ブックオフで買ったヤツ。ブックマークのための左上の折れ目がたくさん付いていた。
モノクロの写真がいくつか掲載されている。
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コスプレ-なぜ日本人は制服が好きなのか (祥伝社新書128) 新書 – 2008/9/26
三田村 蕗子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
日本ほど制服(ユニフォーム)がもてはやされている国はない。
寿司職人までがネクタイを締め、お受験に付き添うママたちは誰もが「ブラック・フォーマル」がお約束。制服業界なるものが成立し、服飾界でかなりの市場を有するのは、みなが仕事中に制服を着ることを望んでいるからだ。
著者は、日本人の、これほどまでの制服好きの理由を、「思考停止」と「コスプレ」にあると喝破した。きっと、誰もが、仕事中は服装のことなど考えたくなく、その仕事のプレーヤーになりきりたい(コスプレ化)のだ。その考えを立証するため、関連業界に幅広い取材を行ない、今の日本を取り巻く制服の現状を次々と明らかにしていく。
制服を知ることは日本を知ること。本書は、制服を通して日本を考える、新しくてユニークな「日本論」です。
寿司職人までがネクタイを締め、お受験に付き添うママたちは誰もが「ブラック・フォーマル」がお約束。制服業界なるものが成立し、服飾界でかなりの市場を有するのは、みなが仕事中に制服を着ることを望んでいるからだ。
著者は、日本人の、これほどまでの制服好きの理由を、「思考停止」と「コスプレ」にあると喝破した。きっと、誰もが、仕事中は服装のことなど考えたくなく、その仕事のプレーヤーになりきりたい(コスプレ化)のだ。その考えを立証するため、関連業界に幅広い取材を行ない、今の日本を取り巻く制服の現状を次々と明らかにしていく。
制服を知ることは日本を知ること。本書は、制服を通して日本を考える、新しくてユニークな「日本論」です。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2008/9/26
- ISBN-104396111282
- ISBN-13978-4396111281
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商品の説明
著者について
ノンフィクション作家。ファッションやブランドに造詣が深く、「夢と欲望のコスメ戦争」(新潮新書)「ブランドビジネス」(平凡社新書)などがある。
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本著は、制服論だ。
「私たちは、社会的に求められ知恵る役割を自ら演じようとする傾向がある」。という意味で、本のメインタイトルは「コスプレ」となっている。
CA、ナース、OL制服、セーラー服、お受験ママ服。美容部員。
章ごとにそれぞれの制服の歴史、特徴と役割を分析している。
著者は、特に制服を着るOLとお受験ママには厳しい。
制服を着るOLに対しては、
・毎日、何を着て行こうか考えなくてすむので楽しい。
・私服が汚れなくてすむ
・通勤時に、好きなお洒落できる。
・気分を仕事モードに切りかえやすい。
以上の調査をもとに、
「彼女たちの賛成理由の中で、唯一『それは言えている』と納得できたのは、『考えずにすむので楽』という言い分だった。<略>手間を書けない、思考せずにすむというのは何と楽なことなのか。まさに思考停止の楽園だ」。
OLは甘やかされすぎだ、批判する。
次はお受験ママ。
著者は、カタログのモデルが、同じ服を10枚着ている写真を見る。しかし、実は10着が全く違うブランドだと知ることによって、
「お受験に臨む「母」は、控えめで知的で聡明であっても、個性的ではいけないのである<略>どんなに学校側が『お母さんの服装は関係ありません』と言ったところで、失敗したくないと必死なお母さんの耳には届かない。不合格になったときに、『あれが失敗だったのだ』と悔やみたくないのである」。
「これさえ着れいれば、間違えはおきない」。というお受験ママの疑似的制服を非難する。
この本って、制服批判?と思いきや、CAの制服、ナースウエアに関しては、肯定的だ。改善点を意欲的に指摘する。
CAに対しては、
「そろそろ日本の企業も独自のスタイルを打ち出す時期だ。スチュワーデスの制服はもっと戦略的に使われていい」。
企業としては、どうありたいのか。何を目指すのか。意思を明確にすべきだと指し示す。
次はナース。
「白衣とはこうあるべきだという先入観、既成概念、伝統の固執、なじみの業者に頼めばいいという思考停止<略>『みんなはどんなモノを選んでいるのか』を気にするあまり、結局、他人とは大きく違わないモノを選ぶ傾向が強い」。と、まだまだ白い巨塔状態の医療現場を懸念。そして「アメリカでは絶滅しかけている白衣」の利便性を追求する。
最後に、著者は、制服は楽しくあるべきだと主張する。
「楽しい制服とは、働きやすく作業しやすく、着用者にプライドを持たせ、モチベーションを高め、企業や店の広告宣伝につながるような、『広告フルスロットルの制服だ』。どんな風に着こなすか、何を演出したいのか、同じ制服を着るにしても、それらを自分の頭で考えるのと考えないのでは、得られる効果が全く違う」。
著者は大学卒業後、出版社に勤務。その後フリーのジャーナリストになった。本著はキャリアウーマンである著者の価値観が色濃く表れている。手厳しい制服論に背筋がピンと伸びる。仕事に対する姿勢に対しても考えさせられる一冊だ。
「私たちは、社会的に求められ知恵る役割を自ら演じようとする傾向がある」。という意味で、本のメインタイトルは「コスプレ」となっている。
CA、ナース、OL制服、セーラー服、お受験ママ服。美容部員。
章ごとにそれぞれの制服の歴史、特徴と役割を分析している。
著者は、特に制服を着るOLとお受験ママには厳しい。
制服を着るOLに対しては、
・毎日、何を着て行こうか考えなくてすむので楽しい。
・私服が汚れなくてすむ
・通勤時に、好きなお洒落できる。
・気分を仕事モードに切りかえやすい。
以上の調査をもとに、
「彼女たちの賛成理由の中で、唯一『それは言えている』と納得できたのは、『考えずにすむので楽』という言い分だった。<略>手間を書けない、思考せずにすむというのは何と楽なことなのか。まさに思考停止の楽園だ」。
OLは甘やかされすぎだ、批判する。
次はお受験ママ。
著者は、カタログのモデルが、同じ服を10枚着ている写真を見る。しかし、実は10着が全く違うブランドだと知ることによって、
「お受験に臨む「母」は、控えめで知的で聡明であっても、個性的ではいけないのである<略>どんなに学校側が『お母さんの服装は関係ありません』と言ったところで、失敗したくないと必死なお母さんの耳には届かない。不合格になったときに、『あれが失敗だったのだ』と悔やみたくないのである」。
「これさえ着れいれば、間違えはおきない」。というお受験ママの疑似的制服を非難する。
この本って、制服批判?と思いきや、CAの制服、ナースウエアに関しては、肯定的だ。改善点を意欲的に指摘する。
CAに対しては、
「そろそろ日本の企業も独自のスタイルを打ち出す時期だ。スチュワーデスの制服はもっと戦略的に使われていい」。
企業としては、どうありたいのか。何を目指すのか。意思を明確にすべきだと指し示す。
次はナース。
「白衣とはこうあるべきだという先入観、既成概念、伝統の固執、なじみの業者に頼めばいいという思考停止<略>『みんなはどんなモノを選んでいるのか』を気にするあまり、結局、他人とは大きく違わないモノを選ぶ傾向が強い」。と、まだまだ白い巨塔状態の医療現場を懸念。そして「アメリカでは絶滅しかけている白衣」の利便性を追求する。
最後に、著者は、制服は楽しくあるべきだと主張する。
「楽しい制服とは、働きやすく作業しやすく、着用者にプライドを持たせ、モチベーションを高め、企業や店の広告宣伝につながるような、『広告フルスロットルの制服だ』。どんな風に着こなすか、何を演出したいのか、同じ制服を着るにしても、それらを自分の頭で考えるのと考えないのでは、得られる効果が全く違う」。
著者は大学卒業後、出版社に勤務。その後フリーのジャーナリストになった。本著はキャリアウーマンである著者の価値観が色濃く表れている。手厳しい制服論に背筋がピンと伸びる。仕事に対する姿勢に対しても考えさせられる一冊だ。
2010年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
制服やナンチャッテ制服についての本であり,最近 「コスプレ」 ということばからうける印象とこの本の内容はかなりちがっている. しかし,スチュワーデスとかナースとか,学校の面接をうける子供の母とかの役割を演じるための服装としての制服の話であるから,アニメの登場人物を演じるための服装とそれほど差はないともいえるだろう. そういう意味ではやはり 「コスプレ」 の本なのだろう.
2016年5月6日に日本でレビュー済み
コスプレというオタク用語を使い、正しいイメクラの消費者を批判するという、正にオタク差別者には絶対に書けない、制服フェチ批判。
その中でも看護師の制服は海外ドラマファンが感心する内容。
「この看護士、何で手術着を着ているんだろう。」と思っていたら、あの白衣は日本特有だと知って、納得。
オタクこそ、正しいイメクラや制服フェチを棚に上げる凡庸な悪と戦う為に読んだ方がいい。
その中でも看護師の制服は海外ドラマファンが感心する内容。
「この看護士、何で手術着を着ているんだろう。」と思っていたら、あの白衣は日本特有だと知って、納得。
オタクこそ、正しいイメクラや制服フェチを棚に上げる凡庸な悪と戦う為に読んだ方がいい。