数学的に厳しい本でした!私、文系なので(汗)。
ま、タイトルからして数学が出てくるお話であることは分かるので、こうなることは分かってましたが。でも、数学(とうか、算数も)がまったくダメな私でも、上下巻を最後までちゃんと読めたので、面白い本だといえるのでしょう。もちろん難しいところは斜めに読みました・・・。
エンターテイメント性のある、もりだくさんのお話です。ミステリーでもあり(途中ビックリな箇所がある)、スパイアクションあり、SF要素あり。
主人公ケインも災難ですが、こんな能力があったら悪用してしまいそうですね。

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数学的にありえない 上 (文春文庫 フ 31-1) 文庫 – 2009/8/4
未来を予見する力を持った天才数学者を追う、政府の秘密機関。次々に繰り出される謎が驚愕の真実にたどり着く、傑作サスペンス
- 本の長さ362ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2009/8/4
- ISBN-104167705753
- ISBN-13978-4167705756
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2009/8/4)
- 発売日 : 2009/8/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 362ページ
- ISBN-10 : 4167705753
- ISBN-13 : 978-4167705756
- Amazon 売れ筋ランキング: - 328,546位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,295位文春文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月15日に日本でレビュー済み
最初物語がどうつながるのか分からないが、だんだんと登場人物の関わりが見えてくる。確率論と量子力学が学べる。なさそうでありそうな話になっており興味深い。
2013年5月15日に日本でレビュー済み
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とても迅発送手配をしていただき大変ありがとうございます。商品的にも全く問題ありません、次回もよろしくお願いします
2013年8月3日に日本でレビュー済み
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「40人のクラスで同じ誕生日の人がいる確立は?」などの有名なパラドクスを、ミステリーの仕掛けとしてどう活かすのかと期待していたら・・・・。大学の講義の場面で、大学教授がただそのままの形で講義するだけ・・・・。え?何これ?
その他量子論の様々な興味深いトピックスも同じ調子で、誰かが台詞として解説するだけ。いやいや・・・、ぜんぜん小説として消化してないやん!!
実態は、未来予知ができるとやらの主人公が、「生き残れる確立、19.8%」とかいう、もはや数学と何の関係もない台詞を吐くだけ。何が「数学的にありえない」のか、理解不能。
時間を返せ!
その他量子論の様々な興味深いトピックスも同じ調子で、誰かが台詞として解説するだけ。いやいや・・・、ぜんぜん小説として消化してないやん!!
実態は、未来予知ができるとやらの主人公が、「生き残れる確立、19.8%」とかいう、もはや数学と何の関係もない台詞を吐くだけ。何が「数学的にありえない」のか、理解不能。
時間を返せ!
2013年7月23日に日本でレビュー済み
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癲癇持ちがゆえに側頭葉に異常があり、そのために天才的な数学能力のあるケインは、ポーカーゲームで思わぬ借金を背負い
科学者の実験台になる。その結果未来が予測できるというとんでもない能力を得た彼と、彼を狙いながらやがて魅かれて
行くCIAの殺し屋女性のヴァナ。いたるところで小難しい量子力学や、物理学、数学などがはさまれ、それでいて凄まじい
までのバイオレントアクションの連続。こういう作品が好きな人はいいが、僕にとっては所詮米国映画の小説版に過ぎず、
その荒唐無稽さに辟易しながらの読破。ううん、これがミステリー部門の上位を占める時代かなって思ってしまう。
科学者の実験台になる。その結果未来が予測できるというとんでもない能力を得た彼と、彼を狙いながらやがて魅かれて
行くCIAの殺し屋女性のヴァナ。いたるところで小難しい量子力学や、物理学、数学などがはさまれ、それでいて凄まじい
までのバイオレントアクションの連続。こういう作品が好きな人はいいが、僕にとっては所詮米国映画の小説版に過ぎず、
その荒唐無稽さに辟易しながらの読破。ううん、これがミステリー部門の上位を占める時代かなって思ってしまう。
2016年11月3日に日本でレビュー済み
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なかなかのジェットコースター展開を見せてくれますが、
役割を与えられた人物がそれぞれ、”そうゆう役の人”のステレオタイプっぽくて
頭の中で描きやすい。
「映画の種本として丁度いいんじゃないか?」とか思いましたが、当初からその考えで書かれたのかな?
というのが上巻までの感想。
さて、思ってたより早くケインとヴァナーが出会ってしまいましたが・・・。
ケインのここまでの開花能力は、ニコラス・ケイジの『NEXT』的な、限定的な未来選択能力に思えましたが。
役割を与えられた人物がそれぞれ、”そうゆう役の人”のステレオタイプっぽくて
頭の中で描きやすい。
「映画の種本として丁度いいんじゃないか?」とか思いましたが、当初からその考えで書かれたのかな?
というのが上巻までの感想。
さて、思ってたより早くケインとヴァナーが出会ってしまいましたが・・・。
ケインのここまでの開花能力は、ニコラス・ケイジの『NEXT』的な、限定的な未来選択能力に思えましたが。
2013年2月8日に日本でレビュー済み
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理解しにくいかもしれませんが、徐々に展開の面白さで止まらなくなります。
久々に面白い翻訳ものでした。
久々に面白い翻訳ものでした。
2012年1月3日に日本でレビュー済み
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癲癇という病気は、75%が突発性だと本書の巻頭「医学的事実」で著者が書いていた。
この突発性(イディアパシック=idiopathic)という言葉の意味がギリシャ語に起源をもち、ギリシャ語のidioは、”特殊な、離れた、異なった”を意味し、pathは、”感覚、苦痛”を意味し、”原因不明の病気の総称、およびその症状”と言われ、いまだに原因不明の難病なのも初めて知った。
この突発性癲癇という難儀な病を抱えた元統計学講師ディヴィッド・ケインが、癲癇発作が酷くなり、講師の仕事を辞職する破目になってしまった。
生活費をギャンブルで稼ごうとしたが統計学者ゆえに確率を信じた結果大勝負に負け、ロシアマフィアから11,000ドルもの借金をしてしまったところから物語が始まる。
ハイゼンベルグ不確定性理論など物理学の難しそうな単語も出てきたから”こりゃー手強い本”だと思いながら読み始めたが、主人公のデヴィットが学生に講義する場を借りながら著者が解りやすく解説してゆくことにより、私のような理数に弱い読者にも理解できる物語にしてゆく才能に舌を巻いてしまった。
謎の研究をしている科学者ドクター・トヴァスキーや双子の兄ジャスパー・ケイン、CIA工作員のナヴァ・ヴァナー、など多くの登場人物の話が脈絡なく進んできたが徐々に話が収斂してくるから面白く上巻を読み終わった。
本書の帯に、「かってない超のつく面白さに僕は悶絶した」と、今は亡き児玉清さんが絶賛していたが悶絶するほど下巻で楽しめるのかな?
この突発性(イディアパシック=idiopathic)という言葉の意味がギリシャ語に起源をもち、ギリシャ語のidioは、”特殊な、離れた、異なった”を意味し、pathは、”感覚、苦痛”を意味し、”原因不明の病気の総称、およびその症状”と言われ、いまだに原因不明の難病なのも初めて知った。
この突発性癲癇という難儀な病を抱えた元統計学講師ディヴィッド・ケインが、癲癇発作が酷くなり、講師の仕事を辞職する破目になってしまった。
生活費をギャンブルで稼ごうとしたが統計学者ゆえに確率を信じた結果大勝負に負け、ロシアマフィアから11,000ドルもの借金をしてしまったところから物語が始まる。
ハイゼンベルグ不確定性理論など物理学の難しそうな単語も出てきたから”こりゃー手強い本”だと思いながら読み始めたが、主人公のデヴィットが学生に講義する場を借りながら著者が解りやすく解説してゆくことにより、私のような理数に弱い読者にも理解できる物語にしてゆく才能に舌を巻いてしまった。
謎の研究をしている科学者ドクター・トヴァスキーや双子の兄ジャスパー・ケイン、CIA工作員のナヴァ・ヴァナー、など多くの登場人物の話が脈絡なく進んできたが徐々に話が収斂してくるから面白く上巻を読み終わった。
本書の帯に、「かってない超のつく面白さに僕は悶絶した」と、今は亡き児玉清さんが絶賛していたが悶絶するほど下巻で楽しめるのかな?