1997年、Puff Daddy & THE FAMILYの作品です。
Puff Daddy, Sean Puffy Combs, P-Diddy etc、いろいろ呼び名がありますが、私の場合は、やっぱりPuff Daddyです。
この作品は、とても印象深いですし、Mariah Careyをプロデュースしていたのも、インパクトが強いですね。
プロデューサーとして有名なPuff Daddyですが、この作品がアーティストとして初の作品となります。
この作品の特長は、とにかく聴きやすい!
なぜ、聴きやすいかというと、サンプリング・ネタに有名曲が使われている点です。
映画「Rocky」で使われていた曲をサンプリングしてテンションを上げる(2) "Victory"、
David Bowie "Let's Dance"をサンプリングしたキャッチーな(3) "Been around the World"、ギャング映画のような(4) "What You Gonna Do ?"、
ロマンチックで甘いテイストの(7) "Do You Know ?"、幻想的で美しいピアノが印象的な(11) "Pain"
。。。などなど、Rap / Hip-Hopから、もはやR&B?といったテイストまで、幅広く佳曲が揃ってます。
で、やっぱり、(16) "I'll Be Missing You"
亡きNotorious B.I.G.に捧げた1曲、THE POLICE "Every Breath You Take"のサンプリングが印象的な1曲です。
この1曲のために、買った人も多いと思います。名曲ですね。
Rapファン、Hip-Hopファンには、ぬるく感じられたり賛否割れる作品ですが、単純に良い作品だと思います。
「Puff Daddyファン」は、必聴!
聴きやすく入りやすいので「Rap / Hip Hop初心者」にGood!ですし、「Rap / Hip-Hop『も』聴く人」には、ちょうど良い1枚だと思います。