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戦略的 クビにならない技術 会社はあなたのココを見ている 単行本 – 2009/5/20
「クビにならず幹部まで出世する社員」と「真っ先にリストラされる社員」の差は、ほんの紙一重です!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社すばる舎
- 発売日2009/5/20
- ISBN-10488399807X
- ISBN-13978-4883998074
商品の説明
著者からのコメント
100年に一度の不況と言われていますが、これから先もどんな時代になるかは誰にもわかりません。失われた10年どころか、崩壊の20年が来ないとは誰も言い切れません。
本書で紹介する、サラリーマンとして生き延びていくためのスキルが、この大混迷の時代を生きるみなさんにとって何らかのお役に立てば、筆者としてこれ以上の喜びはありません。
抜粋
私が子どもの頃、ビートたけしの少年期を描いた「たけしくん、ハイ!」というドラマがありました。高度成長期が今まさに始まろうとしていた時代の、下町を舞台にしたお話です。
ビートたけしの父親は腕のいいペンキ職人でした。父親は、「俺は自分の腕一本で稼いでいる」と豪語しているのですが、母親はこう反論します。
「何言ってるの。あんたは雨が降ったら稼げないでしょ。だから、うちの子はサラリーマン様にするの。給料取りなら、雨が降ろうが病気になろうが、毎月きちんとお給料がもらえる。こんな素晴らしい職業はない......」
当時の下町は、大工やペンキ塗りなどの職人さんや、肉屋、魚屋、酒屋、八百屋など、何らかの商売を営んでいる家がほとんどでした。つまり今で言うところの起業家だらけ。そうなると、会社に勤めて給料をもらうサラリーマンがあこがれの職業になり、不安定から抜け出し、安定した生活を手に入れることを多くの人たちが夢見ていたのです。
そこから高度成長期にサラリーマン神話が築かれ、一流大学を出て一流の企業に勤める
のが王道になりました。この流れは80年代後半のバブル時代にピークに達し、90年代前半のバブル崩壊から失われた10年で完全に崩壊します。終身雇用で成り立ってきた日本企業にリストラが導入され、サラリーマンが安定した職業ではなくなってしまったのです。
ひとつの神話が崩壊すると、新しい価値観が乱立してきます。インターネットの誕生をきっかけとした、ベンチャー企業ブームが巻き起こると、サラリーマンの価値は軽く見られるようになってきました。いわく、サラリーマンはかっこ悪い、起業家こそかっこいい。サラリーマンは不自由だ。フリーターや派遣社員で夢を追い続けることが自己実現だ。ひとつの会社にしがみつくのはみっともない。華麗に転職してキャリアアップする......。
今の世の中は、マスコミの影響もあって、針がどちらか一方に振れやすくなっています。もっと言えば、針を逆に振るために何かを貶めようとさえします。サラリーマンがかっこ悪い、サラリーマンが不安定、サラリーマンにやりがいがない。すべて本当ですか?ただ単に、サラリーマンが当たり前の世の中になったから、安定があるからこそ生活が成り立つことを忘れて、不安定な起業独立に良いイメージだけを持っているということは
ありませんか?
今ここで、もう一度冷静に考えてみましょう。
昔は不安定な起業家や個人事業主ばかりだったから、安定している給料取りのサラリーマンが輝いて見えた。今は、サラリーマンが当たり前だから、起業・独立が輝いて見えているだけのことです。すべて、隣の芝生が引き起こす幻想です。そんな世間の風潮に安易に流されてはいけません。
未曾有の経済危機と言われて、誰もが「この先、どうなるかわからない」と言っています。わからないのに、転職や起業・独立をして、自分もどうなるかわからない方向に行く必要はないでしょう。わからないなら、とりあえず安全な居場所に避難して、雨風をしのぐ、嵐が過ぎ去るのを待つのが、もっとも賢い方法です。つまり、サラリーマンを続けて
いくことが、この混迷の時代を生き抜く最善の策なのです。
著者について
ネクストサービス株式会社 代表取締役CEO。1967年、埼玉県出身。西武学園文理高等学校を経て駒澤大学を卒業後、世界最大級の総合人材サービス企業に入社。1年目から多くの派遣スタッフを管理し、その研修にも携わる。2003年ネクストサービス株式会社を設立、代表取締役CEOに就任。多くの優秀なビジネスパーソンとのネットワーク作りに成功する。現在は自主開催及び、東京商工会議所を初めとする各種団体やリクルート社・明治安田生命などの民間企業でセミナー・研修講師としても活躍。
主な著書に「誰にでもできるセミナー講師になって稼ぐ法」(同文舘出版)、「その他大勢から一瞬で抜け出す技術」「部下を動かす教え方」(日本実業出版)、「稼ぐ力が身につく大人の勉強法」(ダイヤモンド社)、「1000人のマーケットで1億稼ぐ!」(すばる舎)がある。
登録情報
- 出版社 : すばる舎 (2009/5/20)
- 発売日 : 2009/5/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 488399807X
- ISBN-13 : 978-4883998074
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,173,010位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

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セミナープロデューサー 出版プロデューサー 起業コンサルタント
ネクストサービス株式会社 代表取締役 日本心理カウンセラー協会 正会員
その他大勢から抜け出したい、士業・各種コンサルタント・起業家をトータルで支援する 戦略プロデューサー兼、コンサルタント。
父方の祖父は戦前、満州にて百貨店、自動車販売会社を経営。父は地元埼玉県にて40年続く建設 清掃会社の創業社長という起業家の家系に育つ。大学卒業後、業界大手の総合人材サービス企業 を経て、コンサルタントとして独立。
自身が企画し講師を務めるビジネスセミナーの参加者は延べ12,000名を超え、その中から600名以上の各種講師や、250名を超えるビジネス著者を世に送り出す。
著作は26冊。執筆した本は中国、韓国、台湾、タイ王国でも翻訳出版されている。
京都女子大学などの高等教育機関、東京商工会議所をはじめとする各種団体、リクルート社・明治安田生命・SMBCコンサルティングなどの民間企業より、講演・セミナー・研修依頼を受ける講師。 日本経済新聞・日経ビジネスオンライン・東洋経済オンラインなど、メディアからの取材も多い起業家。
主宰する「ビジネス著者養成スクール」(商業出版を目指す講座)での指導方法には定評があり、 出版企画を探す多くの編集者より厚い信頼・期待を受けている。
趣味はラン&ラーメン。ラン(ジョギング)は月間100キロ走が目標。ラーメンは年回100杯食す。2019年12月ハワイホノルル・フルマラソン(42.195キロ)完走。
●セミナー・講演・研修実績
京都女子大学、西武学園医学技術専門学校、東京都宅地建物取引業協会、東京商工会議所(新宿支部)、郡山商工会議所、白河商工会議所、SMBCコンサルティング、明治安田生命保険、 船井総合研究所、リクルート社(アントレ・フェアー)、百度(バイドゥ)、ライブドア、 広報達人会、志縁塾、セミナーズ、NPO法人ジャパンリーガル・パートナーズ、 石川県金沢市歯科医師団体CCCS、ほか
●取材実績日
日経新聞、日経産業新聞、日経ビジネ、Associe、日経BPオンライン、東洋経済オンライン、、別冊宝島(ハイパフォーマンス仕事術)、週刊SPA!、アントレ、 BIG tomorrow、日刊ゲンダイ、夕刊フジ、東京スポーツ、TBSテレビ、千葉テレビ、FM NACK5、 ほか
☆著者への連絡先
http://www.next-s.net
next@next-s.net
http://www.facebook.com/matsuo.akihito
☆ツイッター
http://twitter.com/Matsuo_Akihito
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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まさに 経営者の視点がわかる本です。
というのも自分も経営者ですが、このつぼをついてくる社員は 大切にしたいと思います。
コミュニティーやサークルに所属しているのなら その組織の代表や幹部の気持ちとして読むといいと思います。
そして 最後に著者が他の本にも書いていて推奨している 「FTTP」=複合的に徹底的にパクれ。
これは確実に効果があがりますので、ぜひ試してみてください。
わたしは この著者の黄色い本には相性がいいようです。
基本的には会社にとって倫理上問題がなければ、雇用関係を打ち切る事はないと思う。
あくまでも一方から(経営者)視点で書かれているので違和感はある。
「会社に隷属しろ」という、身も蓋も無いことしか言ってないですね。
起業、独立、転職がもてはやされ、サラリーマンが否定される
風潮がありましたが、「もちろん、起業や転職は凄いことだけど、サラリーマンだっ
てそんなに悪いものではないだろう」と思っていました。
この本を読んで自分の考えが間違っていなかったと思いました。
新卒サラリーマン、転職、経営者を経験した著者が、会社員として生きる
具体的な考え方とテクニックを書いていますが、よく読めば、人として生きていく
上で大事なことも示されています。
「会社があればこそ不平不満が言える」「お金をもらいながら勉強できる」と著者。
自分がいかに恵まれた環境にいるかを再認識させてもらいました。
「サラリーマンはつまらない」そう思っている方にオススメです!!
黙々とPCに向かい、どんな問題も自己完結…
デキる人間、と聞くとそんな人を想像してしまいます。
取引先にも冗談を言って大声で笑って、何か事が起こると
上司におもねって解決し、複雑なPC操作はできないから
事務員に上手くお願いしちゃう…そんな人はデキる人の
イメージからは遠いかもしれません。
「人たらし」や「人間力」…どんな言葉を使ってもよいのですが、
クビにならないためには最終的には、人とのつながりを大切にしておく、
それが最大の防衛策だ、ということでしょうね。
そんな当たり前のことを親切に教えてくれる本です。
基本的には「年功序列時代」に「社員教育」を受けた人間であれば「あたりまえ」の内容が殆ど。最近の若い世代や「ゆとり教育」をフルに受けて社会人になった方には、知っておいて確かに損はない内容だと思います。
会社に「しがみつきたい」方であれば、本書の内容を必死で実行した方がよいでしょう。といっても「それなりに仕事ができる」前提であることは言うまでもありませんが。
それをうまく表現されている本。
サラリーマンなら知りたい内容ですね。
何事も無い生活だったのにいきなり「クビ」もありえますから。
その理由は、「病気なのに仕事のために会社にがんばって出てくるとは責任感があるやつ」と評価を得られる、とのことですが、単なる風邪と感染症であるインフルエンザの区別がついていないのでしょうか?
その程度の知識しかない根性主義だけがまかり通る中小企業にしがみつきたい人は読んでもいいかもしれません。