鏡家サーガ六作目。
鏡家サーガファンとしては、今後とも書いて欲しいところなのですが、需給バランスで言えば、私のようなモノは少数派なのでしょうね、残念です。

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青酸クリームソーダ〈鏡家サーガ〉入門編 (講談社ノベルス) 新書 – 2009/2/6
佐藤 友哉
(著)
普通の大学生、鏡公彦18歳。平均的な、何気なくコンビニエンスストアに出かけた夜。運悪く、最悪なことに目下殺人中の灰掛めじかに出会ってしまう。
それを「見て」しまった責任を取らされる公彦。それは、めじかの「殺人の動機」を1週間の期限で探ることだった――。
――ここから始める。ここから始まる――。
<鏡家サーガ>入門編、遂に幕開け!
それを「見て」しまった責任を取らされる公彦。それは、めじかの「殺人の動機」を1週間の期限で探ることだった――。
――ここから始める。ここから始まる――。
<鏡家サーガ>入門編、遂に幕開け!
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/2/6
- ISBN-104061825976
- ISBN-13978-4061825970
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/2/6)
- 発売日 : 2009/2/6
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4061825976
- ISBN-13 : 978-4061825970
- Amazon 売れ筋ランキング: - 900,983位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体的に淡々としていて盛り上がりに欠け、ストーリーに面白みがないです。
そのぶん鏡家の個性で補われてはいますが……
めじかと公彦の出会いからして破綻していたので、ラストも予想の範囲内。しかも『公彦と潤一郎』『公彦と稜子』の方が印象に残ってしまって、めじかの立場がないですよ。
フリッカー式が個人的に一番面白かったので「公彦が主人公」と聞いて期待していただけに残念です。
そのぶん鏡家の個性で補われてはいますが……
めじかと公彦の出会いからして破綻していたので、ラストも予想の範囲内。しかも『公彦と潤一郎』『公彦と稜子』の方が印象に残ってしまって、めじかの立場がないですよ。
フリッカー式が個人的に一番面白かったので「公彦が主人公」と聞いて期待していただけに残念です。
2010年6月24日に日本でレビュー済み
『
ファウスト 2008 summer vol.7
』に掲載,それを大幅に加筆・修正された作品で,
『鏡家サーガシリーズ』の5作目, 前作 からおよそ4年ぶりのシリーズ作品となります.
主人公を始め,アニメやサブカルを元にしたユーモアは シリーズの1作目 に近い感じで,
『鏡家』のフォローもあるなど,初めて,久々,どちらにも入りやすい印象を受けます.
とはいえ,登場人物やその世界観はやはり過去作を知っておいた方が楽しめるでしょうし,
1作目 を踏襲するような演出は,ファンならではの楽しみどころでニヤリとしてしまいます.
ただ,良くも悪くも突き抜けていた初期に比べれば『こぢんまり』とした感は拭えず,
終盤,「まさかダメミス?」と思わせ,そこから二転三転する流れはまずますでしたが,
どうもヒロイン側にページが割かれ,主人公も地味な為,今ひとつスッキリといきません.
その為かユーモアもくどくなってしまい,ただ賑やか,そして空回りしているのが残念です.
『鏡家サーガシリーズ』の5作目, 前作 からおよそ4年ぶりのシリーズ作品となります.
主人公を始め,アニメやサブカルを元にしたユーモアは シリーズの1作目 に近い感じで,
『鏡家』のフォローもあるなど,初めて,久々,どちらにも入りやすい印象を受けます.
とはいえ,登場人物やその世界観はやはり過去作を知っておいた方が楽しめるでしょうし,
1作目 を踏襲するような演出は,ファンならではの楽しみどころでニヤリとしてしまいます.
ただ,良くも悪くも突き抜けていた初期に比べれば『こぢんまり』とした感は拭えず,
終盤,「まさかダメミス?」と思わせ,そこから二転三転する流れはまずますでしたが,
どうもヒロイン側にページが割かれ,主人公も地味な為,今ひとつスッキリといきません.
その為かユーモアもくどくなってしまい,ただ賑やか,そして空回りしているのが残念です.
2009年2月19日に日本でレビュー済み
駄作ではない。クリスマス・テロルのように小説として重大な欠陥がある訳でもない(個人的な意見としてはそこまで問題だとは思ってはいないが)。また、物語としてのテーマが迷走してしまっている訳でもない。
けれど、鏡家サーガの最新作として評価するなら正直、微妙。
はっきり言って、展開構成キャラクターなど、全てに於いての要素が微妙過ぎるのだ。
まずは何と言っても、冒頭から終盤までの公彦とめじかとのやり取り。いやまぁ、何となくユヤタンの言いたい事は分かるのだけど、それにしてもこの展開は……という感じ。めじかの切実さが、無理のあり過ぎる展開の所為で今一つ伝わって来ない。公彦の反応も、(鏡家の一員だからという要素もあるかも知れないけれど)何処かしっくりと来ない。納得が行かない。それまでの作品の展開は、ぶっ飛んではいるものの、ある次元ですっと合点が行くような説得力があったのだが……今回の作品には少し、そういった底力みたいなものが欠けてしまっているような気がする。
……まぁ、読者の理解力欠如だと言われてしまえばそれまでの話なのですが(笑)。
テーマは一応しっかりしてます。潤一郎の推理と、その後のめじかの告白の、読者の目には一見ふざけているようにも映るその展開の意味は、「慾望」的な主張が込められているからだと思いますし、最早定番化している最後の最後のアレは、ユヤタンが作家やってる意味そのもののテーマの表れであるでしょうしね。
何だかんだ書きましたが、つまらなくはないですよ。小説としては良作です。鏡家サーガとしては惜しいという気持ちもありますが。
それも、入門編だからという事なのでしょうか。
☆4つはちょっと甘めです。
けれど、鏡家サーガの最新作として評価するなら正直、微妙。
はっきり言って、展開構成キャラクターなど、全てに於いての要素が微妙過ぎるのだ。
まずは何と言っても、冒頭から終盤までの公彦とめじかとのやり取り。いやまぁ、何となくユヤタンの言いたい事は分かるのだけど、それにしてもこの展開は……という感じ。めじかの切実さが、無理のあり過ぎる展開の所為で今一つ伝わって来ない。公彦の反応も、(鏡家の一員だからという要素もあるかも知れないけれど)何処かしっくりと来ない。納得が行かない。それまでの作品の展開は、ぶっ飛んではいるものの、ある次元ですっと合点が行くような説得力があったのだが……今回の作品には少し、そういった底力みたいなものが欠けてしまっているような気がする。
……まぁ、読者の理解力欠如だと言われてしまえばそれまでの話なのですが(笑)。
テーマは一応しっかりしてます。潤一郎の推理と、その後のめじかの告白の、読者の目には一見ふざけているようにも映るその展開の意味は、「慾望」的な主張が込められているからだと思いますし、最早定番化している最後の最後のアレは、ユヤタンが作家やってる意味そのもののテーマの表れであるでしょうしね。
何だかんだ書きましたが、つまらなくはないですよ。小説としては良作です。鏡家サーガとしては惜しいという気持ちもありますが。
それも、入門編だからという事なのでしょうか。
☆4つはちょっと甘めです。
2009年2月24日に日本でレビュー済み
「ファウストVol.7」に掲載された同タイトルが加筆修正されたものです。 佐藤友哉さんの作品を「フリッカー式」から愛読してきた者としては、この作品が出たことは素直に喜ばしいです。 ただし、その出来はと言うと何だか微妙。 「フリッカー式」の主人公である我らが鏡公彦が再び主人公となっています。 しかし視点変えもなし、事件起こるも謎なし疑念なし推理なしのないない尽くしに明け暮れています。 ですが創士、稜子、佐奈、那緒美、潤一郎、さらには癒奈さんまでと鏡家メンバー総出演。まあ、やたらとテンションの高いだけのトンデモ大家族になってしまっている気もしますが。 また鏡家にまつわるエピソードがいくつか明らかとなっており、ファンとしては嬉しいです。 ただし、物語としては本当に微妙です。 鏡家サーガでなければ☆3つはつけない、そんな作品です。 鏡家サーガのファンであるなら買い、推理小説が読みたい方は他を選んで下さい。と言った感じ。 とりあえず、 頑張れユヤタン。