この本は、ダスカロスが、全く知識のない人を対象にして書いているのではありませんので、いろいろなスピリチュアルな本を読みあさっている人でも、混乱や理解の難しさを感じる人が多いように見られます。用語が混乱しているとか、統一がとれていないという意見も多く見られます。確かにそう感じるのも無理はないと思います。
ダスカロスは、彼が行っているサークルの初心者程度の人の入門書として書いているようです。ですから、いきなり1章の「絶対存在」を読んだ途端に難しいさを感じるかも知れません。
そのため、ダスロスの弟子たちは、全くの初心者のための書籍「私は何のために生きているのか」や、「クジラと泳ぐ」を書いており、これらの本を読んで「エソテリック・ティーチング」を読む予備知識を入れることを勧めています。また「メッセンジャー」なども役立つと思います。
実際にダスカロスの教えを学ぼうとすれば、この本はその人の進歩によって、何度でも教えを与えられる本であると感じています。初心者の時は、わからないながらも、それなりにある程度知識を得ていき、ダスカロスの他の本も一通り学んだ後に、もう一度読んで見ると、また率直に真理を教えていることに気づきます。こうして、真理の1年生でも、三年生でも、高校生でも、学べる事が書かれています。ちょうど聖書を何度読んで知識が増した人でも、また新たに学ぶ部分を見いだすという感じです。
私も何年も学んで見て、そう思いました。以前に気にしていなかった部分が、実は興奮するほどの真理をさらっと述べている事に驚いたりして、知識が増すほど、この本の価値がわかってきました。
用語が日本語として統一し、定義が決まっていればいいのですが、ダスカロスの示そうとしている事が、日本語にしっくりなじんでいない事も多いかも知れません。
いつか、日本人にしっくりくるような用語を使って、日本人による解説が出てくればいいと思いますが・・・。
とにかくこの本は、初心者対象ではありませんので、もっと初心者用の本を読んだ後の方がいいと思います。

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エソテリック・ティーチング―キリストの内なる智恵 秘儀的な教え 単行本(ソフトカバー) – 2006/12/1
偉大なヒーラー“ダスカロス"による、あらゆる真理の探究者のための指導書。
キリストによる秘儀的な教え(エソテリック・ティーチング)の伝承に基づいています。
本書はタイトルが示すとおり「キリストの内なる智恵」を説いたものであり、
あらゆる真理の探究者のガイドブックとして、真理への「道」を明確に示します。
私たちが真理の探究を進め、絶対存在の神聖なる計画に対して
意識をさらに目覚めさせていくには、正しい方向性を持った観察、
エクササイズ、瞑想が必要です。
ダスカロスはキプロスに生まれ、生涯を通じて無償で多くの人々を癒し、
導き、無条件の愛を示し続けたヒーラーです。
1995年8月26日に83年の生涯を終えましたが、
霊的な真理の教師として、彼が遺した教えとその存在は、
今も世界中で真理を学ぶ人々の道を照らし続けています。
私たちは生まれて以来、自分自身の内側にあるものを探求することがあまりなく、
自分の外側にあるものを「自然」と理解して、その中で自分の存在をとらえています。
言い換えれば、自分の内側には「自然なるもの」がないと考えているようです。
そして、自分の外側にある自然の中に、神や真理や真実を求めて、
自分の中には、善を求めようとしているのではないでしょうか。
しかし、ダスカロスの内なる教えは、私たち自身の内側にも、
実は神や真理や絶対的真実が存在している、と伝えています。
それに気づけば、宇宙における自分の位置づけが理解でき、
人生の真の目的、自分の肉体を含めた物質の真の意味が分かります。
そして、価値観にシフトが起き、生き方そのものが変わり、
人間に求められている真の成長プロセスに入っていけるのです。
実践を重ね、私たちが絶対無限の存在と、その神聖なる計画について
理解できるようになると、どれほど絶対無限の存在が私たちを愛しているか、
また、私たちの自由意志を尊重しているかがわかるでしょう。
そして私たちは恐怖から解放され、
真の安心と信頼の中で生きられるようになっていくのです。
◎本書はキリストの教えの【テキスト】として、
【実践編】としては、姉妹書の『エソテリック・プラクティス』をお読みください。
目次
1 絶対存在
2 キリスト・ロゴス
3 聖霊
4 人間
5 大天使の階級
6 マインドとエーテル・バイタリティ
7 天地創造
8 空間・場所・時間
9 世界
10 光とスーパーライト
11 人体の組織
12 エーテル・ダブル
13 3つの体
14 一時的パーソナリティと永遠のパーソナリティの関係
15 エレメンタル
16 潜在意識
17 原因と結果の法則
18 内観―内在するものを観る
キリストによる秘儀的な教え(エソテリック・ティーチング)の伝承に基づいています。
本書はタイトルが示すとおり「キリストの内なる智恵」を説いたものであり、
あらゆる真理の探究者のガイドブックとして、真理への「道」を明確に示します。
私たちが真理の探究を進め、絶対存在の神聖なる計画に対して
意識をさらに目覚めさせていくには、正しい方向性を持った観察、
エクササイズ、瞑想が必要です。
ダスカロスはキプロスに生まれ、生涯を通じて無償で多くの人々を癒し、
導き、無条件の愛を示し続けたヒーラーです。
1995年8月26日に83年の生涯を終えましたが、
霊的な真理の教師として、彼が遺した教えとその存在は、
今も世界中で真理を学ぶ人々の道を照らし続けています。
私たちは生まれて以来、自分自身の内側にあるものを探求することがあまりなく、
自分の外側にあるものを「自然」と理解して、その中で自分の存在をとらえています。
言い換えれば、自分の内側には「自然なるもの」がないと考えているようです。
そして、自分の外側にある自然の中に、神や真理や真実を求めて、
自分の中には、善を求めようとしているのではないでしょうか。
しかし、ダスカロスの内なる教えは、私たち自身の内側にも、
実は神や真理や絶対的真実が存在している、と伝えています。
それに気づけば、宇宙における自分の位置づけが理解でき、
人生の真の目的、自分の肉体を含めた物質の真の意味が分かります。
そして、価値観にシフトが起き、生き方そのものが変わり、
人間に求められている真の成長プロセスに入っていけるのです。
実践を重ね、私たちが絶対無限の存在と、その神聖なる計画について
理解できるようになると、どれほど絶対無限の存在が私たちを愛しているか、
また、私たちの自由意志を尊重しているかがわかるでしょう。
そして私たちは恐怖から解放され、
真の安心と信頼の中で生きられるようになっていくのです。
◎本書はキリストの教えの【テキスト】として、
【実践編】としては、姉妹書の『エソテリック・プラクティス』をお読みください。
目次
1 絶対存在
2 キリスト・ロゴス
3 聖霊
4 人間
5 大天使の階級
6 マインドとエーテル・バイタリティ
7 天地創造
8 空間・場所・時間
9 世界
10 光とスーパーライト
11 人体の組織
12 エーテル・ダブル
13 3つの体
14 一時的パーソナリティと永遠のパーソナリティの関係
15 エレメンタル
16 潜在意識
17 原因と結果の法則
18 内観―内在するものを観る
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社ナチュラルスピリット
- 発売日2006/12/1
- ISBN-104931449956
- ISBN-13978-4931449954
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商品の説明
著者について
ダスカロス(スティリアノス・アテシュリス)DASKALOS
キプロス島で生まれ生涯を過ごした。
ダスカロスはキプロスや海外でいくつもの専門分野における教育を受け、
人生の多くの時間を政府印刷局で働いたが、アフリカに住んで仕事に従事した時期もあった。
70年以上にわたって小さなグループの生徒に「キリストによる内なる智恵」を教え、
その教えは彼の晩年、世界中の生徒たちの間で急速に広まった。
マスターやグルとして見られることを好まず、
常に「ブラザー・ガイド」(兄弟としての導き手)
もしくは「友」として道を求める人々を手助けする立場をとった。
また、彼は探求者の「自立性」に重きを置き、
依存と支配に基盤を置くような関係を排除するよう努めていた。
80歳に近づいてもギリシャ語と英語で教えること、人々を癒すこと、
文章を書くこと、絵を描くこと、サボテンや花々の面倒をみることを決して止めず、
毎年4月になるとヨーロッパにティーチング・ツアーに出かけた。
「真理探求のシステム」として知られる100を超えるサークル(勉強会)の指導者。
訳書
『エソテリック・プラクティス』(ナチュラルスピリット刊)
キプロス島で生まれ生涯を過ごした。
ダスカロスはキプロスや海外でいくつもの専門分野における教育を受け、
人生の多くの時間を政府印刷局で働いたが、アフリカに住んで仕事に従事した時期もあった。
70年以上にわたって小さなグループの生徒に「キリストによる内なる智恵」を教え、
その教えは彼の晩年、世界中の生徒たちの間で急速に広まった。
マスターやグルとして見られることを好まず、
常に「ブラザー・ガイド」(兄弟としての導き手)
もしくは「友」として道を求める人々を手助けする立場をとった。
また、彼は探求者の「自立性」に重きを置き、
依存と支配に基盤を置くような関係を排除するよう努めていた。
80歳に近づいてもギリシャ語と英語で教えること、人々を癒すこと、
文章を書くこと、絵を描くこと、サボテンや花々の面倒をみることを決して止めず、
毎年4月になるとヨーロッパにティーチング・ツアーに出かけた。
「真理探求のシステム」として知られる100を超えるサークル(勉強会)の指導者。
訳書
『エソテリック・プラクティス』(ナチュラルスピリット刊)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ダスカロスご自身の霊性を疑うつもりはありません。
しかし、この本はまったく評価できません。これならば、ダニエル・ジョセフ『クジラと泳ぐ』を繰り返し読む方がよほどダスカロスの教えを理解するのに役立つといえるでしょう。
本書の問題は、表面的には用語の問題といえます。
そもそもダスカロスの用語は他のスピリチュアルな教えで一般的な用語とかけ離れているだけでなく、例えばエゴという言葉(普通は自己中心的な自我のことであり、これは幻想であるとされるが、ダスカロスの用語ではエゴは魂よりももっと本質的なところにある自己性のことだそうです)のように、他の教えと同じ言葉を用いながら、意味するところがまったく違うという混乱が非常に多いのですが、これはこういうものだと受け入れるなら問題ではありません。
それに加えて翻訳の稚拙さ、翻訳者の理解の乏しさによるであろう、意味不明な文章があまりにも多い。とくに、ある概念について述べている段落中で、その概念を指す言葉が複数用いられること。この用語の揺れは、翻訳時に発生したのかもともとの原文でもそうなのかは分かりませんが、こうなってしまうと同じものを指しているのか、それとも別のなにかを指示しているのか読者には判断がつかず、どれだけ丁寧に読んでも理解することは不可能です。
こうしたことを踏まえると、冒頭ではダスカロスの霊性を疑わないと書きましたが、といって高く評価することもまたできないと言わざるを得ません。ほんとうに真理について語られた純粋な教えというものは、たとえ翻訳という過程を踏むとしても、ここまで分かりにくくなるはずはないと思うからです(読んで腑に落ちるかはまた別の話ですが)。
ダスカロスの教えはそもそもアストラル界を扱う時点で、そこまで崇高な教えではないとわたしは考えます。デイヴィッドRホーキンズ博士は「なんであれアストラルには関わるな」と著作で述べられています。とはいえ、同じようにアストラル界に言及した人でもシュタイナーはもっと明快(だからといって読めば誰でもアストラル界を体験できるというものではありませんが)で、このような混乱はまったくありません。
原文を読めない人間にはこれ以上どうこうは言えませんが、少なくともこの本ならば、グルジエフや非二元、それからホーキンズ博士など、もっと素晴らしい本はありますから、そちらに真理を求めた方がよいと思います。
しかし、この本はまったく評価できません。これならば、ダニエル・ジョセフ『クジラと泳ぐ』を繰り返し読む方がよほどダスカロスの教えを理解するのに役立つといえるでしょう。
本書の問題は、表面的には用語の問題といえます。
そもそもダスカロスの用語は他のスピリチュアルな教えで一般的な用語とかけ離れているだけでなく、例えばエゴという言葉(普通は自己中心的な自我のことであり、これは幻想であるとされるが、ダスカロスの用語ではエゴは魂よりももっと本質的なところにある自己性のことだそうです)のように、他の教えと同じ言葉を用いながら、意味するところがまったく違うという混乱が非常に多いのですが、これはこういうものだと受け入れるなら問題ではありません。
それに加えて翻訳の稚拙さ、翻訳者の理解の乏しさによるであろう、意味不明な文章があまりにも多い。とくに、ある概念について述べている段落中で、その概念を指す言葉が複数用いられること。この用語の揺れは、翻訳時に発生したのかもともとの原文でもそうなのかは分かりませんが、こうなってしまうと同じものを指しているのか、それとも別のなにかを指示しているのか読者には判断がつかず、どれだけ丁寧に読んでも理解することは不可能です。
こうしたことを踏まえると、冒頭ではダスカロスの霊性を疑わないと書きましたが、といって高く評価することもまたできないと言わざるを得ません。ほんとうに真理について語られた純粋な教えというものは、たとえ翻訳という過程を踏むとしても、ここまで分かりにくくなるはずはないと思うからです(読んで腑に落ちるかはまた別の話ですが)。
ダスカロスの教えはそもそもアストラル界を扱う時点で、そこまで崇高な教えではないとわたしは考えます。デイヴィッドRホーキンズ博士は「なんであれアストラルには関わるな」と著作で述べられています。とはいえ、同じようにアストラル界に言及した人でもシュタイナーはもっと明快(だからといって読めば誰でもアストラル界を体験できるというものではありませんが)で、このような混乱はまったくありません。
原文を読めない人間にはこれ以上どうこうは言えませんが、少なくともこの本ならば、グルジエフや非二元、それからホーキンズ博士など、もっと素晴らしい本はありますから、そちらに真理を求めた方がよいと思います。
2021年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キリスト最大の教えは「全身全霊で神を愛しなさい」です。 これは「全身全霊で神を探求しなさい」ということです。 キリスト教信者が「宇宙万物の創造主、愛と命の源」である神を真剣に探求する時、ダスカロスの教えに行きつきます。 「人は何のために生きているのか?」、「人は死ぬと何処へ行くのか?」。 本書は真理の探究者の最も基本的な教科書です。
ANGE
ANGE
2013年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
だんだん面白くなって来て、途中からノート取り出した。言葉の意味も段々理解できるようになったので、更にダスカロス関係を購入する。
2011年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スピリチュアル系の本はかなり読んできた。ある程度難しい表現にも慣れている自信があった。なので対談本である、メッセンジャーシリーズを読むよりいきなり、本書を読んだ方がてっとり早いと思い読み始めると・・・
いきなりエーテル・ダブル等聞きなれない専門用語がズラリ!正直参りました・・・
エーテルはスピリチュアル系の本でよく目にしていましたが、エーテルダブルって一体何??
またエレメンタルも通常は火地風水をさすが、ここでは、もう少し範囲が広い。
マインドも自分が思っている意味合いとはかなり違う。途中で読むのを諦めて、
メッセンジャーシリーズから読むことにした。
同じチャネラーでもこんなにも違うのか!と驚愕した。また、無償でのヒーリング等人間性も素晴らしい。チャネラーはいかなる宗教、団体をつくってはならない、と強く主張されている。
無償で頂いた能力だから、無償で提供するだけ、ということだそうだ。
この著者はヨハネの黙示録を書いた”ヨハナン”をガイドに持つという。
ちなみに、チャネリングは、宇宙意識の誰かであったり、過去の聖職者であったりするのだが、何故その人がチャネラーに選ばれるのか?不思議に思われるであろうが、殆どの場合、その人(チャネリングの相手)と過去生で知り合い(親族含む)であるからこそできるのだそうだ。(これは”セスは語る”という本に書いてあった)。ダスカロスもキリスト時代、子供であったがヨハネと共にキリストの教えを聞いていたそうだ。
追記:ダスカロス氏、自ら著者である本(邦訳版)は、本書と、プラクティスと、キリストのたとえ話と、と、地上での生涯とその教え(未読)、の4冊です。(あと一冊の、シンボルオブライフも邦訳版が待ち遠しいです)
私は、メッセンジャー→キリストのたとえ話→ティーチング→プラクティス の順に読みましたが、正直、この中ではティーチングが一番難しく感じました。プラクティスを読んで、はじめてエーテルダブル、エーテルバイタリティーの概念が、やっと理解できたので、メッセンジャーの次にプラクティスを読まれる事お勧め致します。瞑想が中心ですが、理論がとても解りやすいです。
ティーチングもプラクティスも、図解があればもっとイメージが掴みやすいと思いました。
瞑想は、関連本である、光界への門で、図解されているようですね。
いきなりエーテル・ダブル等聞きなれない専門用語がズラリ!正直参りました・・・
エーテルはスピリチュアル系の本でよく目にしていましたが、エーテルダブルって一体何??
またエレメンタルも通常は火地風水をさすが、ここでは、もう少し範囲が広い。
マインドも自分が思っている意味合いとはかなり違う。途中で読むのを諦めて、
メッセンジャーシリーズから読むことにした。
同じチャネラーでもこんなにも違うのか!と驚愕した。また、無償でのヒーリング等人間性も素晴らしい。チャネラーはいかなる宗教、団体をつくってはならない、と強く主張されている。
無償で頂いた能力だから、無償で提供するだけ、ということだそうだ。
この著者はヨハネの黙示録を書いた”ヨハナン”をガイドに持つという。
ちなみに、チャネリングは、宇宙意識の誰かであったり、過去の聖職者であったりするのだが、何故その人がチャネラーに選ばれるのか?不思議に思われるであろうが、殆どの場合、その人(チャネリングの相手)と過去生で知り合い(親族含む)であるからこそできるのだそうだ。(これは”セスは語る”という本に書いてあった)。ダスカロスもキリスト時代、子供であったがヨハネと共にキリストの教えを聞いていたそうだ。
追記:ダスカロス氏、自ら著者である本(邦訳版)は、本書と、プラクティスと、キリストのたとえ話と、と、地上での生涯とその教え(未読)、の4冊です。(あと一冊の、シンボルオブライフも邦訳版が待ち遠しいです)
私は、メッセンジャー→キリストのたとえ話→ティーチング→プラクティス の順に読みましたが、正直、この中ではティーチングが一番難しく感じました。プラクティスを読んで、はじめてエーテルダブル、エーテルバイタリティーの概念が、やっと理解できたので、メッセンジャーの次にプラクティスを読まれる事お勧め致します。瞑想が中心ですが、理論がとても解りやすいです。
ティーチングもプラクティスも、図解があればもっとイメージが掴みやすいと思いました。
瞑想は、関連本である、光界への門で、図解されているようですね。
2019年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これがわかる人はどういう人なんだろう?と思えるほど難解な内容です。
後ろの用語集を見ると、R.シュタイナーの著作と用語が重なるので何となくはわかるのですが、とにかく言葉を数式のように組み立てているので、すべての用語を事前に熟知しないと文章を理解できなくなります。
その点シュタイナーは角度を変えて同じことを何度も書いているし、ラジニーシやJ.クリシュナムルティーはほとんどが例えで書かれているので、感性的に誰でもわかります。
ところがこの本は唯一の例えが聖書で、それも専門家レベルの知識が求められているので、例えがかえって話をわからなくしています。
読む人のためではなく、書く人のために書かれたというか、教条主義的キリスト教徒限定の、その他の人は寄り付き難い本です。
なかなか増刷されませんでしたが、ナチュラルスピリットの迷いがわかります。
編集と翻訳が同じ人でも、エソテリック・プラクティスの方はもう少しわかりやすいので、位置づけの違いなのでしょうか。
後ろの用語集を見ると、R.シュタイナーの著作と用語が重なるので何となくはわかるのですが、とにかく言葉を数式のように組み立てているので、すべての用語を事前に熟知しないと文章を理解できなくなります。
その点シュタイナーは角度を変えて同じことを何度も書いているし、ラジニーシやJ.クリシュナムルティーはほとんどが例えで書かれているので、感性的に誰でもわかります。
ところがこの本は唯一の例えが聖書で、それも専門家レベルの知識が求められているので、例えがかえって話をわからなくしています。
読む人のためではなく、書く人のために書かれたというか、教条主義的キリスト教徒限定の、その他の人は寄り付き難い本です。
なかなか増刷されませんでしたが、ナチュラルスピリットの迷いがわかります。
編集と翻訳が同じ人でも、エソテリック・プラクティスの方はもう少しわかりやすいので、位置づけの違いなのでしょうか。
2020年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
秘教(エソテリック)の教え(ティーチング)なのですが、翻訳文が分かりにくく、用語の定義がこの本独自です。例えばエゴの定義がこの本では何なのか?西洋哲学でいうエゴとどう違うのかなど、この本を読むための独自のアルゴリズムがあります。そのハードルを越えたら読めるようになります。ただ、行間から膨大な情報量を受け取るので、読み込むには時間がかかります。
2018年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読むのにとても疲れます。
問題なのはダスカロスの原本の英語訳を、再度日本語に翻訳した愚行にすべて由来します。
よってギリシャ語的なニュアンスがすべて失われているだけでなく、すべての文章が文化の浅い英語的に再構成されているため、当然ですが意味が混乱した翻訳となっております。
しかも翻訳者が仏教系というのが意味不明。
本来このレベルの実に深い本ならば、ユダヤ教、ユダヤ神秘主義、キリスト教、キリストグノーシス主義の歴史・神学・考古学的考察に加え、現在のエルサレム学派の研究成果についても熟知している必要があり、かつ語学的にも当時のヘブライ語、アラム語、ギリシャ語に精通している人でなければ真の翻訳はできないはず。それがアメリカ留学経験者の仏教系ヨギーでは全く話になりません。
著者のダスカロス自身は既に故人なだけに、言語学に対して敬意を払っていない出版社の無知には怒りさえ覚えます。
ここにダスカロスの悲劇があると思います。
出版社と翻訳者の選択を誤ったために、実際にこの日本の軽薄なスピリチュアル業界には全くと言っていいほど広まっておりません。
とは言え、そもそも論なのですが、本書はキリスト教信者もしくはそれに準じるだけの十分な知識がないと非常にとっつきにくい内容となっているため、キリスト教信者が人口の0.5%いるかいないかの日本ではそもそもダスカロスの教えを受け入れるだけの土壌は無かったというのがもう一つの悲劇だと思います。
問題なのはダスカロスの原本の英語訳を、再度日本語に翻訳した愚行にすべて由来します。
よってギリシャ語的なニュアンスがすべて失われているだけでなく、すべての文章が文化の浅い英語的に再構成されているため、当然ですが意味が混乱した翻訳となっております。
しかも翻訳者が仏教系というのが意味不明。
本来このレベルの実に深い本ならば、ユダヤ教、ユダヤ神秘主義、キリスト教、キリストグノーシス主義の歴史・神学・考古学的考察に加え、現在のエルサレム学派の研究成果についても熟知している必要があり、かつ語学的にも当時のヘブライ語、アラム語、ギリシャ語に精通している人でなければ真の翻訳はできないはず。それがアメリカ留学経験者の仏教系ヨギーでは全く話になりません。
著者のダスカロス自身は既に故人なだけに、言語学に対して敬意を払っていない出版社の無知には怒りさえ覚えます。
ここにダスカロスの悲劇があると思います。
出版社と翻訳者の選択を誤ったために、実際にこの日本の軽薄なスピリチュアル業界には全くと言っていいほど広まっておりません。
とは言え、そもそも論なのですが、本書はキリスト教信者もしくはそれに準じるだけの十分な知識がないと非常にとっつきにくい内容となっているため、キリスト教信者が人口の0.5%いるかいないかの日本ではそもそもダスカロスの教えを受け入れるだけの土壌は無かったというのがもう一つの悲劇だと思います。