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なるほどの対話 (新潮文庫) 文庫 – 2005/8/28
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- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/8/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101359512
- ISBN-13978-4101359519
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【新潮文庫】河合隼雄 作品 | 「働くこと=生きること」。働く人であれば誰しもが直面する人生の”見えざる危機”を心身両面から分析。繰り返し読みたい心のカルテ。 | 「耐える」だけが精神力ではない、「理解ある親」をもつ子はたまらない──など、疲弊した心に、真の勇気を起こし秘策を生みだす55章。 | 心の専門家カワイ先生は実は猫が大好き。古今東西の猫本の中から、オススメにゃんこを選んで、お話しいただきました。 | 個性を大事にしようと思ったら、ちょっと教えるのをやめて待てばいいんです──この困難な時代に、今こそ聞きたい河合隼雄の言葉。 | ほんまに悲しいときは、男の子も、泣いてもええんよ。少年が力強く成長してゆく過程を描く、著者の遺作となった温かな自伝的小説。 | 山田太一、安部公房、谷川俊太郎、白洲正子、沢村貞子、遠藤周作、多田富雄、富岡多恵子、村上春樹、毛利子来氏との著書をめぐる対話集。 |
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人間の不思議を、心と脳で考える……魂の専門家である臨床心理学者と脳科学の申し子が、箱庭を囲んで、深く真摯に語り合った──。 | 人の心は不思議で深遠、謎ばかり。たまに病気になることも……。シンボーさんと少し勉強してみませんか?楽しいイラスト満載。 | こころを生涯のテーマに据えた心理学者とノンフィクション作家が、生と死をみつめ議論を深めた珠玉の対談集。今こそ読みたい一冊。 | 個性的な二人のホンネはとてつもなく面白く、ふかい!対話の達人と言葉の名手が、自分のこと、若者のこと、仕事のことを語り尽す。 | 『博士の愛した数式』の主人公たちのように、臨床心理学者と作家に「魂のルート」が開かれた。奇跡のように実現した、最後の対話。 | 人の心を深く知る心理学者と女性初のシェイクスピア全作品訳に挑む翻訳家の対話。幻の「タイタス・アンドロニカス」論も初収録! |
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縦糸横糸 | 村上春樹、河合隼雄に会いにいく | こころの最終講義 | こころの読書教室 | 河合隼雄自伝―未来の記憶― | |
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日本人の生活は豊かに、快適になったが、〈心〉はその変化に対応できず、多くの問題が生じてしまった。効率を追い、結論のみを急ぐ現代社会は、育児や教育には不向きだ。欲望を満たしても幸せにはなれない。ではどうすればいいのか。〈心〉の専門家から、困難な時代を生きる私たちへの提言。 | アメリカ体験や家族問題、オウム事件と阪神大震災の衝撃などを深く論じながら、ポジティブな新しい生き方を探る長編対談。 | 「物語」を読み解き、日本人のこころの在り処に深く鋭く迫る河合隼雄の眼……伝説の京都大学退官記念講義を収録した貴重な講義録。 | 「面白い本」には深いわけがある──カフカ、漱石から村上春樹まで、著者が厳選した二十冊を読み解き、人間の心の深層に迫る好著! | 人間的魅力に溢れる臨床心理学の泰斗・河合隼雄。その独創的学識と人間性はいかに形作られたか。生き生きと語られた唯一の自伝! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 第一版 (2005/8/28)
- 発売日 : 2005/8/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 312ページ
- ISBN-10 : 4101359512
- ISBN-13 : 978-4101359519
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 179,966位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 162位論文集・講演集・対談集
- - 3,136位近現代日本のエッセー・随筆
- - 3,670位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
(1928-2007)兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。
日本のユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。
1964年、東京生まれ。
詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学芸術学部文藝学科卒業。
87年小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞、同年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、89年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。
著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで、93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞の三賞を受賞している。他の著作に『アルゼンチンババア』『王国』シリーズ『デッドエンドの思い出』『イルカ』『ひとかげ』『まぼろしハワイ』『サウスポイント』『彼女について』『アナザー・ワールド 王国その4』など多数がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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吉本さんが自分と同年代ということもあってか、この対談はさらにそんな気を強くする。
20年くらいの前の対談だけれど、わたし自身が当時ひっかかっていたことも話題にあがっていて面白く読めた。
冒頭、吉本さんが「対談をするにあたって、実は何も準備してきていないんです。」と言っていて、彼女のボールは確かに配球は意識しない、でも、しっかりとしたストレートだった。
それを河合さんがさらっと見逃したり、軽いスイングで打ち返しつつ、時にキャッチャーになってガッチリ受け止めたりしている。
こういった本を読んでいると、いつもはある人と周りとの関係性のことを考えるのだが、今回は関係性の中の自分、というものに思いが及んだ。
お二人とも趣味がフルート演奏で、フルート演奏をしている/に向かう時の気持ちの話が面白かったからかな。
ここのところ、周りに合わせることに疲れていたけど、お二人の対話を読みながら、少し自分のことを考えることができた。
吉本ばななの執筆の動機や目的的なことも書かれており、とても興味深く読めました。
それから、あとがきで河合隼雄自身も言っていますが、彼が珍しくよくしゃべっています。
対談終盤につれて抽象的な内容になり、比較的難しかったです。(わかる人にはわかるような。"ばなな節"。) 読了後も何度か読み直したいと思えるような深い内容でした。
「日本的しがらみというのは何かの役に立っているんでしょうか」と吉本さんが聞く。
「やっぱり能力のない人を支えている強力な武器でしょうね」と河合先生が答える。
確かに、傷ついた仲間を見つけると総動員でおせっかいが始まる。
甘えてないで自分の足で立て!と、言うと総スカンに合う。
そして問うべき問題点を曖昧にする。
総動員から外れると、生きにくくなる。
「昔はよかったか、しがらみをきっちゃえか」と吉本さんは話す。
「その真ん中に、ちょうどいい線があるんだけど、
僕はそれをいうためにすごい苦労をしている」と河合先生が言う。
そうかぁ、「その真ん中」かぁ....
二者択一で考えちゃうから、「生きにくい」のかぁ。
けれど、重さがしっかりとある。
ナバホのお話も読めて、嬉しい。
ばななさんが少し、生徒のような印象で
初々しいです。
アムリタが読みたくなります。
読んで良かった本。
気軽に読め、写真も装丁も内容も、穏やかでほのぼのとしていて、癒されます。
しかし、この本によれば、ヒーリング(癒し)とは、リラックスのことで、真の癒し(治る、ということ)とは、心地よいだけではなく、
「痛い目に遭って、ぎりぎりのところで残ったものがヒーリング」(吉本ばななさん)ということをおっしゃってます。
一般に「自己実現」といわれていることは、実は「他己実現」のことだ、自分のしたいことをする、カッコイイことが自己実現ではない、(河合隼雄さん)というのも、おもしろい。
でも、今どきは「キャラ」が決まっていて、判りやすくて、誰もが認める成功 (これらが、河合隼雄さんのいう「他己実現」なのでしょうが)という方が、自分も他人も「生きやすく」はありませんでしょうか?
というところの、発想の転換というか、小説家と心理療法家の深いところなのかと思います。
河合隼雄さんのユーモア(笑い話)と、ご自身のエピソードで語られる実は深ーい文化論も楽しい。
虐待ではなくて、「無関心」(自分の子供に対する)、という話も今現在でも通じるものがあるような気がします。
「一生懸命なようで無関心」、「手を掛けずにお金を掛けて済む無関心」、「普通の良い家庭なのに無関心」、つまり、大人が大人でない、大人になれない大人、でも、大人の「基準」がもう社会にはなくなっているのでわかりづらい、という話。
そういう無関心な大人の家庭に育った子供は 「不可解なヘンなことをドカーンとやる場合が多い」、って、ドカーンが具体的には謎ですが、愛されない辛さ、とでもいうものを抱えた中高生がイメージされます。
題名の「なるほどの~」のいわれは、笑ってしまった。
小説じゃないので、ネタバレにはならないと思いますが、河合隼雄さんは奥さんに 「あなたは『なるほど』言うて、だいぶ金儲けしている」(関西弁!)といわれるそうです。
(おふたりとも、聞き役が多いそうです。河合隼雄さんは仕事で。ばななさんは書く方が得意!?)
素人がおしゃべりしただけでは、こんな一冊の本にはならないでしょう。
そういう意味でも、「なるほど」。
お二方とも、もう20年も前の一時期に何冊かを夢中で読みましたが、「河合先生」は亡くなってしまわれて、改めて懐かく、寂しく、いろいろ発見のある楽しい読書タイムになりました。
対談のセッティングされた、京都の「町屋」というのにも泊まってみたくなりました。
吉本さんの「困った人や苦しい人にむけて書きたい」という物書きと
しての姿勢が印象に残った、ほのぼのとした対談で楽しめる一冊で
ある。