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白旗の少女 (講談社青い鳥文庫) 新書 – 2000/3/15
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太平洋戦争末期の沖縄本島の南部。この日本最大の激戦地で、逃亡の途中、兄弟たちとはぐれたわずか7歳の少女が、たった1人で戦場をさまようことになった。しかし、偶然めぐりあった体の不自由な老夫婦の献身で、白旗を持って1人でアメリカ軍に投降し、奇跡的に一命をとりとめた。この少女の戦場での体験をおった愛と感動の記録。
わたしの命を救ってくれたもの。……それは、この白い旗だった。
沖縄の戦場をたった1人でさまよった7歳の少女の愛と感動の記録
太平洋戦争末期の沖縄本島の南部。この日本最大の激戦地で、逃亡の途中、兄弟たちとはぐれたわずか7歳の少女が、たった1人で戦場をさまようことになった。しかし、偶然めぐりあった体の不自由な老夫婦の献身で、白旗を持って1人でアメリカ軍に投降し、奇跡的に一命をとりとめた。この少女の戦場での体験をおった愛と感動の記録。
わたしの命を救ってくれたもの。……それは、この白い旗だった。
沖縄の戦場をたった1人でさまよった7歳の少女の愛と感動の記録
太平洋戦争末期の沖縄本島の南部。この日本最大の激戦地で、逃亡の途中、兄弟たちとはぐれたわずか7歳の少女が、たった1人で戦場をさまようことになった。しかし、偶然めぐりあった体の不自由な老夫婦の献身で、白旗を持って1人でアメリカ軍に投降し、奇跡的に一命をとりとめた。この少女の戦場での体験をおった愛と感動の記録。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2000/3/15
- 寸法11.3 x 1.4 x 17.4 cm
- ISBN-104061485296
- ISBN-13978-4061485297
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
太平洋戦争末期の沖縄本島。逃亡中に兄弟とはぐれた7歳の少女は、偶然出あった体の不自由な老夫婦の献身で、白旗を持って一人で米軍に投降、一命を取りとめた。少女の戦場での体験をおった感動の記録。再刊。
著者について
1938年6月14日、沖縄県首里に生まれる。1945年6月、太平洋戦争最大の激戦地の1つである沖縄本島南部において、たった1人で白旗を持ち、アメリカ軍に投降した。1977年、投降する少女(著者)のスチール写真が初めて公開され、さらに1984年には、投降するシーンが記録映画で紹介され、話題をよんだ。1987年10月、「白旗の少女は私です。」と名のり出て、脚光をあびた。1987年3月、沖縄大学短期大学部英語科を卒業。1991年3月、同大学法経学部法律学科を卒業し、現在にいたる。
【画家紹介】
1926年、高知県に生まれる。終戦まで大連に在住、大連美術学院油絵科卒業。帰国後、高村光太郎に師事。出版美術家連盟会員、少年文芸作家クラブ会員。雑誌、新聞、週刊誌、単行本などのさし絵を執筆活動中。著書に、画集『宇宙英雄ペリー・ローダンの世界』(早川書房刊)がある。
【画家紹介】
1926年、高知県に生まれる。終戦まで大連に在住、大連美術学院油絵科卒業。帰国後、高村光太郎に師事。出版美術家連盟会員、少年文芸作家クラブ会員。雑誌、新聞、週刊誌、単行本などのさし絵を執筆活動中。著書に、画集『宇宙英雄ペリー・ローダンの世界』(早川書房刊)がある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2000/3/15)
- 発売日 : 2000/3/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4061485296
- ISBN-13 : 978-4061485297
- 寸法 : 11.3 x 1.4 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 209,569位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 192位論文集・講演集・対談集
- - 304位ノンフィクション・伝記 (本)
- - 677位講談社青い鳥文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年7月23日に日本でレビュー済み
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GOOD❗️
2020年10月6日に日本でレビュー済み
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姉たちと別れて、独り戦火の中で糸満を彷徨い、生き延びたことに驚きました。奇跡のようです。
2019年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は沖縄戦で米軍の記録として撮影された1枚の写真に映った少女が、その写真が事実に基づかない宣伝材料として絵本や映画で利用されているために、その真実を伝えるために名乗り出て一ヶ月の逃避行の経緯を詳細に語った内容を子供向けに纏めたものです。米軍が上陸し熾烈な戦いも尽きた後の極限状態で人がどの様な状態に追い込まれるかを淡々と語っていますが、如何にして記録写真等の映像に事実に反するキャプションを付けて情報操作がなされるかを明らかにした点でも知られています。
その写真は米軍が軍民の区別なくガマ(天然の洞窟)に退避している者に対する掃討行動を進める中で、最後に老夫婦に諭されてその少女がガマから出て投降する過程での一場面ですが、2つの道が合流した地点で偶然にもう片方の道から白旗を持つ少女の後方に入って来た日本兵が少女と1枚の写真の構図に入ってしまいます。その写真は戦後30年余り経った頃に発掘されて、日本兵が白旗の少女を先頭に立てていた、という事実に基づかない言説が流布される様になりますが、本書ではそのことを明確に否定し日本兵に擦り付けられた汚名を晴らしています。
少女は一月に及ぶ逃避行の中で実に多くの死者、死にゆく人々を見ます。そして、国民を守るべき軍隊が戦力を失い壊滅してしまった後に何が起きるかが具に描かれています。追い詰められた極限状態で人間がどうなるかという現実を子供の目で見た記録ですが、人間の弱さから生じる悲惨な出来事だけでなく、その様な中でも人としてのこころを失わない老夫婦の姿や、深い親子の愛情と信頼の絆があったからこそその少女が想像もつかない様な地獄を生き抜くことができたこと、家族の大切さが伝わってきました。最後の投降場面では「助かった! お父さんの言葉、ガマのお爺さんの言葉を信じて良かった!」という素直な気持ちを語っています。30年も経ってからその気持ちを踏みにじるような絵本や映画が出て来て困惑したことを後書きでも述べています。
実際には強い衝撃を受けたり、強い喜怒哀楽の情を伴うために記憶に残りやすい出来事を淡々とした文体で書いています。このような記録文は取材者や編集側の意向が入っている可能性を念頭において読むべきですが、本書は著者として伝えたいことを概ね反映しているように読めました。この少女が生き延びる強い意思を持てたのも、日本人としてのこころをしっかりと伝えてくれたお父さんを中心とする家族の存在があってのことであることがとても印象に残りました。この少女の掲げていた白旗も、こころの中ではその中央に太陽が照り輝いていたことでしょう。
その写真は米軍が軍民の区別なくガマ(天然の洞窟)に退避している者に対する掃討行動を進める中で、最後に老夫婦に諭されてその少女がガマから出て投降する過程での一場面ですが、2つの道が合流した地点で偶然にもう片方の道から白旗を持つ少女の後方に入って来た日本兵が少女と1枚の写真の構図に入ってしまいます。その写真は戦後30年余り経った頃に発掘されて、日本兵が白旗の少女を先頭に立てていた、という事実に基づかない言説が流布される様になりますが、本書ではそのことを明確に否定し日本兵に擦り付けられた汚名を晴らしています。
少女は一月に及ぶ逃避行の中で実に多くの死者、死にゆく人々を見ます。そして、国民を守るべき軍隊が戦力を失い壊滅してしまった後に何が起きるかが具に描かれています。追い詰められた極限状態で人間がどうなるかという現実を子供の目で見た記録ですが、人間の弱さから生じる悲惨な出来事だけでなく、その様な中でも人としてのこころを失わない老夫婦の姿や、深い親子の愛情と信頼の絆があったからこそその少女が想像もつかない様な地獄を生き抜くことができたこと、家族の大切さが伝わってきました。最後の投降場面では「助かった! お父さんの言葉、ガマのお爺さんの言葉を信じて良かった!」という素直な気持ちを語っています。30年も経ってからその気持ちを踏みにじるような絵本や映画が出て来て困惑したことを後書きでも述べています。
実際には強い衝撃を受けたり、強い喜怒哀楽の情を伴うために記憶に残りやすい出来事を淡々とした文体で書いています。このような記録文は取材者や編集側の意向が入っている可能性を念頭において読むべきですが、本書は著者として伝えたいことを概ね反映しているように読めました。この少女が生き延びる強い意思を持てたのも、日本人としてのこころをしっかりと伝えてくれたお父さんを中心とする家族の存在があってのことであることがとても印象に残りました。この少女の掲げていた白旗も、こころの中ではその中央に太陽が照り輝いていたことでしょう。
2020年3月31日に日本でレビュー済み
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沖縄に修学旅行をしに行く私にとって、とても感動する話でした。たったひとつの命を大切にすること、一人でもくじけないことを教えてもらいました。
2018年6月14日に日本でレビュー済み
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6歳でこんな体験をし地獄を生き抜いたなんて信じられない。よく書いてくれたと思う。大感謝します。
2014年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年、おかしな風潮が世を覆っている。
「小中学生ごろに受けてきた『平和教育』なるものには、もともと違和感があったが、最近になってついに私はその欺瞞を見破った。あれは、民族のアイデンティティを失わせる謀略教育であったのだ!」とか称して、「英霊への尊崇の念こそを日本人の道徳教育の基礎に置きなおさねばならぬ。山谷えり子先生も、西村真悟先生も、そう言っておられる!」などと言い出す人が、特に20代、30代あたりに増えているのだ。
これは、話を沖縄での平和学習にかぎっていえば、ひめゆり部隊をめぐる悲話がややワンパターンに語られてきたことへの反動としての、鬱屈したマグマの噴出とでもいうべき要素をもっているように思われる。
ひめゆり部隊の方々は、義務教育よりも高い教育を受けていた方々だから、皇国の乙女としてこうあらねばならぬという戦中の価値観に殉ずる自覚も高かった。だからこそまた、生存者はいわゆるサバイバーズ・ギルト(自分だけ生き延びてしまったことの罪悪感)にさいなまれるとともに、「皇民化教育のマインドコントロールの恐ろしさ」というふうに問題をとらえなおした時の、反戦語り部としての自覚もまた強くなったのだろう。
その語り部活動は、確かに多くの人の心をとらえたが、その一方で、「特定の政治的立場に利用されているんではないか?」との疑念と不満感を、一部の人の内心の中に、マグマとして鬱屈させる要素もあったかもしれない。そういうマグマの噴出の一例を、例えば那須田稔著『ひめゆりの少女たち』に対して2014年になってからつけられた「☆1個」のひどく見下げたカスタマーレビューに見ることができる。
だが、そういう人は、あらためてこの『白旗の少女』をこそ読んでみるべきだ。
この比嘉富子さんが、たった一人になって戦場をさまよった地獄の体験をしたのは、やっと六歳から七歳になるさかい。死んだ兵隊さんの雑のうから「ありがとう」と言って金平糖をもらい、そこへ道案内をしてくれたアリさんにも「ありがとう」を言い、小さなおいもを落としてくれたネズミさんにも、死んだお兄さんの生まれ変わりではないかと思える不思議なウサギさんにも感謝し、自分が何で日本の兵隊さんに斬りつけられるのかの意味もわからないまま崖から転落して九死に一生を得て、最後に、重傷を負ったままガマに隠れているおじいさんと、目の不自由なおばあさんとに「命どぅ宝」を教えられ、「世界じゅうの約束」である戦場での「安全の印」の白旗を作ってもらって、壕を出る。
ここにはただただ、幼い子の目に映った戦場の実相と、あれから間もなく亡くなったであろうおじいさんとおばあさんから託された「命のバトン」の重みだけがある。「皇国のおん為に尽くす」という戦前の人の道義心は高かったとか、「いや、それは洗脳だった」とかいう議論は、入り込む余地がない。
2014年の今だからこそ、みんなまずこの本に立ち帰って、これを戦争と平和についてのあらゆる思考の出発点に置こう。この本は児童書のジャンルに分類されているが、「小学校上級向き」とは書かれておらず「小学校上級から」と書かれている。つまり、自分はもういっぱしの青年だと思っている人も、大人だと思っている人も、みんな読んでよいし、読むにふさわしい本なのだ。
「小中学生ごろに受けてきた『平和教育』なるものには、もともと違和感があったが、最近になってついに私はその欺瞞を見破った。あれは、民族のアイデンティティを失わせる謀略教育であったのだ!」とか称して、「英霊への尊崇の念こそを日本人の道徳教育の基礎に置きなおさねばならぬ。山谷えり子先生も、西村真悟先生も、そう言っておられる!」などと言い出す人が、特に20代、30代あたりに増えているのだ。
これは、話を沖縄での平和学習にかぎっていえば、ひめゆり部隊をめぐる悲話がややワンパターンに語られてきたことへの反動としての、鬱屈したマグマの噴出とでもいうべき要素をもっているように思われる。
ひめゆり部隊の方々は、義務教育よりも高い教育を受けていた方々だから、皇国の乙女としてこうあらねばならぬという戦中の価値観に殉ずる自覚も高かった。だからこそまた、生存者はいわゆるサバイバーズ・ギルト(自分だけ生き延びてしまったことの罪悪感)にさいなまれるとともに、「皇民化教育のマインドコントロールの恐ろしさ」というふうに問題をとらえなおした時の、反戦語り部としての自覚もまた強くなったのだろう。
その語り部活動は、確かに多くの人の心をとらえたが、その一方で、「特定の政治的立場に利用されているんではないか?」との疑念と不満感を、一部の人の内心の中に、マグマとして鬱屈させる要素もあったかもしれない。そういうマグマの噴出の一例を、例えば那須田稔著『ひめゆりの少女たち』に対して2014年になってからつけられた「☆1個」のひどく見下げたカスタマーレビューに見ることができる。
だが、そういう人は、あらためてこの『白旗の少女』をこそ読んでみるべきだ。
この比嘉富子さんが、たった一人になって戦場をさまよった地獄の体験をしたのは、やっと六歳から七歳になるさかい。死んだ兵隊さんの雑のうから「ありがとう」と言って金平糖をもらい、そこへ道案内をしてくれたアリさんにも「ありがとう」を言い、小さなおいもを落としてくれたネズミさんにも、死んだお兄さんの生まれ変わりではないかと思える不思議なウサギさんにも感謝し、自分が何で日本の兵隊さんに斬りつけられるのかの意味もわからないまま崖から転落して九死に一生を得て、最後に、重傷を負ったままガマに隠れているおじいさんと、目の不自由なおばあさんとに「命どぅ宝」を教えられ、「世界じゅうの約束」である戦場での「安全の印」の白旗を作ってもらって、壕を出る。
ここにはただただ、幼い子の目に映った戦場の実相と、あれから間もなく亡くなったであろうおじいさんとおばあさんから託された「命のバトン」の重みだけがある。「皇国のおん為に尽くす」という戦前の人の道義心は高かったとか、「いや、それは洗脳だった」とかいう議論は、入り込む余地がない。
2014年の今だからこそ、みんなまずこの本に立ち帰って、これを戦争と平和についてのあらゆる思考の出発点に置こう。この本は児童書のジャンルに分類されているが、「小学校上級向き」とは書かれておらず「小学校上級から」と書かれている。つまり、自分はもういっぱしの青年だと思っている人も、大人だと思っている人も、みんな読んでよいし、読むにふさわしい本なのだ。
2017年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひめゆりの塔に行ったので、関連書籍をいろいろと読んでいる。
次は娘たちに読ませる予定。
アメリカ軍が上陸したときに白旗を揚げていれば・・・
次は娘たちに読ませる予定。
アメリカ軍が上陸したときに白旗を揚げていれば・・・
2018年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小6の娘の夏休み宿題の題材にと思って買いましたが、娘には衝撃が強すぎて拾い読みでやめていました。
7歳の子がこんな体験をしなければならないなんてどう考えても間違えている、こんなことは二度とあってはならないと、誰もが知るはずです。起きてしまってからでは遅いことを、それを知らない私たちに、たしかに教えてくれます。
娘がもう少し大きくなったらあらためて読んでほしいです。
7歳の子がこんな体験をしなければならないなんてどう考えても間違えている、こんなことは二度とあってはならないと、誰もが知るはずです。起きてしまってからでは遅いことを、それを知らない私たちに、たしかに教えてくれます。
娘がもう少し大きくなったらあらためて読んでほしいです。