世知辛い世の中だと思います。
会社で同僚の気を遣ったり,仕事は常に成績を求められ,気の抜けない毎日を送っておられる方も多いと思います。
そんな,緊張で神経が張りつめている方にオススメの本だと思います。
ぱっとこの本の適当なページを開いて,そこに書かれた詩を読んでみましょう。
自分らしく,あるがままに生きた老子の言葉と,著者による読みやすい訳で,心に癒しと安らぎを与えてくれると思います。

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心が安まる老子 単行本 – 2006/2/1
自分の心がしっかりと落ち着いていれば、どんなことがあっても、深い谷のように、流れる水を静かに受け入れることができる。真っ白なものは、白さが際だつと、かえって、汚れているように見える。すばらしい生き方もすばらしいがゆえに、未完成に見える――。
>本書は中国古典「老子」を思い切って意訳することで、今日の余裕のない競争社会、ギスギスしがちなビジネス・パーソンの心に、少しでも安らぎとくつろぎを提供したいとの思いから出版されました。
読みやすく、かつ「老子」の思想のコアの部分が、すんなり染み入るように心がけています。仕事や人生に疲れたとき、心の重荷をひとまず下ろしてゆったりしたいとき、本書は好適であり、「老子」原典を読む前の入門編としてもおすすめです。
>本書は中国古典「老子」を思い切って意訳することで、今日の余裕のない競争社会、ギスギスしがちなビジネス・パーソンの心に、少しでも安らぎとくつろぎを提供したいとの思いから出版されました。
読みやすく、かつ「老子」の思想のコアの部分が、すんなり染み入るように心がけています。仕事や人生に疲れたとき、心の重荷をひとまず下ろしてゆったりしたいとき、本書は好適であり、「老子」原典を読む前の入門編としてもおすすめです。
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社PHPエディターズ・グループ
- 発売日2006/2/1
- ISBN-104569648835
- ISBN-13978-4569648835
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商品の説明
著者からのコメント
周囲がめまぐるしく変化していくなかで、どうやって自分は生きていったらいいのだろうと思ったときに、「ああ、これでよかったのだ」と気づかせてくれることでしょう。なにを隠そう、訳した私が一番癒されたかもしれません。この本から、それぞれの老子の道を見つけていただければ幸いです。(伊藤淳子)
著者について
神奈川県鎌倉市出身。
登録情報
- 出版社 : PHPエディターズ・グループ (2006/2/1)
- 発売日 : 2006/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 228ページ
- ISBN-10 : 4569648835
- ISBN-13 : 978-4569648835
- Amazon 売れ筋ランキング: - 943,727位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 70位老子
- - 316位諸子百家・儒教・道教
- - 385位中国の思想(一般)関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
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神奈川県鎌倉市出身。鎌倉高校OG。凸版印刷内カニセデザイン事務所を経て、編集者に。「CanCam」「ViVi」「プチセブン」「25ans」「マフィン」「フラウ」など多くの女性誌創刊・編集に関わり、世界各地を取材。1988年に株式会社エイガアル(A-Girl)設立(2014年に解散)。女性マーケティング、女性起業家やSOHOワーカー支援などの草分け的存在で、地域情報化や農商工連携・6次産業化などをテーマにした講演も全国各地で行っている。総務省地域情報化アドバイザー、農林水産省「農業女子」プロジェクト・サポーター、公益社団法人日本フードスペシャリスト協会理事、女性起業家ネットワーク「リーダース」および「農と食女性協会」代表。好きな音楽はBluegrass。愛猫はチビタ。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年3月12日に日本でレビュー済み
原典を読んでいないので わからないのですが、『老子』とはリーダー論なのでしょうか。
著者がアレンジしたものなのでしょうか。いずれでもかまわないのですが、...
『この本』はリーダー論だと思います。
仕事が進んでいる中で「あぁ、そういえばそういう人がいた」とまわりに思わせる人が最高
のリーダー、次が「親しみをもてる」人、やや落ちて「恐がられる」人、最もよくないのは
「馬鹿にされる」人。 ...これはかなり当たっていると思います。『上善水の如し』、『和光
同塵』…など聞いたことがある言葉が その前後関係から解説されます。
リーダーは、本来 部下に対して「放任無干渉」がよい…というような(私には)頷けない
ところもありますが…そんな瑣末な言いまわしにこだわらずに読める本です...もっとも、
そんな瑣末なことにこだわるな、といっているのがこの本なんですが。
著者がアレンジしたものなのでしょうか。いずれでもかまわないのですが、...
『この本』はリーダー論だと思います。
仕事が進んでいる中で「あぁ、そういえばそういう人がいた」とまわりに思わせる人が最高
のリーダー、次が「親しみをもてる」人、やや落ちて「恐がられる」人、最もよくないのは
「馬鹿にされる」人。 ...これはかなり当たっていると思います。『上善水の如し』、『和光
同塵』…など聞いたことがある言葉が その前後関係から解説されます。
リーダーは、本来 部下に対して「放任無干渉」がよい…というような(私には)頷けない
ところもありますが…そんな瑣末な言いまわしにこだわらずに読める本です...もっとも、
そんな瑣末なことにこだわるな、といっているのがこの本なんですが。
2006年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
老子の説く「無為自然」の教えを、すごくわかりやすく訳してあります。
訳者の暖かい人柄がにじみ出ている感じ。
物質至上主義の現代、つい周りと見比べて競争してしまうことが多い、
世知辛い世の中で、立ち戻りたい原点がそこにあります。
リーダーとしても、1人の人間としても、つい忘れてしまう本当に大事な
こと。
読んで、「そう、それでいいのよね」とホッとしたり、納得したり。
ただ、毎日を過ごしていると、つい忘れてしまいがち。
一度読んで終わり、ではなく、常に手元に置いて、繰り返し、繰り返し、
何度も読み返す。各章のタイトルを読み返すだけでもいい。
そういう本。
「心に染み入る」老子です。
中身だけでなく、カバーもとてもキレイで、素敵な仕上がりです。
訳者の暖かい人柄がにじみ出ている感じ。
物質至上主義の現代、つい周りと見比べて競争してしまうことが多い、
世知辛い世の中で、立ち戻りたい原点がそこにあります。
リーダーとしても、1人の人間としても、つい忘れてしまう本当に大事な
こと。
読んで、「そう、それでいいのよね」とホッとしたり、納得したり。
ただ、毎日を過ごしていると、つい忘れてしまいがち。
一度読んで終わり、ではなく、常に手元に置いて、繰り返し、繰り返し、
何度も読み返す。各章のタイトルを読み返すだけでもいい。
そういう本。
「心に染み入る」老子です。
中身だけでなく、カバーもとてもキレイで、素敵な仕上がりです。
2009年5月10日に日本でレビュー済み
なんだか難しそうという理由で、老子を敬遠していた自分のような人間の
入門書としてはいいように思うのですが、
あえて異論を述べると、とても分かりやすく意訳されているので、ひっか
かりがなく、返って分かりにくくなっているいる部分もあるのでしょうか。
同じく、老子を詩にした加島さんや新井さんの本に比べて、その傾向は強い
ような気がします。
ただし、通読しやすいので、老子全体の思想や考え方は伝わってきます。
自然、それは谷だったり、水だったり、空気だったり、また木だったりします
が、自然のように生きようという発想が見えてきます。
この本を読んだ後に、「老子」の原本をを読んで見たいくなりました。
入門書としてはいいように思うのですが、
あえて異論を述べると、とても分かりやすく意訳されているので、ひっか
かりがなく、返って分かりにくくなっているいる部分もあるのでしょうか。
同じく、老子を詩にした加島さんや新井さんの本に比べて、その傾向は強い
ような気がします。
ただし、通読しやすいので、老子全体の思想や考え方は伝わってきます。
自然、それは谷だったり、水だったり、空気だったり、また木だったりします
が、自然のように生きようという発想が見えてきます。
この本を読んだ後に、「老子」の原本をを読んで見たいくなりました。
2006年3月27日に日本でレビュー済み
私はこの本で「安心の力」の大切さを学びました。
心が安まる中で、毎日を過ごすことができれば、
楽しく生活することができます。
「楽しい」というと、刺激的なことが多いです。
一方、安心が楽しさを生むということは忘れがちです。
当たり前すぎるのかもしれません。
最初はリーダー論かと思いましたが、
実は「安心の力」をメッセージしたいのだと思いました。
一人・一人が安心を生み出すリーダーであれば、
社会に安心がたくさん生まれて、
ふるさとになると思います。
安心をつくるために、生きたい。
そんな気持ちにさせてくれます。
心が安まる中で、毎日を過ごすことができれば、
楽しく生活することができます。
「楽しい」というと、刺激的なことが多いです。
一方、安心が楽しさを生むということは忘れがちです。
当たり前すぎるのかもしれません。
最初はリーダー論かと思いましたが、
実は「安心の力」をメッセージしたいのだと思いました。
一人・一人が安心を生み出すリーダーであれば、
社会に安心がたくさん生まれて、
ふるさとになると思います。
安心をつくるために、生きたい。
そんな気持ちにさせてくれます。
2007年7月22日に日本でレビュー済み
かの有名な老子を詩のように書いた本です。
老子自体は、人間の生き方の根本みたいなことが書かれているので、
読んで見るとかなり面白いのですが、がちょっと分かりにくいのが難点でした。
この本はそれを詩的に表すことによってとても分かりやすくなっていますし、
老子の言っていることも本当はこんな感じなんじゃないかなと思います。
働いていたりすると上司や周りの人からああしろ、こうしろと言われる時があるし、
家族からもいろんなことを言われると、自分自身でも何をしたら良いのか分からなくなる時がありますが、
そんな時にこの本を読むとなんだかほっとします。
「あるがままに生きればいい」
「いいことも、わるいことも、かならず繰り返す」
こう言ってもらえるだけで「そうだよな」って思えますし、
精神的にかなり楽になります。
疲れているときや、イライラしているときや、落ち込んでいるときには
この本を読んで癒されたいものです。
老子自体は、人間の生き方の根本みたいなことが書かれているので、
読んで見るとかなり面白いのですが、がちょっと分かりにくいのが難点でした。
この本はそれを詩的に表すことによってとても分かりやすくなっていますし、
老子の言っていることも本当はこんな感じなんじゃないかなと思います。
働いていたりすると上司や周りの人からああしろ、こうしろと言われる時があるし、
家族からもいろんなことを言われると、自分自身でも何をしたら良いのか分からなくなる時がありますが、
そんな時にこの本を読むとなんだかほっとします。
「あるがままに生きればいい」
「いいことも、わるいことも、かならず繰り返す」
こう言ってもらえるだけで「そうだよな」って思えますし、
精神的にかなり楽になります。
疲れているときや、イライラしているときや、落ち込んでいるときには
この本を読んで癒されたいものです。
2022年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは翻訳ではなく老子を元に自作されたポエムではないのでしょうか。わかりやすくはありますが、他の翻訳本と比べるとかなりオリジナルな内容です。
参考文献も既に翻訳された本やその解釈本のみです。元にした版本についての言及はありません。
ご自身の独断が入りすぎていて、老子に学ぶ〇〇論のようなしかるべきパッケージで出した方が良さそうです。少なくともこの方を訳者だとは少しも思いませんでした。ポエマーです。
参考文献も既に翻訳された本やその解釈本のみです。元にした版本についての言及はありません。
ご自身の独断が入りすぎていて、老子に学ぶ〇〇論のようなしかるべきパッケージで出した方が良さそうです。少なくともこの方を訳者だとは少しも思いませんでした。ポエマーです。
2006年3月16日に日本でレビュー済み
「老子」は、汲めども尽きない世界です。数限りない読み方が可能なようです。この本は、いろんな職業人として(雇う人も雇われる人も、そして生活人としてもですが)の読み方を示してくれました。人としてまっとうに生きたい、しかし、うまくいかないことの多い職場。そんな中で、心安まる示唆を拾い上げることの出来る泉として著者の伊藤さんは「老子」を読み取りました。それを詩の形式により意訳して示してくれました。老子は詩である、ということは加島祥造さんが常々おっしゃり、「加島老詩」をものしておられます。読者それぞれが、「老子」を読みながら自分の「老詩」を作ってみるとおもしろそうです。