非常に面白かったなぁ。驚くほどの食の地域分けがされていて愕然とする内容も多くあっという間に読み終えた。北海道札幌出身の身として読むとこのデータは驚くほど正確だった。そうなんだ、肉と言えば成吉思汗だったかもしれないし、冷やし中華そばなんて大学で東京に行ってから初めて食べたのだし、赤飯に甘納豆、茶わん蒸しに栗の甘露煮、砂糖入りの玉子焼きは亡き母が作ってくれた北海道独特の美味しい料理だったことを思い出した。
更に後半の東海道における食文化の境界線は素晴らしい紀行文で参りました。続編「納豆に〜」も買います。
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