本書は筆者のプライベートな事実もエッセイのなかに組み込まれており
今までよりも一歩踏み込んだ内容の感じがします。奥様のこと、早く
世を去った弟さんのことなど書かれており、実生活にかかわるアドバイ
ス的な生き方論になっており、改めて人間の関係について考えされられ
る内容の濃い一冊です。
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人間の関係 単行本 – 2007/11/5
五木 寛之
(著)
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購入オプションとあわせ買い
人間の関係 [単行本] [Nov 01, 2007] 寛之, 五木
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2007/11/5
- ISBN-104591099954
- ISBN-13978-4591099957
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登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2007/11/5)
- 発売日 : 2007/11/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 239ページ
- ISBN-10 : 4591099954
- ISBN-13 : 978-4591099957
- Amazon 売れ筋ランキング: - 520,565位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15,557位エッセー・随筆 (本)
- - 47,469位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1932年、福岡県生まれ。66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門・筑豊編』ほかで吉川英治文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 愛について (ISBN-13:978-4591117514)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
五木さんの小説は読んだことがないのだが、エッセイはかなりの数を読んできた。
この本は、あの「ゾロリ」など児童書で有名な「ポプラ社」の創立60周年記念として出版された。
そう聞いただけで、興味が沸き、著者は五木寛之、書名は「人間の関係」と来たら読まずにはいられない。
読後感は、今ひとつスッキリしない。
それはなぜかだか、理由は自分でもわかっている。
最近ビジネス書中心に、一刻も早く結果にたどり着くことが優先される空気が社会に蔓延しているからだ。
五木さんは読者の心に寄り添ってくれる。
わかるよ。
そうだよね。
僕もそうだよ。
しかし、そこから安心出来るやさしい場所へは連れて行ってくれない。
なぜなら五木さんも「やさしい場所」がどこなのか、まだわからないからだ。
この本は、あの「ゾロリ」など児童書で有名な「ポプラ社」の創立60周年記念として出版された。
そう聞いただけで、興味が沸き、著者は五木寛之、書名は「人間の関係」と来たら読まずにはいられない。
読後感は、今ひとつスッキリしない。
それはなぜかだか、理由は自分でもわかっている。
最近ビジネス書中心に、一刻も早く結果にたどり着くことが優先される空気が社会に蔓延しているからだ。
五木さんは読者の心に寄り添ってくれる。
わかるよ。
そうだよね。
僕もそうだよ。
しかし、そこから安心出来るやさしい場所へは連れて行ってくれない。
なぜなら五木さんも「やさしい場所」がどこなのか、まだわからないからだ。
2008年5月8日に日本でレビュー済み
この本は「生きるヒント」でお馴染み五木寛之先生の著作。
御年75歳、人生の大先輩は言うこと違うなあと
しみじみ感じ入る一冊です。
13の小題から成り、
うつ病の際に役にたったという
歓びノート、悲しみノート、あんがとノートの三冊のノートの話や、
キリストの言葉やインドでのお布施の話などを引用し
親子愛、セックスや夫婦の愛情、などなど
著者の考えが述べられています。
中でもさるきちに新鮮だったのはね、
鬱とは良くないものなのか
という著者の問いかけ。
五木先生は、
鬱はエネルギーを内に宿した状態であるというのよね。
例えば、
「鬱蒼と生い茂った樹林」といったら
木々が勢いよく生えている森を想像するし、
「鬱然たる大家」といえば
オーラを感じさせる文豪を指し、
また「鬱勃たる野心を抱いた青年」だったら
大きな志を心にひめた若者を意味するのです。
どれも生命力にあふれ強いエネルギーを
内に宿した状態なのよね。
それが同じ鬱という漢字なのです。
また、鬱には二つの感覚が含まれると指摘しています。
一つは憂(ゆう)。
「明日を憂える」とか使いますよね。
これって時代を担うに必要な感情だというのです。
さるきち思うに、
絶望こそ生きる気力を損なうものはないんじゃないかと。
明日を憂うコトができるコトって、
明日を生きようという意志の表れでもあるといえませんか。
戦争を経験し、
今の時代を作りあげた世代のひとりである
五木先生だからこその発言じゃないかな、とも思います。
もう一つが愁(しゅう)。
これは無常観に似ています。
ヒトは生まれついた時から死に向かって歩いている。
そうですよね。
だからね、身体は世の無常を悟っているというのです。
諸行無常の響きあり
無常観はヒトが抱く自然な感情なのよね。
このように鬱の中には
生命力の“ゆらぎ”みたいなモノが存在していると
おっしゃっているわけです。
鬱って、不気味な心の影ではないんです。
ヒトの生体を構成しているエネルギーの一つであって、
決して悪いモノではないのよね。
人生の僧侶、と五木先生は表現されています。
ステキな発想だとは思いませんか?
もちろん、ツライ症状に悩んでいる方にとっては
なんだこの、と思われるかもしれません。
自分の存在に価値を見出せなかったり、
時に、死にたくなったり。
やる気は出ないし、
身体のあちこちは痛み、
眠れない。
ツライですよね。
でもね、
鬱からの回復って何だろうと
さるきちは思うのです。
ココロの中から、“鬱のもと”みたいのを
消し去るコトが回復なんだろうか。
そうじゃない気もするのよね。
鬱の捉え方について、
考えさせてくれる一冊でした。
御年75歳、人生の大先輩は言うこと違うなあと
しみじみ感じ入る一冊です。
13の小題から成り、
うつ病の際に役にたったという
歓びノート、悲しみノート、あんがとノートの三冊のノートの話や、
キリストの言葉やインドでのお布施の話などを引用し
親子愛、セックスや夫婦の愛情、などなど
著者の考えが述べられています。
中でもさるきちに新鮮だったのはね、
鬱とは良くないものなのか
という著者の問いかけ。
五木先生は、
鬱はエネルギーを内に宿した状態であるというのよね。
例えば、
「鬱蒼と生い茂った樹林」といったら
木々が勢いよく生えている森を想像するし、
「鬱然たる大家」といえば
オーラを感じさせる文豪を指し、
また「鬱勃たる野心を抱いた青年」だったら
大きな志を心にひめた若者を意味するのです。
どれも生命力にあふれ強いエネルギーを
内に宿した状態なのよね。
それが同じ鬱という漢字なのです。
また、鬱には二つの感覚が含まれると指摘しています。
一つは憂(ゆう)。
「明日を憂える」とか使いますよね。
これって時代を担うに必要な感情だというのです。
さるきち思うに、
絶望こそ生きる気力を損なうものはないんじゃないかと。
明日を憂うコトができるコトって、
明日を生きようという意志の表れでもあるといえませんか。
戦争を経験し、
今の時代を作りあげた世代のひとりである
五木先生だからこその発言じゃないかな、とも思います。
もう一つが愁(しゅう)。
これは無常観に似ています。
ヒトは生まれついた時から死に向かって歩いている。
そうですよね。
だからね、身体は世の無常を悟っているというのです。
諸行無常の響きあり
無常観はヒトが抱く自然な感情なのよね。
このように鬱の中には
生命力の“ゆらぎ”みたいなモノが存在していると
おっしゃっているわけです。
鬱って、不気味な心の影ではないんです。
ヒトの生体を構成しているエネルギーの一つであって、
決して悪いモノではないのよね。
人生の僧侶、と五木先生は表現されています。
ステキな発想だとは思いませんか?
もちろん、ツライ症状に悩んでいる方にとっては
なんだこの、と思われるかもしれません。
自分の存在に価値を見出せなかったり、
時に、死にたくなったり。
やる気は出ないし、
身体のあちこちは痛み、
眠れない。
ツライですよね。
でもね、
鬱からの回復って何だろうと
さるきちは思うのです。
ココロの中から、“鬱のもと”みたいのを
消し去るコトが回復なんだろうか。
そうじゃない気もするのよね。
鬱の捉え方について、
考えさせてくれる一冊でした。
2013年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に考えさせられた本でした。そして非常に大切にしたい本です。
2019年6月15日に日本でレビュー済み
親子、夫婦、兄弟、人脈など、複雑で難しい人間関係をテーマに描いた良書。
人間関係に触れながら、作法の重要性や、感謝と奉仕、本音とたてまえなど、分かりやすい言葉で著者の考え方が丁寧に説明されていて非常に読みやすかった。
個人的には、以下の2つの考え方が特に好きだった。
・「慈」の愛と「悲」の愛の話
慈父という非常に頼もしい堂々とした明るい愛情。一方、悲母という母親がそそいでくれる、思いやりに満ちた愛情。「痛くない、男の子だ!」と言われるとその気になって痛みがなくなり、「痛いね、痛いね」と慰められても、痛みから立ち直ることができる。励ましと慰め。正反対に思われるが、どちらも必要なことである。
・鬱とはエネルギーを内にやどした状態
鬱を感じている人は生命力が心の中にあふれている人で、エネルギーが出口を失って圧迫されている状態。鬱という気分の中には「憂」と「愁」という二つの感覚がある。
「憂」は、暗い気持ちになったり、自分はどうすればよいか分からなくなったり、何もかもがいやになったりしたとき、一見無気力と思われる感情の中に潜んでいるエネルギー。
「愁」は、どこか静かでクールな物思い。憂が熱を感じさせるのに対して、愁はひんやりとした感覚。人生を透明なまなざしで見つめるときに浮かんでくる、一種の無常感のようなもの。
人間関係に触れながら、作法の重要性や、感謝と奉仕、本音とたてまえなど、分かりやすい言葉で著者の考え方が丁寧に説明されていて非常に読みやすかった。
個人的には、以下の2つの考え方が特に好きだった。
・「慈」の愛と「悲」の愛の話
慈父という非常に頼もしい堂々とした明るい愛情。一方、悲母という母親がそそいでくれる、思いやりに満ちた愛情。「痛くない、男の子だ!」と言われるとその気になって痛みがなくなり、「痛いね、痛いね」と慰められても、痛みから立ち直ることができる。励ましと慰め。正反対に思われるが、どちらも必要なことである。
・鬱とはエネルギーを内にやどした状態
鬱を感じている人は生命力が心の中にあふれている人で、エネルギーが出口を失って圧迫されている状態。鬱という気分の中には「憂」と「愁」という二つの感覚がある。
「憂」は、暗い気持ちになったり、自分はどうすればよいか分からなくなったり、何もかもがいやになったりしたとき、一見無気力と思われる感情の中に潜んでいるエネルギー。
「愁」は、どこか静かでクールな物思い。憂が熱を感じさせるのに対して、愁はひんやりとした感覚。人生を透明なまなざしで見つめるときに浮かんでくる、一種の無常感のようなもの。
2013年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
62歳、残りの実人生をどう生きるか、五木寛之さんの出版んされる本を頼りにしております。信仰:哲学:宇宙が2000年を生きるには必要ですね。
2010年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読書会の課題本になり、探していましたが良品にであいました。内容にはとりたてて新しさは発見できなかったのですが、話題になりそうなことが結構多く楽しい会になりそうです。
2008年9月23日に日本でレビュー済み
五木さんの本は深いなぁ〜、いつもしみじみと読ませていただいています。
人間のタイプを二つに分けるとしよう。
光と影、明と暗。
筆者は間違えなく後者。
闇の中から人生を見て光を知る。
明るい光の中にいて、闇を知るタイプとは根本が違うのでしょうね・・・。
筆者と同じタイプの人ならば、この本を読む中で“光”を見つけられると思う!!
「生きることは苦である」:仏教
「人は泣きながら生まれてくる」:リア王
しかし本の題にある様に、人間関係に着目すると“光”が見えてくることを著者は教えてくれた☆☆
本の中にあった興味深い言葉として、
「お布施は行として考えると自分のためにする行為。すべての行は自分に返ってくる。
だから、人から感謝を期待するのは間違えである。」
見返りを求めない生き方が筆者の言う“信頼”ということでした。
“覚悟を決めて何かを誰かを信頼する”そうしない限り不信の荒野を生きるしかない・・・。
信頼する覚悟を決めれば“光”にたどり着くのでしょう☆☆
そして、“慈悲”という言葉。
怪我をしたときに「痛くないよ」と励ます父。「痛かったわね」と寄り添う母。
慈父と悲母の二つの愛がある。
バブルを過ぎた今は、頑張れより母の愛が必要だと。
慈悲も“光”を射す一つのものだと知った☆
鬱の言葉の意味。
鬱には“うっそうと茂る”というエネルギッシュな意味もあるという。
エネルギーがあるのに出口を抑えられているのが鬱病。
自分や社会に対する生命力が鬱。
鬱もまた“光”の裏返しなのかしら?と私は感じられた!!
こうしてまた一つずつ、闇の中から光を見つけ私達は生きていくのかな?と感じた。
光と影、明と暗、両方あるから酸いも甘いも感じられる醍醐味。
人生経験が豊富な著者だからこそ、説得力をもって語られていた。
深い味わいのある本でした。読み終わった後はすっきりしました☆☆
人間のタイプを二つに分けるとしよう。
光と影、明と暗。
筆者は間違えなく後者。
闇の中から人生を見て光を知る。
明るい光の中にいて、闇を知るタイプとは根本が違うのでしょうね・・・。
筆者と同じタイプの人ならば、この本を読む中で“光”を見つけられると思う!!
「生きることは苦である」:仏教
「人は泣きながら生まれてくる」:リア王
しかし本の題にある様に、人間関係に着目すると“光”が見えてくることを著者は教えてくれた☆☆
本の中にあった興味深い言葉として、
「お布施は行として考えると自分のためにする行為。すべての行は自分に返ってくる。
だから、人から感謝を期待するのは間違えである。」
見返りを求めない生き方が筆者の言う“信頼”ということでした。
“覚悟を決めて何かを誰かを信頼する”そうしない限り不信の荒野を生きるしかない・・・。
信頼する覚悟を決めれば“光”にたどり着くのでしょう☆☆
そして、“慈悲”という言葉。
怪我をしたときに「痛くないよ」と励ます父。「痛かったわね」と寄り添う母。
慈父と悲母の二つの愛がある。
バブルを過ぎた今は、頑張れより母の愛が必要だと。
慈悲も“光”を射す一つのものだと知った☆
鬱の言葉の意味。
鬱には“うっそうと茂る”というエネルギッシュな意味もあるという。
エネルギーがあるのに出口を抑えられているのが鬱病。
自分や社会に対する生命力が鬱。
鬱もまた“光”の裏返しなのかしら?と私は感じられた!!
こうしてまた一つずつ、闇の中から光を見つけ私達は生きていくのかな?と感じた。
光と影、明と暗、両方あるから酸いも甘いも感じられる醍醐味。
人生経験が豊富な著者だからこそ、説得力をもって語られていた。
深い味わいのある本でした。読み終わった後はすっきりしました☆☆