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掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南 (講談社ノベルス) 新書 – 2008/1/11
輪渡 颯介
(著)
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/1/11
- ISBN-104061825801
- ISBN-13978-4061825802
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/1/11)
- 発売日 : 2008/1/11
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4061825801
- ISBN-13 : 978-4061825802
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,184,572位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登場人物が多く、読む側としてはちょっと混乱しないでもありませんが、怪談仕立てながらしっかりミステリーで、読み応え充分でした。
2017年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時代劇仕立てのミステリーは最近、ご無沙汰だったので楽しく読みました。江戸庶民の暮らしぶり、派手なチャンバラもありと、楽しみどころ満載。惜しむらくは登場人物の多さ。ただでさえ判別のつきにくい江戸時代の人名が多いのはリーダビリティの低下につながる印象だけど、多くの人に怪談を語らせるには仕方ないかな…
2010年9月15日に日本でレビュー済み
城下で女の幽霊を見ると死ぬという噂がどこからともなく広まった。そして闇討ちに会った一人が女を見たと証言し死んでいった。幽霊の話は何年も語り続けられていった…。甚十郎は怖がりで怪談になんてかかわりたくないけれど、肝試しを縁談の条件につけられてしまい、いやいやながらも寺へ向かい、そして…。
前半は面白かった。後半は話の先が読めてしまい、ちょっとおしい。怪談ということよりも人の欲とかからくりとか。
今の世の中に通じる部分ってすごくあると思う。話の進め方はとても丁寧だと思う。
怪談というか、あやかし指南としてあるけれど、怖いものを期待した私としては消化不良(笑)。
推理ものでした(笑)。
前半は面白かった。後半は話の先が読めてしまい、ちょっとおしい。怪談ということよりも人の欲とかからくりとか。
今の世の中に通じる部分ってすごくあると思う。話の進め方はとても丁寧だと思う。
怪談というか、あやかし指南としてあるけれど、怖いものを期待した私としては消化不良(笑)。
推理ものでした(笑)。
2008年5月31日に日本でレビュー済み
2008年、第38回メフィスト賞受賞作。
本格時代小説と怪談ミステリの美しき融合に惹かれました。
ちゃんとミステリしてますし今後にも期待してます。
本格時代小説と怪談ミステリの美しき融合に惹かれました。
ちゃんとミステリしてますし今後にも期待してます。
2008年1月19日に日本でレビュー済み
第38回メフィスト賞受賞作で,デビュー作になります.
時代もので怪異ものという,この賞にしてはめずらしい内容ですが,
ウワサ話からからいくつかの話へ広がっていくはじまりがおもしろく,
それらが常に少しずつ繋がり,ひとつの結末に向かう流れが印象的です.
時代ものということで聞き慣れない言葉や,思い切った場面展開があり,
人物などの把握に戸惑うこともありますが,読みづらいということはなく,
むしろムダのない,余計な描写を避けた落ちついた語り口に好感が持てます.
ただ,『あやかし』については弱く,そちらに期待していると物足らないかも.
とはいえ,真相やそれを解き明かす終盤,そして軽いアクセント残す結末まで,
やや『ベタ』なところはあるものの,最後まで丁寧にしっかりと描かれています.
特別に派手ではありませんでしたが,次作を楽しみにさせてくれるデビュー作です.
時代もので怪異ものという,この賞にしてはめずらしい内容ですが,
ウワサ話からからいくつかの話へ広がっていくはじまりがおもしろく,
それらが常に少しずつ繋がり,ひとつの結末に向かう流れが印象的です.
時代ものということで聞き慣れない言葉や,思い切った場面展開があり,
人物などの把握に戸惑うこともありますが,読みづらいということはなく,
むしろムダのない,余計な描写を避けた落ちついた語り口に好感が持てます.
ただ,『あやかし』については弱く,そちらに期待していると物足らないかも.
とはいえ,真相やそれを解き明かす終盤,そして軽いアクセント残す結末まで,
やや『ベタ』なところはあるものの,最後まで丁寧にしっかりと描かれています.
特別に派手ではありませんでしたが,次作を楽しみにさせてくれるデビュー作です.
2020年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怪奇ものかと思いきや、しっかりとしたミステリーでした。終盤は「あ、そういうこと…」と思うことばかり。
はじめのうちこそひっそりとした怪しげな雰囲気を堪能してゆっくりと読み進めていましたけれど、途中からは左門と甚十郎のやりとりがおもしろくて一気に読み終えてしまいました。つかみどころのない左門と、礼儀正しいながらも言いたいことをズケズケと言う甚十郎のキャラクターがいい味を出しています。
難点をひとつあげるとするなら登場人物がちょっと多いかな…ということだけです。人物紹介をつけてもらえたらうれしかったと思います。
でも、それを差し引いてもとても読み甲斐のある本でした。続編もたのしみです。
はじめのうちこそひっそりとした怪しげな雰囲気を堪能してゆっくりと読み進めていましたけれど、途中からは左門と甚十郎のやりとりがおもしろくて一気に読み終えてしまいました。つかみどころのない左門と、礼儀正しいながらも言いたいことをズケズケと言う甚十郎のキャラクターがいい味を出しています。
難点をひとつあげるとするなら登場人物がちょっと多いかな…ということだけです。人物紹介をつけてもらえたらうれしかったと思います。
でも、それを差し引いてもとても読み甲斐のある本でした。続編もたのしみです。