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2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書 26) 新書 – 2008/2/1
木崎 伸也
(著)
- 本の長さ174ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(角川マガジンズ)
- 発売日2008/2/1
- ISBN-104827550263
- ISBN-13978-4827550269
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(角川マガジンズ) (2008/2/1)
- 発売日 : 2008/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 174ページ
- ISBN-10 : 4827550263
- ISBN-13 : 978-4827550269
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,413,746位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年2月19日に日本でレビュー済み
犯罪都市・ヨハネスブルグで本当にW杯なんてできるのか、という疑問があった。しかし、アフリカという地域への地理的距離感、無関心ということもあって、日本にはなかなか南アW杯の準備状況の情報はドイツW杯や北京五輪の時より格段に少ない。南アでW杯が実施されることになった背景も交え、準備状況を説明し、漠然とした不安を明確に示した。
本書が報告するヨハネスブルグの状況は相変わらずすごい。ショッピングセンターで撃ち合い、カージャックされるのが当たり前。深刻な黒人の貧困も指摘した。W杯会場建設に投入されている労働者の時給は100円にも満たない。スタジアム周辺で露店商売をしていたのに、排除される人たち。プラッターFIFA会長がアフリカ支持を取り付けるために、W杯が開かれることになったようだが、やっぱりアフリカで世界的イベントをやるのは大変だ。「サッカーで一体になり、白人と黒人の絶望的な壁を打ち砕くことを南アの人は期待しているようだが、道は容易ではない」著者はそう語る。
現地に張り付き、突っ込んだ取材をしているわけではなく、プレスツアーなどを利用した取材旅行記ではあるが、現状は把握できる。
本書が報告するヨハネスブルグの状況は相変わらずすごい。ショッピングセンターで撃ち合い、カージャックされるのが当たり前。深刻な黒人の貧困も指摘した。W杯会場建設に投入されている労働者の時給は100円にも満たない。スタジアム周辺で露店商売をしていたのに、排除される人たち。プラッターFIFA会長がアフリカ支持を取り付けるために、W杯が開かれることになったようだが、やっぱりアフリカで世界的イベントをやるのは大変だ。「サッカーで一体になり、白人と黒人の絶望的な壁を打ち砕くことを南アの人は期待しているようだが、道は容易ではない」著者はそう語る。
現地に張り付き、突っ込んだ取材をしているわけではなく、プレスツアーなどを利用した取材旅行記ではあるが、現状は把握できる。
2008年9月29日に日本でレビュー済み
2年後、ほぼ間違いなくW杯が開催されるであろう南アフリカ。著者自らが、2度に渡って訪れた体験と情報を基に、観戦に訪れる多くのサポータへ投げかけるメッセージ。この本が大袈裟なのか、過小なのかはもちろん言ってみない事には体験できないが、普段考えもしない南アフリカの現状を、サッカーを通して垣間見れる内容で読みやすく仕上がっている。まだまだ日本が出場するかどうかはわからないが、一度手に取ってもいいかもしれない。
2008年3月21日に日本でレビュー済み
誰もが心のどこかで「大丈夫か?」と思っているであろう南アフリカW杯。
断片的には各メディアでその問題点が取り上げられたりしているが、一冊丸ごとそれを扱っているのが本書である。
時事モノということで、スピード重視で作られたのかと思ったら、短いながらも現地取材を行い、南アの社会情勢についての解説もしっかり行っており、思った以上に充実した内容だ。
しかも著者の豊富なサッカー取材経験に裏打ちされているために、W杯開催能力についての分析はあくまで客観的。
いたずらに危機感をあおるようなものではない。
例えば南アのスタジアム建設の技術力などいいところはしっかりと評価し、その上で治安問題やホテル、交通インフラなどの問題点を挙げていく。
とはいえ、本書を読んでの感想は、「やっぱり、本当に大丈夫なのだろうか?」という一言に尽きる。
著者の結論でもある、「やることはもう変えられないのだから、あとはどう成功させるかだけを考えるべき」という言葉には、ちょっと悲壮感すら漂う。
少なくとも現地に応援に行きたいと考えている人は、読んでおいた方がいい一冊だ。
断片的には各メディアでその問題点が取り上げられたりしているが、一冊丸ごとそれを扱っているのが本書である。
時事モノということで、スピード重視で作られたのかと思ったら、短いながらも現地取材を行い、南アの社会情勢についての解説もしっかり行っており、思った以上に充実した内容だ。
しかも著者の豊富なサッカー取材経験に裏打ちされているために、W杯開催能力についての分析はあくまで客観的。
いたずらに危機感をあおるようなものではない。
例えば南アのスタジアム建設の技術力などいいところはしっかりと評価し、その上で治安問題やホテル、交通インフラなどの問題点を挙げていく。
とはいえ、本書を読んでの感想は、「やっぱり、本当に大丈夫なのだろうか?」という一言に尽きる。
著者の結論でもある、「やることはもう変えられないのだから、あとはどう成功させるかだけを考えるべき」という言葉には、ちょっと悲壮感すら漂う。
少なくとも現地に応援に行きたいと考えている人は、読んでおいた方がいい一冊だ。
2009年3月18日に日本でレビュー済み
地道な取材と丁寧な解説で、2010年にワールドカップが行われる
南アフリカの危険な部分を指摘しています。
スタジアム建設が間に合わないのはもちろん問題ですが
何と言っても一番問題なのは、本書で再三指摘されている
“治安の悪さ”です。
他にも、問題点満載です。
少しでもワールドカップに興味がある方には
かなりおすすめの一冊です。
南アフリカの危険な部分を指摘しています。
スタジアム建設が間に合わないのはもちろん問題ですが
何と言っても一番問題なのは、本書で再三指摘されている
“治安の悪さ”です。
他にも、問題点満載です。
少しでもワールドカップに興味がある方には
かなりおすすめの一冊です。
2008年4月1日に日本でレビュー済み
オリンピックにしろW杯にしろ開催前はいつもスタジアムや選手村の施設が間に合わないとか汚い狭いと心配されるが、開催されればそれなりにこなしてしまうもの、しかし今度来るW杯の南アフリカ大会は本当に危険だ、スタジアムは言うに及ばず、夜中は信号が赤でも停まってはいけないほど治安の悪い国で開催できるのか?観に行く気にもならない危険な国だ。この本を読まずして何も考えずにこの国に行くのは本当に危険だ、ドイツでも日本人目当ての犯罪が起こったがこちらではもっと問題が起こるはず。サッカーを観るプロが懸念する問題を教えていただこう。FIFAがよく許したな。と思う一冊。この大陸ならまずエジプトでよかったんじゃね?距離的にもさ。