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勝つまで戦う 渡邉美樹の超常思考 (講談社BIZ) 単行本(ソフトカバー) – 2009/7/31
これまでずっと私は会社で社員たちに、「勝つまで戦え、限界からあと一歩進め。結果がすべてだ」と言ってきました。いま何よりも、私が勝つまで戦えなければいけないのです。そのためには、現在の経営の現場から、一刻も早く自分の身をフリーにしないといけない。自分は「浮いた」位置にいなければならないという強迫観念が、いまの私には強烈にあるのです。そういう考えもあり、私は社長の座を降りました。
いまの時代、私たちの社会全体が非常に大きな転換を否応なく迫られ、曲がり角に立たされています。その空気を肌でひしひしと感じながら、多くの人が自らの人生における道標を見失いかけて、途方に暮れている。そんな状況のように思えます。
この時代を生き抜くために何が必要か? 私はまず、時代や社会の変化に惑わされることなく、みずからの中に不変の「思考の軸」を確立することだと思います。私は決して、時代や社会の変化を見越して、ニーズを先読みして、事業展開を行ったわけではありません。むしろ、時流や時代の見通しとは関係なく自分の頭で徹底的に考え抜き、本当にやりたい仕事をやりたいように形づくってきた。その結果なのです。――「はじめに」より抜粋
●起業から25年、ワタミ常勝の秘密が明かされた! 壮絶に生きて最高に幸せになれる本。
◎目次
序章 どんな時代でも絶対にぶれない「思考の軸」
第1章 政治を変革する思考法 この国の「株主」として参加する
第2章 経営を成功させる思考法 方程式を見つける
第3章 お金とつきあう思考法 全体の幸せのために使う
第4章 仕事で成長する思考法 「
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/7/31
- ISBN-10406282115X
- ISBN-13978-4062821155
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商品の説明
著者について
(わたなべ・みき)
ワタミ会長・CEO。1959年生まれ、神奈川県出身。小学校5年生のとき、父親が経営する会社を清算したことから「自分は将来、社長になる」と決意する。
明治大学商学部卒業後、会社経営に必要な財務や経理を習得するため経理会社に半年間勤めた後、1年間運送会社で働いて独立資金300万円を貯める。84年に(有)渡美商事を設立、経営不振だった「つぼ八」の店を買い取り、FC店オーナーとして起業し、飛躍的に売り上げを伸ばした。86年に株式会社ワタミを設立、87年にワタミフードサービス(株)に社名変更(2005年4月にワタミ(株)に変更)。96年に店頭公開。2000年3月に東証1部上場を果たした。有機農業生産法人や介護事業会社をグループ化するなど「外食」以外にも「介護」「中食」「農業」「環境」事業に拡大展開中。
2003年「学校法人 郁文館夢学園」理事長、04年「医療法人 盈進会」理事(07年には理事長に就任)となり、学校・病院の経営に取り組んでいる。同年10月には日本経済団体連合会理事に就任し、財界活動もスタートした。06年秋には内閣官房「教育再生会議」有識者委員を務め、現在、「神奈川県教育委員会」委員として教育界へも積極的に活動を広げている。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/7/31)
- 発売日 : 2009/7/31
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 280ページ
- ISBN-10 : 406282115X
- ISBN-13 : 978-4062821155
- Amazon 売れ筋ランキング: - 712,842位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 19,278位人生論・教訓
- - 21,599位自己啓発 (本)
- - 91,534位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

1959年生まれ。
小学校5年生の時、父親が経営する会社を清算したことから「自分は将来、社長になる」と決意する。
明治大学を卒業後、財務や経理を習得するため、経理会社に半年間勤務。その後1年間運送会社で働き資本金300万円を貯める。
1984年、ワタミを創業。
2000年には東証一部上場を果たす。「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という理念のもと、外食・介護・宅食・農業・環境など、人が差別化となる独自の「6次産業モデル」を構築してきた。
実名企業小説「青年社長 上・下」「新青年社長 上・下」(高杉良著)の実在モデルでもある。
日本経団連理事、政府教育再生会議委員、神奈川県教育委員会教育委員、日本相撲協会「ガバナンスの整備に関する独立委員会」委員、観光庁アドバイザーを歴任。
現在、「学校法人郁文館夢学園」理事長、「公益財団法人School Aid Japan」代表理事としてカンボジア・ネパール・バングラデシュでの学校建設(308校)・孤児院運営、「公益財団法人みんなの夢をかなえる会」代表理事として、実践経営塾「渡美塾」や若者の夢の支援、「公益財団法人Save Earth Foundation」代表理事として、限りある自然資源を有効利用し、持続可能な循環型社会づくりにも携わる。「医療法人盈進会岸和田盈進会病院」理事長として、病院経営も経験。
2011年、行政に経営を持ち込むため東京都知事選に立候補。101万票を獲得。
同年6月より、岩手県陸前高田市参与(震災復興支援)に就任。
2013年、参議院選挙(全国比例区)において、104,176票を獲得し当選。
財政再建と脱原発をはじめ、6年間、経営者の視点で政策提言を続け、「外交防衛委員長」も経験する。
2019年7月、参議院議員を退任し、ワタミ株式会社取締役ファウンダーとして経営復帰。
2019年10月、ワタミ代表取締役会長兼グループCEOとして本格経営復帰。
2021年3月、復興推進委員会委員に就任。
2021年10月、ワタミ代表取締役会長 兼 社長に就任(現任)
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トップレビュー
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現在の日本の状況から、ワタミでやっている事、
それらの活動や経営を通じて渡邉さんの経営理念や、
人間的な発想を垣間見えました。
読むと改めてやる気になります!
本当に感動しましたw
本書の主張が、経営なり人生の成功の秘訣なのだと考えるのは短絡思考だ。うまくいっていない飲食店は経営者が強欲傲慢なのか? お客様のことを考えれば成功するのか?
読後感は帝国主義・植民地時代の西欧哲学、啓蒙書をいまさら読まされたのと同じで、とても嫌な気分であった。自分に都合のよい一方的な事実解釈である。心からの善意でアジア・アフリカ人を教えてやろうというおせっかいな使命感は、実は「上から目線」「勝者の論理」でもある。君たちが劣っているのはキリストを崇拝しない下等な精神構造のためだ。私の偉大な成功は偉大な信仰「愛(お客様のありがとう)」のためなのだ。。。。。。 勝者とバカにつける薬はない。
だいたい本書のタイトル「勝つまで戦う」からして著者の論理レベルが判断できよう。当り前ではないか。思考法だの夢だのに触れているが、夢とか成功とかの「構造」が人並み以上にわかっているとは思えなかった。自分がたまたま成功したことを夢と呼んでいるだけ。うまくいかないのは君が強欲で夢を持っていないからなのだそうだ。
繰り返すが本著者は善意からこの本を書いている。それを否定するつもりはない。ただ、レーニンのことば「破滅への道は善意で敷き詰められている」を思い起こしておきたい。
その学園のことも書かれてありました。
本書の中で印象に残った箇所を1つ挙げるならば、それは
「なぜそうなの?」という疑問を持ち、その答えは
自分で探すものだ、という箇所でした。
他人に論理的に全く正しいことを言っても伝わらないことがありますが、
それは相手が正しいということは理解しても、納得はしていないという
ことだと思います。
そのためには、自分で納得する答えを出さなければなりません。
そこから考えて、自分だけのノウハウを積み上げる、ということが
成長することだと感じました。
著者の本を何冊か読んでおりますが、
今回の本を読む限りでは、夢がまた大きくなっていると思いました。
ブレない自分の軸があるからこそ、夢も大きいのではないでしょうか?
人殺しの渡辺を絶対に許さない
ばかりが目に付くようになってきた。
企業だけではなく個人においても勝ち組と負け組みとの格差が歴然と
なりつつある中で、現実を見据えた上で夢や希望を抱くというのは、
とても難儀なことに思えてならない。
著者は、勝つことの意味を自分の人生に勝利することと考えている。
勝利は自分の生きる目的を達成すること、つまり他人の幸せをより多く
築くことである。
人を幸せにすることで自分も幸せになれるという考えが著者の根本にあり、
それを実践してきた結果が今のワタミグループの存在につながっている。
他者を蹴落とすことで自分がのし上るといった競争に勝つことが現代社会の
常識ではあるが、目先の冨を勝ち取ることだけが目的となってしまった個人
や企業に、真の幸せや繁栄が訪れるだろうか。
本書を読むと、自分の誤った価値観を変えない限り、幸せはつかめないし、
生きる上での充足感も得られないことが良く解る。
成功や幸せは求めるものではなく、行動の結果として後から付いてくるもの。
真の戦いの相手は自分の中にある際限の無い欲望やエゴではないだろうか。
本書に書かれた著者の清く熱い思いが、自分にこのような思いを呼び覚まし、
久々に、とてもすがすがしい感じを与えてくれた。
著者のこれまでの成功の理由は、本書を読んで十分納得できました。
邪推していましたが、本書を読んで著者の人柄と器の大きさに感銘を覚えると同時に
改めて夢を持つことの大切さ、夢のエネルギーを学びました。
また、人間というのは心の幸せを感じることができる(おそらく)唯一の動物であり、
人の心は人の心でしか満たせない、という点は非常に胸に残りました。
人は一人では生きられない、
人から感謝をされたり必要とされたり愛されたり、
お金では決して買うことのできない心の充足感を得ることが、
人間に与えられた至高の幸せであり
食って寝てるだけで幸せというのは犬や猫と同じだということは、全くその通りだと思います。
今の自分を振り返っても、「夢」という言葉は最早現実感の無い陳腐な響きを持つ単語に
成り下がってしまっていますが、
「夢はこう生きたい、こうなりたいという成長のエネルギーに繋がる、
成長を通じて自分の役割に気づき、その役割を全うし人に感謝される存在になれる。」
という著者の言葉でもう一度「夢」を探してみようと思っています。
夢は自分のこれからの人生に大きな活力を与えてくれる気がしますし、
自分だけが気持ちいい・誰からも感謝されないという一生で終えた人生を考えたら、
寂しくてたまらないと感じましたので。
本書は、またエネルギーを失ったときには読み返したい一冊になりました。
以前に出版されている「夢に日付を!―夢実現の手帳術」の延長線でもあります。
とはいえ、競争社会を生き抜くための人生論とは一味違ったものを感じました。
タイトルにある「勝つ」とは、何に勝つということなのでしょうか?
同業のライバル企業、職場のライバル、それとも自分???
「夢」「ミッション」というキ−ワ−ドからは、ストレ−トに結びつかないようにも感じました。
今日明日の成功ではなく、
100年後に「一番たくさんのありがとうを集めた企業」として評価されたいという言葉は、
著者ならではの名言だと思います。
この著作では、政治の分野にもふれ、
「関心を持つこと」の大切さ、総理公選制になれば出馬するなどとまで言い切っているあたり
まさしく社会派的経営者とでもいえましょうか。
どこかの居酒屋で、親しい仲間とお酒を飲みながら、
この本を素材に熱い議論を戦わせてみてはいかがでしょうか。