せ、問題の明白な本質を分析、検討したものです。
このことは、延いてはコミュニティの存立構造にもかかわるもので、
また一方で人権の帰属論や、生命の自由な可処分権と当事者意識の問題、
あるいは親子の家族論的位置づけ論にもつながる論点を構成します。
こうした行為が形式面のみで、成年刑法犯の構成要件該当性を充足することは言うを待たず、
まったく酌量の余地はありません。
そうした法的意義づけのもとで、書かれている本書なので、
やはり一定の説得力はあるかに思え、とくに関係者には丁寧なご一読をおすすめします。
また、いたずらなセンセーションよりも冷静な判断、対応が必要になりましょう。
2010年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
児童虐待をめぐる歴史や現況がよく分かる良著。
難しい表現も少なく、内容がすっと頭に入り、
何が問題となっているのか整理できる。
難しい表現も少なく、内容がすっと頭に入り、
何が問題となっているのか整理できる。
2007年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦後60年を経て、我々は未だに貧困問題を解決できないばかりか、むしろ格差が拡大していることをどのように考えるべきなのか。筆者の投げかける問いの重さに呻吟するばかりである。
さらに、公務員の世界における福祉担当者の地位の低さを思うと、この闇の明けるときがくるのだろうかと考えさせられた。
さらに、公務員の世界における福祉担当者の地位の低さを思うと、この闇の明けるときがくるのだろうかと考えさせられた。