映画を観たら、原作を
読みたくなりました。
映画では泣けませんでしたが
読んでいて、泣けました。
映画を先に観たから読んで、
泣けたのかもしれません。
最初の数ページで、すぐ
引きこまれました。
映画を観ていたので、展開は
おおよそわかっていましたが、
映画では分かりきれなかった
人物像が、はっきりしました。
見てから読むか、読んでから観るか・・
今回は観てから読む、で正解でした。
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アントキノイノチ 単行本 – 2009/5/1
さだ まさし
(著)
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購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2009/5/1
- ISBN-10434401670X
- ISBN-13978-4344016705
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2009/5/1)
- 発売日 : 2009/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 274ページ
- ISBN-10 : 434401670X
- ISBN-13 : 978-4344016705
- Amazon 売れ筋ランキング: - 809,667位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなり怖かったです(笑)
と同時に主人公が携わっている仕事は興味深かったです。
主人公の過去と現在を読み進めていき最後は良い形で
まとまっていたのでスッキリ読み終えることが出来ました。
と同時に主人公が携わっている仕事は興味深かったです。
主人公の過去と現在を読み進めていき最後は良い形で
まとまっていたのでスッキリ読み終えることが出来ました。
2020年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さだまさしさんの小説は、本当良い
是非読んでみてください
是非読んでみてください
2020年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発刊されて何年も経つようですが(映画化もされていたのですね)、良い本に出会いました。読んでよかったです。小説家さだまさしも凄いです!
2020年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなりおもしろかったです。葬儀社に勤めてたこともあり主人公やそのお父さんの命の考え方がとても共感できる作品でした。よくよく考えるとかなりぶっとんでますけど。
2014年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めてのさだまさし作品。3~4時間ほどで、一気に読んだ。
この人が、小説を書くとは知らなかった。歌、バイオリン、トークと、多才な人なのは、正月の深夜の生放送番組で垣間見ていた。多才だけれども、かなり頑固で、気難しい人ではないかと感じるが、この小説は、彼が一生懸命表現しようとしていることを、端的に表しているのではないかと思える。
物語は、松井新太郎という人物を巡って、精神的、肉体的に傷つけられ、社会からドロップアウトした若者を主人公と、同じような境遇にあって自殺した友人、自ら立ち直った友人などを描く。背景には実在の「遺品整理業」の会社が登場し、独居死した方の遺品を整理しながらその人が歩んできた生にスポットを当てる。こうして、何十年もの人生を生きた後に死んでいく人の生と、若くして自他の命を左右しようとする若者の生を対象的に描きながら、生きるということがどういうことなのかを問いかける。
さだまさしの、少々バタくさくて押しつけがましいヒューマニズムが鼻につく気もするが、素直に読めば一生懸命生きようという元気が湧いてくるし、そう読みたい物語だ。
ただ、納得がいかないのは、松井新太郎のような救いのない人物にも居場所を与え、「改心してくれることを信じよう」という姿勢を見せていることである。上述のように素直に読めば、その通りだなぁ、悪者だと思って責めるだけではいけないなぁとも思えるのだが、現実には、100%真っ黒なこのような人物はまれなのであって、「よいことをしながら悪いことをし、悪いことをしながらよいことをする」のが人間なのだから、物事はそんなに簡単ではない。まして、「改心」とは、彼が悪でこちらが善だという前提での表現であるが、彼には彼の正義があり、正義対正義の衝突を誰が裁くのか、という重い現実を、この問題はすっかり回避している。この点を考えると、物語に偽善すら感じる。
自分の殻に閉じこもり、そこに安住の地を見つけて幸せに生きている人がいるわけで、その人が周囲にネガティブな影響を与えているからと言って、その人を抹殺するとか、「改心」させるとか、そういう視点で見るだけでよいのだろうか。それ自体、不遜な独善なのではないのか。そういう疑問には、この本は答えていない。
もちろん一つの小説に、そのすべてを求めるのがよくばりなのであって、ここは松井新太郎に代表させた「この世の悪または罪」に直面した時に、一度は負けても、必ず立ち上がれる強さを持とう、と勇気づける物語なのだと考えるべきだろう。「元気ですかー」そう、明るく生きたい。そう思えれば、この小説は目的を達しているのだと思う。
この人が、小説を書くとは知らなかった。歌、バイオリン、トークと、多才な人なのは、正月の深夜の生放送番組で垣間見ていた。多才だけれども、かなり頑固で、気難しい人ではないかと感じるが、この小説は、彼が一生懸命表現しようとしていることを、端的に表しているのではないかと思える。
物語は、松井新太郎という人物を巡って、精神的、肉体的に傷つけられ、社会からドロップアウトした若者を主人公と、同じような境遇にあって自殺した友人、自ら立ち直った友人などを描く。背景には実在の「遺品整理業」の会社が登場し、独居死した方の遺品を整理しながらその人が歩んできた生にスポットを当てる。こうして、何十年もの人生を生きた後に死んでいく人の生と、若くして自他の命を左右しようとする若者の生を対象的に描きながら、生きるということがどういうことなのかを問いかける。
さだまさしの、少々バタくさくて押しつけがましいヒューマニズムが鼻につく気もするが、素直に読めば一生懸命生きようという元気が湧いてくるし、そう読みたい物語だ。
ただ、納得がいかないのは、松井新太郎のような救いのない人物にも居場所を与え、「改心してくれることを信じよう」という姿勢を見せていることである。上述のように素直に読めば、その通りだなぁ、悪者だと思って責めるだけではいけないなぁとも思えるのだが、現実には、100%真っ黒なこのような人物はまれなのであって、「よいことをしながら悪いことをし、悪いことをしながらよいことをする」のが人間なのだから、物事はそんなに簡単ではない。まして、「改心」とは、彼が悪でこちらが善だという前提での表現であるが、彼には彼の正義があり、正義対正義の衝突を誰が裁くのか、という重い現実を、この問題はすっかり回避している。この点を考えると、物語に偽善すら感じる。
自分の殻に閉じこもり、そこに安住の地を見つけて幸せに生きている人がいるわけで、その人が周囲にネガティブな影響を与えているからと言って、その人を抹殺するとか、「改心」させるとか、そういう視点で見るだけでよいのだろうか。それ自体、不遜な独善なのではないのか。そういう疑問には、この本は答えていない。
もちろん一つの小説に、そのすべてを求めるのがよくばりなのであって、ここは松井新太郎に代表させた「この世の悪または罪」に直面した時に、一度は負けても、必ず立ち上がれる強さを持とう、と勇気づける物語なのだと考えるべきだろう。「元気ですかー」そう、明るく生きたい。そう思えれば、この小説は目的を達しているのだと思う。
2023年8月30日に日本でレビュー済み
主人公の働く遺品整理会社の話と、高校時代の話が交互に語られて行きます。
遺品整理の現場の描写はまさに凄絶を極め、このような仕事に光を当ててそこから孤独死や尊厳の問題を提起されていることには目を見開かされました。
また、ここで働く人たちの勇敢さに勇気を得て、逃げる事なく再生して行く主人公にも感銘を受けました。
しかし、高校時代の話には大きな違和感を感じ、そのせいで本書の説得力が減じたと感じたのが残念でした。
違和感は、3つあります。
まず松井の存在。主人公の周りの人達はすべて善意に溢れた良い人ばかりで、ひとり松井だけが悪魔のように邪悪だというのが不自然です。姑息で陰険、そのくせ小心者、、、作者は松井の醜さを執拗に描きながら、一方で彼を人気者だとします。
入学当初ならいざ知らず、彼と付き合った人はみな彼の本性に気づいて彼を嫌い離れていくのに、なぜ高三になっても学校の人気者でいられるのでしょう。
結局松井は、主人公を含め3人の友人の不幸を作り出すために造形された人物としか思えず、リアリティが感じられません。
二つ目は山木の死です。
松井の罪を一言も糾弾することなく自死してしまいますが、
その理由がわかりません。
主人公は、そんな山木を潔い、心が綺麗だと言う。そうやって松井を庇う勁さがありながら、何故死ぬ必要があるのでしょうか。
誤って先生に怪我をさせたことを苦にしたとしても、死んで詫びるほどのことでしょうか。
心が壊れたから、というだけではどうしても山木の気持ちがわからないです。
最後に、高校登山部の出来事。
部活の引率教師が、生徒二人にしかも危険な道への別行動を許すものでしょうか。その内一人は明らかに足に来て疲れていると見抜いていながらです。
結果的に二人は死にそうな目にあったのに、主人公が驚異的な力を発揮して助けたから万事良しですか?先生にもお咎めなしはあり得ないと思うのですが。
このエピソードも、主人公に機会を与えるために無理矢理設定されたもののように感じて
違和感を否めません。
ただ私は登山には全く無知です。
この話を聞いた登山経験豊富な主人公の父親は、生徒の気持ちがわかるいい先生だと評しているので、私の考え方が間違っているのかも知れません。
遺品整理の現場の描写はまさに凄絶を極め、このような仕事に光を当ててそこから孤独死や尊厳の問題を提起されていることには目を見開かされました。
また、ここで働く人たちの勇敢さに勇気を得て、逃げる事なく再生して行く主人公にも感銘を受けました。
しかし、高校時代の話には大きな違和感を感じ、そのせいで本書の説得力が減じたと感じたのが残念でした。
違和感は、3つあります。
まず松井の存在。主人公の周りの人達はすべて善意に溢れた良い人ばかりで、ひとり松井だけが悪魔のように邪悪だというのが不自然です。姑息で陰険、そのくせ小心者、、、作者は松井の醜さを執拗に描きながら、一方で彼を人気者だとします。
入学当初ならいざ知らず、彼と付き合った人はみな彼の本性に気づいて彼を嫌い離れていくのに、なぜ高三になっても学校の人気者でいられるのでしょう。
結局松井は、主人公を含め3人の友人の不幸を作り出すために造形された人物としか思えず、リアリティが感じられません。
二つ目は山木の死です。
松井の罪を一言も糾弾することなく自死してしまいますが、
その理由がわかりません。
主人公は、そんな山木を潔い、心が綺麗だと言う。そうやって松井を庇う勁さがありながら、何故死ぬ必要があるのでしょうか。
誤って先生に怪我をさせたことを苦にしたとしても、死んで詫びるほどのことでしょうか。
心が壊れたから、というだけではどうしても山木の気持ちがわからないです。
最後に、高校登山部の出来事。
部活の引率教師が、生徒二人にしかも危険な道への別行動を許すものでしょうか。その内一人は明らかに足に来て疲れていると見抜いていながらです。
結果的に二人は死にそうな目にあったのに、主人公が驚異的な力を発揮して助けたから万事良しですか?先生にもお咎めなしはあり得ないと思うのですが。
このエピソードも、主人公に機会を与えるために無理矢理設定されたもののように感じて
違和感を否めません。
ただ私は登山には全く無知です。
この話を聞いた登山経験豊富な主人公の父親は、生徒の気持ちがわかるいい先生だと評しているので、私の考え方が間違っているのかも知れません。
2019年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友達に勧められDVDで観たのが最初の出会いです。 小説は得意ではないのですが、こちらはスラスラ読み進められました。希薄な昨今・・・だからこそ読んで頂きたい1冊です。