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生きなおすのにもってこいの日 単行本(ソフトカバー) – 2009/9/5
秋葉原の連続殺傷事件。幼い少女に性的行為を無理強いし、さらに殺してしまった男。
強姦目的でマンションに侵入し、女性を殺害した男……。
死刑、という言葉が浮かぶ。こんな卑劣な男は殺してしまってもよいと思う。
けれども……。
事件は起こるし、明日は何があるかわからない。
でも、誰かがこの家に押し入って来ようと、
一家を惨殺しようと、私はその瞬間までこの日常を続ける。
それが生きるということだろう。
悲惨なことだらけで、人も、国も、世界も
どうしようもなく醜い存在に思えてくるときに、救いとなるものは何?
田口ランディが発信する、欠陥だらけの世界への「Yes!」というメッセージ。
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社バジリコ
- 発売日2009/9/5
- 寸法13 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-104862381472
- ISBN-13978-4862381477
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商品の説明
著者について
1959年生まれ。作家。2000年長編小説『コンセント』(新潮文庫)を発表し執筆活動に入る。その後、広く人間の心の問題をテーマに作品を発表。2001年『できればムカつかずに生きたい』で婦人公論文芸賞受賞(新潮文庫)。近刊に、『蠅男』『キュア』『聖なる母と透明な僕』『パピヨン』『クレンズの魔法』など。
登録情報
- 出版社 : バジリコ (2009/9/5)
- 発売日 : 2009/9/5
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 236ページ
- ISBN-10 : 4862381472
- ISBN-13 : 978-4862381477
- 寸法 : 13 x 1.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 186,581位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

Randy Taguchi first began writing online in 1996 and soon attracted a large following in Japan, where she is sometimes referred to as the "Queen of the Internet." She is a popular and prolific author, whose work includes a busy blog, seventeen novels, two of which -- Outlet and Fujisan -- have been released in English to date, many short stories, and more than twenty essays. She is currently supporting the Fukushima Kid's Summer Camp program, helping children impacted by the 2011 earthquake, and she released a brief essay entitled "How Japan Made the Nuclear Choice" in reaction to the incident. Her latest work, Zazen Girl, was released in 2014.
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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と心配になるけども
「必ず死ぬのに生きること」に対して、アルキメデス的な発想で
悲惨さを越えた面白さがある。
考えることの限界に挑み続けてきた著者が、
限界を超えた瞬間のエッセイ集!
「パピヨン」の辺りでだんだんと見えてきた答えが、
著者の、父の死によってか、だんだんと明瞭になってきて、
その答えさえも「それで普通」として語られる今回のエッセイは、
ここ数年で1番面白い。
我々一般人にとって、この答えはまだ、
見たことも聞いたこともないくらい新しいものだ。
「皮膜を寄せる」という言葉のもつ慈愛に
行き着いた、渾身のエッセイ集。