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魔法の使徒上 (最後の魔法使者第1部) (創元推理文庫) (創元推理文庫 F ラ 3-12 最後の魔法使者 第 1部) 文庫 – 2009/11/20

4.2 5つ星のうち4.2 4個の評価

父から疎まれ孤立するヴァニエルは、都の伯母のもとで教育されることに……。最後の〈魔法使者〉ヴァニエルの波乱の生涯を描く、〈ヴァルデマール年代記〉の新たな3部作開幕!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (2009/11/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/11/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 336ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488577121
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488577124
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 4個の評価

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マーセデス・ラッキー
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上位レビュー、対象国: 日本

2010年7月28日に日本でレビュー済み
BL好きなので気になって購入しました。
小説としても世界観がしっかりしていて面白いし、BL視点でも萌えました。
シリーズは多作で、初読者の私がレビューするのもおこがましいので、BL的なレビューを…。
「高スキル系美形」「ファンタジー系BL」が好きな方にピッタリだと思います。全体の雰囲気としては「キリス=キリン」とよく似ています。
他作品にも伝説としてヴァニエルが出てきます。とりあえずヴァルデマールの風 第三部「伝説の森」に精霊?として存在感のある登場シーンが!こちらでも美形っぷり&能力の高さを見せつけてます。デキル美人受けが大好きな私にはたまらない作品でした。
続きが早く読みたいです。
尚、後書きにヴァニエルをとりまくこれから先の展開がかなり記載されているのでネタバレが嫌なら見ないようにするが吉。
※BL嫌いな方に不快なレビューでしたらすみません※
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この表紙のイラストレーターさんは基本的には好きです。
ただ、今回の絵は構成がおかしい気が・・
片方の人間に対して片方が大き過ぎる、顔も大きさが違いすぎる。
大人と子供ほどの体格の違い。(同年代の青年同士なのに違いすぎる)
ピンで描くのは得意だが、ツインは苦手なイラストレーターさんなのだろうか?
華奢な主人公を表現したかったのかもしれないけれど、そういう風には見えないです。
出版する時点で誰も指摘しなかったのだろうか?不思議でならない。
表紙分で★1つ減らしました。

さて内容はというと、きちんとしたファンタジーにBL要素を加味してあり
たぶんこういうファンタジー系小説としては、少し異色な内容だと思います。
ただ、そっちの行為ばかりを描く日本の多くのBL小説とは違って、
単に主人公の性格付けをするための、ちょっとした記述にすぎないように感じます。
括りはBLではなく、 ファンタジー 小説ですから。
まぁ、全体に少年二人の愛が基本になってて色々な事が起こるので
同性愛を受け入れられない人には、読むのが厳しいかもしれませんが
ファンタジー好きならばこれは楽しく読めると思います。

主人公の悲しみが長く長く続くので、最後の最後で
やっと目覚めた魔法をこれからどう使って行くのか
「やっとここまで来てもう終わり?」な感じで終っちゃうので
続きがすごく楽しみになります。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月3日に日本でレビュー済み
不遇な家庭環境で育つ時、それでも保護者に気に入られようと子どもは努力する。
父親の望むような、野蛮なまでに力強く、無謀なまでに勇敢な、脳みそまで筋肉でできているような息子には、ヴァニエルはなれない。
一族の中で、唯一、毛色の変わった子ども。詩を暗誦し、リュートを弾き、女性達からは欲望と羨望のまなざしで見つめられる美少年。その顔立ちまで、一族の中では異色なのだ。
何をしても、父親には気に入られない。かえって叱られるばかりの空回りの悪循環。
無視されているわけでもない。でも、ヴァニエルらしさは無視されてきた。否認されてきた。拒絶されてきた。

エルスペス主人公の〈ヴァルデマールの風〉シリーズやタリア主人公の〈ヴァルデマールの使者〉シリーズでは、伝説となっていた最後の魔法使者。
孤独に育つヴァニエルが、産まれて初めて無条件の愛に出会う上巻。BLが苦手な人は勧められないぐらいBL的なので、注意してどうぞ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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