中古品: ¥1,777
配送料 ¥257 3月30日-31日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 3月30日 土曜日にお届け(13 時間 42 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 非常に良い
コメント: 【状態良好】 【書き込みなし】◇◆amazon専用在庫◆◇ 目立ったイタミ・キズ等なく、良好な状態です。防水梱包にて迅速に発送いたします。検品には万全を期しておりますが、万一見落とし等ありましたらメールにてご連絡下さい。状況に応じて返金・返品の対応をさせて頂きます。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォローする

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

観想力 空気はなぜ透明か 単行本 – 2006/10/20

5つ星のうち3.9 86

商品の説明

著者からのコメント

(まえがきから抜粋)
「跳ぶ」ことの重要性

この本の副題 『空気はなぜ透明か』 は、第一章 常識の破壊、での例題から
とったものだ。
この一見不可思議な「問い」の意味はなんなのか、一体まともな「答え」なぞあ
るのか、その辺りは本文の中でおいおい語られる。ただ、ここではなぜこんなナ
ゾナゾを作ったのかということを述べよう。
これはもともと、私が新卒学生の採用面接向けに考えだしたものだ。
私との面接に辿り着くまでに、学生さんたちも大抵のことは試されている。ケー
ススタディをやってもらって情報処理能力や論理性を試される、グループ面接で
リーダーシップやコミュニケーション力を試される、適性試験で性格や志向を見
られる等々。皆さんよくぞ、くぐり抜けてくるものだ。そして最終関門として
私が待ち構える。
しかし敵(学生さん)もさるもの、準備は万端だ。応募先が20社、面接回数が40
回なんてヒトがザラにいる。大抵の質問に対して、模範解答がきちんと準備され
ている。「曖昧な問いに対しては、敢えて相手に問い返すべし」なんてことま
で、ちまたではノウハウ化・マニュアル化されているのだから驚きだ。
ただ、記憶力と演技力のテストをしているわけでないので、そんな典型的問いを
発して、典型的答えを聞いても仕方ない。
ならばどうするか。それなら受け身のとれないような、投げ方をしてみよう。ビ
ジネスでもなんでもない、知識の差も準備の差も出ないような「問い」を考えよ
う。それが「空気はなぜ透明か」だった。
そこで私が問うたものは、常識に縛られぬ「発想」の力だ。

私自身、19年の間、経営コンサルタント、戦略コンサルタントとして仕事をして
きて痛感してきたことがある。それは発想のジャンプの必要性だ。これは問題を
発見し、そして解決する、あらゆる局面でそうだ。
最近、問題発見力や問題解決力に関する色々な啓発書があるが、一般には問題
「解決」能力より問題「発見」能力の方が磨きにくい。
より対象とするモノの幅が広く、定型化が難しいからだ。
しかし、経営コンサルティングのように、解決手段の幅や種類が非常に広い場
合、問題解決も実は簡単ではない。そこには独創的な発想や新しい切り口が必要
になる。

ピラミッドや仮説だけでは大きく跳べない

戦略コンサルティングや企業戦略企画の実務において、ピラミッド式論理性と
分析で「答え」にたどり着くことはほとんどない。緻密な積み上げ方式では発想
のジャンプを得にくいからだ。発想のジャンプを得にくいだけでなく、限りな
い財力と人材を必要とするからだ。
仮の答え(仮説)をおいて、その検証という形で考えや作業を進めていく「仮説
思考」は、もちろん必須の方法だ。しかしこれまた、仮説の「質」次第で効
率的にもなれば非効率にもなる。
効率云々だけでなく、正しいか誤るかの問題もある。良い仮説を立てるというこ
とは、情報不足の中で答えを見透すことで、本質的に非常に高度な「技」であ
り、故に自分の今の思考能力・発想力以上には「跳べない」。発想力が貧しけれ
ば、その中での「正解」は創造的なものとはなりにくい。
では、実際の「戦略的かつ創造的な思考プロセス」において最も大事なもの
は何だろうか。もちろん基礎としての「論理」性や「重要」性(論点・議論
対象の重みを常に明確にすること)は言うまでもない。そして、その先にあるも
のは「視点・視座・切り口」と言われるものだ。
同じ事象を見ても人それぞれに感じ方は違う。常識的に見れば常識的な問題点や
結論しか出てこない。
物事をいかに観るか、そのポイントが視点、高さが視座、見透し方が切り口、と
言えるだろう。これらを、物事を正しく理解し見透す力として「観想力」と名付
けよう。

この書では、「ビジネス以外」「数字」というものを中心に、様々なタイプ
の戦略的な視点・視座・切り口を紹介していく。

特に第一章では、読者の中の隠れた常識、思考の檻を破壊する。そこでの最初の
例題が、「空気はなぜ透明か」だ。
この問いでは、ほとんどの人が、そもそも「何を聞かれているのかわからな
い」。常識的視点に囚われているが故である。他にも問いが「東京はなぜマン
ハッタンに比べて低層なのか」「イワシは何故値段が高くなったのか」と続く。
自由で正しい視点・視座・切り口を持つために、まずは常識発想を破壊しなけれ
ばならない。いかに自分が常識に縛られ、思い込みの捕囚(ほしゅう)となってい
るか、これらの問いを通じて、よく認識しよう。そしてそれを打破しよう。それ
なくして創造的戦略思考はありえない。

出版社からのコメント

本書は、東洋経済新報社の季刊 Think!に2005年秋号から06年夏
号までの4回にわたって連載された「戦略コンサルタントの観想力」を基点にし
ています。
連載当初から、多くのThink!読者からご質問が寄せられましたが、皆、「なん
としても大きな発想のジャンプを理解したい」「もっと練習をして観想力スキル
を得たい」という前向きなものでした。
読者アンケートなどでも高い評価がなされ、著者にとって連載時の原稿に10万余
文字を書き足して本書と成す、大きな原動力となったと思います。
「観想力」という「考え方」は今、この日本社会において必須、必然なのでしょ
う。大きく広く物事を見て、本質を見抜き、発想を大きくジャンプさせる。
そこにしかおそらく、次の時代への突破、ブレークスルーはないのでしょう。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東洋経済新報社 (2006/10/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 280ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4492555676
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4492555675
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.9 86

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
86グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2017年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年8月11日に日本でレビュー済み
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート