今、日本国内は民主党政権誕生やら、地方分権がどうのこうの・・等の話題だけで、ヒステリックに騒がれすぎ、その状態に不健全さを覚えている。
藤井厳喜先生の勉強会で、環境経済から見た近未来を考えるのに便利な入門書と薦められ、最近になってこの本を知った。
日本人の多くは製造業、またはその関連産業に何らかの形で関わっている事が多く、景気、経済を心配するなら、「ばら撒き政策」をあてにして、より先の未来を絶望的にすると分かっている目先の狂乱騒ぎNEWSに目を取られている時間があるなら、今こそ冷静に、これらの環境経済を中心とした「対米関係」をシッカリ、様々な角度から考え、自分でどう手を打っていかなければいけないのか?
活路の開き方を考えなければいけないと思う。
その点、この本は、様々な観点から多くの専門家のそれぞれの立場からの違った意見があるのが面白い。
単なる同調的な意見でないところが、かえって頭の体操になり、有意義な討論会を聞きつつ、本なのでジックリと立ち止まっては考え、調べながら読む事も出来、味わい深い。
発売から少し経っているようで、本屋で見かける事がないのが残念で、こうした誰かの推薦やツテでしか知りにくい状況だが、是非、これは周囲のビジネスマンに薦めたい一冊である。

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環境バブルで日本が変わる! オバマ大統領「グリーン・ニューディール」の激震 (別冊宝島1617) 大型本 – 2009/4/18
山本伸
(著)
オバマ大統領が、就任直後に打ち出した「グリーン・ニューディ-ル政策」。雇用対策のように思われていますが、実は次の経済システム構築のための布石です。今後アメリカは、EUと手を組み、排出権(CO2)を軸にした新しい金融経済構築へ向かいます。地球温暖化の犯人がCO2かどうかはこの際関係ありません。CO2が金融商品になるのです。このムックでは、オバマ大統領周辺の環境人脈、ゴアの『不都合な真実』の背景をはじめ、目からうろこの話が満載です。
- 本の長さ111ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2009/4/18
- ISBN-104796670556
- ISBN-13978-4796670555
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2009年9月4日に日本でレビュー済み
2009年10月7日に日本でレビュー済み
『ドンと来い!大恐慌』の読後、ここ最近の藤井さんの色んなテーマの発言を読みたくてNETで探していていた。
環境経済モノのビジネス座談会、対談集の中では一番面白い!
他の山本伸さん、浜田さんという違った立場からの話の展開も面白く、是非この御三方の未来志向の環境技術や経済モノの対談本は本当に読んでみたいと思った。
この本は、環境経済モノには、たいていパターンがあって、それが見えすぎていて環境ビジネス雑誌に読み厭き、フラストレーションを感じている人にこそお薦めである!
この特別座談会の鼎談だけで十分に買ったかいはあったが、更に、雑誌感覚で色々な環境技術や政策の情報がガイドブック的にたくさん、見渡せるのも教養を広げられ、知的な刺激になる。
本屋にこのムックの号が探せないのが実に残念である。発売から数カ月経過しているが、今読んでも、外していないところが尚、評価できる。
環境経済モノのビジネス座談会、対談集の中では一番面白い!
他の山本伸さん、浜田さんという違った立場からの話の展開も面白く、是非この御三方の未来志向の環境技術や経済モノの対談本は本当に読んでみたいと思った。
この本は、環境経済モノには、たいていパターンがあって、それが見えすぎていて環境ビジネス雑誌に読み厭き、フラストレーションを感じている人にこそお薦めである!
この特別座談会の鼎談だけで十分に買ったかいはあったが、更に、雑誌感覚で色々な環境技術や政策の情報がガイドブック的にたくさん、見渡せるのも教養を広げられ、知的な刺激になる。
本屋にこのムックの号が探せないのが実に残念である。発売から数カ月経過しているが、今読んでも、外していないところが尚、評価できる。
2009年7月20日に日本でレビュー済み
TVニュースの「環境ネタ」情報に振り回されないよう、こういった様々な視点からの考え、発想を知り、幅を広げておく事が重要な時代になってきたと実感する。
実は、国際アナリスト藤井氏、絶賛の薦めで、発売当初から知ってはいたが、中々「環境問題」の本を買う気にはなれなくて、立ち読み程度だった。
しかし、今になって、こうした「特集号」物ならではの、視野を広げる重要性、環境問題に直接関係ないと関わりたくないと思って今まで来た人にこそ、「経済トレンド」「情勢分析」に不可欠な予備知識としても、こうした情報が必要不可欠になってきたと痛感する。
そうしたこのジャンルへの関心が「薄かった」、何冊も環境経済ものを買ってまでは読みたくない、、
しかし、一般の雑誌に少し出てくる特集記事だけでは深いところが分からない・・といった人にこそ寧ろ御薦めでお得な一冊なのではないか?と実感する。
オバマ政権の実態、それが日本のごく一般の生活者に政策を通じ、どう関係してくるか?
そうした事も考えさせてくれた。
実は、国際アナリスト藤井氏、絶賛の薦めで、発売当初から知ってはいたが、中々「環境問題」の本を買う気にはなれなくて、立ち読み程度だった。
しかし、今になって、こうした「特集号」物ならではの、視野を広げる重要性、環境問題に直接関係ないと関わりたくないと思って今まで来た人にこそ、「経済トレンド」「情勢分析」に不可欠な予備知識としても、こうした情報が必要不可欠になってきたと痛感する。
そうしたこのジャンルへの関心が「薄かった」、何冊も環境経済ものを買ってまでは読みたくない、、
しかし、一般の雑誌に少し出てくる特集記事だけでは深いところが分からない・・といった人にこそ寧ろ御薦めでお得な一冊なのではないか?と実感する。
オバマ政権の実態、それが日本のごく一般の生活者に政策を通じ、どう関係してくるか?
そうした事も考えさせてくれた。
2009年5月11日に日本でレビュー済み
株式市場に投資している個人投資家、ひょっとして機関投資家も絶対読んでおくべき本だと思う。
ここのところ、日本の株価はかなり順調に回復してきたが、株式市場の所謂テーマというものを差具しあぐねている。
この本の指摘する環境バブルが本当に来るかどうかは?正直言って私は良く分からないが、株式市場に投資している人は絶対に読んでおくべき本の1つだと思う。なぜなら株価を非常に大きく上昇させていく世界的なシナリオがここに書かれているからだ。
いわば非常に大きな世界経済のトレンドをこの本は指摘している。
こういったトレンド、「テーマ」は決して自然に生まれてくるものではなくて、寧ろ人為的に作りあげられてゆくものだと思う。
一定のシナリオを作る有力な人々がいて(それを情報操作と読んでもいいと思うが)それに従い大部分の市場参加者が自らのマネーを動かしてゆくそのようにして株式市場は動いていくのだと思う。
次に今からおきつつある大きな株式市場上昇のテーマは所謂「グリーンビジネスである」というのがこの本の主張であって、それはアメリカにおけるオバマ政権の誕生と共にとても現実的なシナリオになってきている。実利的にも情報ウォッチング的にも注目すべき一冊だ。
ここのところ、日本の株価はかなり順調に回復してきたが、株式市場の所謂テーマというものを差具しあぐねている。
この本の指摘する環境バブルが本当に来るかどうかは?正直言って私は良く分からないが、株式市場に投資している人は絶対に読んでおくべき本の1つだと思う。なぜなら株価を非常に大きく上昇させていく世界的なシナリオがここに書かれているからだ。
いわば非常に大きな世界経済のトレンドをこの本は指摘している。
こういったトレンド、「テーマ」は決して自然に生まれてくるものではなくて、寧ろ人為的に作りあげられてゆくものだと思う。
一定のシナリオを作る有力な人々がいて(それを情報操作と読んでもいいと思うが)それに従い大部分の市場参加者が自らのマネーを動かしてゆくそのようにして株式市場は動いていくのだと思う。
次に今からおきつつある大きな株式市場上昇のテーマは所謂「グリーンビジネスである」というのがこの本の主張であって、それはアメリカにおけるオバマ政権の誕生と共にとても現実的なシナリオになってきている。実利的にも情報ウォッチング的にも注目すべき一冊だ。
2009年10月9日に日本でレビュー済み
メインの特別ロング座談会の鼎談者、藤井厳喜氏のシンポジウム会場で知り、購入。久々に安心して読める環境経済モノだ。
環境イデオロギーの押しつけもなく、単に環境問題礼讃色もなく、純粋に一般的なビジネスマンが現実的に知的な未来トレンドを考えるガイドブックとして読めるところが優れものだ。
保守論客としての氏が薦めるムックであっただけあり、左派的お説教がましい「環境本アレルギー」がある読者にこそ必読の一冊だ。
是非、一刻も早めに、国際経済を真剣に考えるビジネスマンにこそ読んでほしいと思った。
環境イデオロギーの押しつけもなく、単に環境問題礼讃色もなく、純粋に一般的なビジネスマンが現実的に知的な未来トレンドを考えるガイドブックとして読めるところが優れものだ。
保守論客としての氏が薦めるムックであっただけあり、左派的お説教がましい「環境本アレルギー」がある読者にこそ必読の一冊だ。
是非、一刻も早めに、国際経済を真剣に考えるビジネスマンにこそ読んでほしいと思った。
2009年5月10日に日本でレビュー済み
特別ロング座談会に出ている藤井さんのサイトで紹介されてあり、購入。
別冊宝島の特集ならではの企画のバラエティの豊富さは、1冊で様々な人の考えを知れたり、今のトレンド「環境経済」情報の専門家の色々な視点からの考え方や見方が一気に学べてお得だと思った。
最近、大型書店でも色々な環境経済の専門書、分厚い経済学者の書いたグリーン・ニューディールやオバマ大統領ものの本が並べられるが、主に、どういう立場からのどんな考え方(狙い)があるのかを短時間に分かりやすく「入門ガイドブック」的に知れて、かつ知的な刺激に富んだものは中々ない。
TV等の一方向からの情報でなく、「色々な考え方・見方」が知れたのが最大の収穫で参考になりました。
別冊宝島の特集ならではの企画のバラエティの豊富さは、1冊で様々な人の考えを知れたり、今のトレンド「環境経済」情報の専門家の色々な視点からの考え方や見方が一気に学べてお得だと思った。
最近、大型書店でも色々な環境経済の専門書、分厚い経済学者の書いたグリーン・ニューディールやオバマ大統領ものの本が並べられるが、主に、どういう立場からのどんな考え方(狙い)があるのかを短時間に分かりやすく「入門ガイドブック」的に知れて、かつ知的な刺激に富んだものは中々ない。
TV等の一方向からの情報でなく、「色々な考え方・見方」が知れたのが最大の収穫で参考になりました。