5月30日のThe Five Corners Quintetのライブですっかり気に入ってしまったFinnish Saxophonist
TimoLassyのJose Jamesをゲストに迎えたセコンドアルバム。全編捨て曲無しのLatin調のJazzをご賞味あれ。
曲目とバンドメンバーは以下の通り。
1.The More I look at you feat. Jose James
2.Buzz Beater Stomp
3.YA Dig feat. Jose James
4.Backyard Puma
5.Deeper into
6.Fooling Rosetta
7.Some Love
8.Shifting Winds
9.YA Dig(Instr.)
Tenor and Baritone Sax, Flute: Timo Lassy
Vocals: Jose James
Piano: George Kontrafouris
Bass: Antti Lotjonen
Drums: Teppo Makynen
Percussion: Abdissa Assefa
Horn Sessions
Trumpet: Jukka Eskora
Alto Sax: Ari Jokelainen
Trombone: Mikko Mustonen
Michael Brecker好きの人にはお勧めしたいといつも感じるTimoのSaxである。
今作でもバンドメンバー3人はThe Five Corners Quintetとかぶるけど、Teppo Makynenの軽快でリズミカルな
Drumsにあわせて踊る様に演奏するSaxは聴き応えある。低音から高音まで吹ききるブロウ、ベンド・フレーズ は
心地よさを感じるほどであるし、なんともいえないメンバーとの一体感のある演奏は昨今の若手の中では一番ではないのか。
ちょっとネットリ感のあるSaxの音を中心に積み上げて音を創り上げたアレンジはTimoとTeppoのセンスによるものであろう。
参加は2曲だけで少ないけどJose JamesのVocalもこの作品の熱いLatinぶりの一助になっている。
ちなみにこのアルバム全曲Timoの作曲だそうだ。うーん、この人だけのライブも聴いてみたいぞ。