椎橋寛「ぬらりひょんの孫」5巻。 犬神編から四国の妖怪勢と直接対戦する所までが描かれている。
今までと比べてつなぎの巻という印象が強く、本番は次巻からという感じなのだが
この5巻では今後の展開に関わる重要なシーンが数多く描かれている。
これが後々の面白みへと繋がっていく。
そういった意味ではこれまでの巻となんら変わりないカタルシスを受けることが出来ると思う。
おじいちゃんや牛頭馬頭コンビの密偵、ゆらとカナの絡みなど珍しく面白いシーンも満載。
しかしこの巻で一番印象に残ったのは玉章のあまりの残酷さ。まごうことなき悪っぷり。
敵だろうと味方だろうと容赦の無いその振る舞いには正直舌を巻く。 ここまで徹底した悪も今や珍しい。雰囲気出まくり。
そしてそれが顕著に出ているのが第四十二幕のリクオを闇に巻くシーン。
この一連のシーン、構図がめちゃくちゃ格好いい!考えて作られてるのを感じる。
個人的にバトル系の漫画でここまで格好いい構図は久々に見た。
その後の玉章の表情は鬼そのものである(妖怪だが)。
一方、奴良組に関しては多少チグハグしている。 揺らぎも見せる。
しかしそこからリクオが仲間の助言によって再び組を立て直し、抵抗する意思を決意する。
その時、今までの組の仲間と盃を交わすのだが、その一連のシーンは今までで随一の名シーンだと思った。
その後の再生っぷりも見所である。
余談だが、最後の最後につららが大きな活躍をする。
好きなキャラの割りに、バトル方面での活躍が少なかったので個人的には嬉しかった。
しかし毎回思うけど扉絵のセンス半端ないですね。
次の6巻で大戦極まる。

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ぬらりひょんの孫 5 (ジャンプコミックス) コミック – 2009/6/4
椎橋 寛
(著)
四国のとある山中を訪れたぬらりひょん。再会を果たした大物妖怪の口から、玉章の思わぬ事実が明らかに! 一方、四国勢による怒濤の侵攻を受け窮地に立つリクオは、牛頭丸と馬頭丸に敵の密偵を命じるが…!?
- 本の長さ188ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2009/6/4
- ISBN-104088746678
- ISBN-13978-4088746678
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年6月8日に日本でレビュー済み
まちにまったぬらりひょんの孫5巻!
4巻のつづきで犬神とリクオ達の戦いがはじめに掲載されています^^
犬神との対峙が終わり、本格的に四国組と良奴との対峙が始まります。
そこに潜入捜査に向かった牛鬼組の牛頭丸と馬頭丸、
そこで2人が目にした玉章の力とは・・・
四国へやってきた総大将ぬらりひょんは隠神刑部狸に会いに行く。
総大将が不在で組内が混乱し始めた良奴組、
殺された狒々の息子の猩影の登場、
組をまとめる事に不安を感じ始めるリクオ、
しかしそれを助け、守る雪女、首無等の側近達、
そして巻末らへんでは四国組との直接対決!
そこでリクオは四国の妖怪、夜雀に・・・・
赤マルジャンプでのゆらの番外編も楽しいです^^
カナちゃんの部屋でのおはなしですよ★
累計130万部を突破し絶好調のぬらりひょんの孫!
夜リクオの美しい格好良さ
雪女の愛らしく、可愛いぐるぐるお目め
妖怪の漫画を格好良く読みたいなら
この漫画が絶対おすすめです^^!
4巻のつづきで犬神とリクオ達の戦いがはじめに掲載されています^^
犬神との対峙が終わり、本格的に四国組と良奴との対峙が始まります。
そこに潜入捜査に向かった牛鬼組の牛頭丸と馬頭丸、
そこで2人が目にした玉章の力とは・・・
四国へやってきた総大将ぬらりひょんは隠神刑部狸に会いに行く。
総大将が不在で組内が混乱し始めた良奴組、
殺された狒々の息子の猩影の登場、
組をまとめる事に不安を感じ始めるリクオ、
しかしそれを助け、守る雪女、首無等の側近達、
そして巻末らへんでは四国組との直接対決!
そこでリクオは四国の妖怪、夜雀に・・・・
赤マルジャンプでのゆらの番外編も楽しいです^^
カナちゃんの部屋でのおはなしですよ★
累計130万部を突破し絶好調のぬらりひょんの孫!
夜リクオの美しい格好良さ
雪女の愛らしく、可愛いぐるぐるお目め
妖怪の漫画を格好良く読みたいなら
この漫画が絶対おすすめです^^!
2010年5月23日に日本でレビュー済み
王道漫画を貫く作者はついにカナちゃんをヒロインから脇に格下げしたんでしょうか。
カナちゃん、あんたそれってヒロイン虐める脇の役割じゃんか。
まぁ、好きな人を取られたくない牽制は分かるんですけど、それはヒロインがやるべき事じゃないよ。
しかも、カナちゃんって人間リクオじゃなくて、ぬらりひょんリクオが好きなんじゃなかったの?
何だこの女の二股ぶりは。
こりゃ完全脇に格下げ決定キャラですよね。じゃなかったら、怒りです。
つららさん、母さんは人間に負けたみたいだけど、ぬらりひょんと上手くいくといいですね。
でも、ゆらはいいキャラだ。リクオがくっつくならゆらとくっついてほしいくらい。なんかリクオのおじーちゃんともすぐ仲良くなるし。
でもそんなの竜二が許さないだろうなぁ。リクオゆらが恋仲になったら前途多難すぎだね。
カナちゃん、あんたそれってヒロイン虐める脇の役割じゃんか。
まぁ、好きな人を取られたくない牽制は分かるんですけど、それはヒロインがやるべき事じゃないよ。
しかも、カナちゃんって人間リクオじゃなくて、ぬらりひょんリクオが好きなんじゃなかったの?
何だこの女の二股ぶりは。
こりゃ完全脇に格下げ決定キャラですよね。じゃなかったら、怒りです。
つららさん、母さんは人間に負けたみたいだけど、ぬらりひょんと上手くいくといいですね。
でも、ゆらはいいキャラだ。リクオがくっつくならゆらとくっついてほしいくらい。なんかリクオのおじーちゃんともすぐ仲良くなるし。
でもそんなの竜二が許さないだろうなぁ。リクオゆらが恋仲になったら前途多難すぎだね。
2010年12月23日に日本でレビュー済み
色々なところで賛否両論ありますが、私はむしろ可愛いと思います。
『リクオ君と私は付き合ってるの!』って言っているわけじゃないんですよ。『リクオ君って私のことを好きだと思う!』です。
事実無根の口から思わずでてしまった感が、ゆらちゃんへの小さな抵抗を表していると思います。リクオが自分のことを好きだと本気で思っているのであれば、つららさんを思い浮かべることなんてあるはずがありませんから。
カナちゃんの心情はつららさんやゆらちゃんに比べていかにも中学生の微妙なところを表していると思います。気になる人がいつつも幼なじみが別の子と仲良くしているのを見て妬いたっていいじゃないですか!
個人的な意見ですが、カナちゃんは夜のリクオに対しては憧れに近い思慕ではないかと。
その辺りの描写があればいいなーと切望しつつ、可能性は0に近いので5巻の発言がきっかけでカナちゃんが嫌いになってしまう方々がこれから先少しでも増えないことを祈るばかりです。
物語的には面白いので5☆。カナちゃんを擁護する意見を提示していますが、私は全キャラ好きなので今後のレビューにおいてつららを可愛いと言っていようが、首なしが格好と言っていようが気にしないでください。
ただカナちゃんの扱いが気になっただけです。
『リクオ君と私は付き合ってるの!』って言っているわけじゃないんですよ。『リクオ君って私のことを好きだと思う!』です。
事実無根の口から思わずでてしまった感が、ゆらちゃんへの小さな抵抗を表していると思います。リクオが自分のことを好きだと本気で思っているのであれば、つららさんを思い浮かべることなんてあるはずがありませんから。
カナちゃんの心情はつららさんやゆらちゃんに比べていかにも中学生の微妙なところを表していると思います。気になる人がいつつも幼なじみが別の子と仲良くしているのを見て妬いたっていいじゃないですか!
個人的な意見ですが、カナちゃんは夜のリクオに対しては憧れに近い思慕ではないかと。
その辺りの描写があればいいなーと切望しつつ、可能性は0に近いので5巻の発言がきっかけでカナちゃんが嫌いになってしまう方々がこれから先少しでも増えないことを祈るばかりです。
物語的には面白いので5☆。カナちゃんを擁護する意見を提示していますが、私は全キャラ好きなので今後のレビューにおいてつららを可愛いと言っていようが、首なしが格好と言っていようが気にしないでください。
ただカナちゃんの扱いが気になっただけです。
2009年6月15日に日本でレビュー済み
5巻の表紙を見た時、軽い驚きが。今まで奴良組の面々だった表紙が
四国組の玉章と犬神でした。よく見ると、3巻表紙の首無の手の糸が4巻黒田坊の前を通って
5巻の犬神を捕らえています。3巻の時にすでに構成は決まっていたのでしょうね。
あいかわらず、おまけページや表紙裏にも作者のキャラクターに対する愛が感じられます。おまけページ、校舎の屋上で寛いでいる犬神と玉章の表情がなんともいえない。すこし切なくなりました。夜雀の表情が見えないのも今後を暗示しています。
個人的には狒々の息子 ショウエイ君のフォローページもあって嬉しかったです。(ちょっと心配でしたので)
本誌でも読んでいますが、単行本で読み直すと、1冊の「中身が濃い」ですね。
人間時のリクオが 総大将の祖父不在時に過労と若頭としての責任感による重圧で倒れますが
義兄弟のゼンや側近達に励まされ 盃を交わす場面が良いです。悩んでそれを超えて強くなる過程は納得です。
信頼する者と支配する者・・
6巻は玉章とリクオの対比がより くっきりと描かれていきます。
四国組の玉章と犬神でした。よく見ると、3巻表紙の首無の手の糸が4巻黒田坊の前を通って
5巻の犬神を捕らえています。3巻の時にすでに構成は決まっていたのでしょうね。
あいかわらず、おまけページや表紙裏にも作者のキャラクターに対する愛が感じられます。おまけページ、校舎の屋上で寛いでいる犬神と玉章の表情がなんともいえない。すこし切なくなりました。夜雀の表情が見えないのも今後を暗示しています。
個人的には狒々の息子 ショウエイ君のフォローページもあって嬉しかったです。(ちょっと心配でしたので)
本誌でも読んでいますが、単行本で読み直すと、1冊の「中身が濃い」ですね。
人間時のリクオが 総大将の祖父不在時に過労と若頭としての責任感による重圧で倒れますが
義兄弟のゼンや側近達に励まされ 盃を交わす場面が良いです。悩んでそれを超えて強くなる過程は納得です。
信頼する者と支配する者・・
6巻は玉章とリクオの対比がより くっきりと描かれていきます。
2009年6月6日に日本でレビュー済み
ぬらりひょんが不在のいま、玉章率いる四国八十八鬼夜行の襲撃に浮足立つ奴良組の構成員たち。彼らをまとめようと必死になるリクオだが、なかなか上手くいかない。そんなリクオに対し、鴆はとある一言を告げる。
ついに対決は総力戦の様相を呈してくる。人間にも妖怪にも同じ態度で臨むリクオと、力のみを信奉し全てをコマとして扱う玉章。リクオに対するそれぞれの想いが、形としても変化してきていることは、結果に何か影響を及ぼすのだろうか。
ところで、番外編のゆらはかなり壊れているね。
ついに対決は総力戦の様相を呈してくる。人間にも妖怪にも同じ態度で臨むリクオと、力のみを信奉し全てをコマとして扱う玉章。リクオに対するそれぞれの想いが、形としても変化してきていることは、結果に何か影響を及ぼすのだろうか。
ところで、番外編のゆらはかなり壊れているね。
2009年6月4日に日本でレビュー済み
累計130万部突破!!痛快!妖怪任侠活劇第5巻です。
今巻は第三十四幕から第四十二幕まで収録されています。
前巻に引き続き、四国妖怪VS奴良組の熱い戦いが描かれています。
すごく絵が綺麗でとても見やすい。
オマケもとても充実しています。
表紙は玉章と犬神です。椎橋先生は天才です。
今巻は第三十四幕から第四十二幕まで収録されています。
前巻に引き続き、四国妖怪VS奴良組の熱い戦いが描かれています。
すごく絵が綺麗でとても見やすい。
オマケもとても充実しています。
表紙は玉章と犬神です。椎橋先生は天才です。
2009年6月12日に日本でレビュー済み
面白いです。
妖怪ばかりの作品とはいえ、おどろおどろしいタイプではなくどこかコミカル。
作画も問題なく、ストーリーも万人受けすると思います。
あらすじは先人の皆さんが書いているので割愛しますが、個人的にはジャンプの裏エースです。
で、この巻ですがファン補正もあって★5つをつけたかったです。
が、カナちゃんのとあるセリフで−1とさせてもらいました。
人間キャラのヒロインであろうカナちゃんがなぜに?
「何を言うとんのや、この子は……」
勝手ながら同感でした。
とはいえ、主役級のキャラはキメるところはキメるので、カッコいいのでおススメです。
アニメにならないかなぁ。
妖怪ばかりの作品とはいえ、おどろおどろしいタイプではなくどこかコミカル。
作画も問題なく、ストーリーも万人受けすると思います。
あらすじは先人の皆さんが書いているので割愛しますが、個人的にはジャンプの裏エースです。
で、この巻ですがファン補正もあって★5つをつけたかったです。
が、カナちゃんのとあるセリフで−1とさせてもらいました。
人間キャラのヒロインであろうカナちゃんがなぜに?
「何を言うとんのや、この子は……」
勝手ながら同感でした。
とはいえ、主役級のキャラはキメるところはキメるので、カッコいいのでおススメです。
アニメにならないかなぁ。