ビジネスでブランディングが必要な人なら読んでおくべき一冊。
大量広告の消耗戦に陥ることなく、競合他社と差別化するノウハウが網羅されている。
ただし、実際にやってみようとするとメンタル面での壁にぶち当たる。
長年慣れ親しんできたセルフイメージを壊し、世の常識とは逆に向かうのは勇気と覚悟が必要。
だからこそ、それを突破できた人・企業だけが唯一無二のブランドを確立できるのだろうが。
一読で終わらず、何年も手元に置いておきたい一冊。
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ザグを探せ! 最強のブランドをつくるために 単行本(ソフトカバー) – 2009/9/17
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購入オプションとあわせ買い
★☆「アメリカCEOのベストビジネス書100」に選出!☆★
(The 100 Best Business Books of All Time)
●競合相手のマネっこでは生き延びられない
「お客様が減った」
「商品が売れなくなった」
こういった声をよく聞きますよね?
原因はどこにあるのでしょうか?
景気の影響はもちろんあるでしょう。
けれども、景気以前の問題として、
同じような商品、サービス、店舗などが
市場にあふれかえっているという状況が挙げられます。
本書の著者、マーティ・ニューマイヤーは、
こうした現象を「氾濫(クラッター)」と呼んでいます。
「氾濫」は商品やサービスの数だけではありません。
商品に備わる「機能」もそれを伝える「広告」も、
とにかくすべてが多すぎるのです。
●やるべきことは、差別化+ブランド化
そんな時代を生き延びるにはどうしたらよいのでしょうか?
マーティはこう言います。
「みんながジグなら、あなたはザグ」
「ジグ」と「ザグ」はジグザグ線をつくる2種類の直線。
つまり、競合相手が「ジグ」の方向へ進んでいるなら、
あなたたちは反対の「ザグ」へ進むべき、というわけです。
反対方向へ向かい、競合相手とはまったく違うものをつくり、
それをブランド化しよう、というのが本書のテーマです。
「ブランド」と聞くとどうしても「ブランド品」をイメージしてしまい、
「ウチには関係のない話」
などと片付けてしまうかもしれません。
そんな方は、「ブランド」を「評判」ということばに置き換えて考えてみてください。
ブランドというものは、業種や規模を問わずビジネスに欠かせないテーマなのです。
あなたがもし、
・企画・開発・新規事業・マーケティング・宣伝系の仕事をしている
・商品やサービスについて意見を言える立場にある
・「競合他社にいかに勝つか」を常に考えている
・自分でお店や事業を営んでみたい(営んでいる)
・硬直化した会社で働いている
・ブランド戦略の流れを知りたい
・差別化やブランドに関する他書を読んだけれど途中で挫折した
・写真や図などが多いビジネス書を読みたい
・ワインが好き
のどれか1つにでも当てはまるなら、ぜひとも本書を手に取ってみてください。
きっと役立つ気づきがあることでしょう。
★デービッド・A・アーカー氏推薦!(『ブランド・ポートフォリオ戦略』著者)
「見事な考察だ。17段階の手順は実用的で、文章も愉快。
表現方法だけで値段分の価値がある」
★アル・ライズ氏推薦!(『フォーカス!』著者)
「これほど多くの名案を、これほど少ないページに詰め込んだ著者は初めてだ」
★セス・ゴーディン氏推薦!(『ダメなら、さっさとやめなさい!』著者)
「おわかりのとおり、本書は当代随一のマーケティング本だ」
(続きは下の「商品の説明をすべて表示する」をクリックなさってください)
(The 100 Best Business Books of All Time)
●競合相手のマネっこでは生き延びられない
「お客様が減った」
「商品が売れなくなった」
こういった声をよく聞きますよね?
原因はどこにあるのでしょうか?
景気の影響はもちろんあるでしょう。
けれども、景気以前の問題として、
同じような商品、サービス、店舗などが
市場にあふれかえっているという状況が挙げられます。
本書の著者、マーティ・ニューマイヤーは、
こうした現象を「氾濫(クラッター)」と呼んでいます。
「氾濫」は商品やサービスの数だけではありません。
商品に備わる「機能」もそれを伝える「広告」も、
とにかくすべてが多すぎるのです。
●やるべきことは、差別化+ブランド化
そんな時代を生き延びるにはどうしたらよいのでしょうか?
マーティはこう言います。
「みんながジグなら、あなたはザグ」
「ジグ」と「ザグ」はジグザグ線をつくる2種類の直線。
つまり、競合相手が「ジグ」の方向へ進んでいるなら、
あなたたちは反対の「ザグ」へ進むべき、というわけです。
反対方向へ向かい、競合相手とはまったく違うものをつくり、
それをブランド化しよう、というのが本書のテーマです。
「ブランド」と聞くとどうしても「ブランド品」をイメージしてしまい、
「ウチには関係のない話」
などと片付けてしまうかもしれません。
そんな方は、「ブランド」を「評判」ということばに置き換えて考えてみてください。
ブランドというものは、業種や規模を問わずビジネスに欠かせないテーマなのです。
あなたがもし、
・企画・開発・新規事業・マーケティング・宣伝系の仕事をしている
・商品やサービスについて意見を言える立場にある
・「競合他社にいかに勝つか」を常に考えている
・自分でお店や事業を営んでみたい(営んでいる)
・硬直化した会社で働いている
・ブランド戦略の流れを知りたい
・差別化やブランドに関する他書を読んだけれど途中で挫折した
・写真や図などが多いビジネス書を読みたい
・ワインが好き
のどれか1つにでも当てはまるなら、ぜひとも本書を手に取ってみてください。
きっと役立つ気づきがあることでしょう。
★デービッド・A・アーカー氏推薦!(『ブランド・ポートフォリオ戦略』著者)
「見事な考察だ。17段階の手順は実用的で、文章も愉快。
表現方法だけで値段分の価値がある」
★アル・ライズ氏推薦!(『フォーカス!』著者)
「これほど多くの名案を、これほど少ないページに詰め込んだ著者は初めてだ」
★セス・ゴーディン氏推薦!(『ダメなら、さっさとやめなさい!』著者)
「おわかりのとおり、本書は当代随一のマーケティング本だ」
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- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社実務教育出版
- 発売日2009/9/17
- ISBN-104788907755
- ISBN-13978-4788907751
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商品の説明
著者について
●著者紹介
Marty Neumeier(マーティ・ニューマイヤー)
サンフランシスコを拠点に、ブランド・コラボレーションの統括を行なうニュートロン社の社長。
1970年代初頭、グラフィックデザイナー兼コピーライターとして南カリフォルニアでキャリアをスタート。
80年代初頭、技術系企業のブランドデザインに特化するために、北カリフォルニアへ移る。
90年代半ばまでに、彼の会社は数百ものブランドアイコン、小売りパッケージ、
ブランド・コミュニケーション・ツールを手がけた。
当時のクライアントには、
・アップル
・アドビシステムズ
・ネットスケープ・コミュニケーションズ
・イーストマン・コダック
・ヒューレット・パッカード
などが含まれる。
デザイン業に携わった最初の25年で何百ものデザイン賞を受賞し、
業界誌やデザイン関連書で定期的な執筆活動を行なった。
96年、グラフィックデザインの専門誌「クリティーク」を創刊、
デザイン効果の向上をめざす屈指のフォーラムへと成長させる。
同誌の編集中、戦略とデザインを効果的につなぐ議論に加わったのが契機となり、
ニュートロン社の設立に至る。
●訳者紹介
千葉敏生(ちば・としお)
翻訳家。1979年神奈川県生まれ、早稲田大学理工学部数理科学科卒。
訳書に、アンドリュー・リー『ウィキペディア・レボリューション』、
マーティン・リンストローム『買い物する脳』(ともに早川書房)などがある。
Marty Neumeier(マーティ・ニューマイヤー)
サンフランシスコを拠点に、ブランド・コラボレーションの統括を行なうニュートロン社の社長。
1970年代初頭、グラフィックデザイナー兼コピーライターとして南カリフォルニアでキャリアをスタート。
80年代初頭、技術系企業のブランドデザインに特化するために、北カリフォルニアへ移る。
90年代半ばまでに、彼の会社は数百ものブランドアイコン、小売りパッケージ、
ブランド・コミュニケーション・ツールを手がけた。
当時のクライアントには、
・アップル
・アドビシステムズ
・ネットスケープ・コミュニケーションズ
・イーストマン・コダック
・ヒューレット・パッカード
などが含まれる。
デザイン業に携わった最初の25年で何百ものデザイン賞を受賞し、
業界誌やデザイン関連書で定期的な執筆活動を行なった。
96年、グラフィックデザインの専門誌「クリティーク」を創刊、
デザイン効果の向上をめざす屈指のフォーラムへと成長させる。
同誌の編集中、戦略とデザインを効果的につなぐ議論に加わったのが契機となり、
ニュートロン社の設立に至る。
●訳者紹介
千葉敏生(ちば・としお)
翻訳家。1979年神奈川県生まれ、早稲田大学理工学部数理科学科卒。
訳書に、アンドリュー・リー『ウィキペディア・レボリューション』、
マーティン・リンストローム『買い物する脳』(ともに早川書房)などがある。
登録情報
- 出版社 : 実務教育出版 (2009/9/17)
- 発売日 : 2009/9/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 4788907755
- ISBN-13 : 978-4788907751
- Amazon 売れ筋ランキング: - 305,701位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新規事業などのアイデアがある方は、そのアイデアと紐付けながら読むと具体的な肉付けができると思います。アイデアそのものを探すなら本書は不向きです。新規事業を考えている方でアイデアを持っている方に役に立ちます。
2009年12月18日に日本でレビュー済み
競争を一歩リードするには、極端な「差別化」が必要だ。
みんなが「ジグ」なら、こっちは「ザグ」
空白(みんながいないところ)を探して、「違い」と「良さ」の両方が求められる。
ブランドをつくるには、まず、自分たちは何者で、何にフォーカスし、ビジョンは何か
を明らかにしなければならない。
そのうえで、周辺のトレンドや、競合相手を知り、自分たちの「唯一性」を
狙った顧客層に対して訴えるのだ。
社名も重要だ。似たような競合が出そうな名前はだめだ。
インターナショナル・メディア、パーソナル・メディア・システム、メディア・マシーン
などもっての他だという。
ブランドの成長過程は、チョキ、グー、パーの順だという。
特定の分野のフォーカスして成功したチョキは、複数のブランドを持ち、勢いのある中規模のグーに変化する。
やがて、新たな市場に参入したり、ライバルのチョキを買収してパーとなる。ニッチで勝負してくる
チョキを抑えるために、ますます規模を拡大しなければならなくなる。やがてフォーカスが散漫になり、
最後には、リーダーを一新し、フォーカスを定め直して、いくつかの部門をスピンオフするのだ。
常に新たな機会を探索し、「持続可能な成長への道」を確保するには、
短期的な目標にフォーカスせず、常に最優先事項(スピードと変化への適応、顧客ロイヤリティと顧客確保)
を見つめ直すことだ。
みんなが「ジグ」なら、こっちは「ザグ」
空白(みんながいないところ)を探して、「違い」と「良さ」の両方が求められる。
ブランドをつくるには、まず、自分たちは何者で、何にフォーカスし、ビジョンは何か
を明らかにしなければならない。
そのうえで、周辺のトレンドや、競合相手を知り、自分たちの「唯一性」を
狙った顧客層に対して訴えるのだ。
社名も重要だ。似たような競合が出そうな名前はだめだ。
インターナショナル・メディア、パーソナル・メディア・システム、メディア・マシーン
などもっての他だという。
ブランドの成長過程は、チョキ、グー、パーの順だという。
特定の分野のフォーカスして成功したチョキは、複数のブランドを持ち、勢いのある中規模のグーに変化する。
やがて、新たな市場に参入したり、ライバルのチョキを買収してパーとなる。ニッチで勝負してくる
チョキを抑えるために、ますます規模を拡大しなければならなくなる。やがてフォーカスが散漫になり、
最後には、リーダーを一新し、フォーカスを定め直して、いくつかの部門をスピンオフするのだ。
常に新たな機会を探索し、「持続可能な成長への道」を確保するには、
短期的な目標にフォーカスせず、常に最優先事項(スピードと変化への適応、顧客ロイヤリティと顧客確保)
を見つめ直すことだ。
2013年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何か新しいサービスを作り出す際に今も手に取って参考にしています。
中身に関しては他の方が纏められているので割愛しますが
私の場合はWEBサービスですが他業種であっても「サービス」や「モノ作り」に関係あるビジネスであれば読む価値はあるでしょう。
読みやすい上にページ数は200Pと多くは無く、問いかける様に問題を提起してくれているので
頭を整理するのにもとても役立っています。
中身に関しては他の方が纏められているので割愛しますが
私の場合はWEBサービスですが他業種であっても「サービス」や「モノ作り」に関係あるビジネスであれば読む価値はあるでしょう。
読みやすい上にページ数は200Pと多くは無く、問いかける様に問題を提起してくれているので
頭を整理するのにもとても役立っています。
2009年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ザグとは、ジグザグからきている言葉である。
凸凹といっても、いいのだろう。
これは、ビジネスの競合相手とは、
まったく違う方向へ進み、まったく違うものを見つけ
形にするという戦略のことである。
これには、差別化するの重要性を指しているのだろう。
これらは、本書が紹介する知識のごく一部であるが、
ブランドや広告、ITなど幅広い分野や商環境、現代社会についての
基礎的な部分も紹介されており、戦略以外の部分でも大変参考になった。
凸凹といっても、いいのだろう。
これは、ビジネスの競合相手とは、
まったく違う方向へ進み、まったく違うものを見つけ
形にするという戦略のことである。
これには、差別化するの重要性を指しているのだろう。
これらは、本書が紹介する知識のごく一部であるが、
ブランドや広告、ITなど幅広い分野や商環境、現代社会についての
基礎的な部分も紹介されており、戦略以外の部分でも大変参考になった。
2011年4月21日に日本でレビュー済み
ブルーオーシャン戦略や、アル・ライズのポジショニング戦略やフォーカス等々を未読の方には
刺激的だろう。
とてもうまくまとまってます。
事例もわかりやすい。
もうちょっと独自性があっても良かったかな。
刺激的だろう。
とてもうまくまとまってます。
事例もわかりやすい。
もうちょっと独自性があっても良かったかな。
2018年6月17日に日本でレビュー済み
・サノーさん一言コメント
「差別化とポジショニングを目で見て考える。単なる異端で終わらないための根拠を得る」
【サノーさんおすすめ度★★★★☆】
・ウノーさん一言コメント
「人と違うことをするには、勇気がいります。でも、道筋が見えているなら、最初の一歩を踏み出すことができます」
【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):著者は、もともとはグラフィックデザイナーで、視覚的に物事を伝えることのプロだ。
ウノーさん(以下ウ):だから、図も多く、解説での「イラスト」の使い方が上手なんですね。
サ:ビジネス書では、図式はもちろん重要で、読者を飽きさせない、正確に伝えたいことを届けるために使われるが、ここまで整理されたうえに美しく、また面白いのは、この著者の能力だな。
ウ:特に、「男女のシルエット」が映し出される6枚のイラストは、おしゃれで面白く、また内容も記憶に残りました。
サ:「マーケティング」の絵では、男性が女性に「ぼくは優しい恋人だよ」と伝え、「ブランディング」の絵では、女性が男性に「あなたは優しいのはわかっている」と応えている。
ウ:この表現の差が、マーケティングとブランディングの違いを的確に教えてくれます。
サ:マーケティングでは「自分のこと」を語り、ブランディングでは「相手のことを理解」している。これの違いを理解しないと、目的と行動が違ってきてしまう。
ウ:タイトルの「ザグ」は、「ジグザグ」の「ザク」のことです。
サ:一瞬、ジオン軍の量産型モビルスーツを連想するが、それを探しても、仕事の役には立たない。
ウ:要約してしまうと「みんなが、あちらに動くなら、こちらに動く必要がある」という示唆です。
サ:いわゆる「逆張り」について、ロジカルに、分かりやすいデザインで教えてくれているわけだ。
ウ:もろちん、ただやみくもに、他人と違うこと、逆な事をやれというわけではないです。
サ:「誰もいない場所への最短の道は、ライバルの行動をみて、それとは異なること、いや、完全に異なることを実践すればいい」このコメントだけみると、単純に「違うことをやれ」という解釈になる。しかし、そうではなく、自分が「競争サイクル」において、どの位置にいて、全体の推移をしっかりと把握し、分析したうえで選択する必要がある。
ウ:そのための「じゃんけん理論」も面白かったです。
サ:新興企業は「チョキ」であり、大企業は「パー」で、図体が大きい分だけ新興企業にやられてしまうが、新興企業が中堅企業に成長し「グー」となることにより、「パー」である大企業にやられてしまう。
ウ:見事に、新しいサービスの推移を表していると思います。
サ:そこで重要になってくるのが「守破離」の見極めだ。
ウ:まずは、言われたこと、学んだことを守り、しっかりと成果が出たら、少し違うことも試す、そのうえで、オリジナルとして実践していくフローです。
サ:実は、型破りな人ほど、このフローを忠実に守っている。
ウ:だから、大切な要素なんですね。
【了】
「差別化とポジショニングを目で見て考える。単なる異端で終わらないための根拠を得る」
【サノーさんおすすめ度★★★★☆】
・ウノーさん一言コメント
「人と違うことをするには、勇気がいります。でも、道筋が見えているなら、最初の一歩を踏み出すことができます」
【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):著者は、もともとはグラフィックデザイナーで、視覚的に物事を伝えることのプロだ。
ウノーさん(以下ウ):だから、図も多く、解説での「イラスト」の使い方が上手なんですね。
サ:ビジネス書では、図式はもちろん重要で、読者を飽きさせない、正確に伝えたいことを届けるために使われるが、ここまで整理されたうえに美しく、また面白いのは、この著者の能力だな。
ウ:特に、「男女のシルエット」が映し出される6枚のイラストは、おしゃれで面白く、また内容も記憶に残りました。
サ:「マーケティング」の絵では、男性が女性に「ぼくは優しい恋人だよ」と伝え、「ブランディング」の絵では、女性が男性に「あなたは優しいのはわかっている」と応えている。
ウ:この表現の差が、マーケティングとブランディングの違いを的確に教えてくれます。
サ:マーケティングでは「自分のこと」を語り、ブランディングでは「相手のことを理解」している。これの違いを理解しないと、目的と行動が違ってきてしまう。
ウ:タイトルの「ザグ」は、「ジグザグ」の「ザク」のことです。
サ:一瞬、ジオン軍の量産型モビルスーツを連想するが、それを探しても、仕事の役には立たない。
ウ:要約してしまうと「みんなが、あちらに動くなら、こちらに動く必要がある」という示唆です。
サ:いわゆる「逆張り」について、ロジカルに、分かりやすいデザインで教えてくれているわけだ。
ウ:もろちん、ただやみくもに、他人と違うこと、逆な事をやれというわけではないです。
サ:「誰もいない場所への最短の道は、ライバルの行動をみて、それとは異なること、いや、完全に異なることを実践すればいい」このコメントだけみると、単純に「違うことをやれ」という解釈になる。しかし、そうではなく、自分が「競争サイクル」において、どの位置にいて、全体の推移をしっかりと把握し、分析したうえで選択する必要がある。
ウ:そのための「じゃんけん理論」も面白かったです。
サ:新興企業は「チョキ」であり、大企業は「パー」で、図体が大きい分だけ新興企業にやられてしまうが、新興企業が中堅企業に成長し「グー」となることにより、「パー」である大企業にやられてしまう。
ウ:見事に、新しいサービスの推移を表していると思います。
サ:そこで重要になってくるのが「守破離」の見極めだ。
ウ:まずは、言われたこと、学んだことを守り、しっかりと成果が出たら、少し違うことも試す、そのうえで、オリジナルとして実践していくフローです。
サ:実は、型破りな人ほど、このフローを忠実に守っている。
ウ:だから、大切な要素なんですね。
【了】
2009年11月7日に日本でレビュー済み
著名なマーケターが絶賛する理由は、その具体性。
実務経験が少ない、キャリアの若いマーケターにも充分活用できる。
構成も明解で、グラフィックによる補足も存分。
読みやすくて使える良書だと思う。
ジグとは、誰もが間違ってしまいがちなこと。=流行に乗ろうとする、流行を追っかける。
ザグになるには、まずはジグを客観的に感じていなればだめだ。
ジグに巻き込まれず、強みを引き出す手順と解説が素晴らしい。
☆が4つなのは、マーティの前著『 ブランドギャップ 』が非常に革新的で斬新な本だったのでぜひこちらも読んで欲しいから。
言っている事の本質は同じだけど、クリエイエィブ指数が高くてビリビリ来ます。
どちらも素晴らしい本なので、ぜひあわせて読んでみてください。
実務経験が少ない、キャリアの若いマーケターにも充分活用できる。
構成も明解で、グラフィックによる補足も存分。
読みやすくて使える良書だと思う。
ジグとは、誰もが間違ってしまいがちなこと。=流行に乗ろうとする、流行を追っかける。
ザグになるには、まずはジグを客観的に感じていなればだめだ。
ジグに巻き込まれず、強みを引き出す手順と解説が素晴らしい。
☆が4つなのは、マーティの前著『 ブランドギャップ 』が非常に革新的で斬新な本だったのでぜひこちらも読んで欲しいから。
言っている事の本質は同じだけど、クリエイエィブ指数が高くてビリビリ来ます。
どちらも素晴らしい本なので、ぜひあわせて読んでみてください。