本書は、『ののちゃん』をはじめ、
ミステリー、現代思想、歴史―など
幅広いジャンルに関する4コマを発表する著者による
時事問題を扱った恒例シリーズ。
『'09 』と冠し、些細なことでいがみ合う日本の政治家と、
「我関せず」と前に歩む大統領を表紙にした本書では、
北京オリンピックから、総選挙にいたるこの1年の話題について、
抱腹絶倒のギャグに包みつつも、するどくその本質を暴き出します。
某ヨッパライ大臣、暴言大臣、ギョーザなどの、
新メンバー?はもちろん、
キムさん、小沢さん、ナベツネツネオさん
10年前からほぼおなじみのメンバーも絶好調です☆
個人的には、あそう容疑者逮捕!!やあそう流「CHANGE」
相変わらずのフリチントン&ヒラリーが笑いのツボ。
運悪くバスの中で読んでしまったので
顔がにやけるのを抑えるのに、必死でした。
また、小泉元首相が刺客候補だけでなく
本当の刺客まで落下傘のように投下した・・・
という「社会001」には、ギャグとしての可笑しさとともに、
薄ら寒いものを感じました。
筆者ならではの、鋭い視座から
この1年を振り返るとともに、これから1年を見通す本書。
とくに今年の場合、選挙に行く前に読むことを強くおススメします☆

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大問題 ’09 (創元ライブラリ) (創元ライブラリ L い 1-44) 文庫 – 2009/8/22
「あなたとは違う」福田、「未曾有」の麻生。迷走中の日本は果たしてチェンジできるのか!? 人災・天災満載の2008年を、軽妙洒脱な漫画とコラムで振り返る、「現代用語辞典」。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2009/8/22
- ISBN-104488070639
- ISBN-13978-4488070632
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2009/8/22)
- 発売日 : 2009/8/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4488070639
- ISBN-13 : 978-4488070632
- Amazon 売れ筋ランキング: - 972,076位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年、岡山県生まれ。関西大学社会学部卒。漫画同好会に所属した在学中より、アルバイト情報誌に「oh!バイトくん」を連載。79年「がんばれ!! タブチくん!!」で安逸をむさぼる4コマ漫画界に衝撃を与える。85年、文春漫画賞、2003年、手塚治虫文化賞、06年、菊池寛賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『大問題’10』(ISBN-10:4488070655)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年9月6日に日本でレビュー済み
毎年楽しみにしている時事ねたの4コマとショートエッセイ集です。
今年もとぼけた風に見せながら、切れ味鋭く2008年の国内外の政治、社会、スポーツ関係の時事ねたが取り上げられています。
毎年、去年のことなのに忘れていることの多さに驚かされます。残虐な事件もあまりに数多くあるので忘れてしまっていることに気づき、笑いの中にも空恐ろしい気がしてきます。
ちなみにスポーツねたは例年より大幅に少なくなっていますから、それを目的にしている人は、事前に確認したほうが良いでしょう。
今年もとぼけた風に見せながら、切れ味鋭く2008年の国内外の政治、社会、スポーツ関係の時事ねたが取り上げられています。
毎年、去年のことなのに忘れていることの多さに驚かされます。残虐な事件もあまりに数多くあるので忘れてしまっていることに気づき、笑いの中にも空恐ろしい気がしてきます。
ちなみにスポーツねたは例年より大幅に少なくなっていますから、それを目的にしている人は、事前に確認したほうが良いでしょう。
2009年9月11日に日本でレビュー済み
2010年1月9日に日本でレビュー済み
内容はいつもながらの感じで楽しめる。しかし、このシリーズ、年々いしいひさいち氏ではない人が書いているエッセイが増えてるような。
はっきりいうと、いしい氏のマンガを読みたくてこの本を買うのであって、エッセイを読みたいが為ではない。エッセイを書いているご本人は「斜に構えて」書いているのだろうが、いしい氏のマンガの魅力を落としているようにしか思えないのだが・・・。エッセイ氏の思想を知りたいのではないので、出版社の方、もしこのレビューを読んでいたら再考をよろしく。
はっきりいうと、いしい氏のマンガを読みたくてこの本を買うのであって、エッセイを読みたいが為ではない。エッセイを書いているご本人は「斜に構えて」書いているのだろうが、いしい氏のマンガの魅力を落としているようにしか思えないのだが・・・。エッセイ氏の思想を知りたいのではないので、出版社の方、もしこのレビューを読んでいたら再考をよろしく。