「運命の棺」は、「反戦」のテーマそのものである。ネタバレにならないように注意して書くと、砲撃で死亡したフランス人の「息子の棺」をめぐって、フランスの解放に来たはずのサンダースたちに、フランス人の母親は、敵意を見せる。結果として、この棺が、サンダースたちに見方というか利用されるのだが、「本当にそれでいいのか?」と戸惑わせる話である。
「謎の兵隊」は、このシリーズで時々モチーフにされる、補充兵の物語。サンダースの分隊のリトルジョン、カービー、ケリーらは不動だが、もちろん分隊は本当は10名以上いるわけだから戦死者も出て、補充兵が来るのは当然だ。その補充兵の過去は・・・・?微妙な、話である。このゲストスターが、「サル=ミネオ」。色んな作品で渋い演技を見せていましたね。