LPジャケのでかいサイズで展開する、荒井と古賀のコラボです。
男の子がゴムぞうりを履いて、かいものだかさんぽだか、歩いていく設定の元、町から山間、橋に道路、様々な場所を歩く歩く、その背景は想像力によって、時と場所を越えて広がっていきます。男の子から見れば広がっていて、読者から見れば世界が、日常が、ファンタジーが圧縮されているといえばいいかな。
小さな物語たちの奔放な散乱が楽しいですね。
この画面たちの細部を子どもたちが喜んでくれたらいいのですけれど。それくらいの余裕はなくちゃね。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
かいものさんぽゴムぞうり 大型本 – 2008/11/26
2005年アストリッド・リント゛ク゛レーン記念文学賞を日本で初めて受賞した絵本作家の荒井良二が文を書き、詩人でイラストレーター、デザイナー、ミュージシャンと多彩なアーティストの古賀鈴鳴のコンビによる初の絵本。永遠の時間を感じさせる言葉のリズムの美しさと、少年の心にあふれる夢と冒険の世界を伸びやかに描いた絵はすばらしい調和となっている。1997年に雑誌「絵本ジャーナルPeeBoo27号」の巻頭を飾った作品を11年たった今、加筆し新たに描き直した。LPサイズの大きい絵本!
- 本の長さ1ページ
- 言語日本語
- 出版社岩崎書店
- 発売日2008/11/26
- ISBN-104265810438
- ISBN-13978-4265810437
商品の説明
著者について
1956年山形県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業後、イラストレーターとして活躍。1990年に初めての絵本『MELODY』(トムズボックス)を発表。『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展特別賞、『森の絵本』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞。『スキマの国のポルタ』で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。2005年に授賞したスウェーデンの児童青少年文学賞である「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」では国際的な評価を受ける。自由で豊かな色彩、音楽が聴こえてくるようなリズムのある展開と言葉が調和した絵本の作風が子どもから大人まで人気をよんでいる。今までに、100冊をこえる絵本を手がけている。
登録情報
- 出版社 : 岩崎書店 (2008/11/26)
- 発売日 : 2008/11/26
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 1ページ
- ISBN-10 : 4265810438
- ISBN-13 : 978-4265810437
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,802,135位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 20,343位絵本 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
2グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年2月27日に日本でレビュー済み
LPレコードサイズの大きい大きい絵本。
この大きい紙面いっぱいに、伸びやかに描かれた世界は、ときに夢。ときに宇宙。
子どもなら、ページを捲るのも楽しい作業になるはず。
大きさのゆえ、絵本と一体になって、からだだってのめるようにして
身をのりだすのではないかしら。
ゴムぞうりをはいて、買いものに。そして、それは新しい世界への散歩になる。
散歩ってのが、いい。ちょっとそこまで、が実はいつも不思議な世界につながってゆく。
ドゥンパ、ドゥンパ、ドゥンパ、タットン。
このリズムに導かれて、わたしも知らない国の知らない町に降り立つ。
けれどもそこは、ほんとうはすぐそこの、おなじみの町のような気もする。
買いもの? あったんだっけ? 散歩? どこまで行けちゃうんだろう?
荒井良二さんとよく似たテイストの古賀鈴鳴さんの絵は、やっぱり留まるところを知らぬ勢いで
光も闇も、宇宙も今も全てを呑みこんで、輝きを放つ。
ドゥンパ、ドゥンパ、ドゥンパ。リズムに乗ってどこまでも。
この大きい紙面いっぱいに、伸びやかに描かれた世界は、ときに夢。ときに宇宙。
子どもなら、ページを捲るのも楽しい作業になるはず。
大きさのゆえ、絵本と一体になって、からだだってのめるようにして
身をのりだすのではないかしら。
ゴムぞうりをはいて、買いものに。そして、それは新しい世界への散歩になる。
散歩ってのが、いい。ちょっとそこまで、が実はいつも不思議な世界につながってゆく。
ドゥンパ、ドゥンパ、ドゥンパ、タットン。
このリズムに導かれて、わたしも知らない国の知らない町に降り立つ。
けれどもそこは、ほんとうはすぐそこの、おなじみの町のような気もする。
買いもの? あったんだっけ? 散歩? どこまで行けちゃうんだろう?
荒井良二さんとよく似たテイストの古賀鈴鳴さんの絵は、やっぱり留まるところを知らぬ勢いで
光も闇も、宇宙も今も全てを呑みこんで、輝きを放つ。
ドゥンパ、ドゥンパ、ドゥンパ。リズムに乗ってどこまでも。