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100年デフレ: 21世紀はバブル多発型物価下落の時代 文庫 – 2009/4/1
水野 和夫
(著)
- 本の長さ440ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2009/4/1
- ISBN-104532194881
- ISBN-13978-4532194888
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2009/4/1)
- 発売日 : 2009/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 440ページ
- ISBN-10 : 4532194881
- ISBN-13 : 978-4532194888
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,061,513位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1953年生まれ。埼玉大学大学院経済科学研究科客員教授。元三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミスト。早稲田大学大学院修士課程経済研究科修了。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『超マクロ展望 世界経済の真実(ISBN-978-4087205688)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月24日に日本でレビュー済み
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大英帝国全盛時代にはデフレでした。技術革新とグローバル化とが 進む時代には デフレが 当然です。
2014年3月20日に日本でレビュー済み
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10年以上前に書かれたものではあるけれど、今なお続くデフレの状況をきちんと言い当てているのではないだろうか?と思わずにはいられない。それはつまり、当時の状況把握、分析、将来展望の描き方の確かさによっているものと思う。
経済学、金融に詳しいわけでもなくまだまだ十分に理解出来ているとは言えないが、この本を入り口に、改めて今、世の中になにが起こっているのかを学ぶきっかけとしたいと思う。
経済学、金融に詳しいわけでもなくまだまだ十分に理解出来ているとは言えないが、この本を入り口に、改めて今、世の中になにが起こっているのかを学ぶきっかけとしたいと思う。
2016年8月12日に日本でレビュー済み
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内容は多少難解で、大学の教養課程の経済学の教科書みたいなところがありますが、それだけ複雑な問題だからだとも言えます。
今読んでいる途中ですが、21世紀がどういう時代になるのか理解するためには極めて有効な著書と言えるでしょう。
今読んでいる途中ですが、21世紀がどういう時代になるのか理解するためには極めて有効な著書と言えるでしょう。
2013年10月21日に日本でレビュー済み
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頼まれて購入したのですがすぐに届いたので喜んでもらえました。
2021年3月2日に日本でレビュー済み
今の世の中の不可逆的な流れを20年近く前からわかっていた事にまず最も驚いた。さらに驚いたのはマネーサプライと株価の関係が95年以降変わった事や19世紀の英国ではデフレ下でも株価は上昇していた事 等、2021年に読んでみて途轍もなく納得してしまう内容であった。信用できる経済学者No.1になりました。
2010年2月17日に日本でレビュー済み
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私は経済の素人だ。株の投資をやっているので、全くの素人よりは少々詳しいかもしれない。
この本に書いてあることが本当だとすれば、株の投資は意味がないことになる。
国の政策としてのインフレターゲットも意味がないことになる。実際、
1990年代後半に行われた真水の注入による景気回復は1年も持たなかった。
正しいかどうか判断する力はないが、説得力はある。
是非、目を通すことをおすすめしたい。背筋が寒くなる。
この本に書いてあることが本当だとすれば、株の投資は意味がないことになる。
国の政策としてのインフレターゲットも意味がないことになる。実際、
1990年代後半に行われた真水の注入による景気回復は1年も持たなかった。
正しいかどうか判断する力はないが、説得力はある。
是非、目を通すことをおすすめしたい。背筋が寒くなる。
2003年7月27日に日本でレビュー済み
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デフレとは、「柱」のようなものだとか、「ホース」のようなものだとかの諸説の中で、やっと「象」の全体像を解説する本に出会った。デフレだけでなく近代の経済現象全般を読み解くバイブルのような本だ。三菱証券理事チーフエコノミストの著者は、このデフレは世界規模で100年続くという。但し飛びがちな論理が難解な本だ。数式が多く微分まであるが読み飛ばしても文脈は分かる。著者の武器は(1)計量経済学と(2)歴史データ・視点だ。全体の2割強79頁の引用文献リストが著者の勉強量の証だ。
著者は、欧州市場の統合に伴って発生した17-18世紀のデフレの150年間が、中国や旧共産圏を世界市場に取り込んだ現在と類似し、21世紀はデフレの世紀になるとする。また日銀が通貨量を増しても一般物価にほとんど影響!が無い理由を明快に説明している。
著者はデフレで何が困るんだ、困る人もいるが一般国民にとってはデフレも悪くはないんだ、100年間共存しようと呼びかける。20世紀型経済の維持に汲々としていると、世界の工場中国と、世界の金融帝国米国の間で日本は立ち往生すると警告している。
著者は、欧州市場の統合に伴って発生した17-18世紀のデフレの150年間が、中国や旧共産圏を世界市場に取り込んだ現在と類似し、21世紀はデフレの世紀になるとする。また日銀が通貨量を増しても一般物価にほとんど影響!が無い理由を明快に説明している。
著者はデフレで何が困るんだ、困る人もいるが一般国民にとってはデフレも悪くはないんだ、100年間共存しようと呼びかける。20世紀型経済の維持に汲々としていると、世界の工場中国と、世界の金融帝国米国の間で日本は立ち往生すると警告している。
2008年12月13日に日本でレビュー済み
筆者の分析を要約すると、
「21世紀は、旧共産圏にも市場経済が浸透して、供給量が増加するので、価格と賃金は100年くらい下がり続ける。」
「グローバル経済下では、1国での財政政策は財政破綻、1国での金融政策は世界資産デフレを招くだけ。」
筆者の結論は、たぶん正しい。私流に言えれば「超長期の経済循環」ということ。そして、経済学を勉強してきた人にとって、新たな知見は見当たらない。
一方、この単純な結論に達するまでに、関係のあるような、ないような、多すぎる引用と、「実質賃金」とか「利潤率」とかの経済学の専門用語をちりばめすぎである。経済学を勉強してきた人にとっては冗長な(特に定義のあいまいな)個所が多すぎる。かといって、経済学を勉強してこなかった人にとって、わかりやすいとは決して言えない。
なお、他のレビュアーも指摘しているが、「ロシアや中国のインフレをどう説明するんだ?」など、整理不十分な感じがする。全体を舐めるように読んでいくと、「16世紀、スペインはデフレ、イタリアはインフレ」との表現があるから、市場統合があると、一方がデフレ・もう一方がインフレになるということと思う。
また、筆者は「1国による財政・金融政策は無効→帝国の時代」という論法が得意なようだが、各国による協調介入が分析されていないのも、スコープが狭すぎていただけない。
「21世紀は、旧共産圏にも市場経済が浸透して、供給量が増加するので、価格と賃金は100年くらい下がり続ける。」
「グローバル経済下では、1国での財政政策は財政破綻、1国での金融政策は世界資産デフレを招くだけ。」
筆者の結論は、たぶん正しい。私流に言えれば「超長期の経済循環」ということ。そして、経済学を勉強してきた人にとって、新たな知見は見当たらない。
一方、この単純な結論に達するまでに、関係のあるような、ないような、多すぎる引用と、「実質賃金」とか「利潤率」とかの経済学の専門用語をちりばめすぎである。経済学を勉強してきた人にとっては冗長な(特に定義のあいまいな)個所が多すぎる。かといって、経済学を勉強してこなかった人にとって、わかりやすいとは決して言えない。
なお、他のレビュアーも指摘しているが、「ロシアや中国のインフレをどう説明するんだ?」など、整理不十分な感じがする。全体を舐めるように読んでいくと、「16世紀、スペインはデフレ、イタリアはインフレ」との表現があるから、市場統合があると、一方がデフレ・もう一方がインフレになるということと思う。
また、筆者は「1国による財政・金融政策は無効→帝国の時代」という論法が得意なようだが、各国による協調介入が分析されていないのも、スコープが狭すぎていただけない。