うつ病にかかり本書を購入しました。
どのように発病するのか、具体的な事例を基に分かりやすく解説がされており、
特に第4章のうつ病治療のメニューの項目は自分の投薬されている薬などにつき詳しく書かれており、
客観的な視点をもって病気を理解することが出来ました。

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うつ病をなおす (講談社現代新書) 新書 – 2004/11/19
野村 総一郎
(著)
分かってきたことは、うつ病の本質は絶望にあるのではないことである。絶望は病気ゆえに感じる「症状」であって、症状である以上、医学的な治療が解決の切り札になる。そしてまた、うつ病の治療態勢はここ10年で見違えるほど整備されてきているのだ――<本文より>(講談社現代新書)
- ISBN-104061497529
- ISBN-13978-4061497528
- 出版社講談社
- 発売日2004/11/19
- 言語日本語
- 本の長さ208ページ
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/11/19)
- 発売日 : 2004/11/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4061497529
- ISBN-13 : 978-4061497528
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,219,993位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,098位ストレス・心の病気
- - 2,914位講談社現代新書
- - 43,184位医学・薬学・看護学・歯科学
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
病気の理解と治療のためこうにゅうしました。少々難しかったです。
2015年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多分これを読んでも治りませんね。結果的には治らなくても、ひとつの考え方として知っておいても損はないです。
買って損はしましたけど
買って損はしましたけど
2016年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
できれば、もう少し深めた内容を期待しました。大雑把なことはわかりましたが、じゃあどうなの、となると・・・微妙な病気ですので医師に聞いてと言われるかもしれませんが。でも、「うつ」の理解には大いに参考になりました。
2014年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うつ病について知ることは、将来自分がうつ病になった時に役に立つかなと思って本を読みました。読んでみると、うつ病には、双極性障害(躁状態とうつの状態を繰り返す)や、軽症うつ病や、非定型うつ病などいろいろな種類があることがわかります。そして、いろいろな種類があることが、診断を難しくしているようです。例えば、うつ病だと思われる人が、本当は双極性障害だったりすることもあるようです。だから、この本を読むことで、うつ病の種類と特徴を掴んでおけば、自分はこうなんじゃない?と考えることができていいと思います。精神科医の人だって全てがわかるわけじゃないと思うので、ある程度は自分で知識を仕入れておけば、いざという時のために知識を活かせると思います。
この本では、うつ病の人の気持ちや、症状の説明や、お薬の種類や治療方法に重点が置かれていると感じました。うつの人の気持ちは、普通の人にはなかなか理解できないものではないかと思います。だから、本で知ることで少しでも知ることがうつ病の人を傷つけないために大切だと感じました。また、うつ病特有の症状(不眠や、食欲の低下や、意欲の低下)を知ることで、もしかして自分はうつ病なんじゃないのかなと、早めに知ることができれば、うつを予防することができると思います。本書では、うつ病のメカニズムについては、あまり触れられていないという印象です。つまり、現実に役に立つものを優先したのだと思います。
この本では、うつ病の人の気持ちや、症状の説明や、お薬の種類や治療方法に重点が置かれていると感じました。うつの人の気持ちは、普通の人にはなかなか理解できないものではないかと思います。だから、本で知ることで少しでも知ることがうつ病の人を傷つけないために大切だと感じました。また、うつ病特有の症状(不眠や、食欲の低下や、意欲の低下)を知ることで、もしかして自分はうつ病なんじゃないのかなと、早めに知ることができれば、うつを予防することができると思います。本書では、うつ病のメカニズムについては、あまり触れられていないという印象です。つまり、現実に役に立つものを優先したのだと思います。
2021年10月11日に日本でレビュー済み
2004年刊行。
かなり古い本なので、今では病名や診断基準が結構変わっているだろうけど、まぁ参考程度に。
うつ病を発症する要因は、多元的で、主に遺伝などの生物学的要因、習慣や体験など社会的要因、性格や気質など心理的要因などがある。これらが複合的に作用して、うつ病が発症する。
うつ病にはいくつかの型があるが、おおよそ3つに分類することができる。
それぞれ症状も違うし、治療法も異なる。
・うつ病性障害
2週間以上、数か月続く。メランコリー親和型の性格がなりやすい。抗うつ薬の効果が高い。
・双極性障害
2週間以上、数か月続く。循環気質の性格がなりやすい。抗うつ薬の効果はやや不良。
・気分変調症
2年以上続く。自己不確実性を抱えた性格に多い。抗うつ薬の効き目が薄い。
この本では、この3類型を基礎にそれぞれの症例や治療法が紹介されている。
治療法として重要なことは、基本的にはどの症例であっても、医師の管理の下での投薬と、なによりも休養ということのようだ。
日本では、抗うつ薬の服用と休養が治療の中心となっているようだが、アメリカなど欧米諸国では、カウンセリングや自助会への参加も主要な治療方法として大きな位置を占めている。
それは認知療法がうつ病の改善に多大な効果を持つということが実証的に認められているからだろう。
うつ病の患者は、ものの見方が一面的なままそれに固執していたり、過去の体験に囚われたまま、考え方や発想を転換できずにいることがしばしばある。
そこで認知療法では、クセ付いてしまったものの見方や考え方を変えるように努力し、習慣の変化と性格の改善を図る。そのためには自分の精神状態や性格、考え方のクセなどを対象化して客観的に把握する必要がある。その際に「他者との対話」が非常に役に立つようだ。人との会話が、自らを見つめ直すきっかけになるのかもしれない。
日本では、この分野が非常に遅れているように感じる。
本書では、認知療法に関する記載は少なかったが、今後はこの分野の発展に期待したい。
かなり古い本なので、今では病名や診断基準が結構変わっているだろうけど、まぁ参考程度に。
うつ病を発症する要因は、多元的で、主に遺伝などの生物学的要因、習慣や体験など社会的要因、性格や気質など心理的要因などがある。これらが複合的に作用して、うつ病が発症する。
うつ病にはいくつかの型があるが、おおよそ3つに分類することができる。
それぞれ症状も違うし、治療法も異なる。
・うつ病性障害
2週間以上、数か月続く。メランコリー親和型の性格がなりやすい。抗うつ薬の効果が高い。
・双極性障害
2週間以上、数か月続く。循環気質の性格がなりやすい。抗うつ薬の効果はやや不良。
・気分変調症
2年以上続く。自己不確実性を抱えた性格に多い。抗うつ薬の効き目が薄い。
この本では、この3類型を基礎にそれぞれの症例や治療法が紹介されている。
治療法として重要なことは、基本的にはどの症例であっても、医師の管理の下での投薬と、なによりも休養ということのようだ。
日本では、抗うつ薬の服用と休養が治療の中心となっているようだが、アメリカなど欧米諸国では、カウンセリングや自助会への参加も主要な治療方法として大きな位置を占めている。
それは認知療法がうつ病の改善に多大な効果を持つということが実証的に認められているからだろう。
うつ病の患者は、ものの見方が一面的なままそれに固執していたり、過去の体験に囚われたまま、考え方や発想を転換できずにいることがしばしばある。
そこで認知療法では、クセ付いてしまったものの見方や考え方を変えるように努力し、習慣の変化と性格の改善を図る。そのためには自分の精神状態や性格、考え方のクセなどを対象化して客観的に把握する必要がある。その際に「他者との対話」が非常に役に立つようだ。人との会話が、自らを見つめ直すきっかけになるのかもしれない。
日本では、この分野が非常に遅れているように感じる。
本書では、認知療法に関する記載は少なかったが、今後はこの分野の発展に期待したい。
2014年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安価で、そこそこ綺麗な本でしたし、ちゃんと早くに発送してくださったので、満足しています。