最近ソニー系の企業に転職した私です。
筆者の言うとおり、「ソニー」は日本の企業でありながら、とてもユニ
ークな会社です。そのことを、毎日肌身で感じているのですが、このよ
うに1冊の本として読むと、「なるほど!」と実感します。
この10年間の流れを、新聞社の記者の目線で、事実に基づきながら、
克明に描かれています。
また、過去の歴史や創立者・功労者方の記載もあるので、中途社員とし
ては、大変勉強になりました。
内容も濃く、また興味のある話題も多く、まるで、小説のように臨場感
溢れる内容でした。
ストリンガー会長の英国の新聞でのインタビューからも伺えますが、
「欧米の企業のようで、実はとてもウェットな日本企業」というのが、
私の「ソニー」に対する印象です。
でも、「ソニー」だからこそ、このような本が出版されたと思います。
情報をオープンにし、そして社会の注目度が高いからこそです。
是非、お勧めします!
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ソニーとSONY 単行本 – 2005/11/1
日本経済新聞社
(編集)
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購入オプションとあわせ買い
さらなる進化を予感させた出井時代、ソニーはどこで迷ったのか。ストリンガーはどこへ向かおうとしているのか。ソニーは再び、輝きを取り戻すことができるのか――カリスマ亡き後のカリスマたちの相克と葛藤を描く。
- 本の長さ324ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2005/11/1
- ISBN-104532312604
- ISBN-13978-4532312602
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2005/11/1)
- 発売日 : 2005/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 324ページ
- ISBN-10 : 4532312604
- ISBN-13 : 978-4532312602
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,128,069位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 556位企業動向
- - 12,679位ビジネス・経済ノンフィクション
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
95年に社長に就任した出井さんを中心にこの10年のソニーの歴史を中心に物語りは進む。
世界に名だたるソニーという会社。しかしこの10年の歴史を振り返るとまさに迷走を続けているとしかいえない状況であったことが本書を読むと良くわかる。
時代の変化に翻弄された10年。そして次の時代へと今まさに踏み出そうとしているソニーの姿も見て取れる。今のソニーの姿を真実に見せてくれる。
世界に名だたるソニーという会社。しかしこの10年の歴史を振り返るとまさに迷走を続けているとしかいえない状況であったことが本書を読むと良くわかる。
時代の変化に翻弄された10年。そして次の時代へと今まさに踏み出そうとしているソニーの姿も見て取れる。今のソニーの姿を真実に見せてくれる。
2007年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は95年頃からのソニーの出来事が小説仕立てのように書かかれており、余計な情景描写等も多く、結局本書は何を伝えたかったのがよく分からなかった。
例えば「出井は出社するとき、ネクタイを着けず、タートルネックなどで楽な服装で自分の部屋に入っていった。」(P158)、「大学生やOLが見上げていたからくり時計が昼の12時を告げる頃〜」(P114)など、臨場感を出すための飾り部分も多く、読んでいて間延びがする。
読む人の目的にもよるが、個人的には日本経済新聞社ならではの視点や問題提起等を期待していたが、これらは「あとがき」に5ページ程度書かれているだけであった。大部分は「ソニーの出来事」が情景描写を加えて書かれているだけ。
企業の出来事としてはよく書かれているが、全324ページのうち付箋を貼った(個人的に参考になった)箇所は20ページ程度。
ソニー関連の書籍では、「技術空洞」、「ソニー病」を読んだが、これらはソニーの経営の実態や問題提起等がそれなりに掘り下げられており、同じような目的であれば、こちらをお薦めする。
例えば「出井は出社するとき、ネクタイを着けず、タートルネックなどで楽な服装で自分の部屋に入っていった。」(P158)、「大学生やOLが見上げていたからくり時計が昼の12時を告げる頃〜」(P114)など、臨場感を出すための飾り部分も多く、読んでいて間延びがする。
読む人の目的にもよるが、個人的には日本経済新聞社ならではの視点や問題提起等を期待していたが、これらは「あとがき」に5ページ程度書かれているだけであった。大部分は「ソニーの出来事」が情景描写を加えて書かれているだけ。
企業の出来事としてはよく書かれているが、全324ページのうち付箋を貼った(個人的に参考になった)箇所は20ページ程度。
ソニー関連の書籍では、「技術空洞」、「ソニー病」を読んだが、これらはソニーの経営の実態や問題提起等がそれなりに掘り下げられており、同じような目的であれば、こちらをお薦めする。
2012年3月17日に日本でレビュー済み
既に他の方々も書いておられるように、私も日経ならではの淡々とした分析や問題提起がなされているのかと期待して読んでみたら、主に出井時代をドキュメンタリー小説風にまとめた一冊、という感じでした。
文系の、文系による、文系のためのSONY本とでも申しますか。
タイトルの『ソニーとSONY』というのは、「出井ソニーとストリンガーSONY」という感じで書き分けてあるのでしょうか。
個人的には、愉快でも何でもなく、ただでも重苦しいというかまだるっこしい事象の連続なので、各章の扉の写真はともかく、度々出てくる細かい情景描写にイライラさせられることも多々あり、本文だけだとNHKのあまり建設的とは思えない戦争ドキュメンタリーみたいだなー・・・(日経に失礼か)とも思ったわけですが、あとがきで少しだけ「今迄とこれから」についてまとめてあるし、なかなかに流麗な文章でもあり、このような表現の方が読みやすい方も多いようなので、これはこれで楽しめるのでよいのかなと思います。
ただ、他の出井時代の資料や書籍で基礎固めをした後で読んだ方が、より面白く読めるのではないかとも思いました(私の場合、初回は読んでいる途中で素朴な疑問が噴出しまくって集中して読めなかったりもしたので)。
また大賀時代についてもわかっていないと、読み手によっては「出井時代からおかしくなった」と解釈してしまいそうな構成なのではないかとも思います。
なので、大賀氏についてや、こちらのレビューに書かれてあるような、内部から見上げた出井像にももう少し触れてあると作品的に深くなったのではないかとも思いました。
などと七年前に発行された書籍に書いても何だかな(泣笑)。
文系の、文系による、文系のためのSONY本とでも申しますか。
タイトルの『ソニーとSONY』というのは、「出井ソニーとストリンガーSONY」という感じで書き分けてあるのでしょうか。
個人的には、愉快でも何でもなく、ただでも重苦しいというかまだるっこしい事象の連続なので、各章の扉の写真はともかく、度々出てくる細かい情景描写にイライラさせられることも多々あり、本文だけだとNHKのあまり建設的とは思えない戦争ドキュメンタリーみたいだなー・・・(日経に失礼か)とも思ったわけですが、あとがきで少しだけ「今迄とこれから」についてまとめてあるし、なかなかに流麗な文章でもあり、このような表現の方が読みやすい方も多いようなので、これはこれで楽しめるのでよいのかなと思います。
ただ、他の出井時代の資料や書籍で基礎固めをした後で読んだ方が、より面白く読めるのではないかとも思いました(私の場合、初回は読んでいる途中で素朴な疑問が噴出しまくって集中して読めなかったりもしたので)。
また大賀時代についてもわかっていないと、読み手によっては「出井時代からおかしくなった」と解釈してしまいそうな構成なのではないかとも思います。
なので、大賀氏についてや、こちらのレビューに書かれてあるような、内部から見上げた出井像にももう少し触れてあると作品的に深くなったのではないかとも思いました。
などと七年前に発行された書籍に書いても何だかな(泣笑)。
2005年12月18日に日本でレビュー済み
ここ10年のソニーの毀誉褒貶振りを活写しており大変読み応えがあった。
今の時代のスピードの速さの中で 個人ですら それに対応して変り続け
ることは難しい。ましてや 会社組織が出来るかということが大きなテーマで
ある。「変化」という点に関しては ソニーはむしろ優等生であった。但し
「変革」に際して 元々の「自分」を見失った点が 最近のソニーの苦闘の
大きな一因であるというのが本書の大きな筋ではないかと読んだ。
その意味で 主人公が出井としても 常に そのカウンターパートとして
前任者である大賀を据えているところに本書の主張を感じる。大賀以前が
作り上げたソニーのDNAに 出井が 遺伝子工学を試み それは成功し
ながらも新しく出来上がったソニーが モンスターとなってしまい 結局
手綱から手が離れてしまったということかと思う。
ストリンガーという新しい遺伝子を植え付けた場面で本書は終わる。
ストリンガーの苦闘ぶりも既に新聞に出ている通りである。ソニーの歴史は
これから我々の眼前で作られていく。仕事をやっているものとして 興味は
尽きない。
また 小生自身 個人的にはソニーという会社が好きになったのが この本
の徳であった。
今の時代のスピードの速さの中で 個人ですら それに対応して変り続け
ることは難しい。ましてや 会社組織が出来るかということが大きなテーマで
ある。「変化」という点に関しては ソニーはむしろ優等生であった。但し
「変革」に際して 元々の「自分」を見失った点が 最近のソニーの苦闘の
大きな一因であるというのが本書の大きな筋ではないかと読んだ。
その意味で 主人公が出井としても 常に そのカウンターパートとして
前任者である大賀を据えているところに本書の主張を感じる。大賀以前が
作り上げたソニーのDNAに 出井が 遺伝子工学を試み それは成功し
ながらも新しく出来上がったソニーが モンスターとなってしまい 結局
手綱から手が離れてしまったということかと思う。
ストリンガーという新しい遺伝子を植え付けた場面で本書は終わる。
ストリンガーの苦闘ぶりも既に新聞に出ている通りである。ソニーの歴史は
これから我々の眼前で作られていく。仕事をやっているものとして 興味は
尽きない。
また 小生自身 個人的にはソニーという会社が好きになったのが この本
の徳であった。
2005年12月11日に日本でレビュー済み
本書は、出井時代のソニーについてドキュメンタリー仕立てでまとめたもので、ソニーショック以降、CEO交代までが話題の中心になっている。
全体に、多くの関係者に対するインタビューや取材を基に書かれているという印象があって、短い言葉ながら重みを感じる箇所もある。とても読みやすい本である。
ただ、ソニーの凋落が、出井氏一人の責任であるかのような論調には、少し違和感を覚えた。映画や放送事業などのエンターテインメント分野を、ソニーの多角化の方向と考えた上で出井氏を社長に指名したのは、前社長の大賀氏であり、エンターテインメント分野に先鞭をつけたのも大賀氏である。
エレクトロニクス事業で利益を出せなくなった原因が、全てそこにあるわけではないだろうが、大賀氏の時代から軸足がずれており、伏線は既にあったのではないかと感じた。そういう意味で、大賀時代にも、もっと触れて欲しかったと思う。
また本書は、出井氏の判断に様々な影響を及ぼす関係者の言動がよく表されていおり、カリスマCEOと言えども意のままにならない、組織の力学のようなものを強く感じた。
全体に、多くの関係者に対するインタビューや取材を基に書かれているという印象があって、短い言葉ながら重みを感じる箇所もある。とても読みやすい本である。
ただ、ソニーの凋落が、出井氏一人の責任であるかのような論調には、少し違和感を覚えた。映画や放送事業などのエンターテインメント分野を、ソニーの多角化の方向と考えた上で出井氏を社長に指名したのは、前社長の大賀氏であり、エンターテインメント分野に先鞭をつけたのも大賀氏である。
エレクトロニクス事業で利益を出せなくなった原因が、全てそこにあるわけではないだろうが、大賀氏の時代から軸足がずれており、伏線は既にあったのではないかと感じた。そういう意味で、大賀時代にも、もっと触れて欲しかったと思う。
また本書は、出井氏の判断に様々な影響を及ぼす関係者の言動がよく表されていおり、カリスマCEOと言えども意のままにならない、組織の力学のようなものを強く感じた。
2006年1月22日に日本でレビュー済み
出井さんが社長になってからソニーがどう変わっていったかを、出井さん他の経営層の発言や行動、財務状態などから時間順にたどった本です。彼らが、何を考え、どう行動したか、経営チームの間の人間関係が、描かれています。ソニーのトップにたっていた人たちの経歴、ソニーの歴史やこれまで、などにも触れられています。
いや、内容の濃い本でした。経営戦略、経営者の役割、経営するという仕事、経営チーム運営の難しさ、多角化した企業のマネジメント、ソニーの風土、経営チームの苦悩、技術の管理の難しさ、商品開発、ライバル企業との競争、M&Aなど、読みどころ満載です。
興味深い事柄が多かったためか、小説のようにスラスラ最後まで読めました。愉快でした。
いや、内容の濃い本でした。経営戦略、経営者の役割、経営するという仕事、経営チーム運営の難しさ、多角化した企業のマネジメント、ソニーの風土、経営チームの苦悩、技術の管理の難しさ、商品開発、ライバル企業との競争、M&Aなど、読みどころ満載です。
興味深い事柄が多かったためか、小説のようにスラスラ最後まで読めました。愉快でした。