私は大学のゼミででた課題で、これについてプレゼンテーションする、
というもので、これがきっかけで購入しました。
この本をパッと見たとき、ネット広告とテレビ広告について
たくさんの比較等があると思ったのですが、実際読んでみると
どちらかというと現代の広告の在り方が多く書いてある気がしました。
きちんと比較して、結論にいたるまでにはとても時間がかかっていて
さいごの章にちょろっと書いてあり、残念でした。
問題点など提起するのはいいのですが、
結論とか著者なりの考え方とかが皆無に近い状態で、丸投げで、
はい、ではこの問題については皆さんで考えてねー、って感じでした。
どちらかというと、テレビCMの在り方、現状と
インターネットの広告にはどんなことがあり、最近の広告はどんなものなのか・・・
ということを知りたい方には良いかと思います。
ただの大学生なので、結構専門用語があって、注訳があれば助かったのですが
なかったので、少し困りました。

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ネット広告がテレビCMを超える日 (マイコミ新書) 新書 – 2007/6/30
最後の護送船団といわれるテレビ業界。しかし、視聴率をベースとしたテレビCMのビジネスモデルはやがて崩壊します。
本書では、地上デジタル放送がテレビ業界に与える衝撃、放送法や著作権法の改正による影響、ハードウェアやインフラの進化によってもたらされる視聴スタイルの変化、ネットマーケティングの最前線へと議論を進め、ネット広告がテレビCMを超える日を予想します。
本書では、地上デジタル放送がテレビ業界に与える衝撃、放送法や著作権法の改正による影響、ハードウェアやインフラの進化によってもたらされる視聴スタイルの変化、ネットマーケティングの最前線へと議論を進め、ネット広告がテレビCMを超える日を予想します。
- 本の長さ182ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日コミュニケーションズ
- 発売日2007/6/30
- ISBN-104839922292
- ISBN-13978-4839922290
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年9月17日に日本でレビュー済み
今はまだネットよりテレビの視聴者が多い(高齢者が多い)が、
テレビCMよりネット広告(動画)の方が
広告内容の認知度が高いことが、
先日報告されている。
テレビCMよりネット広告(動画)の方が
広告内容の認知度が高いことが、
先日報告されている。
2007年7月2日に日本でレビュー済み
それほど期待しないで読んだ(ゴメンなさい)んだけど、非常に面白かった。ネット広告市場がテレビCM市場を超える日をばらしてしまえば、2018年(前倒しの可能性あり)。まあいつそうなるかはそう重要じゃなく、その予測の根拠が重要なんだけど、地デジでローカル局の経営が圧迫され、持ち株会社の解禁や著作権法の改正などを通じて、業界再編が進む、という読みが根底にある。それとは別に、視聴形態の多様化や、技術革新などといった大きなうねりもある。こうした根拠に各種予測を組み合わせ、テレビ広告市場は2011年ごろまでに1割ほど減少するとして、一方でネット広告市場は年率で10%成長を続ける。そうすれば2018年ごろにネット広告がテレビ広告を抜くというわけだ。
ネット広告誕生後の約20年でテレビ広告を抜くわけで、かってテレビ広告が新聞広告を抜いたケースとよく似ているのだそうだ。
さて何が面白かったかと言うと、あちらこちらではっきりと断言しているところ。記者出身者の本は、両論併記したり、あいまいな表現を取るとこがあるんだけど、この本はかなりの根拠を持って、ズバリと予測しているので、読んでいて気持ちがいい。
わたし自身は、持ち株会社が解禁になるのか、著作権法が改正されるのかは、よく分からない。よくわからないんだけど、この本のいうように、広告の概念の中に販促費や顧客管理費なども含まれるようになり、広告市場が大きくなっていくのだと思う。広く告げるのではなく、狭く告げる「狭告」のようなものが増えていくのだろう。いわゆるロングテールの概念だ。そしてそのロングテール部分、「狭告」部分はネットの得意とするところだ。とはいってもテレビ局でも「狭告」市場に打って出ることは十分可能。ネット企業がテレビ局を飲み込むとかいう話ではない。念のため。
それにしてもマイコミ新書って、おもしろい本をいろいろ出すものだと感心。
ネット広告誕生後の約20年でテレビ広告を抜くわけで、かってテレビ広告が新聞広告を抜いたケースとよく似ているのだそうだ。
さて何が面白かったかと言うと、あちらこちらではっきりと断言しているところ。記者出身者の本は、両論併記したり、あいまいな表現を取るとこがあるんだけど、この本はかなりの根拠を持って、ズバリと予測しているので、読んでいて気持ちがいい。
わたし自身は、持ち株会社が解禁になるのか、著作権法が改正されるのかは、よく分からない。よくわからないんだけど、この本のいうように、広告の概念の中に販促費や顧客管理費なども含まれるようになり、広告市場が大きくなっていくのだと思う。広く告げるのではなく、狭く告げる「狭告」のようなものが増えていくのだろう。いわゆるロングテールの概念だ。そしてそのロングテール部分、「狭告」部分はネットの得意とするところだ。とはいってもテレビ局でも「狭告」市場に打って出ることは十分可能。ネット企業がテレビ局を飲み込むとかいう話ではない。念のため。
それにしてもマイコミ新書って、おもしろい本をいろいろ出すものだと感心。
2008年3月28日に日本でレビュー済み
まず評価したいのは、タイトルと内容にブレがないところ。当たり前のことのようにも聞こえるけれど、最近の、特に新書では、竜頭蛇尾というか誇大タイトルというか、内容とかなり乖離のあるタイトルが目立つので、この点は非常に好感をもった。
こういうタイトルをつけられれば、買い手とすれば、「それはいつなのか?」ということが当然知りたくなる。それを知りたくて本書を買うと言ってもいい。その答えをぼかすことなく、著者がはっきり予想しているところが小気味よい。
ひとつだけ。本書は共著なのだが、どこをどちらが書いているのかわからない(文体・内容から想像はできるが)構成になっており、読書中に少々混乱することがあった。一方の著者は野村総研の研究員、もう一方はオウケイウェイブ代表と、双方の立場がまったくちがうため、どちらが書いているのは明記したほうがよかったのではないだろうか。
こういうタイトルをつけられれば、買い手とすれば、「それはいつなのか?」ということが当然知りたくなる。それを知りたくて本書を買うと言ってもいい。その答えをぼかすことなく、著者がはっきり予想しているところが小気味よい。
ひとつだけ。本書は共著なのだが、どこをどちらが書いているのかわからない(文体・内容から想像はできるが)構成になっており、読書中に少々混乱することがあった。一方の著者は野村総研の研究員、もう一方はオウケイウェイブ代表と、双方の立場がまったくちがうため、どちらが書いているのは明記したほうがよかったのではないだろうか。