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日本の植民地の真実 単行本 – 2003/10/31
黄 文雄
(著)
真実を知らずして、安易に謝罪してはならない
皇民化運動、創氏改名、総督府、満州国建国・・・・
日本は、台湾、朝鮮、満州で植民地統治を行い、敗戦によりその統治から手をひいた。そして多くの教科書では、侵略行為が強調され、厳しい植民地支配の状況が記されているが、本当はどうだったのか。著者が10年の歳月を費やし、植民地の実態を実証的に検証した大作。
皇民化運動、創氏改名、総督府、満州国建国・・・・
日本は、台湾、朝鮮、満州で植民地統治を行い、敗戦によりその統治から手をひいた。そして多くの教科書では、侵略行為が強調され、厳しい植民地支配の状況が記されているが、本当はどうだったのか。著者が10年の歳月を費やし、植民地の実態を実証的に検証した大作。
- 本の長さ478ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2003/10/31
- ISBN-104594042155
- ISBN-13978-4594042158
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
皇民化運動、創氏改名、総督府、満州国建国…。10年の歳月を費やし、膨大な文献をひもとき、植民地統治の実態を実証的に検証。多くの教科書で侵略行為が強調されているが、本当はどうだったのか? 真実を解き明かす。
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教科書では、学校では、教えてくれない歴史。文献を読み、真実に到達した思いです。
2015年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すべてが正しかったとは思わないが、日本の植民地政策が欧米の植民地収奪とは一線を画していたことは事実であることがわかる本だと感じる。
2020年4月18日に日本でレビュー済み
この本は、日本の「植民地」がいかなるもので、それが世界史的に見たときどのようなものだったのかを解説した本です。
1章では、台湾と朝鮮と満洲が三大植民地であるという説を検証します。
2章と3章では台湾、4章と5章では朝鮮、6章と7章では満洲における日本の統治を検証し、その実態を明らかにします。植民地以前の歴史から植民地に至る経緯、そして日本の統治が各2章をさいて詳説されています。それぞれが、史料に基づいており、とても興味深いです。
8章では、古代フェニキア以来の世界の植民史がまとめられています。中でも、ロシアと中華世界の植民の歴史を明らかにしたのは高く評価されるべきだと思います。
しかし、この本の白眉は9章の植民地主義と社会主義の比較です。著者は、植民地主義と社会主義の共通点をあげます。
①、解放主義
②、コスモポリたリズム
③、ユートピア思想
この3つが共通点であるとした上で、「植民地主義は文明開化をもたらしたが、社会主義は何も産まなかった」とします。このような植民地主義と社会主義との比較研究は、著者も述べていますが、これまでなされてきませんでした。これに続くものもないように思われます。
以上が、この本のあらましです。「日本の」と歌っていますが、世界の植民史にも触れられており、大変学ぶところが多くありました。
残念ながら絶版のようですが、再販・電子書籍化が期待されるところです。
令和5年5月20日、追記──電子書籍化、ペーパーバック版の発売、感謝致します。
1章では、台湾と朝鮮と満洲が三大植民地であるという説を検証します。
2章と3章では台湾、4章と5章では朝鮮、6章と7章では満洲における日本の統治を検証し、その実態を明らかにします。植民地以前の歴史から植民地に至る経緯、そして日本の統治が各2章をさいて詳説されています。それぞれが、史料に基づいており、とても興味深いです。
8章では、古代フェニキア以来の世界の植民史がまとめられています。中でも、ロシアと中華世界の植民の歴史を明らかにしたのは高く評価されるべきだと思います。
しかし、この本の白眉は9章の植民地主義と社会主義の比較です。著者は、植民地主義と社会主義の共通点をあげます。
①、解放主義
②、コスモポリたリズム
③、ユートピア思想
この3つが共通点であるとした上で、「植民地主義は文明開化をもたらしたが、社会主義は何も産まなかった」とします。このような植民地主義と社会主義との比較研究は、著者も述べていますが、これまでなされてきませんでした。これに続くものもないように思われます。
以上が、この本のあらましです。「日本の」と歌っていますが、世界の植民史にも触れられており、大変学ぶところが多くありました。
残念ながら絶版のようですが、再販・電子書籍化が期待されるところです。
令和5年5月20日、追記──電子書籍化、ペーパーバック版の発売、感謝致します。
2004年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時としては,異例と思えるなまじめさで植民地経営を行う日本の姿を例証を挙げながらの解説しているので,アカデミックで大部ではあるが決して読み難くはない。台湾出身の筆者が,過去の日本の行動を全くの必然であると理解を示しているという点でも戦後の我が国の風潮に疑問を呼び起こすであろう。本書はまさに我が国の歴史の捏造・抹殺を企図する勢力(または風潮)へのアンチテーゼとなっている。心ある日本人ならば一度目を通さずにはいられないはず。意図的に日本の過去を辱めようとする邪な勢力が目に余る今日,天網恢恢疎にして漏らさずとは言うが,まさに本書が・・と思いたいのですが。単なる歴史資料として終わらせたくない本です。
2005年1月17日に日本でレビュー済み
「太平洋戦争」での日本は悪の象徴と教え込まれてきた我々日本人であれば、その時点で知ろうとも思わなくなる日本の持っていた植民地(誰が自分の先祖の行った悪行の数々を知りたがるだろうか)について、その真実の姿を史料に基づいてひとつひとつ淡々と述べるだけの書ではあるが、先に上げた理由により、日本の植民地に関する頭の中の情報が皆無に等しいため、日本が「大東亜戦争」までに行なって来たこと、さらには日本人の国民性といったものまでが見えてくる非常に貴重な資料である。
一見面白みに欠ける本に見えるが、読んでみると、台湾、朝鮮、満州で行なった献身的な努力(これは、いわゆる植民地経営ではない!)に日本人としての誇りがふつふつと呼び覚まされて心が温かくなる本である。
一見面白みに欠ける本に見えるが、読んでみると、台湾、朝鮮、満州で行なった献身的な努力(これは、いわゆる植民地経営ではない!)に日本人としての誇りがふつふつと呼び覚まされて心が温かくなる本である。
2006年7月6日に日本でレビュー済み
日本の植民地については、一般に悪のイメージばかりが先行して、その実態はあまり知られていない。本書はこのような疑問を解くために植民地や植民地主義の真実を書いたものである。著者は台湾生まれではあるが、台湾、朝鮮、満州を植民地にした功罪の功の方に注目し、日本並みの文明開化、殖産興業に心血を注ぎ、並々ならぬ努力をしていたことを重視している。巨視的に見る歴史認識の大切さを訴えている(雅)
2006年2月25日に日本でレビュー済み
植民地と聞くと、あなたは何を連想するだろうか。奴隷?言われも無き虐殺?ここに紹介する本は、そのいずれでもない「占領される側」の人によって書かれたものである。読んでいるうちに、心と目頭が熱くなっていることに気づくだろう。我々のじいちゃん達が文字通り、その志を貫き続けたということを教えてくれる一冊である。崇高な理念というと、別次元の住人という印象をもたれるかもしれないが、それは、常日頃我々にもできることなのだ、すぐ側にあるものなのだと、そう語りかけてくる一冊だ。
2005年5月5日に日本でレビュー済み
台湾の黄文雄さん、韓国の呉善花さん、たちは、いわば各々の国の「進歩的文化人」でもあります。しかし、日本の「進歩的文化人」との一番の違いは、周囲の流れに逆らって、自分の頭で考え、自分の意見を主張し続けている事です。それに比べれば、「自虐」も「反日」もまだまだ「苦労」が足りない。若いうちの苦労~などと言いますが、近代化という残酷な運命の中では、若者達には何度も、上の世代への「反抗」「全否定」「革命指向」が襲います。「軍国」も「共産」も根っこは同じ。この本の内容が自分の常識と違っても、むしろ「反抗」や「全否定」に揺れ動く自分自身を見つめるために、役立てて欲しいと、思います。